映画・テレビ

アディクトを待ちながら

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久々に映画鑑賞。以前、仕事との関連で「依存症」について学ばねば、ということで、ギャンブル依存症やゲーム依存症について、識者や当事者の話を伺って、依存症についての認識はある程度は承知していたところ、今般、ギャンブル依存症問題を考える会が製作した映画が上映されるとの話を聞き、ようやく観る機会を得た。

メジャーな映画館では上映されておらず、UPLINK京都という、京都の新風館にある映画館を初訪問(※当該作品上映はこの館ではその後終了)。タイトルは「アディクトを待ちながら」。

アディクト、とは依存症患者のことである。同映画サイトからあらすじをそのままいただくと以下のとおり。
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数々のヒット曲を持つ大物ミュージシャン、大和遼が覚醒剤と大麻の所持で逮捕された。人々は驚き、落胆し、大きなニュースとなった。あれから2年。依存症患者らで結成されたゴスペルグループ「リカバリー」が音楽ホールでコンサートを開こうとしていた。そのメンバーには大和の名前があった。あの事件以来、沈黙を守ってきた大和がついにカムバックする。出演の知らせを聞いたコアなファンが続々と会場前に集まった。薬物、ギャンブル、アルコール、買い物、ゲームといった依存症者で構成される依存症ゴスペルグループ「リカバリー」。メンバーたちは互いに支え合い、スリップ(依存性物質に再び手を出すこと)することなくコンサートにこぎつける。しかし、大和は開始時間を過ぎても現れない。逃げたのか?それともスリップ?果たしてコンサートは開催できるのか——。
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(ネタバレバリア(これも久しぶり))

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京都東映太秦映画村

210926_01この週末もお出かけしようということになり、先日パスポートを作ったばかりの京都鉄道博物館を提案したが、行ったばかりだからと断られ、行くなら大宮の鉄道博物館に行きたいと言われて、そりゃあさすがに受け入れられず。

仕方なく妥協策として提案した京都東映太秦映画村が採択されたので、一家総出で車に乗って向かった。小一時間ほどで到着。駐車場は空いていた。ここには自分が子どもの頃、夏休みの帰省時に一度だけ連れて行ってもらった記憶がかすかにあるが、ひょっとしたら伏見桃山キャッスルランド(既に閉園)との記憶違いだったかも知れない。

入場してすぐのところのビルは土産物屋やレストラン、屋内アスレチックなどが入っており、そこを抜けると明治・大正風の街並み。日本で初めて「電車」が走ったのが京都の地であり、そのチンチン電車が鎮座していた。

210926_02屋外エリアをさらに進むと、今度は江戸時代風の街並み。映画村と言えばこの雰囲気であろう。池では5分おきぐらいに竜が顔を出すからくり画面仕込まれていた。

210926_03さらに奥に進むと、何と巨大なエヴァンゲリオン初号機の上半身部分等身大模型が出現。そもそも今回訪れた目的はコイツを見るためでもあった。実はつい最近、TVアニメ「シンカリオンZ」でエヴァコラボの放送回があり、その冒頭シーンで巨大怪物体にさせられてしまうのがこのモデルなのだ。(東洋経済オンラインの参考記事はこちら

受付で一人1枚ずつIDカードのようなものを渡され、まずはグループごとに記念撮影。そして外から眺めるだけでなく、背面の方に回り込んで上に上がれる構造になっている。列になって先方の客が捌けていくのをしばらく待つと、初号機の首の後ろあたりに、実物大のエントリープラグ座席が置かれているので、ここがまた撮影ポイントになる。最初に渡されたIDカードのQRコードをかざすことで誰の分かを識別するらしい。

210926_05途中に、IDカードをかざすと個々のシンクロ率が表示されるモニターがあった。皆軒並み低い数値。どういう基準で算定されているのかわからずじまい。

210926_04降りてきたら最後は初号機の手のひらの上で撮影。これらの撮影画像が、写真カウンターのところで販売されている、という算段だった。結構いいお値段だったので、購入はせず。その場合は、グループごとに撮った1枚のみプリントアウトされたものがもらえる。それがこの画像。

ちなみに、写真を購入していれば、最初に渡されたIDカードでもってネットから画像データのダウンロードもできるようになるが、何も購入しないとカードは回収されて当然データももらえない。まあ商売ですからそんなもんだわな。

210926_06敷地内にはほかにもあれこれとエヴァ仕様になっている箇所があった。これも普段は忍者をモチーフにしたカフェ・土産物屋だが、「NERVカフェ」という垂れ幕が掲げてあり、エヴァンゲリオンで上書きした感じ。

210926_07園内のアトラクションは、入場料のみで入れるものと、別途個別に料金が要るものに分かれており、今回は入場料のみのチケットしか買わなかったので極力無料で見られるところばかりを回る。仮面ライダーショーとかもあったが撮影禁止なので画像等は無し。

最後にやってきた中村座という舞台では、激突!忍者ショー「サスケ」というアクション時代劇が上演されていた。これは撮影OK。

210926_08プロジェクションマッピングを活用した舞台で、俳優さんらが派手な殺陣回りを演じるのを生で観る。舞台脇からジャンプして宙返りで着地するなど、迫力満点で観客からもどよめきの声が上がる。

かと思えば、途中で急に斬り合っていた者同士で漫才のようなやり取りが出てきて笑いも取る。ああ、これは大衆演芸のノリだなあと納得。ストーリーも、豊臣秀頼が実は領民思いのええ奴で、その手下のサスケと、徳川方の服部半蔵らが悪役で戦うという設定に、いかにも関西風を感じた。それで、このとき見た公演が6年ほどロングラン公演してきた演目の最終上演だったらしく、常連と思われる熱狂的ファンも客席に詰めかけていた。

210926_09展示されている仮面ライダーは撮影OK。ただ、自分も我が子らも仮面ライダーには一切はまってないので、ああ、そんなのがあったよね程度しか分からない。今でも新しいシリーズが続々出ているようだが、サッパリわからず。
やっぱり我が家は、鉄道ときかんしゃトーマスの方がお似合いのようだ。

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シンカリオンはいいぞ

Main20180831新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」は2018年1月からTBS系列で放送されているテレビアニメである。これの基となる「新幹線変形ロボ シンカリオン」は、ジェイアール東日本企画・小学館集英社プロダクション・タカラトミーの3社によって立ち上げられたプロジェクトにより開発され、アニメより数年前の2015年3月から既に展開されているとのことである。

「シンカリオン」とは、新幹線が変形した巨大ロボットであり、「巨大怪物体」という正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたもの、という設定である。

要するに、子供向けの、子供ウケする新幹線が出てくるアニメなんだろ、と最初は思った。ところが、である。どうもこのアニメ、表向きは子供番組として作られているが、中に仕込まれている数々のネタが、どう見ても視聴する子供らの後ろで見守っている親世代を狙ってやっているとしか思えないだろうという要素が多すぎるので、ここに記録しておくこととする。なお、東洋経済オンライン記事「シンカリオン、「鉄」は見ないともったいない」も御参考。

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中でも特筆すべきは、2018年8月に放送された、「神回」とも称されるエヴァンゲリオンとのコラボを果たした第31話である。詳細は既に東洋経済オンラインの記事(シンカリオン×エヴァ「神回」誕生の秘密)で解説されているのでそちらに委ねるが、そもそもシンカリオンの放映開始当初から、エヴァンゲリオンとの共通性(巨大戦闘ロボットを、選ばれた子供だけが操縦できる)は言われていたものの、著作権・版権・放送局の違い等の「大人の事情」という高い壁があるので、ここまでガッツリとコラボができるとは誰も想像していなかった。

さらに言うと、エヴァンゲリオンのアニメが最初にテレビで放送されたのは1995年から96年あたりと、今の子供らが生まれるずいぶん前であり、その後に劇場版などでも続いているとはいえ、エヴァンゲリオンのファン層のコアは、どう見ても今の子供らではなく、その親世代だ。コラボ回を観て喝采を上げたのは、テレビの前の子供らよりも、むしろその後ろで見ていた親の方が多かったに違いない。

この他にも、ストーリー本編からは脇道に逸れたパロディがふんだんに散りばめられている。代表的な例で言えば、12月に放送された分で、JR東海のクリスマス・エクスプレスCM完コピシーンが山下琢郎のクリスマスイブのソングと共に流れた。以下、著作権的にはグレーなのでいつまで見られるかはわからないが、YouTubeに掲載された放映時の動画等詰め合わせ。

それにしても、クリスマス・エクスプレスの深津絵里verは1988年、牧瀬里穂verが1989年って、今の親世代ですら知らん人も多いのではないかと。

他に確認できる限りでのパロディ、他作品からのネタでは、ブラタモリ(NHK)、タモリ倶楽部(テレビ朝日)、クイズミリオネア(フジテレビ)、アメリカ横断ウルトラクイズ(日本テレビ)と、エヴァンゲリオン(テレビ東京)も入れれば他局全制覇という状況である。それも、親世代ですらもう知らんかもという結構古い番組もある。いったい誰を喜ばせたいのやら。これらのパロディのクオリティも高く、全力でやっているところがすごい。この作風、何かに似ていると思ったら、2016年にTBSで放送されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でもクオリティの高い全力のパロディ・オマージュがちりばめられていたことを思い出した(全然観てないけど)。(※後日追記:掲載当初は何も知らずに書いていたのだが、シンカリオンのプロデューサーN氏は、「逃げ恥」のプロデューサーと同一人物だった。どうりで。なお、この後の放送回でも「逃げるは萩だが薬院大通り」というあからさまなパロディーシーンが登場した。)

こうした枝葉も面白いのだが、もちろん本編のストーリーやロボット戦闘シーンなどもお約束を押さえたうえでしっかりと筋が通っておりブレない。しかも、単純な勧善懲悪ではなく、敵側として出てくる勢力も、何やら生き残りをかけてやむに已まれぬ事情で侵攻しているという背景が見えてきており、最後に敵ボスを倒してめでたしめでたしというような安直な結末にはならんのではと感じている。そうした筋書きも昔どこかで似たようなアニメがあったなと振り返ると、「赤い光弾ジリオン」(1987年)という作品のラストを思い出した。シンカリオンは3月に本編終了予定とのことで、今後どう展開していくのかも目が離せない。まさにOPテーマ曲歌詞にもあるとおり、「誰にも止められない」シンカリオンである。

本編動画も、関係者の公式YouTubeチャンネルで、テレビ放映の1週間遅れで期間限定だが公開という太っ腹ぶりである。うち最初の第1話だけは今のところずっと公開され続けている。そのうちビデオも発売されるだろうからいつまで見られるかは不明だが、ひとまず埋め込み。保線作業から始まるイントロシーンは、かの庵野秀明氏も絶賛。ひょっとしたら、この作品も将来はガンダムやエヴァに比肩する名作として記憶されることになるかもしれない。

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映画きかんしゃトーマス「走れ!世界のなかまたち」

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この日は元々ラン仲間のBBQイベントに一家で参加予定だったのだが、2週連続の台風襲来で中止となってしまった。というわけで急遽代わりに入れた行事が、イオンシネマ茨木での、件の映画鑑賞。ロードショー開始が今年4月の映画なので、既に通常での上映スケジュールは終わっているっぽいが、なぜかこの日のこの映画だけ大人も子供も一律500円となっていた。外は雨だしさては家族連れで激混みかと思ったら、それほどでもなくあっさり当日の上映1時間前でもお好みの座席を予約できた。観るのは私と長男坊だけで、相方と次男坊(まだ10ヶ月では映画ムリ)はショッピングモールでお買いもの。

171029_2どうやらこの上映だけが子供向けの特別の配慮をしているようで、上映開始後も普段ほど真っ暗にはしない、音量も少し控えもめとの表示がされていた。

さて、今回の映画きかんしゃトーマス「走れ!世界のなかまたち」のあらすじを公式サイトからそのまま引用すると以下のとおり。

-------(ここから引用)-------
こんどの「映画 きかんしゃトーマス」は・・・
世界中のきかんしゃが大レース!!

メインランドに世界中の機関車たちが集まってグレート・レイルウェイ・ショーが開かれることを知ったトーマスは、なんとかしてレースに出たいと、トップハム・ハット卿にアピールします。

しかし、大きな機関車からは「大きくも、強くも、速くもないトーマスが、世界中の機関車に勝てるわけがない」と言われてしまいます。

ある日、ソドー島とメインランドを間違えて、レースに出る世界中の機関車たちがブレンダムの港に上陸。その中には、トーマスと同じ小型機関車でインドからやって来た女の子の機関車アシマもいました。初めて出会う機関車たちを見て、ますますレースに出たくなるトーマス。はたしてトーマスはレースに参加することができるのでしょうか?そして、いちばんになるのは…?

映画ならではの歌がいっぱい登場する『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』。勝利のカギを握るのはいつだって友情!世界中の機関車たちが繰り広げる、ワクワクドキドキの大レース!!みんなも映画館に応援しに来てね!
-------(引用終わり)------

予告編動画


以降ネタバレ注意

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PHOTO-U TVの解約とその他もろもろ

Photou_tv以前相方がauでスマホを買った際におまけで付いてきた、地デジも見られるフォトフレーム「PHOTO-U TV」について、2年間の基本料金無料期間が切れるのを機に、先日きっちり解約した。その際の顛末やその他もろもろについて雑駁ながらこの記事にまとめることとする。最大の関心事項について結論から言うと、契約切れてもフルセグの地デジは見られるし、録画も可能である。

・2年間の基本料金無料期間最終月に解約すると、最後だけ1ヶ月分の料金を取られた
 これはちょっとどうかと思うのだが、2年間(24ヶ月間)基本料金が無料となるのは、引き続き有料となって使い続けた場合のみで、24ヶ月の最後の月に解約するとその月1ヶ月分の料金850円は徴収するのだとか。もちろんPHOTO-U TVの本体自体は解約してもそのままもらえるのだが、結論からすれば850円+24ヶ月分のユニバーサル料金(都合200円ぐらい?)でフォトフレームを買った、という算段となる。

・PHOTO-U TVの通信契約解約後も、地上波デジタルのフルセグを視聴可能だし、本体やSDカードへの録画も可能である
 要するに通信用のSIMと地デジデコード用のB-CASは別物なので、SIMの権利が切れようが地デジ視聴には何も関係ない、という至極当たり前の結論なのだが、念のため解約後数ヶ月たってもその状況に変化はないことを確認したので、それで間違いなかろう。

・PHOTO-U TVでSDカードに録画した地デジの動画は、他のPCはもちろん、他のPHOTO-U TVでは見られない
 SDカードに録画すれば、カードを本体から取り出すことができるのだが、それを他のPCで見ようとしても不可能。それと、たまたまPHOTO-U TVに不具合が出て本体を交換してもらったのだが、前の機器でSDカードに録画していたものを交換後の機器で見ようとしてもこれもダメだった。まあ、そもそもコピーガードされているはずなので、見えちゃったらおかしいのではあるが。(フルセグの場合の話。ワンセグは録画したことないので未検証。)

・SDカードとの相性で地デジが見えない障害が起こる?
 これは確定はできなかったのだが、突如地デジが見られなくなったのでショップに申し出ると、特に不具合はないはず、と返された事例から推測された事象。ショップに出す際はSDカードを取り外していたので不具合が再現されなかったのではないか。ネットでも調べてみたがよくわからなかった。結局この押し問答の結果、PHOTO-U TVの本体を交換してもらった。上記の通り、前の本体で使っていたSDカードの録画が見られなくなったので、カードをフォーマットし直したところ、新しい方の本体では同様の不具合は起きなかった。

・時々充電できなくなる不具合が起きる
 PHOTO-U TVのACアダプタ端子は特殊な形状をしている。やたら細く、他では見かけない。このせいかどうかはわからないが、時々充電ができなくなる不具合が起きた。これはネット検索でも時折見かけた現象だが、基本的に主電源を落とすことで解消した。ところが、2年目の最後の方ではそれでも回復せず、端子を刺し直したり回したりでたまたま直るというような状態が続いた。これもショップに話を聞いたところ、非常手段としてメンテナンス用のmicroUSB端子(外部アンテナ端子の隣にある)でも充電できることを教えてもらった。で、結局は、解約時にたまっていたauのポイントでACアダプタを買ったところ、あっけなく解消した。

・解約後も緊急速報メールは受信できる(検証済)
 (※後日追記・更新)
 このことを検証したかったので解約後しばらく待っていたところ、2017年9月5日に、大阪府が「大阪880万人訓練」を実施し、その際に大阪府内全域に訓練用の緊急速報メールが発信された。このメールを、PHOTO-U TVは受信したのである。その画像が以下。
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ネット検索で、解約後のガラケーが緊急速報メールを受信したという記述を見かけたので、この解約後のPHOTO-U TVも同じことが起こる可能性があるのではないかと推測していたところ、果たしてそのとおりであった。電源はスタンバイ(画面は落ちているが、赤色ランプが点灯)の状態であった。

(くりりんの問わず語り:「PHOTO-U TVと外部アンテナ」にトラックバック)

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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

170409日曜日のこの日、長男の子守がてらイオンモール京都桂川のイオンシネマに映画を観に行くことにした。これまでも義母(息子からすれば祖母)が何度か映画を見せてもらったことがあるようだが、父子で観に行くのはこれが初めて。ディズニーとドラえもんとどちらにしようか選んだ結果、ドラえもんを選択。どうでもいいトリビアだが、イオン株主優待で大人は300円、子供200円引きとなり、さらにポップコーンかソフトドリンクの無料券1つが付いてくる。ただし無人券売機でなく有人窓口でチケットを購入する必要あり。

先にチケットを確保してから、フードコートで遅めの昼食。まあそれにしても激混みだこと。子連れで店に並んで、買った食事をトレイに乗せて、席を確保するのは至難の業だ。

時間を調整したのち、いよいよ映画館へ。今回のタイトルは「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」。公式サイトからあらすじを引用すると以下のとおり。
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暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議な腕輪(リング)を見つける。調べてみたところ、なんと腕輪(リング)が埋まったのは、人が住んでいるはずもない10万年前の南極だった!腕輪(リング)の落とし主を探して南極へと向かうドラえもんたち。その前に、なんと氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す。「10万年前に行って、落とし物を届けよう!」ひみつ道具「タイムベルト」で10万年前に向かうドラえもんたち。そこで、凍りついてしまった自分たちの星を救うため、宇宙を旅し、腕輪(リング)の謎を追う少女カーラとヒャッコイ博士に出会う。そして、腕輪(リング)を巡り、ドラえもんたちは、地球が凍結する危機に直面する!
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(予告編動画)

以降ネタバレ注意

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PHOTO-U TVと外部アンテナ

160220_1ちょっと以前に、相方がauのスマホを契約した際、タダで使えますとのことでついでに契約した「PHOTO-U TV」なる代物が、案外重宝している。というのも、メインのテレビがアニメ視聴で我が子に占領されていることが多いので、代わりにこいつで地デジのテレビ放送を見ることができるのだ。

しかし、室内でフルセグの電波を受信するのは若干厳しいようで、フルセグからワンセグにしばしば切り替わる。ワンセグ固定で見てもいいのだが、画質はだいぶ落ちるし、録画が出来なくなる。そこで、機器の背面を見たところ、「外部TVアンテナ」という端子があるので、ここにアンテナ線引き込んだらいいじゃんと思い至った。

160220_2ところがこの端子は一般的なアンテナ線の端子(F型というらしい)ではなく、イヤホン端子と同サイズの3.5ミニプラグとなっていたので、変換ケーブルを購入した。800円程度で売られている。

160220_3これで線はつながり、室内でも安定してフルセグが受信できるようになった。しかし、まだ問題が残っていた。変換ケーブルの端子の長さがかさばって、テレビを置くと下にはみ出てしまうのだ。

160220_4そこで、たまたま持っていたミニプラグの延長コードを刺してみたところ、こちらはプラグ先端がL字型に曲がっているので、見事収まった。アンテナ端子はモノラルの形状で、延長コードはステレオの形状なのだが、特に問題はないようだ。めでたしめでたし。

ちなみに、このPHOTO-U TVは、購入後2年間は無料(正確にいうとユニバーサルサービス料金とやらで月数円程度はかかる)なのだが、2年め以降はきっちり月850円(または1850円)の料金を取られることになる。最初はタダでおびき寄せておいて、解約し忘れでの料金徴収を狙う商法がこの手の携帯会社には多いので注意が必要だ。

なお、解約するとテレビが見られなくなるのではないかとの懸念もあるようだが、あるブログ記事によれば、解約してもフルセグ放送も見られるようだ。もちろん解約したら携帯としての通信はできなくなるので、メールを送るとか、エリアメールを受信するとか、ネットの天気予報を見るとかは出来なくなる。

(後日追記:2年間の基本料無料期間が終了してその後の様子を記事にしていますのでご参照ください。「PHOTO-U TVの解約とその他もろもろ」)

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スター・ウォーズ ep.7

映画「スター・ウォーズ episode7 フォースの覚醒」を観に行った。映画自体を観るのが2年ぶりぐらい、スターウォーズシリーズの新三部作は全て映画館で観たが、最後に観たエピソード3以来実に10年ぶりになる。ずいぶんと歳を食ったものだ。

ストーリーは、エピソード6・ジェダイの帰還から30年経った宇宙が舞台。エピソード6で同盟軍が帝国軍に勝利、共和国が復活して平和が戻ったのも束の間、ルーク・スカイウォーカーが何故か姿を消し、帝国の残党が「ファースト・オーダー」を結成して、再び銀河に脅威をもたらしていた。レイア姫は軍事組織「レジスタンス」の将軍として、共和国の支援の下、ファースト・オーダーに立ち向かうためにルークを探す。一方、ファースト・オーダー側もジェダイを亡き者にするため、最後のジェダイであるルークを探していた。

レジスタンスのパイロットがルークの所在を示す地図を見つけたが、ファースト・オーダーの襲撃に遭い、地図をサッカーボールっぽい形のドロイド(ロボット)に託して逃げさせ、自らは捕らえられるところからエピソード7の舞台は幕を開ける。

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フライト

130302テレビのCMを見たときから、これはぜひ観に行かねば、と思っていた映画「フライト」が先日から公開されたので、さっそく高槻アレックスシネマを訪れた。いつもガラガラで心配なのだが、さすがにこの日は封切翌日ということもありそこそこの客が入っていた。それでも、そこそこ、なのだが。まあ、隣の客との間も空いていてゆったり観られるのはありがたいことではある。

舞台はアメリカ。オーランド発アトランタ行きの航空機が、突如制御を失い急降下。機長のウィトカーは、もはや墜落かと思われた機体を、何と背面飛行させて立て直し、草原に不時着。乗員乗客102名中96名生還という奇跡の操縦をやってのけた。一夜にして英雄パイロットとなったはずだったが、実は彼の血液からはアルコールが検出された。事故の原因は何か。機体の問題か、パイロットの飲酒が問題だったのか。やがて事故原因を究明する公聴会が開かれ、全てが明らかになる。果たして彼は英雄なのか、犯罪者なのか。

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渾身

130113この日は特に予定はなかったのだが、たまにはデートらしいデートをしようということで、最初は京都水族館が候補に挙がったものの、気候や時間的制約から映画に変更となり、特にこれという目標はなかったのだが、LOOPER大奥レ・ミゼラブルといった複数の選択肢の中から消去法的に「渾身」が選ばれた。場所はご近所の高槻アレックスシネマ。昨日から封切されたばかりだというのに、劇場には10名程度という、これまた心配になるような客の入りだ。

映画の舞台は、島根県・隠岐島。親の意向に背いて駆け落ちした夫婦が、島に帰ってきたが、相変わらず実家からは勘当状態のまま、20年に一度行われる神事・遷宮相撲に臨むという設定。ところが、その夫婦は一人娘を出産したものの、妻は病気であっけなく他界。その妻の幼馴染の女性と再婚はするものの、一人娘はまだ後妻のことをお母ちゃんとは呼べないという状況で、相撲の本番が迫る。

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