鉄道

くずはモールと京阪電車

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前記事からの続き)温泉から樟葉駅前に到着、折角の機会なのでくずはモールに立ち寄った。一部区画リニューアル工事がなされているようで、来月3月22日グランドオープンと書かれた看板もあった。

それで、名前だけは聞いたことのあったくずはモール、入ってみてその広さにびっくり。イオンモールの大規模なところにも引けを取らない広さで、また大勢の客が行き交っている。こんなに繁盛しているとは知らなんだ。

20240211_09それで、ぜひ見たかったのが、某鉄オタ番組でもロケ地となっていた、往年の京阪電車車両が置かれた場所。くずはモールに入ればすぐわかるかと思ったが、上の画像の建物には無くて、道路を挟んだ別の建物、南館ヒカリノモール1階のSANZEN-HIROBAに鎮座していた。

初代3000系の特急車両、テレビカー。2013年引退とのことで結構最近まで走っていた、というか学生の頃に通学で時々乗った覚えがある。既に8000系の新型特急車両も登場していたので、こちらが来たらハズレという印象だったが。テレビも地下だと映らないのよね。

20240211_10「特急」の列車種別表示幕と、「テレビカー」と書かれた車両側面。

20240211_11一帯はちょっとしたイベントスペースになっていて、このときは淀屋橋駅延伸60周年記念の展示がなされていた。

そう、かつて京阪の大阪側終点は天満橋駅で、当時の京阪特急の歌の歌詞が「天満橋から三条へ」となっていた、というのは件の某鉄オタ番組の問題で出てたやつだ。

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そして、車両以外に何と運転シミュレータも設置されているのを発見。前方に映し出される風景はCGではなく実写の映像を速度に合わせて表示するタイプ。以前ロマンスカーミュージアムでやったのと似ている。料金300円と比較的良心的のようだが、並んで待ってまではやらんでもよいかということで今回はパス。

20240211_132600系車両、ただしこれは先っちょの運転室の部分まででぶった切られたもの。背後は絵で描かれている。

この車両は現時点でもわずかながら現役で走っているものも残っているそうだ。

20240211_145000系車両。準急のヘッドマークが掲げられているが、これは見た覚えはない。

20240211_155000系の特徴は、何と言ってもこのラッシュ用ドア。通常の3扉の間にあって、ラッシュ時には座席の部分が上に収納されてドアが開く。

この車両も学生の頃たまに乗った覚えがある。さすがは技術の京阪、という感じだ。2021年に営業運転終了とのことで、つい最近までは現役だったが、もう今は走る姿は見られない。

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近鉄特急あをによし

20240110_1某日、昼前に京都駅に降り立ち、ふと近鉄京都線のホームを見やると紫色の高貴な車両。やや、これは2022年にデビューした観光特急「あをによし」ではないか。

というわけでわざわざ入場券180円(だいぶ高くなったな。初乗り運賃も同額だった)を奮発して購入しホームに乗り込んだ。

20240110_2こちらは駅構内の列車出発案内表示板。これもかつては物理のボードがパタパタ回っていたものだが、ずいぶん前から電光ディスプレイに変わっている。

20240110_3車体側面には正倉院の宝物である螺鈿紫檀五絃琵琶の花柄をイメージしたラッピングが施されている。

なお、方向幕は電光掲示ではなく、昔ながらの物理の幕を巻く形式である。

20240110_4こちらはサロンカー。ゆったりとした座席だ。

なお、この「あをによし」19200系車両は、新造車ではなく、かつて12200系特急車両(通称「スナックカー」)として多数走っていた車両(2021年引退)を種車にして魔改造したものである。ちなみに往時の12200系も、エリザベス女王や昭和天皇もご乗車された由緒ある車両だった。

後で料金表見たら、そんなにぼったくるような値段ではなかったので、今度は乗ってみたいものだ。

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阪急レールウェイフェスティバルin嵐山・2023秋

20231103_01阪急が秋のレールウェイフェスティバルを嵐山で開催するとの情報を得て家族総出で向かう。

阪急電車に乗ろうとしたら1300系のちいかわラッピング車両が登場。運転席の反対側には大きなちいかわうさぎのぬいぐるみが乗務しており、停車しているその先頭車両の姿を撮ろうと多くの人が群がる。

20231103_02阪急嵐山駅は秋の観光シーズン真っ只中のしかも快晴とあって、多くの人で賑わっている。

フェスティバル会場は、駅構内に2線ある留置線の一つに車両を丸ごと利用したものと駅前の広場を用いたところ。正雀工場は何度か訪れているが、今回この会場は初参加。コロナ禍で以前は2019年以来4年ぶりの開催だそうだ。

20231103_03子ども向けにミニボウリングをやっているコーナーもあった。倒すと阪急のノベルティグッズがもらえる。

20231103_04現役状態の運転席に入れてもらえる体験コーナーもあった。ただし、残念なことに触っていいのは車掌・運転士間の連絡ベルだけ。電気笛もタイフォンもドア開閉スイッチも車内マイクも、現に生きているようだが、触っちゃだめのオンパレードだった。というわけで、皆リンリンと鳴らすだけで交代。

20231103_05鉄道に関係なく地元ということで桂高校の園芸部あたりが、栽培した野菜やら鉢植え植物などを販売していた。ここで買った大根を後ほどおでんにして食ったらメチャうまかった。

他にも、何故かJR貨物、小田急、京王のブースもあってそれぞれのグッズなどを販売していた。広場の方の会場では、プラレール使ったくじ引きがあって、どえらい行列なのに子供らが並ぶと言って散々待った挙げ句に2人ともハズレだった。

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亀岡キャンプ

20230923_01まだ9月の記事も書ききれていないので駆け足で記録。最近のこの時期は舞洲のグランピングに行っていたが、コロナも収まったせいか値段がだいぶ上がったので、別のキャンプにしようということで急遽手配されたのが、京都・亀岡市にある七谷川野外活動センター

亀岡市の郊外にある半官半民のキャンプ場のようで、直前でも空きがあり滑り込み。テント泊のスペースもあるが今回利用したのはツリーハウス。キノコのような形をした簡易ロッジで、下からトラップドアのように押し上げて入るのが秘密基地感満載である。なお、ツリーハウスに装備されていた火災報知器が電池切れか何かで、夜中も一定時間ごとに警告メッセージが流れるのが煩わしくてろくに眠れなかったことを付記しておく。

20230923_02その名のとおり七谷川が敷地内を流れており子供らで川遊び。

食事は持ち込んだ食料でBBQ。今回は二家族合同での利用で、キャンプ慣れしたファミリーにおんぶに抱っこで美味い肉などにありつく。

20230923_03敷地内にはアスレチックゾーンもあって、宿泊者は無料で利用できる。

20230924_01翌日。亀岡市内をぶらり観光。まずは並河駅すぐ近くにある並河鉄道歴史公園。0系新幹線の先頭部分(カットされており1両丸ごとではない)やDD51ディーゼル機関車が静態保存されていた。

かつては北陸新幹線の口丹波ルート(敦賀から先、小浜、場合によっては舞鶴を経由して、亀岡を通って新大阪に至るルート)も候補に上がっていたそうだが、今や誰にも顧みられることはなくなった。

20230924_02続いて立ち寄ったのが亀岡運動公園。広大な敷地で駐車場も周囲に複数ある。

子供らは園内にある噴水で水遊びを始めて、結局ずぶ濡れに。ここまでの着替えは想定しておらず、昨日来ていたものを再登板させる事態に。

20230924_03最後に立ち寄ったのは大石酒造。見学もできるようになっている。

20230924_04酒造りの機材などを展示している部屋に一人場違いなマネキンが。これはだいぶ以前の某探偵ナイトスクープで採り上げられた、一目惚れされたマネキン(後に「フォーマル・ハウト」氏と名付けられる)だそうである。

お土産ここの酒造の地酒を購入して、本件イベントは終了。

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東海道・北陸大回りツアー(2)

20230914_01前編から続く)
上野に泊まって翌朝の上野駅。乗車予定の列車まではまだ若干時間があるので、構内を見て回る。

常磐線のホームに止まっていた特急車両は、ひたち・ときわで運用されるE657系のようだ。ずいぶんと吊り目の見慣れないやつである。

20230914_02通勤電車のホームは二段重ねになっており、二階部分の床が線路で切れているので、それをいっぺんに眺めることができる。

上野東京ラインが通っているので直通しているものだと思ったが、上野でこの行き止まりホームを発着する列車もあるのね。

20230914_03新幹線ホームに移動。新幹線の上野駅ホームは地下にある。ずいぶん昔はここが始発駅だったこともあり、確か高校の修学旅行で東北方面に向かった際にここを利用したはずである。

今は東京駅が始発なので、ぶっちゃけ人も少なく寂れている。上野通過の列車もあるぐらいだ。

20230914_04そしてやってきた北陸新幹線かがやき・E7系車両に乗り込む。

20230914_05北陸新幹線は以前に金沢富山間で利用したことがあるので初めてではないが、東京方面はこれが初か。いや、以前長野新幹線と呼ばれていた頃に長野までは乗ったことがあるはずなので、初めて通る線路は、長野から富山まで、ということになろうか。

画像は長野県内、千曲川沿いを走っていたときの車窓風景だと思う。

20230914_06そして終点の金沢に到着。駅名看板のデザインが見慣れたJR西日本仕様に変わっている。

なお、「終点」と呼ばれるのも残りわずかで、来春2024年春には、北陸新幹線は敦賀まで延伸となる。今は空欄のこの看板の右下には、次の駅「こまつ(小松)」が書き足される。

20230914_07超ベタではありますが、金沢駅前の鼓門。

てっきり、北陸新幹線が金沢まで開通した2015年に合わせて作ったものだと思いこんでいたが、鼓門自体は2005年から存在してるらしい。

20230914_08駅から歩いて、これまた超ベタですが近江町市場へ。平日でもそこそこの人出がある。

20230914_09昼食をいただくべく「じもの亭」というお店に入る。平日12時前にもかかわらず既に満席、先客待ちとなっていた。

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ネットで事前リサーチしていた、こに店の数量限定激レアメニュー「本まぐろ中落ち定食」(税込1500円)に幸運にもありつけた。いやあ、超巨大なマグロの骨部分が皿からはみ出している。

スプーンで自ら中落ち部分をすくって食べる。手が脂で汚れるので、ポリエチレンの手袋も支給される。ご飯は普通の白米と酢飯を選べるが、ここは酢飯だろう。だいぶ長時間格闘して無事完食。
20230914_11続いて訪れたのは金沢城公園。金沢城そのものは現存しておらず、城跡であるが、いくつかの門や櫓などは復元したものが建っており、比較的新しくてきれいである。無料で中を見学できるものもあった。

20230914_12公園から敷地が続いている兼六園にも足を伸ばす。言わずとしれた日本三大名園の一つ、よく中継で見かけるのと同じような感じで風景を切り取ってみた。ベタベタのベタであるが、おそらく人生で初訪問なので見ないわけにはいかないだろう。

それで、訪れてみて意外だったのは、兼六園は平地にあるものとばかり思っていたら、周囲の土地より一段高い丘のような地形に位置しているのだった。だがそれだと池の水はいったいどこから調達しているのだろう。

20230914_13駅からはだんだん遠ざかる方向へ歩いて行って、さすがにこの暑い中同じ距離を歩いて戻るのは厳しいので、バスに乗って金沢駅まで戻る。

お土産を買い込んだら、特急サンダーバードで出発。金沢始発で走るのも残り少なくなってきた。金沢発で乗るのはおそらくこれが乗り納め。北陸新幹線が延伸したら、敦賀ー大阪間だけで走るのだろうか。それじゃあサンダーバードというよりも短(タン)ダーバードやな。更には交直両用も要らんがな。いろいろと将来が気がかり。

20230914_14車窓からは、付かず離れずで並行して走る開業前の北陸新幹線の高架が見えた。この風景も間もなく見納め。

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東海道・北陸大回りツアー(1)

20230913_019月某日、東京方面に出張の用事が入った。この機会をとらまえて、以前から一度はやってみたいと思っていた鉄道いちびりツアーを敢行することとした。

端的にいえば画像のきっぷ。京都市内から京都市内となっている。肝心なのは経由の記載。東海・東京・新幹線・金沢・北陸・湖西と記されている。これは、大回りきっぷといって、一筆書きで一度通ったところを再び通らないルートであれば、1枚のきっぷで全区間を通して利用できるという若干マニアックな技である。

ここで重要なのはその運賃。乗車券の運賃は、基本的には距離が長ければ値段が高くなるのは当たり前だが、長距離になるほど、距離の伸び率程には運賃が上がりにくくなるという性質を持っている。具体的には、京都市内から東京都区内までの片道運賃は8360円だが、今回のこの大回りきっぷは、東京から北陸新幹線、北陸本線を経由しておりその総距離は明らかに倍以上になっているにもかかわらず、8360円の倍である16720円よりも安い14080円で済んでいるのである。

ちなみに、JRの場合片道の営業キロが601キロを超えると、往復で切符を買えば1割引となるが、京都ー東京間は600キロに届かないので往復割引の適用はない。

20230913_02前置きが長くなったが旅程初日。京都から東海道新幹線で東京へ向かう。車内メロディは「会いに行こう」に変わっていた。

途中で富士山の姿も拝むことができた。

20230913_03もう一つ果たすべきミッションがこれ。車内販売のワゴンでアイスクリームを買うこと。時代の流れもあり、今年10月いっぱいで東海道新幹線での車内ワゴン販売は終了するのだそうだ。そして新幹線名物とされるこれは「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正確には半角カタカナ表記)と呼ばれ、スプーンも折れるほどの硬さが特徴なのだ。

だから購入してすぐに食べてはだめで、しばらく置いてとけて柔らかくなってから食するのが作法らしい。購入するのはこれが最初で最後となってしまった。よく考えれば、車内販売を利用すること自体めったになかったので、終了してしまうとしても仕方がないことなのかも知れない。

20230913_04東京駅に到着。すぐに駅からは出ずに在来線のホームに移る。東海道線の特急サフィール踊り子が止まっていたので御尊顔を拝する。

関西で暮らしているとなかなかお目にかかれない。増してや乗ることは更に難しい。これの先代車両のスーパビュー踊り子も結局一度も乗ることなく引退してしまった。

20230913_05さてその日の仕事を終えて、上野に移動。本当は東京駅近くで泊まりたかったが、どこも高くてやむなく上野のカプセルホテルとしたのである。

先述の大回りきっぷは、東京で一旦途中下車、そして再び東京から再入場して上野東京ラインで上野途中下車。自動改札機を通すのはドキドキだが、切符は回収されず、途中下車と赤字の印字が付け加えられて出てくる。

そしていったん宿に荷物を置いて、トワイライトタイムのジョギング。不忍池あたりをぐるぐる回る。ちなみにこの池、1つではなく3つぐらいに割れているので、トラックみたいな単一の周回路というのがなかった。それで道を間違えたかな、というときに池のほとりで見つけたのがこの石碑。日本の駅伝発祥の地であることを示している。スタート地点が京都・鴨川の三条大橋付近にあるのは何度も見たことがあるが、ゴール地点の不忍池にあるのを見たのはこれが初めてだったのでちょっと感動。

20230913_06今回上野の泊地としたのが、サウナ&カプセル北欧。自分は温泉好きだがサウナーというわけではないので知らなかったが、ここは「サ道」というマンガ・ドラマの舞台となった場所で、いわばサウナーの"聖地"といった存在なのだそうだ。現にそのドラマのポスターが貼られていた。

「トゴールの湯」という準天然温泉(「準」ってなんやねん)の露天風呂も擁しているが、これは天然温泉ではない。温泉評価では星2つ(★★☆☆☆)だな。

聖地と言われるだけあってサウナが2部屋あり、特に広めのサウナが超アツい。にもかかわらず、手練れのサウナーと思われる利用客が、セルフロウリュウで追い打ちをかける。しばらく頑張ったが、耐えきれず脱出。

20230913_07そして聞くところによればこの北欧ではカレーライスをいただくのがお約束らしいので、食堂でいただく。結構並んで待たされることもあるそうだが、このときはちょっと待つだけで済んだ。

おそらく人生二度目のカプセル泊だが、案の定ろくに寝られず。後編へ続く。

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たいわん紀行(鉄道編)

20230803_t02台湾家族旅行(冒頭記事はこちら)、鉄道関係はこの記事にまとめる。旅程初日(8月3日)からの話ではあるが、新幹線等メインの話題がある旅程3日目、8月5日付けの記事としておく。

台北の空の玄関口、桃園空港に降り立ったあとは、MRT、あるいはメトロと呼ばれる鉄道(現地の正式名称は「台北捷運」)に乗って台北中心部を目指す。空港駅のホームは地下にあるが、程なくして地上に出てしばらく地上を走る。

20230803_t03実は桃園空港は台北からは結構離れたところにあり、そもそも台北市ではなく北隣の桃園市に位置し、台北市街まではそこそこ時間がかかる。まあ、関空や成田空港も似たようなものか。

それで、肝心の車両や車内の様子を撮りそこねてしまった(言い訳すると、ホームドア完備のため、車両撮影が難しい)ので、Wikipediaの掲載画像でも代わりに見てもらえればと思うが、車両の形態は裾を絞ることが多い日本とは違って、上方部分を欠いた台形に近い断面となっている。また、車内の座席が、クッションも布カバーもない、硬いプラスチック状のベンチとなっている。手すりが車内中央部に立っていて、木の枝のように3本に分かれた形になっているのも特徴的だ。それから、ドアの戸袋が無くて、ドアが開く際は車両の外側をドアがむき出しのままでスライドしていく。ホームドア完備だからこそそれでも特に支障ないのか。

ちなみにMRT車内はもちろんのこと、駅構内も含め飲食厳禁、違反すると高額な罰金がある。一方で車内での携帯電話での通話は特段お咎めなしのようで、所変わればルールも違うものである。あと、MRTは右側通行であった。ちなみに台湾では自動車も右側通行だ。

台北車站という、おそらくは台北中心のターミナル駅で降りて地下鉄に乗り換え。空港駅で乗る際に購入した交通系ICカードが全部共通で使える。ちなみに自動改札のバーの形状が日本とは違って、扇子や孔雀の羽根のように開いたり閉じたりする形。また、日本ではICカードタッチ時に「ピッ」という電子音がするが、台湾ではピアノの「ピーン」という音が鳴る。ICカードの残額が減ってくると同じピアノだが「ピピーン」と2打音になり、さらに残額が少ないと「ピロリロリーン」と非常に細かいピアノ打音が鳴る。合わせて、残額いくらです、と言っていると思われる音声が台湾語で流れているようだが、聞き取れない。

20230804_t04旅程2日目・8月4日。その日の早朝にスマホでネット購入した台湾新幹線の外国人用乗り放題パスを引き取りに台北車站まで出向くが、入手はできたものの、利用可能期間は購入日の翌日からとなるため、この日は新幹線以外の利用で観光をすることになった。

九份を目指すべく乗り込んだのは、通称「台鐵」と呼ばれる、台湾の在来線。日本で言えばJRの在来線に相当。花蓮などの東部方面行き特急列車もホームにいたが、特急は特急料金と座席予約が必要なので見送って、普通列車トコトコと向かうことに。やってきた車両は、普通にしてはなかなかに精悍なデザイン。「區間車」との表示は、日本語で言うところの「普通(各駅停車)」の意味。

車内の銘板を見ると、2023 HYUNDAI Rotemと書かれている。今年出来立て、ヒュンダイ(現代)ロテム社製の新型車両「EMU900」というものらしい。車両番号はED948 2と記されていた。新車ではあるが、座席は相変わらず硬いプラスチックである。

20230804_t05普通列車に揺られること50分ほどで、瑞芳(ルイファン)駅に到着。

駅前にはなぜか日本の香川県・金比羅山の社殿のミニチュアが設置されていて、何でやと思い説明を読むと、ここ新北市瑞芳区と香川県琴平町が友好都市を提携しているそうで、それを記念して置かれたモニュメントらしい。

瑞芳駅からはタクシーで九份へ向かうが、それ以降のお話は既に総括編1の後段で記述済み。帰路もこの瑞芳から台北に向かうが、区間快速が来て速そうだったので乗ったものの、途中駅で終点となり別の列車に乗り換えるべきところ、ホームを変わらないといけないことがわからず乗りそこねてしまい、結局は後に来た全区間各駅に停まる普通列車に乗ることとなった。やはり慣れない土地での鉄道をスマートに乗りこなすのは難しい。

20230805_t06旅程3日目、8月5日。メインイベントとも言える台湾新幹線乗車。外国人旅行者向けの乗り放題パスは入手したが、土日祝は自由席しか乗れないそうだ(この日は土曜日)。そこで、台湾新幹線の北側の始発駅である南港駅まで地下鉄で目指す。

これが正解で、12両編成のうち3両ある自由席にバラバラにはなったが何とか全員座れた。その次の台北駅で多数の乗客が乗り込んできて通路にも立っている乗客が大勢、帰省ラッシュ並の状態となっていた。なお、日本語では「自由席」だが、台湾語での表記は「自由座」と微妙に異なる。

20230805_t07台湾新幹線(地元では「台湾高鐵」)の車両T700系は、日本の新幹線700系をベースとしているので、あらやゆる部分が東海道・山陽新幹線に似ている。前座席背面のテーブルとそこに書かれた何号車ですの案内もそっくりだ。

なお、日本の新幹線のような「のぞみ」「ひかり」といった列車名称は無く、121番列車、といった数字の番号が振られただけの無機質な設定。また、速達タイプと各駅タイプ(時刻表を見る限り3段階ぐらい)に分かれており、今回乗ったのは最速タイプだったので余計に混んでいたのかもしれない。

20230805_t08画像は車内出入口上の案内表示。これも日本の新幹線そっくり。さらには、車内案内のメッセージが、台湾語、英語の順で流れるのだが、英語のメッセージを読み上げる女性の声は日本の東海道・山陽新幹線のそれと一緒だっだ。

次に、車窓を見ると、あれっ、列車が左側通行になってんでねえか。調べたところ、台湾新幹線に関しては、車両は日本、線路や設備・運行システムはイギリスからの導入のため、新幹線は左側通行なのだそうだ。そんなのありか。ちなみに台湾メトロの方はフランスの技術導入のため右側通行なのだとか。わけがわからない。

20230805_t09新幹線走行音に関してもう少し述べる。「板橋」という駅を出たあたりから速達タイプは途中駅をガンガン通過し始めるが、疑似ジョイント音(「疑似」なのは、ロングレール化でレールのつなぎ目は溶接し基本的になくしているのだが、それでも若干の音が出るため)の「カコッ、カコッ」という音が結構鮮明に聞こえてくるのだ。これぞ、昔の東海道新幹線で聞こえていた音だ。

日本ではロングレールの技術が向上してしまったためか、いまでは新幹線はもちろん一部在来線でも聞かれることが少なくなったジョイント音が、ここ台湾では健在だったのだ。在来線の場合はスピードが遅いので「ガタンゴトン」と聞こえるが、新幹線ぐらいにスピードが上がると「カコッカコッ」という感じに聞こえる。これは、幼少期に夏休みの帰省で東海道新幹線に乗った時に聞いていた音と同じ。ただし、当時は時速210kmだったが、台湾新幹線は最高速度300km/hで走るので、その音も当時よりだいぶ早回しで聞こえた。

車内の混雑は台中あたりでだいぶ解消、さすがに立ち席の客はいなくなった。途中で雨が降っていたが、終点の左營に到着。乗り込む際の南港では余裕がなく車両先頭部の撮影ができなかったが、降りてからようやくその時間を得た。まあ、そのフォルムは700系新幹線とそっくりである。

20230805_t10左營からは高雄メトロ(MRT)、現地での正式名「高雄捷運」に乗って移動。路線名の正式な名称はわからなくても、路線シンボルカラーと駅番号で何とか理解できる。赤色がおそらくはメインの路線(例えば大阪なら御堂筋線)というのは世界共通なのだろうか。

駅から鉄道博物館に向かっていると、路面電車を発見。これも同じ高雄メトロが市内を環状に走らせているライトレール(LRT)のようだ。

20230805_t11程なくしてハマセン台湾鉄道館に到着。元倉庫だったような建物だ。

現地台湾では「哈瑪星台灣鐵道館」と表記されており、この「哈瑪星」は、ハマセン、あるいはハマシンと発音するようで、その語源は、日本統治時代の俗称「濱線(はません)」が由来だそうだ。2016年の開業と比較的まだ新しい。

20230805_t12鉄道館の周囲にミニトレインが走れる軌道が敷かれており、入館料とは別に乗車料金を払うと乗車できる。子供らだけ乗せようとしたが、一人は大人の付き添いが必要ということで私が一緒に乗る。

走っていく車両は先程見かけたライトレールのミニチュアであった。経路の引き方が工夫されていて、会場一帯を2周するので結構長いこと乗車できた。

20230805_t13前置きが長くなったが、ようやく館内展示を見学。そもそも、こうした鉄道博物館が台北ではなくなぜ高雄、という話からになるが、台湾での鉄道建設はここ高雄から始まったのだそうだ。高雄に港があり、そこからの物資を運ぶ手段としての鉄道だった。その始まりはこれまた日本の統治時代。台湾の近現代史を紐解くに、日本の介在は避けて通れないマターとなっている。

展示内容は台湾の鉄道の歴史や車両といった様々なテーマがあったが、基本館内撮影禁止ということで画像での記録を残せなかった。代わりに、Wikipediaの台湾鉄道館ページから、ジオラマの画像を拝借。台湾の鉄道を適度デフォルメして、台鐵、高鐵はもちろん、各地の鉄道が走る様子を表現していた。

20230805_t14鉄道館のすぐ近くに、昔は高雄港駅だった駅舎を「舊打狗驛故事館」として博物館的に保存している施設もあったので、そちらも見学。無料。ごく小さい造りになっている。

こちらでもうっかり写真を撮りそこねたので、Wikipedia掲載の画像から拝借。

20230805_t15旧高雄港駅周辺はかつて操車場だったからか、広い範囲が公園となっている。一部分は当時の線路もそのまま残っており、いくつかの車両がそのまま静態保存されている。

その中の一つ、CK58という形式の蒸気機関車が鎮座している。ただし、野天の雨ざらしで放置されているせいか、だいぶ腐食が進んでいた。

20230805_t16この日の帰路、左營からの新幹線(高鐵)自由席(自由座)は、始発ということもあり余裕で座れて家族4人で向かい合わせの座席。子供たちが確かに乗ったことの記録として撮影。

20230803_t01台湾での鉄道編は以上とするが、おまけに日本での鉄道関係も記載。時間は遡って旅程初日の8月3日、関西国際空港までのアプローチには特急はるかを利用。

朝早めの時間帯だったので高槻駅に停車するため、高槻から乗り込む。茨木の先で渡り線で貨物列車側の線路に移ったり、新大阪から先は今年開業したばかりの地下大阪駅を経由して環状線合流など、普段お目にかかれないルート取りを満喫。

ただし、特急と名が付いて特急料金を取る割には、大して早くない。特に阪和線に入ってからは待避線のある駅でもない限り先行の通勤電車を蹴散らせないので、結構トロトロと走る。追加料金は、速いことではなく、乗り換えなしで必ず座れる、ということへの対価と理解するしかない。

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時系列がまたぶっ飛んで、台湾からの帰り、8月6日。関空からの帰路には南海特急ラピートを利用。関空アクセスきっぷを購入して天下茶屋で堺筋線乗り換えからの阪急京都線というルートである。

ラピートに乗りたいと前々から子供らからリクエストされていたので、ようやくそれが果たせた。
20230806_t18ラピートの車内はだいぶガラガラ。ここでも確かに乗りましたよという記録のため子供らを撮影。

それにしても関空は遠い。天下茶屋まではまだいいとして、そこから先、堺筋線で高槻市駅行きに乗り、乗り換えが面倒だからとそのまま乗っていたら時間のかかること。ただし、実は乗り換えないつもりだったが途中で子供がトイレと言い出して淡路駅でトイレ休憩、後続の準急に乗ったら結局当初の高槻市行きに茨木市で追いついた。普通が抜かれすぎるのよね阪急は。

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かながわいちびりツアー・鉄道編

20230622_t1かながわいちびりツアー、鉄道関係を一記事にまとめようと思ったら前項ロマンスカーミュージアムだけでたっぷりになったので、それ以外を本稿で記載。

まずは関東遠征初日の6月22日、泊地である町田駅でたまたま赤いロマンスカーGSEに出くわしたので何とか撮影に成功。できればこれに乗る機会を窺っていたが今回は叶わず。

20230623_t1これ以降翌日6月23日分。相武台前駅だったか小田急相模原駅だったか、通過するロマンスカーEXE。

20230623_t2こちらは小田急の通勤用車両。あまり詳しくはないが白地(というかステンレスの無地)に水色のラインが基本カラー。

普通電車はなぜか「本厚木」行きが多い。なお、読み方は「もとあつぎ」ではなく「ほんあつぎ」。

20230623_t3ロマンスカーミュージアムの最寄り、海老名駅。

なぜか発車メロディーに「いきものがかり」の「SAKURA」がオルゴールで流れる。後で調べたところ、このあたりの出身なのだそうだ。

20230623_t4帰路に場面は移って、同じ海老名駅ではあるが、こちらは相鉄こと相模鉄道の方。相鉄本線の終端駅であり、ここから横浜駅まで本線が貫いている。

ところがつい最近になって新線が追加され、新横浜を経由して東急にそのまま直通して渋谷方面にも行けるようになった。おかげで乗り換えなしの一直線で新横浜にアプローチできる。

実は、本当は小田急ロマンスカーで小田原まで行って新幹線に乗り換えを目論んでいたのだが、小田原駅での接続が絶望的に悪く、線形的には一旦遠ざかる方向となる新横浜経由の方が圧倒的に早く帰れるというオチであった。

20230623_t5相鉄といえばあまり馴染みは無いものの、ニュース等でチラッと見かけるこの20000系というイケメンの車両(2019年ローレル賞受賞)に乗れるものだと楽しみにしていたら、残念ながら行き先が違うので乗れず。っていうかJRの新宿駅行き、と表示されており、いったいどこをどう通って行くのか訳がわからない。

20230623_t6新横浜まで向かうのはこちらの東急の車両に乗ることに。これも行き先が高島平となっており、都営三田線の路線上の駅だ。全くもってどこをどう通ればそうなるのか訳がわからない。

せっかくの機会だからと先頭車運転台後ろにかぶりついて見たが、運転席後ろに最初から遮光カーテンが引かれており、全然前面展望は見られなかった。

20230623_t7そんなこんなで程なくして新横浜駅に到着。だいぶ手前からずっと地下を走っていた。この駅も地下駅だ。

相鉄の管轄はここまでで、ここから先は東急の管轄となる。相鉄区間は「特急」という種別だったが、東急区間では同じ直行列車なのに「急行」に変わる。これも訳がわからない。

20230623_t8訳がわからないトドメがこの列車行先案内。乗ってきた高島平行きは都営三田線乗入れ。

画像がややピンボケで見にくいが、次の列車は赤羽岩淵行き。これは東京メトロの南北線に乗入れ。その次は池袋行きだが、これはおそらく東急から渋谷経由で東京メトロ副都心線に乗入れ。えええ、でも海老名で見かけたJR新宿行きは埼京線経由だからそれでも池袋まで行けるんとちゃうのか、やっぱりサッパリ訳がわからない。

20230623_t9新横浜からは一路西へ。ここは狙いすましてN700Sの車両が当たるようにEX予約済み。

なお、20年近く親しまれた車内メロディ「Ambitious Japan」も翌月からは別の曲に変わることとなったそうで、今回がその聞き納めとなった。来年、機会があれば「会いに行こう」。

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ロマンスカーミュージアム

20230623_03かながわいちびりツアー、後半戦は小田急線海老名駅にあるロマンスカーミュージアムを訪問。

ここは2021年に開設された、小田急電鉄の博物館である。関西からはなかなかアプローチしにくかったので、この機会をずっと伺っていた。

20230623_04古い時代の小田急電鉄の車両。奥の映像コーナーでは小田急電鉄の歴史を紹介している。会社としての設立は今年でちょうど100年となるようだ。

20230623_05企画展示か何かで、小田急ロマンスカー以外にも、類似するコンセプトの私鉄車両でブルーリボン賞を受賞したものを紹介していた。

小田急3000形は1958年にブルーリボン賞を受賞。ってかこれがブルーリボン賞制定の初代受賞車両らしい。

その隣は小田急3100形で1964年の同賞受賞。

20230623_06白いロマンスカー、小田急50000形VSEは2006年にブルーリボン賞を受賞。唯一これだけは2008年に乗っている。まだまだ新しく美しい車両にも関わらず、既に引退同然となっているのが実にもったいない。

20230623_07名鉄パノラマカー、京成スカイライナーといった名車が掲げられている。いずれも残念ながら乗った記憶はない。

20230623_08実物の車両展示に戻ってこちらは小田急10000形HiSE。これも1988年のブルーリボン賞受賞。

20230623_09ロマンスカーHiSEの車内。パノラマシート先頭席はさぞや絶景であろう。

20230623_10そしてロマンスカーの代名詞ともなった特徴的な連接台車。

乗り心地はいい反面、メンテナンスが大変でコストもかかるため、先のVSEも早々と引退を余儀なくされた要因であった。現時点で最新の赤いロマンスカーGSEは連接台車ではなくボギー台車となっている。

20230623_11小田急20000形RSE。JRにも相互乗り入れして特急「あさぎり」として運用されていたのだったっけ。これも1992年ブルーリボン賞受賞。

20230623_12別のフロアでは部屋一面にジオラマが設置され、模型の電車が走る。一定時間になるとプロジェクションマッピングと組み合わせた演出が上演される。


演出がされているときの様子を動画でも記録。「箱根湯本」という投影も一瞬出てくるが、ここのジオラマ自体が、新宿から箱根湯本までの小田急沿線をデフォルメして形作られており、主要駅に模型の電車が差し掛かるごとにこのように表示される。

20230623_13屋上のフロアからは海老名駅のトレインビューができるようになっている。

特急の時刻表も掲示されているので、直近の列車を狙ってみたが、残念ながらEXEだった。30000形EXEも立派なロマンスカーではあるが、いまいちプレミアム感が薄い。

20230623_14そしてついに運転シミュレータを発見。入館料とは別に整理券を500円で購入し時間指定となっている。この日は平日だったためガラガラで直ぐに入手できた。

まずは先客の様子をうかがいながら予習。運転席(7000形LSE当時のそのもの)の前に(CGではない)実際の走行時の映像が投影されている。


静止画ではわかりにくいので動画でも少し。後ろから離れてギャラリーしてると前方スクリーンが小さく見えるが、運転席だとスクリーンにかなり近づくので、それなりの没入感はある。あと、動画では記録できなかったが警笛もリアルに鳴って結構デカイ音が出る。ただしミュージックホーンではなくタイフォンである。

20230623_15いよいよ自分の順番が回ってきた。シミュレータでは、難易度設定が3段階ぐらいに分かれているようだが、某電車でGOでの経験をタテに無謀にもいきなり最高難度の設定を選択。その設定だと前方の風景スクリーンには何もガイド表示はされず、制限速度等も投影される風景の信号や標識を見て判断しなければならない。

ただし、実はシミュレータ用に増設された小さいディスプレイ(運転台右側)にも現在の制限速度と、その先の制限予告は表示されるので、それを見ながらの運転となった。運転区間も3通りほどあるようだが、最も線形がよく最高速度110km/hが出せる区間を選択。いざ出発。

マスコン(ワンハンドル式)のクリック感がイマイチで、いま何ノッチに入っているのかがわかりにくい。特に力行を終えて惰行に入ったつもりが、手を離しても自動的にニュートラル位置には戻らないのが非常にやりにくい。さらには、制限速度も結構頻繁に変動して対応が大変。勾配も結構あって、最大で20パーミルぐらいの上り下り(シミュレータ用のディスプレイに制限速度とともに勾配も表示)があり、上りで力行入れるのが遅れてせっかくの110km/h区間にもかかわらず80km/h台まで落ちてしまうこともあった。

そんなこんなでようやく区間終端に到着。途中駅はすべて通過で、停車は最後の1駅のみである。ここも電車でGOで鍛えた腕前の見せどころだったが、停目手前で停まってしまう痛恨のミスを連発。構内再加速を何度かやらかしてしまった。初見でランカーブもわからんままやったらそらそうなるわな。

最高難度の場合、終了後に運転評価が表示されるが、100点満点中の40点と惨憺たる有様。だが、係の人の話では、最上級難度での評価は激辛で、下手すれば0点とかも平気で出まくるところ、初めてで点数が出せるのはまだマシな方だそうだ。これは修行して出直しだな。

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阪急レールウェイフェスティバル2023春

20230528_1この日は、阪急正雀工場で開催された、阪急レールウェイフェスティバルにジュニア達を引き連れて参加。コロナ禍以降オンライン開催が続いていたが、今回からようやくリアル会場も4年ぶりの復活となった。4年前の春秋にも参加していたが、ジュニア達は覚えていない模様(覚えとけよ)。

事前抽選は相変わらず必要で、もはやファンクラブも退会してしまっていたが、運良く当選。入場時間帯も30分単位で区切られていて、会場入場者数が過密にならないよう手を打たれていた。

20230528_2入場のみならず、会場内で参加可能なアトラクションも事前抽選で当選した人しか参加できない、とされているものが相当数あった。

唯一当選してたのはミニトレインの乗車のみ。これは時間指定はなかったが、運転シミュレーターなどはアトラクションの参加時間も指定されているようだ。まあ、コロナ禍前でもこれらは当日の整理券配布で時間は決められていたものだが。

20230528_3特段の抽選等は不要で並びさえすればOKというものもある。これは電池式機関車(BL)。

正雀車庫付近での車両の牽引等を行うのが任務なので、たとえ営業終了後の夜中でも本線上で見かけることはできない。

20230528_4さっきのミニトレインで走っていたのと同規格の車両で本日は非番だったものも展示されていた。

これは二代目の京とれいん雅楽。鉄道模型とするにはかなりデカい縮尺だけあって、かなり精巧に作られている。

自動連結器の体験も並べばOKのアトラクション。左右のレバーを上げ下げすることで、連結器の連結・解放を観察する。動画にて記録。

プシューっと圧縮空気の大きな音が出るが、これは実はよく見ると連結器を動かすための動力として利用しているだけのようだ。それで、連結時に勢いが足らないとロックが掛からず失敗となる。ある程度強い力で突入する必要があるのだ。かと言って、力任せに突っ込むと、連結する側もされる側の両方の車両とも大きな衝撃を受けることとなる。乗客を乗せたままの状態で連結併合する際の運転にはいかに細心の注意が必要かが理解できる。


20230528_5続いて洗車体験で、線路を渡って車両に乗り込む。櫛状に分岐した線路の先にもマルーンの車両がズラッと並んでいる。

20230528_6待機しているのは初代京とれいん6300系。最近は定期運用から外れてしまっており、久々にお目にかかる。

20230528_7
立ち見客が出るまでたくさん詰め込んでから出発。車両の両脇を、緑色の回転ブラシが通過していく。

正確には、ブラシは固定されていて、そこを列車が自力で移動していくのであるが。その様子を動画でも記録。


20230528_8車両貫通扉上部に貼られた京とれいんのエンブレム。2011年に改造されてその10年後の2022年に記念して貼ったようだ。

現時点では全検を通していないようであり、それ故にもう本線を営業運転していない。このまま全検受けないとなると廃車まっしぐらだが、今後の処遇はどう考えているのだろうか。

20230528_9降車際に、魔改造された方のシートにも座ってみた。畳となっておりオシャレだが、結構座り心地は硬かった。

むしろ従来のシート流用でカバーだけ張り替えた方が柔らかい。さすがはデビュー当時ブルーリボン賞を受賞しただけのことはある。
回れるアトラクションも限りがあるので、午前中いっぱいで退散。

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