温泉

竹取温泉 灯りの湯

20240211_05前記事からの続き)
たどり着いたのは「竹取温泉 灯りの湯」。聞いた覚えないなあと思ったらそれもそのはず、2019年頃にできたばかりの温泉施設である。もちろん初訪問。

下駄箱の鍵がIDキーとなっており、支払いもすべてそれで管理する。土日祝料金は970円(風呂のみの場合。岩盤浴は別料金)だが、全て退出時の後払い。下駄箱の空き具合を見るに、かなり混み合っているようだ。三連休の真ん中だものな。

風呂があるフロアは2階。脱衣場からいざ浴場へ。内湯に季節湯の大根湯があったり、ごく微細の泡が出ているシルキー風呂もあるが、これは白湯だろう。天然温泉の浴槽は露天のスペースに。浸かってみるが、あまりインパクトはない。無色透明、ごくわずかに塩味があるような、そして塩素臭。これだけ混んでるとどうしようもないか。ナトリウムー塩化物温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)ということのようで、正確な掲示は見てないがこれだと加水あり、加温あり、循環あり、消毒ありの四重苦はほぼ間違いなさそう。

ほかにサウナ等もあったが、全体的に狭さを感じてしまう。混んでいるから余計にそう思ったのかもしれない。空いていればもうすこしゆったり感を味わえたのだが。それと、これは別の口コミでも見かけた指摘だが、どの大浴槽・サウナにもテレビが備え付けられている。中には静かなスペースがあってもよかったかもしれない。

★★★★☆ まだ施設が新しく綺麗なのはいいが、天然温泉としてはどうか。★3に近い4。
20240211_06風呂を出て休憩スペースでは、ちょっとばかり標高が高い分、窓から遠くまで見通せる。背後は生駒山地だろうか。

この日は最初は晴れていたがその後やや曇りがちの天気で、稜線がくっきりとは見えない。

20240211_07昼食もこの施設内の食堂でいただく。そばが売りのようだったので、それの定食を注文。結構いいお値段で、酎ハイ大と合わせると2000円を超えてしまった。

駅からは若干遠いが、無料の送迎バスが1時間に1本京阪樟葉駅との間を走っているので帰りはそれに乗せてもらった。樟葉駅周辺での一件もさらに別記事で記載。

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箕面温泉スパーガーデン2023

20231126_01急遽日中のみおひとり様自由行動となったので、また温泉目指してワンウェイマラニックを行うこととした。片道10km程度の範囲内はほぼ行き尽くしているので、箕面を目標とする。

旧西国街道に沿う形で、「椿の本陣」の横も通る。以前一度だけブログに書いた覚えがあるなと思い振り返れば、なんと2008年の記事。随分と月日が経ったものだ。

20231126_02一時間半ほどで阪急箕面駅前に到着。紅葉シーズンということもあり多くの人で賑わっている。地元・箕面のゆるキャラ「滝ノ道ゆずる君」が周囲を練り歩いていてカメラを向ける人多数。タスキには北急延伸、と書かれていた。

そう、長らく千里中央駅が終点だった北大阪急行は、来春から箕面萱野駅まで延伸となる。この箕面市内にも駅ができて、御堂筋線に直通するという大チャンス到来というわけだ。箕面まで走ってくる際に新駅を見られるかと思ったが、箕面駅に効率よくアプローチするためにわずかに北側を逸れるルートで来てしまったので見られずじまい。

20231126_03さて、今回の温泉ターゲットは箕面温泉スパーガーデンである。意外にも、このブログでここを採り上げるのはこれが初めてとなる。それもそのはず、箕面~妙見山マラニックでランニング練習した際は石橋(今は石橋阪大前)駅まで電車に乗って銭湯に寄るのが通例であり、だいぶ昔ここを舞台にランナーの大宴会を開いた覚えもあるが、それは確か2002年頃の話で、まだココログのサービスが始まる前だった。

箕面温泉スパーガーデンは、かつては大阪観光という会社が経営していたが、施設が古いということもあり徐々に客足が遠のき、2012年に経営破綻。その後、大江戸温泉物語がスポンサーとなり再建が図られている。その際、一時スパーガーデンは閉鎖され、温泉の利用はホテル宿泊者のみという時期もあったが、現在は日帰り立ち寄り湯としても復活している。

20231126_04ふもとから展望エレベーターで上階にある施設入口へ。秋晴れのいい天気で遠くまでよく見通せる。

確かその昔はエレベーターも有料で、それをケチろうとしてランナーは坂道を駆け上がった記憶もあるが、今は無料となっている。

20231126_05施設入り口。箕面高原ホテルやスパーガーデンのロゴは往時のまま。ただし、奥に大江戸温泉物語の名称が掲げられており経営母体の変更を物語っている。

入浴料は退出時に精算する形となっており、腕バンドのバーコードで管理。ただし入館時に温泉利用なのかランチバイキングも併用するかの申告が必要。温泉利用だと平日1813円、土日祝2253円。なお、この日は26日で風呂の日ということで1703円にディスカウント。中に入ると、まずは靴を靴袋に入れて、館内着となる浴衣が1着支給される。コインロッカーも昔は有料だったと思うが、今は無料。

さて、実に20年ぶりぐらいの入浴。あまりにも間が空きすぎて当時どんな様子だったかをよく覚えていない。ただ、昔はもっとだだっ広くて大きな窓があって明るかった覚えがあるけど、だいぶ変わったなあと感じた。ところが、これはかつては女風呂として使われていた側(現在は「大江戸赤富士風呂」と称するらしい)を利用したからだったということが後で判明。現在は曜日ごとで男湯と女湯が入れ替わっているようなのだ。温泉業者のサイトで確認したところ、この日女湯に割り振られていた方の風呂(「大江戸百人風呂」と称する)であれば、確かにかつての面影が残っている。

全浴槽が温泉ということではなく、細かな泡が出ているシルキー風呂やら檜風呂やらいくつかの浴槽に分かれている。温泉の浴槽では確かに温泉らしさは(弱めだが)感じることはできる。炭酸水素塩泉とのことで、無色透明、わずかに塩分かダシのような味、ほぼ無臭(消毒ありなので塩素臭は当然するもののそれ程酷くはない)、わずかにヌルヌル感あり。4要素に関しては残念ながら加水あり加温あり循環あり消毒ありの四重苦。その他、サウナ、水風呂もある。カランやシャワーについてはさすがにリニューアルされているようだ。シャンプー・ボディーソープ等も備えあり。そういえば昔は網に入ったレモン型の石鹸だった記憶が。

露天風呂もあったが、見晴らしは全然無し。確か、展望の良い露天風呂が作られたと聞いた覚えがあるが、それは併設の箕面観光ホテルの大浴場のようで、スパーガーデンのみの利用客は使えないようだ。

風呂から上がったら浴衣に着替えて館内へ。予想どおり飲食はかなり高めの値段設定。そんなこともあろうかと、昼食は風呂に入る前に箕面駅前で軽く済ませておいた。ここでは生ビールのみいただく。別のフロアでは大衆演劇も上演中で、オバチャン・おばあちゃんあたりの観客を中心にそこそこ盛況のようだ。他に、一昔前のゲーセンにあったレトロなTVゲームのコーナーがあったり、漫画を読めるコーナーもあったりと、温泉以外にもダラダラと過ごせるようにはなっている。さあて、評点どうすべか。

★★★★☆ 泉質的には星2か3が関の山だが、それ以外のエンタメで頑張ってるのと、同様のコンセプトである雄琴のあがりゃんせにオマケで星4つとしてしまってるので、そことの整合性で、かなり3に近い4。まあ今度は潰れないように頑張ってもらいたいものだ。

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丹後ウルトラ応援ツアー

20230917_01この夏はイベント目白押しで記事掲載が遅れに遅れている。故にダイジェスト版であっさり目の記録に留める。

相方氏が、レースの予定を入れないと走らないから、と、以前無謀にもフルを飛び越し初ウルトラとなる丹後ウルトラマラソンの60kmの部にエントリーしており、この日まで地道に練習を重ね本番の日を迎える。単独で車運転して日帰りではさすがに辛かろうということで、義母も含めた家族総出で応援ツアーとして同行した。日曜日の早朝に出発して、久美浜のスタート地点へ。まだ朝なのにすでに暑い。相方氏を含む60kmの部参加ランナーのスタートをお見送り。

20230917_02釣り道具も持参しており、応援がてら釣りもしようと車を走らせるが、なかなかいい場所が見つからない。画像の箇所では結局何もせず。ただ、いい天気で久美浜湾の風景は美しい。

その後、別の場所で1回だけ釣りを試みたが、何も釣れず。

20230917_03釣り場探しにかまけすぎたのと、コースを勘違いして100kmの部参加者しか通らないところまで行ってしまうなどのミスもあり、まともに応援できたのはレースも後半の道の駅てんきてんき丹後付近のみ。

その後、日も沈んでトワイライトタイムとなった頃に、ゴール直前で再び応援成功、要するに相方氏は何と完走。この日は異様に暑く、完走率もだいぶ低かったようなので、その中で走りきったのは見事。

20230917_04レース後は、その日の泊地、京丹後市網野町の夕日ヶ浦木津温泉街にある民宿へ移動。

民宿のすぐ隣が居酒屋だったのでそこで完走祝い。料理も酒もとても良かった。酒処 たどり月というお店だった。

20230918_01翌朝。宿の温泉で朝風呂。泊まったのは「岬別館 岩城」という民宿。今回は素泊まりでの利用だったがもちろん食事付きのプランもある。

それで肝心の泉質の方はだいぶ時間が過ぎてからの記事執筆で忘れてしまったが、成分表示を撮った画像記録によれば、低張性弱アルカリ性高温泉、無色透明無味微硫化水素臭、ph8.47。

20230918_02次男坊は前日のボウズが不満だったらしく、朝早くからリベンジの釣りで義母らとともに出掛けたが、それには付き合わず戻ってきてからの観光でスタート。

まず立ち寄ったのは丹後ジャージー牧場・ミルク工房そら。ジャージー牛が飼われており、ジャージー牛乳のアイスクリームをいただく。

20230918_03次に立ち寄ったのは丹後王国「食のみやこ」。ここは確か以前は「丹後あじわいの郷」という施設だったはずだが、いろいろ訳あって現在はこのような形になっているようだ。

昼食はこの園内にある卵かけご飯食べ放題の店「KUIYA918」でいただく。卵かけご飯だけにしてはかなり強気の価格設定。店先で延々と流れ続ける卵かけご飯の歌にすっかり毒されてしまった。

20230918_04園内にはほかにゴーカートなどのアトラクションもあり、利用の都度料金を払うというスタイル。若干遊園地的な要素もある感じ。画像の方は斜面でそり滑りをするアトラクション。

この後雷雨に見舞われるが、かろうじて車に乗り込むのに間に合う。そして帰路に就いた。他にもちょこちょこ細かい話があったかもしれないが、割愛。

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東海道・北陸大回りツアー(1)

20230913_019月某日、東京方面に出張の用事が入った。この機会をとらまえて、以前から一度はやってみたいと思っていた鉄道いちびりツアーを敢行することとした。

端的にいえば画像のきっぷ。京都市内から京都市内となっている。肝心なのは経由の記載。東海・東京・新幹線・金沢・北陸・湖西と記されている。これは、大回りきっぷといって、一筆書きで一度通ったところを再び通らないルートであれば、1枚のきっぷで全区間を通して利用できるという若干マニアックな技である。

ここで重要なのはその運賃。乗車券の運賃は、基本的には距離が長ければ値段が高くなるのは当たり前だが、長距離になるほど、距離の伸び率程には運賃が上がりにくくなるという性質を持っている。具体的には、京都市内から東京都区内までの片道運賃は8360円だが、今回のこの大回りきっぷは、東京から北陸新幹線、北陸本線を経由しておりその総距離は明らかに倍以上になっているにもかかわらず、8360円の倍である16720円よりも安い14080円で済んでいるのである。

ちなみに、JRの場合片道の営業キロが601キロを超えると、往復で切符を買えば1割引となるが、京都ー東京間は600キロに届かないので往復割引の適用はない。

20230913_02前置きが長くなったが旅程初日。京都から東海道新幹線で東京へ向かう。車内メロディは「会いに行こう」に変わっていた。

途中で富士山の姿も拝むことができた。

20230913_03もう一つ果たすべきミッションがこれ。車内販売のワゴンでアイスクリームを買うこと。時代の流れもあり、今年10月いっぱいで東海道新幹線での車内ワゴン販売は終了するのだそうだ。そして新幹線名物とされるこれは「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正確には半角カタカナ表記)と呼ばれ、スプーンも折れるほどの硬さが特徴なのだ。

だから購入してすぐに食べてはだめで、しばらく置いてとけて柔らかくなってから食するのが作法らしい。購入するのはこれが最初で最後となってしまった。よく考えれば、車内販売を利用すること自体めったになかったので、終了してしまうとしても仕方がないことなのかも知れない。

20230913_04東京駅に到着。すぐに駅からは出ずに在来線のホームに移る。東海道線の特急サフィール踊り子が止まっていたので御尊顔を拝する。

関西で暮らしているとなかなかお目にかかれない。増してや乗ることは更に難しい。これの先代車両のスーパビュー踊り子も結局一度も乗ることなく引退してしまった。

20230913_05さてその日の仕事を終えて、上野に移動。本当は東京駅近くで泊まりたかったが、どこも高くてやむなく上野のカプセルホテルとしたのである。

先述の大回りきっぷは、東京で一旦途中下車、そして再び東京から再入場して上野東京ラインで上野途中下車。自動改札機を通すのはドキドキだが、切符は回収されず、途中下車と赤字の印字が付け加えられて出てくる。

そしていったん宿に荷物を置いて、トワイライトタイムのジョギング。不忍池あたりをぐるぐる回る。ちなみにこの池、1つではなく3つぐらいに割れているので、トラックみたいな単一の周回路というのがなかった。それで道を間違えたかな、というときに池のほとりで見つけたのがこの石碑。日本の駅伝発祥の地であることを示している。スタート地点が京都・鴨川の三条大橋付近にあるのは何度も見たことがあるが、ゴール地点の不忍池にあるのを見たのはこれが初めてだったのでちょっと感動。

20230913_06今回上野の泊地としたのが、サウナ&カプセル北欧。自分は温泉好きだがサウナーというわけではないので知らなかったが、ここは「サ道」というマンガ・ドラマの舞台となった場所で、いわばサウナーの"聖地"といった存在なのだそうだ。現にそのドラマのポスターが貼られていた。

「トゴールの湯」という準天然温泉(「準」ってなんやねん)の露天風呂も擁しているが、これは天然温泉ではない。温泉評価では星2つ(★★☆☆☆)だな。

聖地と言われるだけあってサウナが2部屋あり、特に広めのサウナが超アツい。にもかかわらず、手練れのサウナーと思われる利用客が、セルフロウリュウで追い打ちをかける。しばらく頑張ったが、耐えきれず脱出。

20230913_07そして聞くところによればこの北欧ではカレーライスをいただくのがお約束らしいので、食堂でいただく。結構並んで待たされることもあるそうだが、このときはちょっと待つだけで済んだ。

おそらく人生二度目のカプセル泊だが、案の定ろくに寝られず。後編へ続く。

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おくひだ・あずみのツアー(温泉編)

20230812_s1おくひだ・あずみのツアー(総括編はこちら)、温泉関係をこの項にまとめるが、だいぶ時間が経って記憶も薄れてしまったので、概要の記録のみという感じ。

旅程初日の川遊び場所と同じところにあった「新穂高の湯」。文字通りのオープンエアー露天風呂、混浴風呂で、周囲に囲いも何もなく、川遊びしていて、岩を登ってここはなんだと思ったら温泉やんけ、という状態だった。

ちゃんとお風呂に入るスタイルで全裸の利用客と、川遊びの水着のまま浸かる者が混在する、何とも異様な光景だった。泉質は、もう忘れかけだが、無色透明無味無臭だったような気がする。

20230812_s2川遊びのあとに立ち寄った「ひがくの湯」。基本的に内湯はなく洗い場のみで、浴槽はすべて露天風呂、それも男湯ではさらにもう一段先にも露天の浴槽があるが、素っ裸にサンダルのみで移動というかなり癖強めの温泉。

泉質は忘れかけだが無色透明無味硫黄臭だったと思う。源泉温度がかなり高いので熱めの湯はガッツリ熱い、玄人好みのいい湯だった。子連れでなければもっとゆっくり堪能したかったところ。

20230813_s1旅程二日目、長野県側の乗鞍高原「湯けむり館」に立ち寄り。

比較的きれいな施設だったが、利用客数の割には洗い場も浴槽もやや手狭に感じる。サウナも水風呂も無かった。内湯と露天風呂の浴槽があり、泉質は乳白色に濁った硫黄臭、だったと思う。

夕食もここの食堂でいただいたが、特筆するところは無い感じ。

20230813_s2番外編。今回のツアーで利用した泊地のロッジは私有の別荘的な建物で、シャワー程度しかなかった。そこを、すぐ近くの「ペンション山の湯」さんにある外湯の露天風呂をお借りすることができた。

20230813_s3数人入れば一杯になってしまうようなごくこじんまりした露天風呂で、本当に浸かるだけの外湯だが、岩が設えられて一面森が見渡せる開放的な景観。

お湯もひたすら源泉かけ流しの贅沢な設定。泉質は無色透明無味硫黄臭、だったかと。早朝早起きして誰もいない時間帯に独り占め。これは優雅なひとときであった。

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たいわん紀行(温泉編)

20230804_s1台湾家族旅行(冒頭記事はこちら)、旅程2日目、8月4日の後半戦、温泉の話をこの項に記載。台湾にも温泉があって、特に台北では地下鉄に乗って手軽に行ける温泉があるという。それが北投温泉。

台北中心部から地下鉄で30分ほど、一度乗り換えて一駅だけ単線区間の終着駅・新北投駅で降りると、既に温泉街の入口にかかっている。しばらく歩いていくと、北投温泉博物館なる建物があったので、立ち寄る。無料。建物の画像は自身では撮り損ねたのでWikipediaのページから拝借。どうやら、この建物は、かつての日本統治時代に公衆浴場だった建物を改修し、温泉を含む当時の歴史やら風俗やら何やらを伝えるための博物館となっているようである。建物内の随所に、日本の銭湯(それもだいぶレトロなもの)そのままやん、という往時を再現した展示がなされていた。

しかし、温泉に入れると思っていた子供らにとってはこれが不満だったようで、早く温泉に行こう、つまんないと連発。展示内容自体は興味深くもうちょっと見たかったのにせっつく子供ら、先に温泉に行かないからだとなじりだす相方氏と、険悪な雰囲気になってしまった。ただ、そのわずか先にあった温泉は、清掃時間帯に当たってしまい、しばらく入場できず(直接温泉に向かっていたところで、どのみち入れなかった)。仕方なくちょっと時間をつぶすために、温泉の隣ぐらいにあった北投梅園というところに入る。ここも日本統治時代に建てられた和洋折衷の邸宅が、その後紆余曲折を経てこれまた解体を免れ歴史的建造物として改修されたものらしい。周囲が公園のようになっておりそこのベンチで温泉再開まで待つ。

すると、「日本の方ですか」と日本語で話しかけてくる年配紳士の姿。どうやら、近場をジョギングか散歩をし、その後に温泉に入ろうとして我々と同様に時間待ちの地元の方のようだ。温厚そうだしこちらも時間を持て余していたので、なし崩し的に四方山話を日本語で交わす。聞くところによれば、件の紳士は、戦時中に台湾から日本に労働要員として連れていかれた人達が、その後も日本にとどまった人と台湾に帰った人とで離れ離れになったのをつなぎ止め交流を図ってきた団体の役員をボランティアでされており、よく日本を訪れるのだそうだ。道理で日本語が流暢なわけだ。さすがに年配とはいえ実際に戦時中から存命というわけではなく、その団体活動の継続に戦後世代でも参画されているのだと思われる。台湾の歴史を紐解くと日本による占領は避けて通れない話だが、今でもその影響があちこちに残っているということを実感。それ以外にも、同じ台湾内でも北部の台北と南部の高雄では話し方が若干違って、いわゆる方言のようなものはあるとかいろいろな話を伺った。

20230804_s2そうこうしているうちに温泉の再開時間が到来。「千禧湯」という名前の公衆浴場で、入浴料60台湾ドル(子供は30ドル)、何と交通系ICカードのキャッシュレス決済も利用可能。

銭湯というよりもスパリゾートで、水着着用が必須の混浴である。海外の観光客も多く、非常ににぎわっている。貴重品ロッカーは10ドルで返却されないタイプ。プールのように着替えとシャワーをするブース(男女別)がある。

20230804_s3水着着用とはいえ、さすがに浴場内は撮影禁止なので、画像はまっぷる(昭文社)のページから拝借。

やや斜面になった敷地に、上段からあつ湯、だんだん下がるにつれて何段階かに分かれてぬる湯となる構造。基本的にみな露天となっている。夏の日差しを遮るべく上方にワイヤーを渡してカーテン状に日陰を作るようにはしていた。あと、最上段の最も熱い湯のところだけ屋根が設けられている。

一箇所だけ水風呂となっており、なぜか謎ルールとして水風呂利用の際は水着だけでなく水泳キャップ着用が必要とされている。水着は持ってきていたが水泳帽は持ってなかったなあ、と困っていた矢先、先ほどお風呂前に出会った紳士が、温泉施設の係員に掛け合って水泳キャップを借りてきてくれたのであった。何たる親切、台湾の方々は基本親日的と聞いていたが、実際そうなのだなあと体感した。

泉質の方は、無色透明、味は、塩味がしたような気がしたのだが忘れてしまった。そして硫黄臭。聞くところでは、ラジウム泉の青湯で強酸性とのこと。だから長時間浸かってはいけないし、上がる前はしっかりシャワーで洗い流す必要がある。実は次男坊が背中がかゆいかゆいと言い出して、蕁麻疹に似たような症状が出た。肌が弱い人は要注意かもしれない。ちなみに、44℃ぐらいある一番熱い湯と、水風呂を交互浴すればサウナなしでも文句なく整う整う。

★★★★★ いろいろと制約がうるさいところはあるが、台北来たなら一度は寄るべし。

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湯快のゆ 寝屋川店

20230702_1子守当番非番のこの日、またしても温泉目指してワンウェイマラニック、目標は「湯快のゆ 寝屋川店」。安威川沿いから淀川新橋を渡った先あたりで距離は短く、9km程度しか無かった。それでも暑くて汗だく。

さてこの施設、以前は「湯元一丁 ねや寿の湯」という名称で15年前にも走って行った記録があるが、その後2016年に経営資本の変更によりリニューアル・名称変更となってるそうである。

それで、「湯快」という名前やロゴ等を見ると、湯快リゾートを想起させるのだが、経営は湯快リゾートではなく、Courage(カレッジ)という名前の会社。関連会社としてTOAI(かつての東愛産業)という会社が上がってくるが、これはジャンカラなどを経営しており、その一角で湯快のゆもやっているようだ。湯快リゾートも元々は東愛産業の傘下にあったのだが、その後は日本企業成長投資、ローン・スター・ファンドと投資会社に転々と売却されている、というのが現状であると後で調べて判明。

前置きが長くなったが肝心の温泉、15年も前だともはや覚えていないが、露天エリアの三段構成の浴槽とかは多分オープン当時から変わっていなかったような気がする。泉質派無色透明、ごく僅かに塩かダシのような味、塩素臭は特には気にならず。天然温泉には間違いはないのだろうが、いまいちパンチ力は薄い気がする。源泉温度は低く加温してるはずだから、あえて加温してない源泉水風呂なんてのがあってもよかったかもしれない。

屋内の方には人工の炭酸泉もあるが、これはやや塩素臭が気になった。洗い場にはもちろんシャンプー、ボディーソープの備え付けはあるが、カランなどの設備は若干くたびれた感あり。そこのリニューアルはしてないっぽい。

★★★☆☆ 15年前は星4つだったみたいだが、泉質が上がるはずもなく、施設が古びた分で今回は3つ。
20230702_2昼ごはんもこの施設の食堂でいただく。隣に同資本系列の焼肉屋もあったが、まあここでいいかとホルモン炒め定食。特に期待してなかったので案外美味しくてよかった。

そのほか、フリードリンクや漫画コーナー、何故か懐かしのファミコンらしきゲーム機まで無料のコーナーもあり、のんびり過ごすこともできるようだ。

温泉施設の送迎バスが寝屋川市駅までは出ているのだが高槻方面に帰るには使い勝手が悪い。15年前はそのまま走って帰ったと記録があるが、温泉近くに菅原神社バス停があって、寝屋川市駅と茨木駅を結ぶ京阪バスの路線バスが通っているので、それに乗って阪急茨木市駅経由で帰途に就いた。

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野天湯元 湯快爽快 ざま

20230623_01
関東遠征の任務翌日は、一足早く夏季休暇1日分を行使して、かながわいちびりツアーを敢行。前段の予定は何も考えていなかったが、移動見込みの経路上に温泉があるとわかったので、行き当たりばったりで訪問。小田急小田原線の相武台前駅から歩くこと20分弱ほど、野天湯元 湯快爽快 ざまに到着。

平日なので料金は800円だが、精算は退出時にまとめて行うらしい(キャッシュレス可)。下駄箱の鍵と交換でバーコードの記されたリストバンドを渡される。

脱衣場を出て内風呂、カラン等はややくたびれた感はある。ボディーソープ等の備え付けあり。人工の高濃度炭酸泉もあるようだがそれはすっ飛ばして露天エリアの天然温泉浴槽へ。おお、黒い。久しぶりのコーヒーだ。黒褐色でダシのような薄めの塩味、わずかに金気臭、若干のヌルヌル感あり。いかにも温泉らしさを感じさせてくれるいい湯、これぞモール泉だ。
20230623_02後で館内に貼ってあった成分表によれば、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉、低張性・弱アルカリ性・温泉ということのようだ。この露天ゾーンの素晴らしいところは、源泉かけ流しの浴槽とその源泉を加温した浴槽がとなりあっており、加温浴槽で温めてはぬる湯からやや水風呂に近い低温の浴槽に移る交互浴が源泉のみで味わえることだ。もちろんサウナや水風呂も内湯に完備されているが、それに頼らずとも、ホットコーヒーとアイスコーヒーのお代わりで整う、極楽仕様なのだ。

★★★★★ 他にも食事処や休憩スペース等あるようだが、それらをチェックするまでもなく露天風呂の冷熱源泉コンボで文句なしの星5つ。

なお、温泉のすぐ近くにイオンモール座間があり、そこから小田急相模原駅とを結ぶバス(直行便)があるので、極力歩きを少なくしたいならその方がベスト。小田急江ノ島線の南林間駅に向かうバスもあるとのこと。

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天然温泉 満月

20230618_1父の日のこの日、子守当番は「非番」で単独自由行動OKとなったので、久々に温泉目指してのワンウェイマラニックを敢行。

出発時間がお昼前と中途半端になってしまったので、昼ご飯をランの途中でいただくことにした。安威川河川敷に出てしまうと店がないため、その手前の道路沿い、茨木市鮎川にあるとんかつ店「大富士」を訪問。まだ12時少し前だったので他の客はおらず。老夫婦2人で切り盛りしているようだ。

20230618_2とんかつ定食(1200円)をいただく。やや強気の価格設定だが、それに見合うだけの品質はある感じだ。デミグラスソースも旨い。画像では取りそこねたがお吸い物も付いていた。

20230618_3さて昼食後にランニング再開で、定番の安威川河川敷を走るが、他に走っている人の姿が皆無。梅雨の中休みで、しかもカンカン照りではなく曇りで、走るにはちょうどよい気候だったのだが。

それで、距離表示のあるランニングコースの終点を過ぎてもずっと左岸側を走っていったら、途中およそ道とは言えないほどに雑草が茂る区間に何度も突っ込む。今さら引き返すのも癪だからそのまま前進強行。半袖半パンで走ってたので脚や腕のあちこちが雑草で擦れてかぶれたようにもなってしまった。最後はほとんどアドベンチャー状態になりつつ、中環とぶつかるところでようやく歩道に復帰。やはり距離表示終わったあたりで左岸から右岸に移らないとアカンようだ。

目指すは阪急京都線上新庄駅だが、これも河川敷から阪急沿いにピタリと沿う道が無いようで、かなり回り込んでの到着。アプリ計測によれば15kmほどらしい。

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本日のゴールは「天然温泉 満月」。上新庄駅すぐ近く。2016年頃のオープンだそうでまだ比較的新しい。看板に書かれた字がやたら下手くそに見えるのは敢えてそういうデザインなのだろうか。運営会社は東亜観光となっているが、パチンコ屋経営の会社とはたまたま同名の別物なのだろうか。後で調べてもよく分からず。

玄関の靴箱はコイン不要で鍵をかけてその鍵と脱衣所ロッカーの鍵を交換する形式。料金は土日祝で790円と近年にしては比較的リーズナブル。券売機は現金のみ。

脱衣所ロッカーは番号が指定されている形となる。脱いで素っ裸になってから階段を上がって2階が浴場となっている。おそらく敷地が狭いので同一フロアにできなかったのだろう。

内湯の洗い場のそばに天然温泉の浴槽あり。カラン等の設備はまだ新しさを保っている。ボディーソープ等も備え付けあり。そして泉質はほぼ無色透明無味、わずかに塩素臭。弱アルカリ性・低張性・低温泉とのことで若干のツルヌル感あり。

露天エリアにも天然温泉浴槽があったが、何と緑色。入浴剤を入れているようだ。これは残念。他に人工の高濃度炭酸泉もあったが、かなり狭い。4、5人が浸かるともう満杯だ。サウナもやや狭い。水風呂はとても冷たくてGood。

★★★☆☆ せっかくいい湯を掘り当てたのに、もうちょっと何とかならなかったものか。弱アルカリ性は美肌の湯ということで、かぶれてた腕や脚の皮膚の回復も心なしか早かったような気がする。

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湯快の湯 門真店

20230226_3前項から続き)
マラニックの目的地は、神門湯処 湯快の湯 門真店。今回は走ってきたが、公共交通機関となると駅からは若干離れており、大阪メトロ長堀鶴見緑地線門真南駅からで徒歩20分、他に京阪古川橋駅、JR住道駅から路線バスとなる。無料送迎バスもあるにはあるが、平日のみ運行という謎仕様。広い駐車場があるので、基本車で来い、というコンセプトなのだろう。

なお、この施設、以前は「門の湯」という温泉施設だったが、2016年頃に経営主体が湯快リゾートに移ってリニューアルオープンされているとのこと。旧施設には一度行ったことがあるような気がしていたが、過去のブログ記事にも記録はなく、今回が新旧含めて初訪問となるようだ。

玄関で靴をロッカーに入れる。100円玉が要るが返ってくるタイプ。入館料は土日祝料金だと980円、券売機はキャッシュレス不可。@ニフティ温泉のクーポンが使えたので、岩盤浴(土日祝料金600円)は無料で追加できた。

2階に上がったところに大浴場。まずは洗い場に向かったが、カランの温度調整がイカれているのか、3台も続けてまともな温度のお湯が出ない状態だった。見た目もだいぶくたびれている感じだ。内湯に高濃度炭酸泉、ラジウム鉱泉があるがいずれも人工のもの。露天エリアの浴槽も白湯のようである。特段の掲示もないので、天然温泉ではないという理解でよいだろう。

せっかくなので岩盤浴の方も利用させてもらう。コロナ禍における混雑回避のためか事前予約制となっていたが、他に利用者はおらず貸切状態。受付で貸与された岩盤浴用の館内着を着て2階奥の岩盤浴コーナーへ。低温用と高温用の2種類あってそれぞれ6人ずつぐらいの仕切りが施されていた。しばらく寝転がっていると汗びっしょり。そもそも普段から岩盤浴は利用しないので、これが他と比べてどうなのかは評価しづらい。悪くはないんだろうが、自分ならわざわざ追加課金してまでは要らないかなあというところ。大浴場にサウナも当然あるのだから。

お風呂を上がってからのリラクゼーションコーナーでは、ソフトドリンクの無料サービスとマンガ読み放題になっていた。かなり混んでいて空いているシートがほとんどない感じ。フリードリンクのうち冷たいものは全部何かのシロップを炭酸で割るタイプ。他にホットコーヒーなどもあった。同施設1階は飲食レストランとなっている。

★★☆☆☆ 天然温泉でない場合は基本基礎点2つ星までとしているところ、フリードリンクやクーポン利用での岩盤浴サービスは評価できるが、カランの不備や、土日祝の送迎バス無し、やや強気の料金設定による相殺でそのまま。

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