文化・芸術
高槻ハイキング&ジャズスト2023
今年も、昨年同様に高槻周辺のハイキング(走らない)と高槻ジャズストリート鑑賞のイベントを開催した。といっても、いつもの首謀者H氏からは連絡がなく、どうしたもんだろうと思っていたところ、今年はやらないんですかの声があり、じゃあ前年同様でやりましょかと直前になって企画し、当該首謀者に意向を尋ねたところ、走れなくなっているので声掛けを遠慮していた、とのこと。で、ご都合を聞いたらたまたま空いていたので参加と相成った。
というわけで、今回は事前の案内が間際となってからだったので、参加者は自分を含めても4人とこじんまりしたパーティーになった。
高槻駅から関大方面のバスに乗るつもりが、少し早い時間の塚脇方面循環系等に乗ったので、ハイキングのスタート地点は塚脇バス停となった。我々の他にもハイキングと思しき利用者もちらほら。
通るルートも昨年同様だが、昨年と違ったのは自分の体調。前日の飲み会でベルギービール飲み放題で調子こいて飲みすぎて、のっけから二日酔いでしんどい。
萩谷総合運動公園では、今回はMちゃんの都合も合わず、我が家のジュニアたちも別件で出かけたため、ラン友の家族連れ1組と遭遇したのみ。それでも公園はたくさんの子供らでにぎわっていた。まだ二日酔いの抜けない私は、昼食大休止でもお茶しか飲めず。
萩谷公園からは林道へ。林道への分岐ポイントがこれまで画像でチェックできていなかったのでここに記しておこう。「犬の学校」と書かれた看板があるところが目印。ここでバス通りを分かれて右折だ。
上ノ口バス停付近まで戻っているとボサノバの音楽が流れてくる。早くも高槻ジャズストリート鑑賞がセッション。中心市街地からはだいぶ離れてるが、摂津響Saal(ザール)というスタジオも演奏会場の一つとなっているのだ。
さてバスで高槻駅まで戻ったあとは、お風呂はパスしてそのまま高槻ジャズストリート鑑賞に移行。
まだ体調が完全復調してないので、缶ビール片手に、ではなく、昼食で手をを付けられなかったおにぎり片手に鑑賞。ようやく食欲は戻ってきた。ここでもボサノバが奏でられていた。
場所を阪急高槻市駅高架下会場に移して引き続き鑑賞。音量もパンチもある上手い男性ボーカルグループだったが、ジャンルはポップス。
自分は音楽だったら何でもOKとは思っているが、同行者からは「全然ジャズじゃないよねえ」との声も。
さらに南の方を目指して移動。今年できたばかりの高槻城公園芸術文化劇場南館をのぞいてみたが、どこも満員長蛇の列だったので、断念して隣の第一中学校グラウンドへ。
ここではギタリスト中心のクインテット、ようやく本格派のジャズと遭遇。テーブルと椅子が並んでいて、周囲には飲食の屋台も立ち並び、飲み食いしながらジャズが聞ける野外スポットだ。長机の向きがすべて舞台に向けて縦方向となっており、要するに飲食物は席の左右いずれかに置くこととなり舞台に背を向けて座る席が発生しない、という細かいながらも心憎い設定に感心。
さて、ダメ元で再度芸術文化劇場南館に突入。肝心の外観の画像を撮ってなかったのでここに掲載。
かつて高槻城があったということで石垣のある底面に、木材を多用した直方体の組み合わせ構造で、若干城郭も意識したデザインとなっているようだ。
運よく大スタジオの次の講演、残り残席僅かのところに滑り込み成功。
ここは撮影禁止のため画像では紹介できないが、韓国系の超実力派ユニットの圧巻のジャズを堪能。これだよ、これがジャズだよと大満足。来年もぜひ来日したい旨、英語でのスピーチだったが満場の拍手喝采。
さてジャズを離れて晩飯をということで、高槻市駅付近に戻るが、どこも混んでいる感じ。そこで連れのS氏から知っている店があるとのことで訪問したのが、居酒屋つかさというお店。メインストリートからはわずかにそれているため空席あり。
この店の驚くべきはコストパフォーマンス。3品1000円(税込1100円)セットというのがあり、アルコール(一部対象外あり)、食事メニューよりどり3品でどれでも1100円。生ビールも、焼酎(それもグレード高めの銘柄も含む)も含まれており、こんなので利益出せるのかというぐらいのお得さであった。こんな穴場があったとは、長らく高槻に居ながら知らなかった。ようやくアルコール受付も運転再開できる体調に戻ったので、飲み食いとも十分に満足してのお開きとなった。
祇園祭後祭宵々山2022
週末金曜の終業後、たまたま家の都合により晩御飯フリー、一人でどこかで食べてきて、となった機会をとらえ、何年かぶりに祇園祭(後祭)の宵々山に繰り出すこととした。
そもそもコロナ禍で山鉾巡行自体も3年ぶりの復活だが、それより前から曜日のタイミングや時間休も取りづらい等の巡り合わせの悪さで、自分としては2017年以来5年ぶりの訪問となる。
先週の前祭では待ちわびた人々で大混雑だったようだが、あまりの混雑では山鉾をじっくりゆったり眺める余裕もないので、敢えて後祭を選ぶのが通というもの。地下鉄の出口から外へ出たら何と夕立の大雨。しばらくしたら小止みになったので折り畳み傘を差しながらのそぞろ歩きとなった。まずは大船鉾からスタート。
山鉾だけでなく、所々の町家で屏風などの美術品も飾られている。いわゆる屏風祭だ。これも見逃さず鑑賞したい。本来なら美術館・博物館に置かれていてもおかしくない代物が個人宅所有ってんだからやっぱりスゴイ。
こちらは八幡山の御神体。巡行前なので、路地奥の町会所に鎮座している。幾分かの行列をなして、お詣り状態である。
南観音山。このあたりまではおなじみの山鉾。
そしてちょっと人が多いかなというあたりで、鷹山の登場。何と今回の巡行から実に196年ぶりの復帰となるそうで、前後祭合わせても最大級のトピックスとなる。
で、予想どおり粽は売り切れ。以前大船鉾が復活した最初の年もそうだった。そんなこともあろうかと大船鉾で粽は入手済み。
山に近づくと、本日の搭乗券も売り切れ、大変な人気ぶりである。
そして巡行用の山。当たり前だが、部材の木が真新しい。埒も新品。掛けられている懸想品は昔からのものだろうか、新調したのか、そこまではわからず。
復活に意気軒高だからか、お囃子も一番元気で賑やかだったように感じる。
そしてこちらは御神体。鷹匠、犬飼、樽負の御三方で、中納言在原行平様が光孝天皇の御幸で鷹狩りをする場面を現しているそうだ。これは200年前も使っていたものだろうか。(画像クリックでオリジナル高精細画像を表示)
鯉山の山の方。御神体の方は行列がだいぶ長くなっていたのでパス。
黒主山の御神体の方。謡曲「志賀」を題材にした、大伴黒主が志賀の桜を眺める様子とのこと。相当の年季物だ。
週末ということもあり、さらに人が増えそうだったので、早めの退散。
高槻ハイキング&ジャズスト2022
例年この時期に開催してきたポンポン山マラニックだが、今年は主謀者であるH氏の脚やら心臓やら体のあちこちの老いるショックの影響で、走るのは無理、短めの距離でハイキングを、というリクエストに応え、高槻駅周辺でのハイキングを設定した。コースは、2020年3月に実施した高槻伴走練習会で通った道を基本とすることにした。他に大人3人、子ども1人も加わって6人のパーティー。残念ながら我が家のジュニア達にも声を掛けていたが断られている。
いつもなら駅から走って行くところ、踏破距離節減のため、高槻駅北バス乗り場から、関西大学方面へ向かうバスに乗る。このバスが超満員で少し驚く。何事かと思ったら、大多数が清福寺バス停で降りた。どうやらこいのぼりフェスタ会場である芥川河川敷へ向かうためらしかった。あれぐらいなら駅から歩いていけるのだがね。そして一行は西之川原橋のバス停で降りて、そこからハイキングのスタート。程なく摂津峡桜公園に到着。ツツジが咲き誇っている。
摂津峡公園からは摂津峡ウォーキングコースのB、中腹自然林コースを進路に取った。
いつもなら比較的平坦な芥川河川沿いのコースを通るが、ハイキングということでアップダウンは大きいが見晴らしのいいこちらを選んだ。その甲斐あって、展望台からは高槻の街並みから大阪、生駒方面も見渡すことができた。
ウォーキングコースではEのルートに乗り換えてさらに一山越え、萩谷総合公園にたどりついた。到着予定の12時を少し過ぎてしまったが、ここで昼食、大休止。
ハイキングには参加しなかったジュニア達も相方に連れられてこの公園に先回りして来ており、一緒に昼ご飯。公園内の遊具があるエリアでは、たくさんの子ども達が遊んでいた。
萩谷公園から先は、上記ウォーキングコースのEルートの続きで、林道を遠回りする感じで摂津峡の上の口に回り込む感じの行程。舗装されているが滅多に車はとおらないので、ランニングにも最適なコースだ。頭上は杉林で覆われておりひんやりとしている。
このコースの下りで、唯一の子ども参加者・Mちゃんがペースアップ。ハイキングのはずが、走る走る。実はMちゃんも先天の視覚障害があるのだが、そんなハンデももろともせず様々なスポーツに挑戦しており、目標はパラリンピック出場だ。今回ハイキングコースを歩くのも初めてだったそうだが、臆することなく付いてきており、高いポテンシャル、センスの塊だと感じた。将来この子がパラ出場を果たした際は、ここにその起源があったという証拠として残しておきたい。
今回の走行ルートをランニングアプリで記録して地図に落とし込んだものがこちら。画像クリックで拡大表示。
実走10kmほど、休憩時間を除くと3時間弱ほど。上の口バス停からはバスで高槻駅へ戻る。
さて高槻駅に戻ってきた後は、後半戦の高槻ジャズストリート鑑賞。過去2回コロナ禍で中止となったため、3年ぶりに戻ってきた。
まだ夕方早い時間帯だったので、缶ビールと軽くつまみを買い込んで、屋外会場の隅っこの方でBGM代わりにしてプチ打ち上げ。最初はアクトアモーレ2階のステージから。
阪急高槻市駅高架下に移り、続いての鑑賞。ここには主力級のアーティストが来る会場なので、さらに人も多く、音のパンチもデカくなる。
駅前の人通りもかつての賑わいが戻ってきた。ただし皆マスクをしたままの状態ではある。この後、居酒屋で改めて打ち上げしようとしたが、最初の2軒ほどは満席で断られた。経済も回っているようで大変結構なことだ。
みやまい紀行
8月末、夏の家族旅行第二弾で京都府北部方面へ車を走らせる。金曜日にそちら方面の出張予定があり、仕事が終わってから別働隊の家族と合流の予定だったが、出張予定のイベントが中止になったために最初からの参加となった。
まず向かったのは綾部市天文館パオ。以前からその存在は知っていたが、今回ようやく初めて訪れることができた。
シンボルでもあるドームの中には95cmの天体望遠鏡が鎮座しており、見学させてもらえた。昼間でしかも曇天時折雨という天候だったので、星を観ることはできず。
館内にある展示物を見て回る。こぢんまりとしており全体的に古め。というか置かれていたパソコンがPC98シリーズなのにはビックリ。更新する予算も付かないのだろうなあ。天文系の展示や資料以外にも、手作りおもちゃなどがあり、子供らはそちらの方に関心を寄せる。また、屋外には結構長いローラー滑り台もあって、そこでひとしきり遊んだ。
その後は宮津方面へ向かい、晩御飯は富田屋に寄りたかったのだが、あいにく満員。仕方なく泊地のホテルまで行ってホテルの居酒屋で晩御飯とした。
今回泊まったのは、ホテル&リゾーツ 京都 宮津。元々は「宮津ロイヤルホテル」という名前だったが、経営主体である大和リゾートのブランディングリニューアルにより改称となっている。高層階からだと、栗田湾を挟んで天橋立を見ることができる。
このホテルにも温泉があるので一応リポート。大浴場の一般的な設備の中の一部に温泉の浴槽がある。露天風呂も温泉水。サウナ・水風呂はもちろんある。由良の浜から汲み上げた「宮津の湯らゆら温泉」が使われているようで、とすれば泉質はナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉であろう。無色透明塩味無臭だった。
★★★☆☆ 温泉については可もなく不可もなくといったところ。
なお、このホテルでは「小さなお子様のいるご家族に優しいホテル」もコンセプトに掲げているようで、今回利用した宿泊プランも、和室で何名泊まっても全部で一室1万円(素泊まり)というものだった。
チェックアウト後には、ホテル内に併設されているプールを利用。宿泊客は割引価格となる。
当初の天気予報は曇時々雨だったが、予想外に良い方向へ外れて、プール日和となった。既に夏休みは終わっている日程のため、客は少なく、というか最初は貸切状態だったが、その後次第にうちと同じような子連れも含め他の客もちらほら現れた。ガラ空きのプールでプチリゾート気分を満喫。
昼ご飯は、前日の晩御飯断念していた宮津駅前の富田屋に再度挑戦、今度は入れたので、うなぎ定食をいただく。それにしてもここはいつも混雑している。
しばらく車を走らせると、宮津の地酒の看板を見つけたので立ち寄った。ハクレイ酒造、漢字では「白嶺」と書く。
地酒の試飲もさせてもらえた。ハンドルキーパーは申し訳ないが相方に委ねて、私だけいただく。お土産に1本と酒粕もいただいた。
さらに進んで舞鶴市に入り、「エル・マールまいづる」という施設を訪れた。ここは関西電力のPR施設で、元々は船だったものを改造してミュージアムにしている。
原発マネーで作られた施設だから、さぞや原発ゴリ推しの展示内容かと思ったが、意外とそうでもなく、メインのプラネタリウムのシアターと、船に関する展示、舞鶴の歴史等に関する展示、そしてエネルギーに関する展示と抑揚が取れていた。(まあ、原発礼賛の基本スタンスは変わらないのだが)
そしてプラネタリウム上映の時間が回ってきたので鑑賞。今度は義母が気を使ってくれて次男坊を連れて外で待機してもらえたので、グズられて退場という心配もなし。富士山の四季と星空のコラボの美しい映像を鑑賞できた。
(本記事は、だいぶ後になってからの投稿のため、相当記憶が薄れており、そんなことがあった、という記録程度の内容となっているのでご了承願います)
ポンポン山&ジャズスト2019
今年も、毎年この時期恒例のポンポン山マラニック&高槻ジャズストリート鑑賞を敢行した。今回も広めに募ったところ、昨年に迫る20名もの参加者が高槻駅に集合。なお今回は車で来られたランナーがおり、駅近くの駐車場に停めたその車をコインロッカー代わりに使わせてもらうことにしてそこからスタート。
まずはこれもお約束の芥川こいのぼりフェスタ会場へ。この日留守番の相方とジュニア達がお出迎えしてくれた。天気は非常によいが、風もほとんどなくこいのぼりは垂れ下がっていた。
住宅街の途中でスーパーに立ち寄り、昼食用の食料等を購入。ちなみに今まではピーコックという名前だったのが、イオンに変わっていた。やがて街中から離れ、神峰山寺に到着。
神峰山寺から本山寺に向かう途中、道路脇の木々がバタバタと倒れているところを目にする。昨年9月に襲った台風の爪痕だ。
本山寺まであと0.9kmのところから始まる「白い悪魔」。このあたりからは隊列もばらけて前後の差が広がる。なお、本山寺の画像はないが、いつもの龍の湧き水がポタポタ程度しか出ていなかった。
本山寺から先のトレイルコース。おそらくは、台風で倒れた木がコースを塞いでいたのを、切り刻んで通れるようにしたと思われる光景に何度か出くわす。
夫婦杉付近。うっそうと木が茂っていたと思うのだが、ずいぶん見通しがよくなっている。このあたりもたくさん木が倒れたのだろうか。
夫婦杉そのものは無事だったようだ。
その夫婦杉付近の様子を動画に納める。
頂上に到着。ここで軽く昼食。天気はよく無風だが、遠くの方は霞んでいる。
今回もReliveというアプリで、行程を地図上に動画に示した。復路では、本山寺を通らないルートを取るのが通例だが、先発隊に周知が不十分だったため、先発隊だけ本山寺で長いこと待たせてしまった。そのおかげで神峯山寺で大部分の足並みがそろうこととなった。ここで数名が走りは終了でバスに乗ってもらうこととし、大半はそのまま高槻駅方面まで走って行く。自分もバスに乗らず走るのは久々だったので、高槻駅近くの市街地でなるべく車を避けるルートを何ヶ所かコースミス。行程の動画を見ているとその部分まで見事に再現されていた。
走った人もバスの人も無事再集結し、いつもの銭湯で汗を流す。その後は高槻ジャスストリート鑑賞だが、例年になく人出が多いようで、いつもなら阪急高架下近くの自転車置き場で聴くつもりが、既に他の客に占拠されて使えず。仕方ないので、やや遠くなってしまうが桃園小学校の会場まで移動してグラウンドに敷物を敷く。ここも既に同じようなことをしている聴衆も数多し。年々ジャスストの観客が増えているようで、盛りあがるのはいいことだが、混み過ぎるのも考えものである。
桃園小から場所を変えてみる。福寿舎という、もと蔵だったところをレンタルスペースに改造したこの会場では、サックスとベースのセッションが行われていた。屋外の大箱会場もあれば、こうしたこじんまりとした会場で間近で聴くこともできる幅広さは、ジャズストの面白いところである。だいぶ疲れたので、今年は比較的早めのお開きとなった。
ポンポン山&ジャズスト2018
今年も恒例のポンポン山マラニック&高槻ジャズストリート鑑賞を開催した。昨年に引き続き5月4日にスライドしての日程。そして、これまでの伴走者不足に懲りて広めに呼びかけたところ、何と20名超というかつてない大人数となった。伴走者は十分足りたものの、今度はこれだけの編隊をさばく運用が大変となることが思いやられる。さらに、今回はろうと盲ろうのランナーも初めての参加。
まずは恒例の芥川河川敷、こいのぼりフェスタの会場へ。この日は風が強く、1000匹のこいのぼりも元気に泳いでいた。
住宅街を抜け、神峯山寺、本山寺と、若干前後の間が開きつつも、全員が頂上アタックのトレイルコースまでたどり着いた。
すると、今まで見覚えのない新しい階段が現れた。どうやら、従前のトレイルコースよりもさらに歩きやすいバイパスルートが新設されたようである。
だいぶ前後の時間差は開いたが、全員が無事ポンポン山山頂に到着。盲ろうランナーには2人がかりのガイドが付く体制でトレイルも踏破、私が知る限りでは初登頂の快挙。
山頂周辺はハイカーや我々以外にもトレイルランナーがたくさんいて混雑。心配していた風は、山頂あたりではそれほどでもない。日が照っていると温かいものの、雲で日が陰ると肌寒い。
復路は、さらに隊列がバラけ、前後が大きく開いた。もはや、最後尾の通過を確認してから全速力で先頭を追っても追い付けない。神峯山寺で一旦集合するつもりだったが、待ち時間が長くなりすぎたので中段のグループは上の口まで進んでバスに乗ってもらうこととなった。一番先頭はその連絡が届くよりも先に出発していたので、そのまま走って高槻駅まで向かっていた。
なおここでコース状況の変化について記録。原立石バス停と神峯山寺の間の一部区間で、車両が通れないようになっていた。神峯山寺に行く新たな自動車用道路が開通したことに伴う措置と思われる。新たな道というのは、以前新名神の建設現場へ工事車両を通すために、従来からの道を横切るようにして作られていた道があったのだが、新名神開通に伴い、その道を一般道として改修し、神峯山寺の第二駐車場付近まで新道でアプローチ出来るようになったものである。以前は車で行くと、神峯山口バス停付近で狭い道や鋭角カーブを通らねばならなかったが、そこを通らなくてすむように改善された。
最後尾グループを先導して、このグループは神峯山口からバスに乗車。上の口からは10分に1本のペースでバスがあるが、このバス停からは1時間に2、3本程度しか走っていないので時刻表の見極めが重要だ。なお、神峯山寺入り口の売店にバス時刻表の案内がある。
多少の時間差は生じつつも、全員高槻駅まで無事帰還。銭湯で汗を流した後は高槻ジャズストリートの会場へ。多少メンバーの入れ替わりがあるも相変わらず大人数のため、例によって弁当と缶ビールを買い込んで阪急高槻市駅高架下会場のすぐ脇の自転車置き場付近でまず鑑賞。
その次は桃園小学校へ。ここは野外会場の中でも屈指の大箱で、飲食の屋台も出ており、大人数を連れての案内には好都合。テーブルや椅子も設置されているが、当然ながら満席。大きなレジャーシートを持ってくるべきだったと次回以降の反省材料に。
夜も更けてきて三々五々に同行者が帰り始める。最後まで残った3人で、高槻現代劇場の地下ホールへ。プロのサックス奏者に、ピアノ、バス、ドラムが加わったカルテット。同会場でのその日最後の講演で、21時の終了時間となったため、「会場の都合によりアンコールはありません」とのアナウンス。観客が皆ちょっとガッカリしつつ帰ろうとした矢先、「お前らジャズ聴きたいやろ」とのかけ声とともに、おそらくはシナリオ想定外の「A列車で行こう」おまけ演奏で、会場は最高の盛り上がりを見せた。やっぱりジャズはこうでなくちゃ。
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祇園祭宵々山2017
この日は昼から京都某所で仕事があったので、それが終わってから祇園祭宵々山に向かった。四条烏丸付近到着が18時ちょっと前で、ちょうど18時から歩行者天国に変わる瞬間に居合わせた。覚悟はしていたが大混雑。画像は長刀鉾。
四条通を西へ進み、函谷鉾を道路反対側から臨む。
函谷鉾のお囃子(動画)。
月鉾の真横を通りながらお囃子を聞く(動画)。
一本南の綾小路通に移り、さらに西へ。芦刈山に到着。画像は胴懸の「豊公獅噛鳥獣文様」。
芦刈山の御神体等を拝見(動画)。今年はこの芦刈山の粽をいただいた。
しかしながら、家に帰り着くと相方から、何処ほっつき歩いていたんだ、みたいな冷たい視線。果たして御利益はあったのだろうか。
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ポンポン山&ジャズスト2017
今年もポンポン山マラニック&高槻ジャズストリート鑑賞を開催した。例年は5月3日の実施だが、今年は4日にスライド。理由としては、銭湯の休業曜日を避けたことと、例年伴走者の確保に苦労しており、(伴走者が取られやすい)武庫川ユリカモメとは異なる日にしたことが挙げられる。
こうして今回は昨年のような伴走者勧誘工作もしなくていいやと油断していると、当日朝の集合場所の高槻駅で伴走が足らないことに気がついて愕然。元々伴走は1名余裕があったのだが、先月の伏見名水マラニックの際に1名ブラインドランナーから口頭での参加申し込み、その場でいいよと答えていたのをすっかり忘れて、開催直前にもメールでまた別のブラインドランナーから参加申し込み。これにもいいよと答えてしまったのがチョンボだった。ブラインドランナー4名、伴走可能な晴眼者ランナー3名。さあ、どうする。
救いだったのは、ブラインド4人のうち1人は弱視で、前を走る人の後ろにぴったり付いて行くなら何とか単独でも走れるので、ひとまず舗装路はそれで走ってもらうことにする。トレイル区間については、その場で考えよう。
往路コースの定番、芥川河川敷のこいのぼりは、非常にいい天気で、青空に映えていた。
なお、今回の小さな改善点として、従来頂上で取る軽食はスタート時に買っていたのだが、コース途中にあるスーパー「ピーコック松が丘店」に寄って買うことにした。こうすれば持って走る距離を少しだが減らすことになる。
7名全員本山寺までは到達。さてここからのトレイルコースをどうするか。これまで、トレイル区間では「電車ごっこ方式」のタンデム伴走(2013年の記事参照)をしてきたが、今回は1組を3人で編成し、3人縦一列で並んで走ってみることにした。先頭が私、2番目に全盲のブラインドランナー、最後尾に弱視のブラインドランナー。試してみると、スピードを出さなければ何とかなりそうだ。慎重に足を運んで、無事全員ポンポン山山頂までたどり着くことができた。
山頂付近は連休中ということもあり多くの登山客でにぎわっていた。それほど寒くはなかったが、時折強めの風が吹いて砂埃が舞い上がるのには閉口。
復路も3人一組伴走で無事トレイル区間を走破。これを「三重連伴走」と名付けることにした。あくまで非常手段なので、今後はこうならないよう気をつけねば。なお、時間の都合により、神峯山寺口から市バスで高槻駅までワープ。こんなこともあろうかと障害者手帳も持って走ってもらったので、介助者は半額の110円でよい。運転手に申し出たら交通系ICでの支払いもできた。
銭湯で汗を流した後は、若干のメンバー入れ替わりをしつつ、後半戦の高槻ジャスストリート観賞へ。まずは阪急高槻市駅高架下会場近くで、買い込んだ弁当を食べながら聴く。
次は高槻現代劇場大ホールに移って鑑賞。待ち行列が長かったが無事入り込めた。当初予定の演者が急に出演できなくなって、なぜかセイン・カミュ氏が出てきてお詫びのあいさつという一幕もあったが、別の演者がピンチヒッターで登場。さすが大ホールを務める演者にはハズレがない。ピアノとベースのたった2つだけの楽器なのに満員の観客を魅了。合間のMCも大いに笑わせてくれた。その次の演者も女性ボーカルとピアノだけだったが、これまた圧倒的な演奏を聞かせてくれた。津軽弁で歌うジャズなんてのも初めて聞いた。
会場を後にして、小腹が空いたのでラーメンで締めてからの解散となった。
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祇園祭後祭2016
この日は午後から夏休みを取って、祇園祭の後の祭り宵々山に赴いた。人の数も混みすぎず寂しくもなく、ちょうどいい賑わいである。
まずは役行者山から。
家々に飾られている屏風などを見るのも風情があってよい。
八幡山。
八幡山のご神体。何年か前に寄ったときは売り切れだった土鈴をゲット。
北観音山。
黒主山のご神体。
浄妙山のご神体。巡行時には左側の人形が腕一本で右側の人形の上に乗り、飛び越えるさまを表現する。
鯉山のご神体を拝みに行ったら、神事の真っ最中だった。
大船鉾。復活を遂げた以降も、少しづつ装飾品が増強されている。
大船鉾の船尾あたり。でかすぎて画角に収まりきらない。
今回入手できた、八幡山の土鈴と、大船鉾の粽。先日の先祭でも買ったのにまだ要るのか、と相方に言われた。八幡山のご利益は、夫婦円満なのだが…。
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より以前の記事一覧
- 祇園祭宵山2016 2016.07.16
- ポンポン山&ジャズスト2016 2016.05.03
- ポンポン山&ジャズスト2015 2015.05.03
- ポンポン山&ジャズスト2014 2014.05.03
- 高槻ジャズストリート2013 2013.05.03
- 茨木麦音フェスト(音楽編) 2012.09.23
- 五山送り火2012 2012.08.16
- 祇園祭宵山2012 2012.07.16
- 高槻ジャズストリート2012 2012.05.04
- 巨大チョコレート看板 2012.01.02
- 高槻ジャズストリート2011 2011.05.03
- 京都国際マンガミュージアム 2010.09.09
- 節分会2010 2010.02.02
- 神戸ルミナリエ2009 2009.12.05
- 鞍馬の火祭り 2009.10.22
- 時代祭2009 2009.10.22
- 秋の壬生狂言2009 2009.10.12
- 五山送り火 2009.08.16
- HAYABUSA 2009.07.20
- 山鉾巡行 2009.07.17
- 高麗美術館 2009.05.09
- 節分会 2009.02.03
- 秋の壬生狂言 2008.10.11
- 高槻ジャズストリート2008 2008.05.04
- 飛鳥山 2008.01.13
- 日本科学未来館 2007.09.16
- 江戸東京博物館 2007.05.27
- 大エルミタージュ美術館展 2007.05.04
- 葛飾区郷土と天文の博物館 2007.04.22
- 南十字星 2007.04.14
- ミュージアム・ラン2 2007.03.03
- HD DVD プラネタリウム2 2007.01.21
- HD DVD プラネタリウム 2007.01.13
- ミュージアム・ラン 2006.12.24
- 葛西臨海水族園 2006.05.27
- うみたまご 2006.02.04
- 鴨川をどり 2005.05.07
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