温泉

箕面湯元水春2025

1000006633この日子守当番は非番だったものの、早朝から自治会の用事や不具合が起きた家のノートPCの復旧作業やなんやかんやで走りに出かけるのに出遅れたのと、期限切れ間近の回数券が余っているということもあり、近場だが箕面水春までのワンウェイマラニックに出発。

ルートは基本的に旧西国街道沿いで何度も通っている道、終盤だけちょっと逸れて箕面の新興住宅街のややアップダウンのある車道を経て到着。11kmを1時間10分ほど。梅雨入り直前で曇りだが雨は振らずでむしろ走るにはちょうどよかった。

1000006625それで箕面水春自体もこのブログ記事でこれで3度目、前は昨年2月に来たばかりである。

結構混んでいて、お湯も塩素臭がひどく、温泉として見るべきものはほぼない。

1000006627風呂から上がると昼をもうだいぶ回っていたので、併設の食事処でビールセットをいただく。そこそこのお値段。だから前回は寄らずに帰ったんだっけ。

1000006628ここで関心を引いたのが注文システム。この手の温泉施設で定番のリストバンドにあるバーコードを、席にあるセンサーにかざすと、誰が注文したのかがひも付き、タッチパネルで注文すればそれでおしまい。店員を呼ぶ必要がないのだ。何なら湯茶もセルフサービスになっていた。こうやってどんどん省力化して人手不足に対応していくんだろうな。

自分は全然オッケーだが、こうした機械が苦手な高齢者などは戸惑うかもしれない。現に、昔どおりの呼び鈴で店員を呼んで、メニュー見ながら口頭で注文するお客もいた。

1000006629そして退出時の精算も今やタッチパネル機械。先ほどのバーコードをかざし、ビール代千何百円かをキャッシュレスでもお支払い可能。有人対応無しで出られてしまった。

今後ますますこのような無人化が進むのだろうな。

1000006630さて帰路は、1kmにも満たない距離を歩けば北大阪急行の箕面船場阪大前駅に着ける。1年前は開通前だったので、今回延伸期間に初めて乗車した。

よく考えたら、この駅は地下にあるが、もう一つ北の先にある終点、箕面萱野駅は地上。南に向かって乗っても、またすぐ地上に出て、そしてかつての終点千里中央は地下で、また地上に出てを繰り返す。丘陵地帯のアップダウンを実感。

1000006634摂津富田まで帰ってきて、まだ飲み足りないしちょっと食べるものもということで、立ち呑みけさたんとを訪問。鯛のタタキとイカスミおにぎりを日本酒とともにおいしくいただいた。

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天然温泉テルメ龍宮

1000006159マラニックゴール後の温泉についてこの記事にまとめ。

今回立ち寄ったのは、大阪市港区港晴にある「天然温泉テルメ龍宮」。駅で言うと大阪メトロ中央線の朝潮橋駅と大阪港駅のちょうど中間あたり。やや古びた感のある白いビルの高いところに温泉マークの冠。

1000006160入り口には「ランナーズ銭湯」のポスターが掲げられていた。ここに着替え等の荷物を預けることができ、走ってきてここへ帰り着いたらそのままお風呂に入れる素晴らしいサービスだ。誰か練習会企画やってくれないかな。

銭湯料金520円を払って風呂場へ。脱衣場、浴場あたりはごく普通の銭湯である。銭湯なのでシャンプーやボディーソープの備え付けは無い。最近滅多に出番のない携帯用シャンプーとソープのボトルを使って体を洗う。

そしていよいよ御本尊の温泉浴槽へ。それは露天風呂のエリアにあり、事前の情報によればなんと源泉かけ流しという贅沢ぶり。まずは手前にある浅い寝湯のような浴槽に寝そべる。湯口から最も遠く浅いこともあり、ぬるめの温度。

メインの浴槽は、壁面も底面も析出物で黒茶色にコーティングされており、お湯の色がよくわからない。自分は底の色を補正して無色だと判断したが、薄い紅茶色と示しているサイトもあった。濁りはなく、無味、モール臭、ツルヌル感はなし。この香りが温泉味あふれていてよい。水面に細かい垢のようなものが多数漂っているが、これは湯の華的なものだろうか。

泉質としては、低張性ー弱アルカリ性ー高温泉の単純温泉。四要素は、加水なし、加温なし、循環なし、消毒なし(ただし営業時間外のみ消毒ありとのこと)と文句無しの源泉掛け流し。

★★★★★ これだよ、こういうのを求めているのだよ。

温泉浴と水風呂の交互浴を行って、整う。有料のサウナもあるが、そんなのなくても問題なし。それで、上がろうとしたら、下へ続く階段のようなものがあり、トイレかと思って行ってみると、何と地階にも別途の浴場があった。何だこの秘密基地感。内湯の洗い場が若干手狭なので、混雑時のバックアップというところだろうか。

1000006161風呂上がりに缶ビールを飲みながら、ロビーの掲示を見ると、この4月から料金600円に値上げとの記述。一昔前のスーパー銭湯並みになってきた。

物価高で銭湯経営も大変と聞き、やむを得ないところか。この銭湯はずっと絶えずに続いてほしいものだ。

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こうわの湯

1000005532前稿から続き)はるばる30km弱走ってたどり着いたのは、大阪市大正区千島にある「天然温泉 こうわの湯」。

口コミの情報によれば、かつては「やまとの湯 大正店」だったものが10年ほど前に閉店し、経営主体が変わって現在の名称で居抜きしているということのようだ。ニフティ温泉に加盟しており電子チケット利用可とのことで、サイトからクレジット決済で購入して入場、800円也。下駄箱の鍵(返還されるが100円玉要す)とロッカーキーを交換する形となる。

脱衣場を抜けていざ浴場へ、洗い場にはシャンプーボディーソープの備え付けあり、カランは若干くたびれた感じだが、シャワーヘッドだけはやや新しめで一度更新しているのかも。

で、肝心の浴槽の方だが、これが天然温泉浴槽です、と特出しで掲げられているものが見当たらない。とりあえず片っ端から順番に浸かってみるが、入浴剤が入れられていたり、高濃度炭酸泉とあるのは人工だろうか、ただ浸かっても全然泡がつかない。壺湯などそれらしき浴槽でチェックしても、無色透明やや塩素臭、温泉らしさを実感できなかった。他にもサウナ、スチームサウナ、水風呂は備えられている。

1000005534後で入り口に掲げられている案内を見ると、全浴槽天然温泉、と示されていた。ううむ、本当だろうか。一応、館内には令和5年ぐらいの日付で、温泉検査の結果は掲げられているのだが。

全浴槽まかなえるだけの湯量があるなら、消毒なし源泉かけ流しの浴槽を少々用意したうえで、入浴剤やら炭酸泉の浴槽はわざわざ温泉湯に混ぜものせず水道水でええがな、という疑問が残った。

★★★☆☆ スーパー銭湯としては及第だが、天然温泉らしさを感じられず、2に近い3。

併設の食事処はあったのだが、厨房や券売機は閉鎖されておりずっと休業状態のようである。缶ビールも置いてないのか、と思ったら、自動で生ビールをジョッキに注ぐ機械だけは稼働していた。小ジョッキに近いサイズで300円也。

大阪国際女子マラソンの上位ゴールをテレビで見届けてから、帰途へ。バスに乗るのがセオリーのようだが、大正駅まで2kmほどを歩く。大阪環状線がトラブルで止まっていたので、大阪メトロ、阪急経由で帰宅。

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スパスミノエ

1000005430前項からの続き)大阪メトロ四つ橋線住之江公園駅からだと徒歩4〜5分程度、スポーツやアミューズメントの複合施設が立ち並ぶ一角にある「スパスミノエ」に初訪問。

以前から、大阪マラソン出場・応援の際にその存在は知っていたものの訪れる機会がなかったが、今回は自宅から30km余りのジャーニーランの末ようやく到着。

玄関で靴を下駄箱に入れるが、100円玉は不要。土日祝の利用料金は850円で、券売機では現金のみだが、券を買わずにフロントで申し出ればクレジットカードほか電子決済での料金支払いも可能。

早速脱衣所を経由して浴場に繰り出すが、どれが天然温泉浴槽なのかよくわからない。内湯、露天風呂のそれぞれでこれが温泉かと思われる浴槽でテイスティングするも、無色透明無味塩素臭。わずかにツルヌル感はあるような、という程度で、いかにも温泉というインパクト、パンチ力は感じられなかった。あと、露天エリアの温泉と思われる浴槽は湯温がぬるめで、寒い冬の日にはちとつらい。

他にも、サウナ、水風呂、人工と思われる鉱石泉、炭酸泉などもあったが、全体的にだいぶ混雑しており、ゆったりと思い思いの湯に浸かる、という余裕がなかった。

★★★☆☆ 天然温泉で大地のパワーをゆったり感じたいというニーズにはだいぶ足らざるところ散見、★2に近い3。

シャワーでお湯を出すとジョイント部から漏れていたので、きちんとメンテナンスするか、リニューアルが必要だろうとも思った。

1000005431不ロ風呂を上がって、食事処で一杯。既に夕方3時4時あたりなのでガラガラ。

ここの鶏唐揚げはとても美味しかった。というか、ここの食堂は「本家さぬきや」が運営主体となっており、風呂屋が片手間にではなく飲食専業業者だからまあ当然といえば当然か。

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さどしま紀行(温泉編)

1000004387今回の佐渡ヶ島旅行、宿泊施設の手配は私に任されたため、個人的趣味で「温泉に浸かれる宿」を条件に選択した。

時系列は前後するが、旅程初日に泊まったのが「佐渡八幡温泉 八幡館」。八幡は「やはた」と読む。佐渡ヶ島全体の中で位置としては、真ん中のくびれた平野部での西の端のあたりということになる。佐渡、というより新潟県内で最初に政府登録国際観光旅館となり、かつて昭和天皇皇后両陛下も宿泊に使われた、佐渡を代表する旅館の一つだそうだ。

1000004388佐渡ヶ島の西の端の海近くということで、チェックインしたら部屋から海や沈む夕日が見られる。

旅館の立地は真野地区八幡という比較的開けた市街地ではあるが、旅館敷地の周りがだいぶ広めの松林になっていて、住宅街とかが直接には見えないというのが落ち着いた雰囲気をもたらしている。

1000004392それで、肝心の温泉の画像を撮りそこねる痛恨のミスをやらかしてしまい、こちらは大浴場入口に掲げられた看板の画像。

書かれているのは「佐渡八幡 自噴天然温泉 しっとり肌になじむ滑らかで豊富なお湯は、昭和51年より1時間に5屯が自噴する湯量で地下1000mより噴出する源泉かけ流しの天然温泉森林浴を兼ねた露天風呂で日頃の疲れをごゆっくり癒やして下さい」というメッセージ。

脱衣場はカゴだけで鍵のかかるロッカーはないので、貴重品は部屋かフロントに預ける必要がある。浴室は、内湯、露天風呂ともに温泉浴槽。床にびっしりと張り付いている析出物の皮膜がいかにも温泉らしさを醸し出している。

泉質はナトリウム塩化物泉とのこと。ほぼ無色透明、塩味、わずかに金気臭かモール臭っぽいニオイがする。化石海水なんだろうか。他には小さいながらサウナと水風呂もあった。露天風呂からは、敷地の周りの松林が見える。

★★★★★ 奮発した甲斐あって、文句なしの星5つ。なお食事等はグルメ編へ。
1000004408続いて旅程二日目の宿は、小木港の近くにある「旅館 かもめ荘」。佐渡ヶ島全体の位置では、南西(左下)の端っこの方に当たる。

各部屋にはもちろんエアコンが効いているのだが、ロビーや廊下等の一帯はエアコンがないのか、この真夏だとかなり厳しい。

1000004409さて温泉の方は、成分表等が掲げられていたのでその記録を紐解くと、ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(低張性アルカリ性高温泉)となっていた。

無色透明塩味(と若干の苦味)無臭、若干のツルヌル感あり。四要素の明確な表示はわからなかったものの、気温の低いときのみ加温することあり(ちなみに源泉温度は44℃)と書かれていた。旅館の温泉紹介ページにも源泉かけ流しと記載があるので、それで間違いないだろう。

屋内露天の両浴槽とも温泉のようだ。画像は露天風呂の方。小さいながらサウナもある。日帰り入浴もやっているようである。

★★★★☆ 脱衣場が暑くて、風呂上がってからが夏は厳しい。そのことをもって減点1。

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極楽湯 枚方店

20240512_11前項からの続き)
極楽湯枚方店に到着。前名乗りに「天然温泉つくもの湯」とも書かれているが、これは後から考えると、この極楽湯は、極楽湯HDの直営店ではなく、車用品メーカー・ソフト99コーポレーションの子会社・アスモ(株)が経営するFC店だから(九十九=つくも)だと合点がいった。

玄関下駄箱は100円玉要リターン式で、入浴料は券売機で520円を払う、現金オンリー。この手のスーパー銭湯にしてはだいぶ価格控えめだ。脱衣場ロッカーも100円玉要のリターン式なので、小銭を持っていないと詰む。

さて浴場へ進出。洗い場のカラン等はまだ新し目のようだったが、これは施設自体がまださほど年数が経っていないのかリニューアルしたのか。なお、スーパー銭湯にしては珍しくシャンプー、ボディーソープの備え付けが無い。入浴料を抑えた分こういうところでコストカットしているのか。

まずは内湯にあった人工炭酸泉に。結構混み合っている。何かスーっとするニオイがあると思ったら、日替わり湯で入浴剤が入れられており、ラムネの湯になっていた。

露天風呂のエリアに天然温泉浴槽がいくつかある。無色透明、かすかに塩味、かすかに塩素臭(酷くはない)。四要素は加水なし、加温あり、循環あり、消毒あり。温泉ではあるが、さほど強いインパクトは感じられず。マイクロバブルの温泉浴槽もあった。

ひとしきり回って今度はサウナへ。こちらもやや手狭な割にだいぶ混んでいるので、タイミングによっては座れずに立って待つ人もいた。水風呂はよく冷えている。

★★★☆☆ 後述の事項とも合わせ技で★4に近い3。
20240512_12お風呂上がりは併設の食堂で昼ご飯。十割そばと鶏唐揚げをやたら推している掲示が目に入ったので、それらを含むメニューを注文。先に食券を買う方式で、通常価格と会員価格に若干の差を設けている。こちらも現金払いオンリー。おいしくいただけました。

帰りは、京阪バスで樟葉駅まで。平日は同駅との間の送迎バスが少々あるようだが、土日祝の運行はなし。せっかく入浴料は低めだったのに、公共交通機関利用だと休日はバス代上積みが必須となるため効果減殺。したがって星1つ減らして3とした。

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灘温泉(水道筋店)再訪2024

20240505_1こどもの日だが子守当番非番ということでこの日はお一人様を満喫させてもらうことにした。梨状筋も痛めているので、走らずに電車に乗って温泉へ。

阪急神戸線王子公園駅から水道筋商店街を歩くことしばしの、灘温泉 水道筋店、ここは2008年に訪問したことがあり二度目。もう16年も前になるのか。入浴料は当時からは値上がりして450円。

ここの目玉は何と言っても炭酸泉である。ただ、ぬるめの源泉浴槽が混み合っていてなかなか入れない。上がる人が出てできる隙間に何とか入り込む。浴槽が黒色なのでわかりにくいがわずかに濁りか色が付いていそう、かすかにダシの味、金属臭、そして湧き出る炭酸の泡。ぬる湯なのでのぼせないからいくらでも長時間浸かれてしまう。それが混み合う原因だが。

ほかの加温した温泉浴槽や水風呂などと何度か交互浴を繰り返して、すっかり整った。やはり温泉はいい。大地のエネルギーを吸収できるような感じがする。以前の評価★5つは不動。

20240505_g1時系列的には遡ってこちらが先の話だが、王子公園駅に着いた時点で12時を回ったので、先に昼食にした。駅近くの店は既に行列ができているところもあったのでパスして、ちょっと進んだ先にあった「蒸し料理 ひのき」というお店に飛び込んだ。

店内はカウンター席とテーブル席、基本は夜営業の飲み屋がランチもやっているという感じのようだ。

20240505_g2待つことしばし、蒸し料理登場。せいろの中で豚肉と野菜などが蒸されている。以前に我が家でも時々使っていたタジン鍋での仕上がりに似たイメージだ。野菜も柔らかく甘みがある。

後から追って出てきたので画像にはないが、これに味噌汁と漬物の小皿もある。先客でテーブル席にいた家族連れのお父さんが、うまいうまい、近所にあれば毎週でも通いたい、と感想を述べているのが聞こえてきた。確かに同意。

壁にイベントのチラシが多数貼られており、歌手などのショーの舞台にこの店を会場として使っていることも時々あるようだ。

20240505_2さてお風呂後に時系列を戻し、帰路は、温泉の位置って王子公園駅と六甲駅のちょうど中間あたりだから六甲駅に向かってもよくなくねえか、ということで、引き返さずそのまま東方向へ歩く。

確かに距離的にはほぼ同じぐらいのようだが、温泉から六甲駅にかけてはただの住宅街。王子公園駅からの道すがらは水道筋商店街があって賑やかなので、同じ時間歩くのなら気が紛れる王子公園駅からが断然いいだろう。

道すがら、越えた川をまたがって鯉のぼりが泳いでいた。この日はめっちゃいい天気で暑いぐらいだった。

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箕面方面マラニックと水春

20240223_1祝日のこの日は子守当番非番、というか妻子はスキーに出かけたので、お一人様で温泉目指してワンウェイマラニック。

天気がいまいちで、雨がようやく上がりそうな昼前になってからのスタート。箕面方面を目指すが途中で昼食休憩を入れるべく、旧西国街道ではなく国道171号線沿いを西へ。

すると、西川原西交差点では、以前からずっと工事が途中だった、交差する茨亀線のオーバーパスが完成しているのを確認。調べたところ昨年2023年3月から供用開始となっていた。これで渋滞は緩和されただろうか。

20240223_2昼食休憩後、一旦旧西国街道にシフトしたあと、箕面市内に入ってからは再び国道へ。新御堂筋と交差する萱野交差点に、今回のマラニックで見たかったものが現れる。

北大阪急行の延伸で新たな終着点となる(この時点では予定の)、箕面萱野駅である。

翌月に開業を控えて、工事もラストスパートという感じだったが、駅名を掲げた看板は見当たらなかった。

20240223_3駅前のロータリーになるであろう場所。舗装は済んでいるがまだまだ工事中という感じで、これで来月までに間に合うのだろうか。

駅にはショッピングモールのキューズモールが直結する形となり、めちゃめちゃ便利な場所に激変することになる。

20240223_4さて萱野から若干南下して箕面船場あたり、この日のゴールは箕面湯元・水春とした。総走行距離16km程度。水春には16年前に訪問した際の記事が残っている。もうそんなにも月日が経過したのか。

複合遊戯施設・ビーバーワールド箕面船場店の2階。下足箱に靴を預けてその鍵と交換でIDタグをもらう形。利用料は先払い(入館後の飲食代等は退出時に精算払い)。土日祝料金で風呂のみだと1000円、キャッシュレス不可で現金のみ(退館時の精算はキャッシュレス可)。

温泉の評価は16年前と変わらずか。ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)とのことだが、浴感は薄い。無色透明無味、混んでるためか塩素臭。温泉浴槽よりも人工だが炭酸泉やミルキー風呂のほうが浸かった感があるかもしれない。星3つで変わりなし。

帰りは、施設から北千里・千里中央への無料送迎バスが出ているのでそれに乗って北千里から阪急で帰帰宅。

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竹取温泉 灯りの湯

20240211_05前記事からの続き)
たどり着いたのは「竹取温泉 灯りの湯」。聞いた覚えないなあと思ったらそれもそのはず、2019年頃にできたばかりの温泉施設である。もちろん初訪問。

下駄箱の鍵がIDキーとなっており、支払いもすべてそれで管理する。土日祝料金は970円(風呂のみの場合。岩盤浴は別料金)だが、全て退出時の後払い。下駄箱の空き具合を見るに、かなり混み合っているようだ。三連休の真ん中だものな。

風呂があるフロアは2階。脱衣場からいざ浴場へ。内湯に季節湯の大根湯があったり、ごく微細の泡が出ているシルキー風呂もあるが、これは白湯だろう。天然温泉の浴槽は露天のスペースに。浸かってみるが、あまりインパクトはない。無色透明、ごくわずかに塩味があるような、そして塩素臭。これだけ混んでるとどうしようもないか。ナトリウムー塩化物温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)ということのようで、正確な掲示は見てないがこれだと加水あり、加温あり、循環あり、消毒ありの四重苦はほぼ間違いなさそう。

ほかにサウナ等もあったが、全体的に狭さを感じてしまう。混んでいるから余計にそう思ったのかもしれない。空いていればもうすこしゆったり感を味わえたのだが。それと、これは別の口コミでも見かけた指摘だが、どの大浴槽・サウナにもテレビが備え付けられている。中には静かなスペースがあってもよかったかもしれない。

★★★★☆ まだ施設が新しく綺麗なのはいいが、天然温泉としてはどうか。★3に近い4。
20240211_06風呂を出て休憩スペースでは、ちょっとばかり標高が高い分、窓から遠くまで見通せる。背後は生駒山地だろうか。

この日は最初は晴れていたがその後やや曇りがちの天気で、稜線がくっきりとは見えない。

20240211_07昼食もこの施設内の食堂でいただく。そばが売りのようだったので、それの定食を注文。結構いいお値段で、酎ハイ大と合わせると2000円を超えてしまった。

駅からは若干遠いが、無料の送迎バスが1時間に1本京阪樟葉駅との間を走っているので帰りはそれに乗せてもらった。樟葉駅周辺での一件もさらに別記事で記載。

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箕面温泉スパーガーデン2023

20231126_01急遽日中のみおひとり様自由行動となったので、また温泉目指してワンウェイマラニックを行うこととした。片道10km程度の範囲内はほぼ行き尽くしているので、箕面を目標とする。

旧西国街道に沿う形で、「椿の本陣」の横も通る。以前一度だけブログに書いた覚えがあるなと思い振り返れば、なんと2008年の記事。随分と月日が経ったものだ。

20231126_02一時間半ほどで阪急箕面駅前に到着。紅葉シーズンということもあり多くの人で賑わっている。地元・箕面のゆるキャラ「滝ノ道ゆずる君」が周囲を練り歩いていてカメラを向ける人多数。タスキには北急延伸、と書かれていた。

そう、長らく千里中央駅が終点だった北大阪急行は、来春から箕面萱野駅まで延伸となる。この箕面市内にも駅ができて、御堂筋線に直通するという大チャンス到来というわけだ。箕面まで走ってくる際に新駅を見られるかと思ったが、箕面駅に効率よくアプローチするためにわずかに北側を逸れるルートで来てしまったので見られずじまい。

20231126_03さて、今回の温泉ターゲットは箕面温泉スパーガーデンである。意外にも、このブログでここを採り上げるのはこれが初めてとなる。それもそのはず、箕面~妙見山マラニックでランニング練習した際は石橋(今は石橋阪大前)駅まで電車に乗って銭湯に寄るのが通例であり、だいぶ昔ここを舞台にランナーの大宴会を開いた覚えもあるが、それは確か2002年頃の話で、まだココログのサービスが始まる前だった。

箕面温泉スパーガーデンは、かつては大阪観光という会社が経営していたが、施設が古いということもあり徐々に客足が遠のき、2012年に経営破綻。その後、大江戸温泉物語がスポンサーとなり再建が図られている。その際、一時スパーガーデンは閉鎖され、温泉の利用はホテル宿泊者のみという時期もあったが、現在は日帰り立ち寄り湯としても復活している。

20231126_04ふもとから展望エレベーターで上階にある施設入口へ。秋晴れのいい天気で遠くまでよく見通せる。

確かその昔はエレベーターも有料で、それをケチろうとしてランナーは坂道を駆け上がった記憶もあるが、今は無料となっている。

20231126_05施設入り口。箕面高原ホテルやスパーガーデンのロゴは往時のまま。ただし、奥に大江戸温泉物語の名称が掲げられており経営母体の変更を物語っている。

入浴料は退出時に精算する形となっており、腕バンドのバーコードで管理。ただし入館時に温泉利用なのかランチバイキングも併用するかの申告が必要。温泉利用だと平日1813円、土日祝2253円。なお、この日は26日で風呂の日ということで1703円にディスカウント。中に入ると、まずは靴を靴袋に入れて、館内着となる浴衣が1着支給される。コインロッカーも昔は有料だったと思うが、今は無料。

さて、実に20年ぶりぐらいの入浴。あまりにも間が空きすぎて当時どんな様子だったかをよく覚えていない。ただ、昔はもっとだだっ広くて大きな窓があって明るかった覚えがあるけど、だいぶ変わったなあと感じた。ところが、これはかつては女風呂として使われていた側(現在は「大江戸赤富士風呂」と称するらしい)を利用したからだったということが後で判明。現在は曜日ごとで男湯と女湯が入れ替わっているようなのだ。温泉業者のサイトで確認したところ、この日女湯に割り振られていた方の風呂(「大江戸百人風呂」と称する)であれば、確かにかつての面影が残っている。

全浴槽が温泉ということではなく、細かな泡が出ているシルキー風呂やら檜風呂やらいくつかの浴槽に分かれている。温泉の浴槽では確かに温泉らしさは(弱めだが)感じることはできる。炭酸水素塩泉とのことで、無色透明、わずかに塩分かダシのような味、ほぼ無臭(消毒ありなので塩素臭は当然するもののそれ程酷くはない)、わずかにヌルヌル感あり。4要素に関しては残念ながら加水あり加温あり循環あり消毒ありの四重苦。その他、サウナ、水風呂もある。カランやシャワーについてはさすがにリニューアルされているようだ。シャンプー・ボディーソープ等も備えあり。そういえば昔は網に入ったレモン型の石鹸だった記憶が。

露天風呂もあったが、見晴らしは全然無し。確か、展望の良い露天風呂が作られたと聞いた覚えがあるが、それは併設の箕面観光ホテルの大浴場のようで、スパーガーデンのみの利用客は使えないようだ。

風呂から上がったら浴衣に着替えて館内へ。予想どおり飲食はかなり高めの値段設定。そんなこともあろうかと、昼食は風呂に入る前に箕面駅前で軽く済ませておいた。ここでは生ビールのみいただく。別のフロアでは大衆演劇も上演中で、オバチャン・おばあちゃんあたりの観客を中心にそこそこ盛況のようだ。他に、一昔前のゲーセンにあったレトロなTVゲームのコーナーがあったり、漫画を読めるコーナーもあったりと、温泉以外にもダラダラと過ごせるようにはなっている。さあて、評点どうすべか。

★★★★☆ 泉質的には星2か3が関の山だが、それ以外のエンタメで頑張ってるのと、同様のコンセプトである雄琴のあがりゃんせにオマケで星4つとしてしまってるので、そことの整合性で、かなり3に近い4。まあ今度は潰れないように頑張ってもらいたいものだ。

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