育児

亀岡キャンプ

20230923_01まだ9月の記事も書ききれていないので駆け足で記録。最近のこの時期は舞洲のグランピングに行っていたが、コロナも収まったせいか値段がだいぶ上がったので、別のキャンプにしようということで急遽手配されたのが、京都・亀岡市にある七谷川野外活動センター

亀岡市の郊外にある半官半民のキャンプ場のようで、直前でも空きがあり滑り込み。テント泊のスペースもあるが今回利用したのはツリーハウス。キノコのような形をした簡易ロッジで、下からトラップドアのように押し上げて入るのが秘密基地感満載である。なお、ツリーハウスに装備されていた火災報知器が電池切れか何かで、夜中も一定時間ごとに警告メッセージが流れるのが煩わしくてろくに眠れなかったことを付記しておく。

20230923_02その名のとおり七谷川が敷地内を流れており子供らで川遊び。

食事は持ち込んだ食料でBBQ。今回は二家族合同での利用で、キャンプ慣れしたファミリーにおんぶに抱っこで美味い肉などにありつく。

20230923_03敷地内にはアスレチックゾーンもあって、宿泊者は無料で利用できる。

20230924_01翌日。亀岡市内をぶらり観光。まずは並河駅すぐ近くにある並河鉄道歴史公園。0系新幹線の先頭部分(カットされており1両丸ごとではない)やDD51ディーゼル機関車が静態保存されていた。

かつては北陸新幹線の口丹波ルート(敦賀から先、小浜、場合によっては舞鶴を経由して、亀岡を通って新大阪に至るルート)も候補に上がっていたそうだが、今や誰にも顧みられることはなくなった。

20230924_02続いて立ち寄ったのが亀岡運動公園。広大な敷地で駐車場も周囲に複数ある。

子供らは園内にある噴水で水遊びを始めて、結局ずぶ濡れに。ここまでの着替えは想定しておらず、昨日来ていたものを再登板させる事態に。

20230924_03最後に立ち寄ったのは大石酒造。見学もできるようになっている。

20230924_04酒造りの機材などを展示している部屋に一人場違いなマネキンが。これはだいぶ以前の某探偵ナイトスクープで採り上げられた、一目惚れされたマネキン(後に「フォーマル・ハウト」氏と名付けられる)だそうである。

お土産ここの酒造の地酒を購入して、本件イベントは終了。

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阪急レールウェイフェスティバル2023春

20230528_1この日は、阪急正雀工場で開催された、阪急レールウェイフェスティバルにジュニア達を引き連れて参加。コロナ禍以降オンライン開催が続いていたが、今回からようやくリアル会場も4年ぶりの復活となった。4年前の春秋にも参加していたが、ジュニア達は覚えていない模様(覚えとけよ)。

事前抽選は相変わらず必要で、もはやファンクラブも退会してしまっていたが、運良く当選。入場時間帯も30分単位で区切られていて、会場入場者数が過密にならないよう手を打たれていた。

20230528_2入場のみならず、会場内で参加可能なアトラクションも事前抽選で当選した人しか参加できない、とされているものが相当数あった。

唯一当選してたのはミニトレインの乗車のみ。これは時間指定はなかったが、運転シミュレーターなどはアトラクションの参加時間も指定されているようだ。まあ、コロナ禍前でもこれらは当日の整理券配布で時間は決められていたものだが。

20230528_3特段の抽選等は不要で並びさえすればOKというものもある。これは電池式機関車(BL)。

正雀車庫付近での車両の牽引等を行うのが任務なので、たとえ営業終了後の夜中でも本線上で見かけることはできない。

20230528_4さっきのミニトレインで走っていたのと同規格の車両で本日は非番だったものも展示されていた。

これは二代目の京とれいん雅楽。鉄道模型とするにはかなりデカい縮尺だけあって、かなり精巧に作られている。

自動連結器の体験も並べばOKのアトラクション。左右のレバーを上げ下げすることで、連結器の連結・解放を観察する。動画にて記録。

プシューっと圧縮空気の大きな音が出るが、これは実はよく見ると連結器を動かすための動力として利用しているだけのようだ。それで、連結時に勢いが足らないとロックが掛からず失敗となる。ある程度強い力で突入する必要があるのだ。かと言って、力任せに突っ込むと、連結する側もされる側の両方の車両とも大きな衝撃を受けることとなる。乗客を乗せたままの状態で連結併合する際の運転にはいかに細心の注意が必要かが理解できる。


20230528_5続いて洗車体験で、線路を渡って車両に乗り込む。櫛状に分岐した線路の先にもマルーンの車両がズラッと並んでいる。

20230528_6待機しているのは初代京とれいん6300系。最近は定期運用から外れてしまっており、久々にお目にかかる。

20230528_7
立ち見客が出るまでたくさん詰め込んでから出発。車両の両脇を、緑色の回転ブラシが通過していく。

正確には、ブラシは固定されていて、そこを列車が自力で移動していくのであるが。その様子を動画でも記録。


20230528_8車両貫通扉上部に貼られた京とれいんのエンブレム。2011年に改造されてその10年後の2022年に記念して貼ったようだ。

現時点では全検を通していないようであり、それ故にもう本線を営業運転していない。このまま全検受けないとなると廃車まっしぐらだが、今後の処遇はどう考えているのだろうか。

20230528_9降車際に、魔改造された方のシートにも座ってみた。畳となっておりオシャレだが、結構座り心地は硬かった。

むしろ従来のシート流用でカバーだけ張り替えた方が柔らかい。さすがはデビュー当時ブルーリボン賞を受賞しただけのことはある。
回れるアトラクションも限りがあるので、午前中いっぱいで退散。

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高槻クロスカントリー2023

20230312_1久しぶりに、高槻クロスカントリーに参加。コロナ禍もあって4年ぶりの開催のようだが、元々毎年参加していたわけではなく、ブログの記録によれば、直近の参加は2017年で自分としては6年ぶりの会場訪問となる。

今回のエントリーは個人ではなくファミリーの部(1km)に家族全員でエントリーしたのだが、この日の朝になって次男坊が嘔吐に発熱の体調不良。出場取りやめやむなしかと思ったが、実家で次男を預かってもらえることとなったので、自分と相方氏、長男坊の3人での出場へ。

車で向かったが、ファミリーの部はスタート時間は遅いこともあり、萩谷総合公園駐車場は満車とのことで、手前の関大敷地内の臨時駐車場に停めさせられる。前回はここから会場まで歩いた記憶があるが、今回長男もいるので200円(大人のみ。高校生までは無料。なお往復でこの料金)払って会場までのシャトルバスを待つ。結構待たされたので歩いて行っても対して時間は変わらなかったかも。

20230312_2公園内で昼ごはんに弁当を食べてからのスタート。ファミリーの部はスタート時間を2つに分けて行われる。自分らは後の方。先にスタートした方を見ていると、一家で仮装をしているランナーもチラホラ。仮装に対する表彰もあったようなので、仮装してくりゃよかったねと話す。

そして我々もスタート。当然ながら長男のペースに律速されるわけだが、曰く1kmは長すぎる、とのことで全然ダッシュしない。どアホが、1kmなんてマラソンランナーにとっちゃ極超短距離だぞ。長男のかけっこはそこそこ得意のはずなのに、チンタラ歩くような速度でほぼ最後尾。サッカー場周囲を2周するコースの最後の方にちょっとだけダッシュして8分20秒ほどか。

長男はこのあと公園の遊具で遊びたいというので、相方氏に任せて、自分は一足先に、次男を預けている実家まで走る。3〜4kmぐらいはあっただろうか、下り基調だが上りもあって、こちらの方がよほどクロカンとしての走り応えがあった、というオチ。

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京都鉄道博物館2023_1月

20230121_01年が変わって早々にまたしても京都鉄道博物館を訪問。

既に鉄道開業から151年めに入ってしまったが、150周年事業の一環の最後として、鉄道博物館三館(大宮、名古屋、京都)の館長がそろってのトークショーが行われていた。午後遅めの時間の到着だったので、もうだいぶ終わりかけの状態をチラッと見かけることしかできず。どのみち子連れでは辛抱強く話を聞くのは無理だろうから仕方ない。

20230121_02この日訪れたのは、ウメテツキッズアンバサダーで一旦は応募したが落選していた、車掌のお仕事体験が、ドタキャンが出て繰り上げ当選となったため、おっとり刀で駆けつけた次第。

本館の左奥の方に、221系後尾車両の実物をぶった切った展示があり、そこを使っての体験授業である。何と大阪車掌区の現役の車掌さんが数名来られて講師役を務めるとのこと。

20230121_03子どもたちも貸与される制服制帽に着替えて、本日の始業、敬礼。

20230121_04まずは車掌の業務内容等について軽くレクチャーを受けたあと、車内案内放送の体験から。

示されているカンペは、おそらく実際の放送でしゃべっている内容と同じ本格的なもの。朗読がお世辞にも上手いとはいえない我が息子たちは、読み上げるのが精一杯という感じだったが、他に参加しているチビっ子に、抑揚も付けてエラい上手にアナウンスする子がいて舌を巻く。

20230121_05続いて、列車運行にかかる業務体験で、発車時、到着時の仕業を体験。「信号よし」「戸締めよし」は誰でもわかるが、「Lよし」の点呼は初耳だった。これについては後述。

20230121_06「Lよし」の"L"とは、「L空間」のことを指し、L空間とは、車両のドアからホームの点字ブロックあたりまでを含めたL字形の空間のことを指す。

要するに、ドアにはさまれた人やものが無いかを確認し、問題なければLよしとなるわけである。

体験のあとのおさらいでも、講師の車掌さんがとても重要と語っていたのが、降車後にこのL空間に居残っていることは、もちろん動き出す電車に近いから危険ということもあるが、さらに厄介なのは、手前にいる人で死角となって、その奥側にいる挟まれた人などを見逃すおそれがあるということなのだ。電車発車時に、電車から離れてくださいと何度も注意喚起する場面を時々見かけるが、こういう事情があるということを皆さんに知っていただきたいものである。

20230121_07さて、メインのお仕事を終えたあとは、いつものとおり館内をほっつき歩くが、この日(この時期)限定の展示トピックスとしては、一等展望客車マイテ49形が挙げられるだろう。

以前(といってもつい最近)は扇型機関庫に止まっていたが、今回は館内の引込線で間近で見られるようになっていた。

20230121_08車両形式名のマイテのうち、「マ」は客車重量に基づく表示で、「イ」とは一等車を指す。ちなみに「テ」は展望車を示す。

かつては一等車がイ、二等車がロ、三等車がハだったのだ。その後のルール変更でグリーン車がロ、普通車がハとなり、クモハ、クハ、モハ、サハなどはよく見かけ、特急のグリーン車でクロとかサロをたまに見かけるという次第。

20230121_09もう一つこの日のスペシャルを挙げるとすれば、博物館すぐ横の貨物駅にちょうど貨物列車が到着するのに出くわしたこと。屋外テラスにいたとき、聞き慣れないメロディが何回か聞こえてきて、何だろうと思ったら、貨物列車到着の合図だったようなのだ。

電気機関車が長編成の貨物列車を引き連れてきて止まり、程なくしてフォークリフトがコンテナを積み込む作業をしていた。フォークの差し込みやコンテナ車両への積み込みはかなりシビアな位置調整が要るはずだが、難なく一発で決める職人技を目撃。

閉館時間の17時が近づいてくると、館内は驚くほど閑散としていた。蛍の光が流れる中、しつこく模型列車の運転シミュレーターを操作し続ける息子らを急き立てて退館。

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京阪プレミアムカー

20230109_1三連休最終日のこの日、本来の目的は西京極の京都アクアリーナへジュニア達を連れて行ってスケートをさせてやることだったが、習ってる子供らのほうがよほど上手で、下手っぴいの自分に嫌気が差したので記事にはせず。

それで、午前中でスケートは終わったので、西京極からまっすぐ帰るのではなく、京阪プレミアムカーに乗るために遠回りするのを提案したら乗ってきたので、西京極から阪急で京都河原町へ、そして鴨川を渡って京阪の祇園四条駅に到達。

20230109_2プレミアムカーに乗車するには、座席指定券を購入する必要がある。駅構内にこのような券売機があり、キャッシュレスで買える(現金不可)のだが、ちょっと勘違いして改札外の有人窓口で購入してしまった。そこだと逆に現金オンリーとなる。

20230109_3有人窓口で購入した場合に渡される指定券はこれ。薄い感熱紙に列車時刻と席の番号が記されている。

ジュニア2人を連れての3人旅だったが、指定席は2席分のみ購入。就学前の次男坊はそもそも運賃無料なのだが、どうやらこの場合でも指定券を購入すれば、運賃無料の幼児でも単独で席に座れるっぽい。(確かJRの新幹線等ではその場合運賃も払わないとダメだったと思われる)

20230109_4列車が来るまでの間、おけいはんのポスターを眺める。久しく乗ってない間に8代目まで進んでいるようだ。

20230109_5そして列車到着。京阪特急は基本2扉だが、プレミアムカーのみ1扉で、金箔が貼られた風に塗装してプレミアム感を醸し出す。

20230109_6ジュニア達も乗ったぞということで記念撮影。

20230109_7四条を出てすぐだと乗客はまばらだったが、その後いくつか停車するたびに乗り込む客がいて、満席までは行かないまでも結構埋まっていた感じだ。

確実に座れるということはそこそこニーズがあるのかもしれない。

20230109_8プレミアムな車両にはプレミアムなビールをということで、乗車前に買い込んだプレミアムモルツをいただく。ちゃんとテーブルが出せるあたり、単なるクロスシートとは格が違う。

画像には撮らなかったが、プレミアムカーには専用の添乗員が1人いて、検札と車内販売などを行う。検札といっても全員を回るのではなく、おそらく手元の端末で、座席購入済かどうかがわかっており、未購入の席に乗客が来たときのみチェックするようだ。車内販売は何かの限定グッズのようだが、この短い乗車時間ではなかなか売れないのではないかな。

そうこうしているうちに終着駅の淀屋橋に到着。40分ほどのプチ贅沢に500円(別途運賃は必要)。遊園地のアトラクションと思えば案外コスパ・タイパはいいのかもしれない。

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京都鉄道博物館2022_12月

221229_12022年の最後の開館日にも、京都鉄道博物館にジュニア達を引き連れて訪問。コロナ第8波真っ只中だが、お構いなしの盛況ぶり。10時半頃の到着でも入館時に当日券購入でちょっとばかり並ぶ。

今回の目玉の一つは、500系新幹線が期間限定でTYPE EVA02、エヴァンゲリオン弐号機デザインにラッピングされているものである。毒々しさのある色合いだった初号機に比べ、弐号機は赤を基調とした鮮やかな色合い。

221229_2もう一つの目玉が、West Express銀河である。バリバリの現役運行車両もそのまま引込線に連れ込んで展示できてしまうのが、この博物館の売りの一つでもある。

221229_3何と車内も通り抜けて見学できてしまう。元は高校の頃も通学でよく乗った、今も一部は湖西線あたりで現役運行中の117系だが、すっかり別物に魔改造されている。

夜行で走るのが前提だからか、車内の照明がずいぶんとオレンジ色がかっている。画像は座席車両の部分だが、この他に寝台となっている車両や、ラウンジになっている車両もあった。

221229_4SLスチーム号は8630形式が牽引。乗りはしないのだが、館内放送を聞いている限りではどの運行も満員締め切りとなっていたようだ。

そういえば次男坊の保育所同級生家族に2組も遭遇した。いずれもうちと同じくパパのみが子供らを引き連れる構図。そりゃあ混み合ってるはずだわ。弁当を食べる穴場スポットの3階会議室ですら、12時前でもかなり埋まっていたからなあ。この日も比較的早めに退散した。

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サンダーバード・京都〜大阪

221106_1日曜日の昼下り、この日は特に予定も無かったのだが、次男坊が「ボクはどうしてもサンダーバードに乗りたい」とたっての希望があり、短い距離でもいい、ということだったので、京都ー大阪間だけ乗る、という贅沢な旅に出掛けた。

京都駅に着いて、サンダーバードは1時間に1本しかなく、だいぶ待ち時間があったので、京都駅ビルで時間をつぶす。ビル屋上に行ってみたら、テラスになっていて遠くを見渡せる。これは駅南側の方面。穏やかに晴れていい天気。

221106_2屋上庭園「大空広場」として無料開放されており、竹藪なども設えてあった。京都駅は何度も利用しているが、ここに来たのは初めてかも知れない。

221106_3そろそろ電車の時間ということで、だいぶ余裕をもって京都駅7番ホームへ。

221106_4隣の6番ホームには、京都駅始発で東海道線、山陽線、智頭急行線を経由して鳥取方面へ向かうディーゼル特急「スーパーはくと」が停まっていたので、こちらでもパチリ。

221106_5お待ちかねのサンダーバード22号がホームに入線。

221106_6次男坊初めてのサンダーバードに乗れてご満悦。乗ったぞ、という証拠写真を残しておく。

221106_7今回のサンダーバード特急券は、J-WEST会員向けのチケットレスサービスを利用したので、大人指定席で何とたったの450円。(※ただし子どもの設定無し。今回は幼児で小児運賃すら不要の子連れだったからこそできた芸当。)

通常価格だと自由席特急券で660円、指定席だと1190円もかかってしまうから、これはかなりのディスカウントだ。クレジットカードをJR西日本発行のJ-WESTカードにして、さらにネット会員登録をしてネット予約をすれば、この割引の恩恵を受けられる。

しかもネット予約でチケットレスなら、何度予約内容を変更しても手数料は一切かからない。実際、この日の予約も、最初は時間を間違えて1時間あとの列車を予約してしまっていたが、ちょっと前に気がついて変更して事なきを得た。

221106_8車窓は新快速が走る外側線と同じなので特に変わるところはない。向日町操車場にウエストエクスプレス銀河が休んでいたのでパチリ。

新快速は必ず止まる高槻駅も高速でぶっ飛ばしながら通過、というのが普段にない体験だったか。

221106_9居心地が良すぎたか、終点大阪手前で次男坊は眠りそうになったが無事到着。30分足らずの短い旅でしたが、念願のサンダバ乗れてよかったね。

よく考えれば、遊園地のアトラクションに比べれば相当にコスパのいいイベントだったかもしれない。

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京都鉄道博物館2022_10月

221023_01先月に引き続き京都鉄道博物館を訪問。その間の2022年10月14日で日本の鉄道開業150周年を迎え、今年全体が「トレミアム・イヤー」となっている。

というわけで冒頭画像は日本最初の自国製蒸気機関車230形233号機から。

221023_02この日訪れたのは、「ウメテツキッズ」の任命式出席のため。

実は昨年度も拝命していたのだが、ウメテツキッズとは、京都鉄道博物館の魅力発信に協力するため、SNSでインフルエンサーとして活動することを同館から公認された子どもたちということである。

式冒頭では館長さん直々のご挨拶。間近で館長のお目にかかることなどまずないだろう。

221023_03同館公式キャラクターのウメテツも登場して、このあと他にも多数就任しているウメテツキッズたちと記念撮影。

他の子どもたちの画像まで勝手に載せるのも気が引けるし顔を隠す処理も手間なので、集合写真は割愛。各種SNSで「#ウメテツキッズ」で検索すれば出てくるだろう。

221023_04子どもたちの集中力が持たないであろうことを考慮してか、任命式はごく短時間に終了して、あとはいつもの館内見学。

EF58にも鉄道開業150周年の記念ヘッドマークが掲げられているが、よく見れば車両番号も150で出来すぎている。

221023_05普段は外から見るだけだが、期間限定で車内見学もできる車両、この日は新幹線0系のビュッフェ車が公開されていた。

自分が子どもの頃、これがまだ現役で乗る機会はあったのだが、食堂車・ビュッフェ車は混んでいるし値段も高いということで全然行かなかった。今にして思えば行っときたかったなあ。

221023_06機関庫ではつばめの最後尾展望客車に「つばめ」ヘッドマーク掲示。

221023_07また、機関庫の各蒸気機関車は、普段は建物内に収められているが、開業150周年記念ということで全車両頭出し展示、要するに屋外にちょっとせり出した状態で勢揃いしていた。

普段の屋根の下にいる状態だと暗くなってしまうのだが、屋外で日光が直接当たって明るく見える。

221023_08SLスチーム号にも150周年記念のヘッドマーク掲示。もう何度も乗っているので今日は乗らない。

後ろ向きに出発して山陰本線の線路をくぐるところで、ちょうど真上をディーゼル特急「丹後の海」が通りかかって絶好のシャッターチャンスだったのだが、全く予期しておらず撮れずじまい。

221023_09何度も見ている館内常設展示。ギアの体験で、ギア比の違いによって、速く回るけど力が要る、遅いけど力は少なくていい、といったことを学んでほしいのだが、一切無関心でひたすらハンドルを回すだけなんだなこれが。

今期もウメテツパスポートを購入しているので、またあと何回か行かねば。

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生駒山上遊園地

221002_0110月に入った週末、家族でお出掛けしようということで選ばれた行く先は、生駒山上遊園地

というのも、某鉄ヲタ番組で紹介された日本最古のケーブルカー、生駒ケーブルに乗りたいから、という手段と目的が入れ替わったような状況で一路車で生駒方面へ向かう。

221002_02生駒ケーブルの開業は1918年ということで、もはや100年を超える歴史ある路線である。しかも複線化もされていて、中間のすれ違い地点ではさらに分かれるので複々線のケーブル線路がある。

もっとも、コロナ禍で客数が減っているためか、片方のみの運行となっていた。

221002_03麓の鳥居前駅から宝山寺駅で一旦乗り換え。ここから先は山上線という別のケーブルカーに乗る。

こちらのケーブルは単線だが、これも1929年の開業と戦前からの古い歴史を誇る。

221002_04遊園地に到着。入園料自体は不要だが、コロナ禍以降、要予約となっている。まあよほどの混雑でもない限り入場制限はされないと思うが、そのことを知らずにやって来たら大丈夫なのだろうか。入り口のその場で予約でもいいようだが、スマホを持っていることが前提だ。

入園したらもうお昼前で子供らもお腹空いたというので、芝生の広場で弁当を食べる。10月だというのに暑いぐらいの日差しだったが、木陰に入るとひんやり涼しい。さすが標高が高いだけのことはある。

221002_0510月に入ったということで、あちこちにハロウィンの飾り付けがなされている。

入園料が要らない代わりに、各々のアトラクションを利用する度に200円~500円程度の乗りもの券が必要。フリーパス券は入園予約が必要な土日祝は販売されておらず、少しだけ割引となる回数券的なチケットが入手できるのみ。

アトラクションによっては、年齢制限、身長制限があり、身長110cmに達していない次男坊は(たとえ親同伴でも)乗れないものがあり涙を飲むシーンも。

221002_06そうした制限の無い懸垂式モノレール状の乗り物に乗り込む。

やや高いところから場内を見回すような形になる。ケーブル山頂駅と生駒、奈良方面が見える。

221002_07反対側の大阪方面にも回り込む。画像では分かりにくいかもしれないが、あべのハルカスや梅田の高層ビル郡なども見えた。

221002_08これまた日本最古と言われる飛行塔のアトラクションはそこそこの行列。チケットを節約するため子供ら2人で乗っておいでと言ったのに、ようやく順番が回ってきた土壇場に次男坊は乗りたくないと言い出して、長男坊だけが搭乗。

先ほどのモノレールよりもさらに一段高いところを回るので、さぞや良い眺めかと思い感想を聞くと「怖かった」のみ。

これに限らず、この後も、長男と次男で乗りたいというアトラクションがバラバラで、家族全員で並んで待っても乗るのは1人だけという非効率な場面が何度か。お前ら、まとめて乗ってくれよ。

221002_10ボート状の乗り物で水路を進んで、最後は坂道を勢いよく下って水面にバシャンのアトラクション、急流下りには母子3名で参戦。これもそこそこの行列。

一眼レフカメラを託されたので、遠めでも望遠で撮れた。

221002_09最後はゴーカートに長男坊が一人で挑戦。いっちょまえにエンジンが付いて自走するタイプ。無論、クルマとほぼ同じ幅で両脇にガイドの壁がずっと続いており、ハンドル操作を誤ろうがコースのとおりにしか進めないようになっている。

待っている間に観察してると、大人でも女性等操作に慣れてなさそうな人が上り坂ヘアピンカーブで往生してるケースを散見したが、長男は難なくクリア。

そろそろ夕方も近くなり、乗りものチケットもちょうど使いきったので、これにて退散。帰りのケーブル下りは結構な混雑だった。

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京都鉄道博物館 2022_9月

220924_01シルバーウイーク後半、もはや2ケタ行ったかと思われるぐらいリピートしている京都鉄道博物館に、ジュニア達を引き連れて行った。

220924_02そのお目当ては何かというと、これ。既に昨年で放送は終了したアニメ「シンカリオンZ」だが、それとのコラボ企画ということで、埼玉県大宮の鉄道博物館、名古屋のリニア・鉄道館、そして京都鉄道博物館の3館にまたがるスタンプラリーを制覇すると記念品をもらえるというものなのだ。

そう、今年8月のリニア・鉄道館つい先日の鉄道博物館訪問は、すべてこのスタンプラリー完遂のための布石だったのだ。

いやあ、名古屋ぐらいは何とかなるけど、大宮はさすがに遠かったわ。京都ならいつでも行ける。逆に言えば、関東方面在住者にとっては京都まで来るのはだいぶハードル高いのだろう。当該コラボ企画サイトに、このミッション達成者のニックネームを載せることができるのだが、その人数は現時点ではさほど多くはない。

220924_03さて、もはや何度も来ていると常設展示は見飽きているので、期間限定展示しか興味無くなるわけだが、この日設置されていた異形のものには目を惹き付けられた。

以前ネットニュースでチラッと見た覚えのある、架線等での高所作業のために開発中の、汎用人型作業用ロボット「零式人機ver.2.0」である。これのデモンストレーションがあるということなので、最前列に陣取って待つことに。


開始時間ちょっと前ぐらいからお試しで動き始めたロボットを動画撮影。実に滑らかで音が静かなのに驚く。

これを見て想起せざるを得ないのは、そう、機動警察パトレイバーに出てくる、土木作業用ロボット「レイバー」である。作品がでた当時は、近未来の夢物語の創造物だったのが、現実になっちゃったよという驚きである。そういえば、作品で設定されていた近未来の年代よりも既に先の年代に時は進んでしまったのだが。

後でネットを調べてみると、このデモンストレーション会場にパトレイバー作者のゆうきまさみ氏も訪れて、ロボット開発者と対談したという記事を見つけた。そこでの記述の方が、このロボットの蘊蓄についてきれいにまとめられているので、解説はそちらに譲ることにする。

一言で感想を言うなら、直感的に操作できるシステムというのは、オペレーターの習熟も早く、誰でもすぐに使える優れものである。人馬一体ならぬ「人機一体」という開発企業名にもその心意気が現れている。現時点ではまだ研究中らしいが、そう遠くない日に正式デビューして活躍する姿も見られることだろう。
220924_04その他、期間限定の車両展示では、先代トワイライトエクスプレスの客車が置かれていた。

220924_05こちらは常設展示の、ATCやATSについて模型の電車を走らせながら学ぶコーナー。

予約や別料金不要で並びさえすれば誰でも体験可能。

220924_06この日は昼過ぎからの参戦のため、比較的短めでお開き。梅小路京都西駅の横で屋台村があるということで寄り道してみた。

かつては山陰本線から東海道本線下り方向に合流する分岐線で、両2線とあわせて梅小路デルタと呼ばれる三角形を形成していた高架線部分が廃止となり、跡地を歩行者天国状態にしているようだ。「梅小路ハイライン」と名付けられている。

220924_07細長くつながった屋台村の一番奥では、かつての線路がそのまま残っている。ちなみにここで行き止まりなので、別の出口に通り抜けることはできないようだ。

お父ちゃんはハイボール一杯、子供たちはラムネを1本いただいて帰路に就いた。

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