グルメ・クッキング

惜別・殿田のたぬきうどん

1000004841京都駅八条口から東寺道あたりまで下ったところにある「殿田」。昭和の趣を残す昔ながらの食堂で地元民にも観光客にも知る人ぞ知るの名店だったが、今月末で閉店になってしまうという情報を聞き、最後に駆け込みの訪問。

12時ちょっと過ぎだと既に外に行列ができ始めていたが、回転が速いのでそれほど待たずに入店できた。一人客は相席がマスト。インバウンド客の姿も結構ある。

1000004842名物とされる「たぬきうどん」を注文。なお、全国標準ではたぬきといえば揚げ玉が入っているものとされているが、ここ京都では油揚げに餡かけがかかるのがたぬきとされる。餡かけなければきつね。

油揚げのほかに九条ネギとおろし生姜がトッピングされている。美味いお出汁に、柔らかめのうどん。シコシコの讃岐うどんとは全く別次元の世界が広がる。

1000004843お出汁までしっかり完食。長らくの営業お疲れ様でした。

店を出る時にはさらに行列が長くなっていた。

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國乃長蔵フェス2024秋

1000004600三連休の中日、本来この日は友人らとキャンプに行く予定だったが、雨予報のため中止となった。ところが、蓋を開けてみれば大して雨は降らず、昼以降は晴れ間も出てきた。

というわけで、ぽっかり空いた行事予定の代わりに、近所の酒蔵、國乃長こと壽酒造で蔵フェスをやっているということなので訪問。以前からも、蔵開き、蔵ノミ等で何度も訪れているが、久々に来ると新しい建屋が出来ていた。

1000004601その新しい建屋ではビールの販売スペースと土産物売り場になっていた。

とにかく暑いのでまずは地ビールをいただく。限定醸造の八朔ウィット。はっさくの酸味とほのかな甘みが加わったビアカクテルのような感じ。アテなしでくいっと飲み干せてしまう。

1000004602二杯目はカエルラベルの純米吟醸だったか。先ほどビールを飲んでたカップにはチェイサー用のお水を汲んでおく。

アテには、会場内にブースを出していた「はてなのちゃわん」というお店のししゃも。高槻市駅付近にあるそうなので、ここもパトロールせねば。

1000004603三杯目は大吟醸、だったか。プラスチックカップの形が少し上品に。

アテにはラム肉の串焼き。そしてお土産にヒヤオロシの瓶を買って、ヘベレケになって帰るのであった。

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けさたんと

1000004589最近、近所に立ち呑み屋ができたようだ。JR摂津富田駅南口すぐ近く。その名も「けさたんと」。

なかなか行く機会がなかったが、わかちゃん練習会(この指とまれ練習会)で西京極を走った帰りに、ようやく訪れることができた。さほど広くはない長方形のテーブルに先客がそこそこいたので、詰め合わせてもらって初上陸を果たす。

1000004590記念すべき一杯目は、この日初めて國乃長から蔵出しされたという限定醸造の純米吟醸から。

さすがは地元富田の誇る酒造メーカーの至極の一杯である。

1000004591二杯目は同じく地元のもう一つの酒蔵、清鶴酒造のあらばしりだったが、これはサーバーのボタンを押して汲む方式だったので画像なし。画像は三杯目の國乃長「うすにごり」。

その名のとおり白く濁っていて微発泡。

1000004592そして日付を飛ばして一週間後もまたわか練の帰りに再訪。この日は久保田萬壽を最初の一杯に。

1000004593二杯目は足立農醸のMIYOIをいただく。これまで知らなかったのだが、高槻市の南の方、牧田町という団地が立ち並ぶ土地に最近になって醸造所が立ち上がっているそうなのだ。

地元にいろいろな選択肢が増えるというのはありがたい限り。

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つけ麺うまし

10000045187月末に近所に新たなラーメン店がオープンしていたが、なかなか寄る機会がなく、この日ようやくパトロールに向かうことができた。

12時少し前に店内に入ると、6、7割ほど席が埋まった状態。カウンター席ばかりで10席程度か。先に食券を買う方式で、現金かキャッシュレスはPayPayのみ。つけ麺と、辛つけ麺、塩つけ麺の三種類あるが、まずは筆頭のつけ麺を注文。

待っている間にこの店「つけ麺うまし」についてネットでリサーチしたところ、先にこの店の近くにオープンしている「油そばまぜそばロマン」と同資本系列ということが判明した。(その店にかかる過去のリポートブログ記事はこちら

1000004519しばらく待った後、つけ麺・つけ汁が着丼。麺は極太のストレート角麺で色はやや薄茶色。口当たりのややザラッとした感じは全粒粉使用であろうか。

つけ汁は魚介と豚骨のWスープと書かれていたが、いわゆるブシ系の、カツオ出汁が一番強く感じる印象だった。つけ汁に入っているのは刻みチャーシューとメンマ。一方でつけ麺には鳴門と板海苔が添えられている。

全体の印象としては、つけ麺といえばまあこんなところだよなという線は手堅くまとめた感じ。極端なクセやインパクトといった奇を衒うことなく、無難なスタンダードつけ麺。変化球は残りの2つに委ねているのかもしれない。

1000004520麺大盛りにしたらつけ汁はほとんどなくなってしまったが、そば湯ならぬラーメンスープ化ももちろん可能。カウンターの上に割り用のポットが常備されていた。

つけ麺の丼は、さらえると「完食ありがとうございました」のメッセージが現れた。

つけ麺 930円
麺大盛 100円

近年の物価高で、もはやラーメン一杯1000円の壁は崩壊寸前。筆頭メニューの追加何もなしだとかろうじて壁の範囲内だが、ちょっと追加するだけで1000円超え。時代の流れで仕方ないところか。

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夏休み終わりのスイカ割り

1000004506毎週ぐらいの頻度で通っている某スーパーで、時折ジャンケン大会をやっているのだが、この日の大会では何と長男坊が優勝してしまった。

優勝賞品はシャインマスカットかスイカが選べるのだが、何と長男坊はスイカを選択。マスカットにしとけよ。5Lに巨大サイズ、自転車でどうやって持ち帰るんだ。

1000004507何とか持ち帰った巨大スイカ。絶対に食べきれない。

というわけで、長男坊保育所時代の同級生ファミリーを緊急招集して、スイカ割りを行うことに。まあ、それを口実にした飲み会がメインではあったが。

1000004512宴もたけなわの頃にようやくスイカ割り。すっかり暗くなっており、動画で撮影したのを振り返っても真っ暗で何もわからない。キャプチャ画像を修正してようやくこの程度。

それで、スイカ割り用にステンレス製の物干し竿を使ったのだが、子供らに何度も硬い地面を叩きつけられ、あえなくぶっ壊れてしまった。タダでは済まないものである。

スイカは3分割ほどで各家庭へ。それでもかなりの大量だが。デカいだけでなく、甘くてうまいスイカだった。子供らの夏休み最後の思い出となれば幸い。

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さどしま紀行(グルメ編)

1000004373時系列は若干前後するが、今回の佐渡ヶ島旅行の食べたもの関係をこの項目にまとめることとする。

まずは旅程初日の昼食に立ち寄った「佐渡 廻転寿司 弁慶 佐渡本店」。回転寿司とは思えないクオリティの高さで大人気、という情報を得ていたところ、11時半過ぎ頃に着いたにも関わらず、既に40分待ちとなっていた。

1000004374周りにもいくつか飲食店やら店やらが集積している敷地で、何とか待ち時間を潰してようやく座敷席を案内された。

回転寿司と言いながら、座敷席ではベルトコンベアは流れておらず、タブレットから注文する方式。

タブレットから欲しいメニューを探す方法が直感どおりでなくやや難儀したが、出てきたネタは確かに前評判どおり素晴らしいものだった。特に、佐渡前、佐渡で獲れたという品々はありがたい。運転があるのでアルコールは我慢。

1000004389続いて初日の泊地、佐渡八幡温泉 八幡館でいただいた夕食。利用グループごとに仕切られた個室でいただく。

一枚目に前菜などが置かれた様子を撮ったところ。画像右端に写っているのが、佐渡の郷土メニュー「いごねり」である。

いごねりは、いご草という海藻を原材料にしたゼリー状の食品であり、九州の「おきゅうと」に似てるなと思ったら、サイトの説明にも北前船などの流通により九州から伝わってきた食文化なのだと記されていた。

1000004390その後もお造りやカニなど次々と料理が食べきれないぐらい出てきて、残すものかと格闘。

自分の分は何とかなっても、子供らが確実に残すので、そこまではさすがに処理しきれず。

1000004391最初はビールをいただいたが、その次は佐渡の地酒。「真野鶴」という銘柄の中でも超辛口という「魔の鶴」を冷酒でいただく。「悪魔の辛口」というキャッチフレーズ。

キレの良い辛口が佐渡の魚介に合うこと合うこと。

1000004393八幡館の大浴場を出たところには、佐渡海洋深層水のサーバが置かれており、水飲み放題。佐渡の深海から汲み取った海水だそうだが、塩味はない。

どうやら用途によっては透過膜を使って塩分を抜いたものとなっているようだ。

翌朝の朝食はバイキング形式。和洋好きなように選べるが、ここはやはり和食メインで佐渡米のご飯を何度もおかわり。画像は撮りそこね。

1000004410時系列をすっ飛ばして二日目の泊地、かもめ荘での夕食。これも洋食室という食堂で宿泊グループごとに仕切られたところでいただく。

ここでも当然のごとくいごねり登場。ここでは細長い麺状に切られていた。ほかにサザエのお造りなどもコリコリとして美味。

1000004411翌朝の朝食。旅館のスタンダード的な朝食。ここでも佐渡米のご飯を何度もおかわり。

なお、家用のお土産で佐渡米も購入したので、旅行のあともしばらくはいただけるはず。

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灘温泉(水道筋店)再訪2024

20240505_1こどもの日だが子守当番非番ということでこの日はお一人様を満喫させてもらうことにした。梨状筋も痛めているので、走らずに電車に乗って温泉へ。

阪急神戸線王子公園駅から水道筋商店街を歩くことしばしの、灘温泉 水道筋店、ここは2008年に訪問したことがあり二度目。もう16年も前になるのか。入浴料は当時からは値上がりして450円。

ここの目玉は何と言っても炭酸泉である。ただ、ぬるめの源泉浴槽が混み合っていてなかなか入れない。上がる人が出てできる隙間に何とか入り込む。浴槽が黒色なのでわかりにくいがわずかに濁りか色が付いていそう、かすかにダシの味、金属臭、そして湧き出る炭酸の泡。ぬる湯なのでのぼせないからいくらでも長時間浸かれてしまう。それが混み合う原因だが。

ほかの加温した温泉浴槽や水風呂などと何度か交互浴を繰り返して、すっかり整った。やはり温泉はいい。大地のエネルギーを吸収できるような感じがする。以前の評価★5つは不動。

20240505_g1時系列的には遡ってこちらが先の話だが、王子公園駅に着いた時点で12時を回ったので、先に昼食にした。駅近くの店は既に行列ができているところもあったのでパスして、ちょっと進んだ先にあった「蒸し料理 ひのき」というお店に飛び込んだ。

店内はカウンター席とテーブル席、基本は夜営業の飲み屋がランチもやっているという感じのようだ。

20240505_g2待つことしばし、蒸し料理登場。せいろの中で豚肉と野菜などが蒸されている。以前に我が家でも時々使っていたタジン鍋での仕上がりに似たイメージだ。野菜も柔らかく甘みがある。

後から追って出てきたので画像にはないが、これに味噌汁と漬物の小皿もある。先客でテーブル席にいた家族連れのお父さんが、うまいうまい、近所にあれば毎週でも通いたい、と感想を述べているのが聞こえてきた。確かに同意。

壁にイベントのチラシが多数貼られており、歌手などのショーの舞台にこの店を会場として使っていることも時々あるようだ。

20240505_2さてお風呂後に時系列を戻し、帰路は、温泉の位置って王子公園駅と六甲駅のちょうど中間あたりだから六甲駅に向かってもよくなくねえか、ということで、引き返さずそのまま東方向へ歩く。

確かに距離的にはほぼ同じぐらいのようだが、温泉から六甲駅にかけてはただの住宅街。王子公園駅からの道すがらは水道筋商店街があって賑やかなので、同じ時間歩くのなら気が紛れる王子公園駅からが断然いいだろう。

道すがら、越えた川をまたがって鯉のぼりが泳いでいた。この日はめっちゃいい天気で暑いぐらいだった。

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油そばまぜそばロマン

20240428_1最近近所にオープンしていたラーメン店、存在は確認していたもののなかなか行く機会がなく、お一人様自由行動となったこの日の昼食にようやくパトロールすることができた。

「油そばまぜそばロマン」と店名に掲げられているが、調べたところ株式会社WAという資本のチェーン店のようで、このタイプは大阪市内の森ノ宮に本店があるほか、大阪府内・京都府内にいくつか店舗があるようだ。

店内はカウンター席とテーブル席がいくつか、あまり広くはない。先に食券を購入する方式で、基本現金のみ、唯一PayPayのみキャッシュレス可。

20240428_2壁に油そば・まぜそばの食べ方指南が掲げられていた。要はよく混ぜろということらしい。

20240428_3待つことしばし、着丼。白くて極太の縮れ麺が特徴的。パッと見讃岐うどんのぶっかけかと思うような見た目である。

チャーシューにメンマ、刻み海苔、そしてオプションで追加している半熟卵が乗っている。

20240428_4指南されたとおり、お酢とラー油をかけてから混ぜ混ぜ。白かった麺がタレや卵やラー油の色にうっすら染まる。

麺は見た目に違わずモチモチとして歯ごたえがある。タレの味は辛くはない。お好みで卓上の辛味噌を足して辛くすることもできる。今回は入れ忘れたまま麺を食べきってしまった。

20240428_5麺は食べ尽くしたが残ったタレを見て、これはご飯を追加注文せねばと追い飯投入。先の指南書では、残ったタレに追い飯と生卵でTKG(卵かけご飯)にしたらロマン通とも書かれていた。
油そば 750円
半熟卵 100円
麺大盛 70円
追い飯 50円

もう一つのまぜそばもチェックせねば。なお、これで最寄り駅周辺ラーメン店が近年3軒一気に増えたので、競争も激しくなるかもしれない。

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佐賀訪問2024(グルメ編ほか)

20240323_g1佐賀訪問、鉄道編マラソン以外の、グルメその他もろもろをこの項にまとめて掲載。記事表示の日付と時系列が合っていないが、23日土曜日の往路、のぞみ号車内でいただいたがんこ寿司の盛り合わせ。

夜に肉を食うつもりでいたので、昼は魚に。新大阪の駅ナカで駅弁を物色してたのだが、がんこの店があってテイクアウトもやってたのでこちらにした。大阪を代表する寿司店、調べてみると寿司の「時価」をやめて事前の明瞭価格表示を初めて導入したのはここだったそうである。

20240323_g2佐賀到着後、いったん宿にチェックインしてから夕食へ。泊地の近くにあった「焼肉えいと」。佐賀牛ののぼりも掲げられている。

一応ネットで事前に予約して行ったが、まだ時間的に早かったのかガラガラで拍子抜け。

20240323_g3お一人様だと、2名様からとなっているコース料理は頼めないので、迷ったらこれ、とメニューに記載のあった盛り合わせを注文。ソーセージなども織り交ぜることでコストを抑えた感じ。

メニューには佐賀牛との記述はなかったのだが、タンにロースやミノは佐賀牛なのだろうか。まあ、もしそうでなかったとしても大変美味しくいただいた。

20240323_g4そしてもう一品奮発して和牛のにぎり二貫。こいつはさらに美味だった。脂がとろけるので、ワサビをたっぷりつけても大丈夫。

今回の旅程で至高の一品だった。ご馳走様。

20240323_g5さて、今回の宿泊で利用したのは「旅館あけぼの」。佐賀駅から南の方にある。

実はマラソン前後の佐賀市内の宿は、軒並み同大会の公式サイトでまとめて申し込め、みたいになってて、イマイチ気に入らなかったので、そこには入っていなかった宿を見つけて独自に予約した。

ちらっと口コミを見たところでは、古い旅館ということなのかと思いきや、何のなんの、佐賀市内でも屈指の由緒ある老舗旅館ではないか。なるほど、それでマラソン公式サイトの群れには加わらず孤高を保っていたのか。

20240323_g6ロビー横には雛人形が飾られていた。3月下旬だがまだ置いているということは、旧暦を尊重しているのだろうか。この日は旧暦でいうと2月14日に相当

20240323_g7読書用ラウンジ兼土産物の陶器などが陳列されたスペース。これまたレトロモダンで趣がある。

そしてここに泊まったことにより、47都道府県中これまで唯一宿泊記録が無かった佐賀県でも宿泊したことにより、宿泊以上完全制覇が達成となった。

実は佐賀県自体の訪問は初めてではなく、2009年3月に吉野ケ里遺跡と柳川を訪れているのだが、その際は福岡県内に宿泊していたため、佐賀宿泊とはならず、訪問止まりのままとなっていた。一方、47都道府県「訪問」に関しては、2015年9月に最後の空白地、秋田県訪問により全制覇は達成した。ところが、唯一泊なしだった佐賀県だけが、「経県値」の塗りつけで黄色が残ったままとなっており、今回ようやく全国が赤色以上で埋められた。

20240324_g1翌朝。一泊朝食付きでの利用のため、宿の朝食をいただく。食事自体は地元佐賀の産品もふんだんに含まれており申し分なかったが、朝食時間は最速でも7時半から。

マラソンのスタートブロック閉鎖時刻が8時45分で、宿から会場までは徒歩で40分程の距離にあるため、時間的には結構タイトだ。マラソン編での冒頭、若干小走りで会場に向かったとあるのはこのためである。

20240324_g2朝食会場の食堂にも雛人形が飾られていた。こんなにたくさんあったらシーズン終了後に仕舞うのも大変だな。

20240324_g3時間軸を大きくすっ飛ばして帰路の新幹線さくら号車内でいただいた駅弁、かしわ飯。

新鳥栖駅で在来線から新幹線へ乗り換えの際に在来線ホーム側にあった売店で購入したのだが、ずいぶん小さめで寂れた店という印象だった。

ところが後で調べたところ、この中央軒という弁当屋は 、鳥栖市に本拠があって100年以上の歴史と伝統を誇る有名店だったようだ。これまたお見逸れ致し申した。

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担々麺 食す

20240225_1JR摂津富田駅のすぐ近くに、ラーメン店がつい先日オープンしたので、早速パトロールに向かった。行列になるかもと覚悟して12時より少し早めに来店したが、まだ空席があって拍子抜け。

なお、店の名前は「食す」と書いてあったが、「しょくす」ではなく「くす」と読ませるようだ。というのもサイト検索では「食す〜kusu〜」と表示されているからである。先に券売機で食券を購入するシステム。タッチパネルのディスプレイで選んでいくのでてっきり電子決済も行けるかと思いきやまさかの現金オンリーで2回めの拍子抜け。

なお、メニューは担々麺しかない。まあ店名の頭にも担々麺とあるからな。子連れでカウンター席に3人横並びで着席。テーブル席もあったがその時は既に埋まっていた。

20240225_2待つことしばし、担々麺の登場。店で一押ししていたカレー担々麺。黄色味の強い中太麺をスープに浸けるつけ麺である。

つけ汁にはそぼろ肉や胡麻の風味のスープにカレー味が施されていて大変美味しくいただけた。ただ、これだと大人男性では少し量的には物足りないかもしれない。

さて問題だったのは子供らの方。特に長男坊がいわゆる「敏感さん」で、辛いものが苦手。注文時に辛くないやつはあるかと聞いて、メニューで一番唐辛子アイコン数の少ない担々麺にしておいたのだが、それでも全くダメ。次男坊が私と同じカレー担々麺にしていたので、交換してそれの麺だけをちょっと食べるのみとなってしまった。

そして次男坊の方は、麺自体はウマイウマイと言って食べたのだが、帰宅してそのしばらく後から激しい下痢に見舞われた。この担々麺が原因かどうかは明らかではないが、前後で食べたものの中では筆頭で怪しまれている。

というわけで、辛いの苦手な人、特に子供向けの配慮は十分にしていただきたいところ。後で聞くところでは、辛みを抜く(おそらくラー油無しの)オプションもあったようなのだが、その辺はメニューに先に明示していただきたかった。

カレー担々麺 1100円

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