ランニング

箕面湯元水春2025

1000006633この日子守当番は非番だったものの、早朝から自治会の用事や不具合が起きた家のノートPCの復旧作業やなんやかんやで走りに出かけるのに出遅れたのと、期限切れ間近の回数券が余っているということもあり、近場だが箕面水春までのワンウェイマラニックに出発。

ルートは基本的に旧西国街道沿いで何度も通っている道、終盤だけちょっと逸れて箕面の新興住宅街のややアップダウンのある車道を経て到着。11kmを1時間10分ほど。梅雨入り直前で曇りだが雨は振らずでむしろ走るにはちょうどよかった。

1000006625それで箕面水春自体もこのブログ記事でこれで3度目、前は昨年2月に来たばかりである。

結構混んでいて、お湯も塩素臭がひどく、温泉として見るべきものはほぼない。

1000006627風呂から上がると昼をもうだいぶ回っていたので、併設の食事処でビールセットをいただく。そこそこのお値段。だから前回は寄らずに帰ったんだっけ。

1000006628ここで関心を引いたのが注文システム。この手の温泉施設で定番のリストバンドにあるバーコードを、席にあるセンサーにかざすと、誰が注文したのかがひも付き、タッチパネルで注文すればそれでおしまい。店員を呼ぶ必要がないのだ。何なら湯茶もセルフサービスになっていた。こうやってどんどん省力化して人手不足に対応していくんだろうな。

自分は全然オッケーだが、こうした機械が苦手な高齢者などは戸惑うかもしれない。現に、昔どおりの呼び鈴で店員を呼んで、メニュー見ながら口頭で注文するお客もいた。

1000006629そして退出時の精算も今やタッチパネル機械。先ほどのバーコードをかざし、ビール代千何百円かをキャッシュレスでもお支払い可能。有人対応無しで出られてしまった。

今後ますますこのような無人化が進むのだろうな。

1000006630さて帰路は、1kmにも満たない距離を歩けば北大阪急行の箕面船場阪大前駅に着ける。1年前は開通前だったので、今回延伸期間に初めて乗車した。

よく考えたら、この駅は地下にあるが、もう一つ北の先にある終点、箕面萱野駅は地上。南に向かって乗っても、またすぐ地上に出て、そしてかつての終点千里中央は地下で、また地上に出てを繰り返す。丘陵地帯のアップダウンを実感。

1000006634摂津富田まで帰ってきて、まだ飲み足りないしちょっと食べるものもということで、立ち呑みけさたんとを訪問。鯛のタタキとイカスミおにぎりを日本酒とともにおいしくいただいた。

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ポンポン山と高槻ジャズスト2025

1000006462みどりの日のこの日、子守当番非番なので、ポンポン山往復に走りに出た。

かつてはマラニック企画を組んで複数名のパーティーで向かったものだが、その後ハイキングに縮小し、ここ最近は企画することもなくなって、自宅発着の単独走である。

上の口経由で神峰山寺、そして本山寺へ登る白い悪魔とほぼノンストップで差し掛かる。

一番キツくなる「地獄の四丁目」(勝手に命名)も這々の体でゆっくりと登る。

1000006463本山寺手前、昨秋に訪れた際には土砂崩れの影響でトイレ使用不可だったのは、今はもう解消しているようだ。

ただし、本山寺境内の手水場は渇水のため水が枯れていた。こちらはペットボトル持参だったので何とかなったが、手ぶらでここの水を当てにしていたら危なかった。

1000006464トレイルコースに入ってからは、さほど速くもなく、前方のハイカーに追いついたらこれ幸いとばかりに後ろを歩いて休憩、無理な追い越し一切せず。

出る時間が比較的早かったので12時前に頂上へ到着。そこそこの賑わい、やや霞がかっているが天気は上々。おにぎり1個ほおばってすぐに復路へ

1000006465芥川沿いのアクアピアは高槻ジャズストリートの会場の一つとなっており、ビッグバンドが景気よくメロディーを放っていた。結構遠くからも聞こえていた。

往復で30kmほど、ネットタイムで3時間30分程度。久々のロングランで疲れた。

1000006466帰宅後程なくして、高槻ジャズストリート初参加のラン友から、勝手が分からないので案内してほしいとのオファーがあり、疲労した脚を引きずりながら高槻駅へ。

関西大学キャンパスを初めて訪れ、画像はその次に移動したアクトアモーレの会場。パワフルなサックス(クラリネットかも)を拝聴。

1000006467続いては店の中で飲みながら聴くパターンということで、cafe&diner PLUTOへ。ここは10年以上前にたかつきバルで訪れて以来か。入れ替え制となっているため店先で待つことにすると、次の出番の演者も待機中でしばし雑談。

時間が来て店内へ。ワンドリンク制でビールを頼んだが、グラスが小さめで思わずちっちゃ、と突っ込んでしまう。それはさておき、ここでは透明感のある女性ボーカルの歌声に魅了。

1000006468さらには中心部付近の賑やかそうなあたりということで阪急高槻市駅北側の会場へ。近くの酒屋で缶ビールを買い込んで、うまい具合にベンチがあったので座って飲みながらプロサックス奏者の音色を聴けたが、あいにくステージを後ろから眺める格好となり見栄えは悪く画像なし。

ここの画像は移動中にとおりがかった高槻市駅ガード下の会場をチラ見したもの。いずれもたくさんの人だかりができている。

1000006469最後に立ち寄ったのはBar SOLT。ジャズストには何度も来ているがここは初めて訪れた。

すぐ左隣がジャズストのメッカ、JK cafeなのだが、そちらはとんでもない混雑ぶり<でとても入れそうにない。

1000006470ここはトランペットがメイン。ズバリど真ん中のジャズミュージックが最後に回ってきて締めとして上々。まあたまたまそうなっただけだが。

それで、近年の高槻ジャズストでは累積赤字が積み重なって存続が危ぶまれてるとのこと。それを受けて今年は初の試みとしてクラウドファンディングで寄付を募っていた。自分もわずかばかりだが協力。後日確認したところ、無事目標額の750万円を達成し、さらにオーバーテイクを積み上げたとのこと。これで少なくとも次回は安泰か。

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伊丹空港マラニック2025

1000006386GW前半戦のランニングイベントとして、わかちゃんFRCの企画「伊丹空港マラニック」に参加。

最初の集合場所はJR総持寺駅で、ここからワンウェイで走っていく。家から近いので電車に乗らず歩きで到達。

1000006387集合時間まで余裕を見過ぎたので時間が余り、駅近くにある総持寺を訪れた。というか駅名の由来がこの寺だものな。

近所にありながら、意外にも境内に入ったのは初めてかもしれない。高野山真言宗、西国二十二番札所にもなっている総持寺の中は想像以上に広かった。いろいろな説明書きを見ていると、茨木高校が最初にできたのもこの地だったというのは初耳だった。すぐに手狭になって今の場所に移転したそうだ。

1000006388さて集合時間の10時を迎えてマラニックスタート。最初は茨木川沿いを走る。この茨木川も、今でこそ国道171号線のあたりで安威川に合流しているが、かつての流路は異なっており、茨木市役所の横あたりを南に向かって流れていたのを、人為的に付け替えたのである。旧茨木川跡は公園や道路になっている。

茨木川と西国街道が交わるあたりで、西国街道沿いに進路を取る。中河原のあたりに大きな石碑が建っていた。「東 大津十一里 京都七里」「南 堺九里 住吉七里 大坂五里」などと書かれている。かつては交通の要衝だったようだ。

1000006389さらに西へ進むと、郡山宿、通称「椿の本陣」。ここはこれまでも拙ブログで何度か登場しているので詳細省略。コロナ禍以降内部の見学はできないままとなっているのが残念。

これ以外にも街道沿いには昔からあったんだろうなと思われる立派なお屋敷が点在。試しに表札を見てみると笹川さん。すぐ近くにもまた笹川さん。何戸も笹川さんが存在。同行者の話によれば、あの笹川財団の笹川家がこのあたりに多く居を構えているらしい。

1000006390勝尾寺口の鳥居。実際の勝尾寺はここから北へ4キロほども離れている。

まあ、西国街道以外に大きな道は無く、徒歩移動が当たり前だった往時からすれば、高速道のICで最寄りと言いつつも結構離れた場所の地名が付くのと大して変わりはないか。休憩のため一旦ここで北上してコンビニに立ち寄る。

この先、画像はないが、千里川に差し掛かると川沿いへ進路を変え、コース取りの都合か新御堂筋に当たったら一旦南下してしばらく進んで右折、のち再び千里川沿いに合流。新御堂筋南下では結構な登りが続き、西向きに変わると今度はその登った分を下る。千里丘陵の存在を走って実感。

千里川沿いの緑道を走っていると車から声を掛けられる。誰かと思えば相方氏と息子達。この日の朝から、川西方面に農作業の手伝いに行っていた帰りに、スマホの位置情報で近くにいるとわかって寄ってきた模様。

1000006391川沿いの道が舗装路でなくなってからしばらくすると、ようやく大阪・伊丹空港の南東端に到着。結構な人だかりができている。

1000006392飛行機の着陸ウォッチングを開始。

Flightradar24のおかげで、次に来る機材がどこから来た何かが簡単に分かる。便利な世の中になったものだ。

1000006393好天ではあるが、時折やや強めの風が吹くコンディションのため、着陸機がちょっとふらつくように見える場面も。


動画でも記録。この機材は大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」がペイントされている。

別の機材の着陸。B-737やエンブラエル170、プロペラ機のボンバルディアあたりが多くて、たまに大物としてB-787が来るぐらい。

なお、千里川土手では公園整備の工事が始まるようで、完成すればもっと見やすい環境となることが期待できそうだ。
1000006394空港をあとにして、伊丹市内のゴールの銭湯を目指す。空港のすぐ近くに「田能遺跡」があったので立ち寄る。弥生時代の遺跡だそうだ。

竪穴式住居も建っているがこれはレプリカ。実際の遺跡は現在の地表の数メートル下で発見されたそうだ。

1000006395伊丹市街に入り、福知山線を渡るあたりでグッと地面が高くなる。おお、これは伊丹台地の端に違いない。台地の端は水を得やすいということで、白雪の酒造所があった。

市街地をしばらく行って、ようやくゴールの橘温泉に到着。銭湯に似つかわぬスタイリッシュな外観。

1000006402この日走ったルートをStravaでトレースしたのがこちらの画像。

全行程約25km。

1000006397お風呂のあとは、阪急新伊丹駅近くの居酒屋「た藁や」で打ち上げの宴会。その名のとおり藁焼きがウリのようである。

16時スタートで当初の客は我々だけだったが、出る頃にはほぼ満席。

1000006398阪急に乗って帰っていると、二次会しようぜということになり淡路駅で途中下車。淡路で乗り換えることはあっても降り立つのは初めてかもしれない。

「あわや」という立ち飲みの店だがテーブルに座って飲む。メニューがすごく多いのと、値段がめちゃ安い。十三に近い雰囲気だ。

1000006399富田駅で降りて、ここまで来れば一人三次会で「けさたんと」へ。この日は鯨肉があるというので、それをいただいた。

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わか練(大阪城練習会)2025年4月

1000006269わかちゃん練習会in大阪城公園に2度目の参加。前回の参加がちょうど1年前でその頃もギリギリ桜が残っていた。

この練習会自体はもっと頻繁に行われているが、子守当番が非番に当たっているなど各種条件が整わないと来れないのでずいぶん間が空いてしまった。

1000006270そして前回は何も考えず駅のコインロッカーに荷物を入れてしまったが、学習した今回は、ランニングステーション利用に切り替え。

強気の1000円だがまあしゃあない。

1000006271更衣室にはロッカーがずらり。

やや縦に細長すぎで、パンパンのリュックだと入れにくかった。中身を半分出してずらして詰め込み何とか格納。

1000006272シャワールームも完備。ボディーソープなども備え付けてある。

このほか、ランニングウェアやシューズまで有料レンタルも可能なので、金さえ積めば手ぶらで来ても走れる。

そんなことが一定ニーズがあって商売として回るようになったのだなあと、ランニングがスポーツとしては超マイナーだった頃から走ってきた身としては感慨深い。

1000006274この日の天気予報はズバリ雨。ということで参加者も少なめの10名程度。

ただ、意外にも走っている間は降られることもなく、時折薄日も差すぐらいでわかちゃんの晴れ女パワーに驚き。この予報で他のランナーもごく少なく走りやすい。

自分はキロ6分の組で走る。ペーサーのスキルが超絶で、10km走っても誤差10秒以内。2時間走ってちょうど20km。例の梨状筋の違和感は若干出てきたものの、走れない程の痛みには至らず。コース上にランナーは少なかったが、後半になると徒歩の観光客が増えてきて最後はもう走れないぐらいの混雑になった。

1000006275さて4月13日は大阪関西万博の開幕日。それを祝ってブルーインパルスが大阪の空を飛ぶ予定となっていた。ちょうど練習会が終わってしばらくぐらいの時間帯。それを目当てなのか、公園内はとても人が多くなっていた。

ただ、練習会終了あたりから無情の雨が降り出す。ライブ中継の動画などをチェックするも、人が多すぎて基地局のキャパをオーバーしているのか、ネットにつながりにくい。

1000006276大阪城と空が見渡せる場所がなかなかないが、塀の上からのぞくと幾分マシな箇所を確保。

しかし、かすかにつながったX(Twitter)からは、デモ飛行中止の情報が流れて来た。試しに3機離陸したが、やはり視界不良で急遽中止になったそうだ。

1000006277というわけで大阪城公園を後にして、一駅移動で京橋へ。これも1年前に訪れた徳田商店で打ち上げ。

日曜の昼間だが店内は大盛況でほぼ満席だった。

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大阪港方面マラニック

1000006114すっかり春めいて暖かい気候となったこの日は、マラソンシーズンも終了ということで久々の温泉目指してワンウェイマラニックを敢行した。背負う荷物に帰るとき用のジャンバーを入れなくてよくなったのはありがたい。

今回の目標地は大阪市港区方面で、これまで安威川沿いを進むパターンが多くてやや飽きているため、若干南側に遠回り気味とはなるが、如是川、芥川から淀川河川敷に出るルートを取った。

画像は芥川が淀川に合流するあたり。ただ、このルートの景色も何か見覚えあるなと思ったら、おそらくは高槻シティハーフのコースと重なっているのではないだろうか。

1000006115しばらく淀川右岸側の堤防上を走ると、「くらわんか船発祥地」の石碑があった。

江戸時代、京と大坂を水運で結ぶこの地では、往来客に向けて食事などを売りに来る小舟の商売があり、「食らわんか、くらわんか」と結構ややな、そしてコミカルな口上が名物となっており、くらわんか舟と呼ばれていた。

そのあたりのエピソードも最近放映されたブラタモリで採り上げていたな。

1000006116淀川を渡って左岸側に移ってしばらく行くと、3km折り返しの大きなカラーコーンが立っている。何かの大会かと思っていると、程なくしてナンバーカードを付けたランナーが走ってきた。最初はまばらで、やがて大勢。

すれ違いざまに応援しながらしばらく行くと、ゴールゲートが見えてきた。「淀川マラソン&ウォーク」と書かれておりこの大会ということのようだ。さっきすれ違った3kmとは別に、フルやハーフの出場者もいるようで、そのコースはさらに下流の方に展開しているようだ。

1000006119それらのランナーにも応援しながら走っていると、超ハイテンションで応援している人物が前方に。近づいてみると、有森裕子さんだった。

当該大会のゲストだったようで、走ってくるランナー全員にハイタッチしながら応援。応じるランナーも皆笑顔で、さすがオリンピアンのアスリートは人気があるなあというオーラを放っていた。

1000006117さらに下流へと向かうが、大会参加ランナーが続々とやってくる。毛馬の閘門あたりまで来ると、なんといつもは閉鎖されている淀川を渡るところが開放されて、対岸からもランナーが渡って来るのだった。右岸走ってればここで淀川を渡れるチャンスだったんだなあ。

それで、今回この記事を書くに際して、この毛馬の閘門あたりのことを調べて初めて知ったのだが、淀川をドーンと仕切っている堰堤は「淀川大堰」であって、淀川本流から南に枝分かれする大川との間に置かれているのが「毛馬閘門」なのだそうだ。これまでは、なんとなくこのあたり全体が毛馬の閘門だと思っていた。

1000006118淀川と大川の分岐点でランナー達とはお別れして、大川の河川敷へスイッチ。このルートは初めて走る。

そして、その大川に差し掛かってすぐのところにある仕切り、これこそが「毛馬閘門」なのだ。淀川本流と大川の水位に差があるため、ここを乗り越えて船が通れるようにしているのである。

1000006120初めて走る大川沿いは、なかなかに快適だ。大川沿いに屋形船が停泊しており、沿道には桜もたくさん植わっている。

「水都大阪」と称されるのも、この景色なら納得がいく。

1000006121しばらく行くと、「大阪市水道発祥之地」と書かれた石碑があった。かつては淀川の水をそのまま使っていたが、水質問題や人口増加に対応すべく明治期にここに浄水場が作られたのだそうだ。

その後、さらに大規模な柴島浄水場が出来たのでこちらの方は役目を終えている。そういえば以前柴島浄水場の水道記念館にも見学に行ったな。

それで、なぜこの地に水道か、というのをいろいろネット検索で聞きかじった限りでは、淀川河口近くになると海水が混じってしまうため、海水が入ってこないように川を仕切り(これが淀川大堰、これができる前は別の「長柄可動堰」があった)、その上流側は真水なので、これを取り入れて浄水し水道にしているのだ。あの大きな堰はそのため(だけではないが)にあったのか、ということが理解できた。

1000006122さらに先に進むと、今度は「青湾」と大きく書かれた石碑が現れた。ええい、この際これもまとめて記事に載せてやる。

そこに書かれた解説やネット記事などをざっくりまとめると、豊臣秀吉の頃、この辺に青湾という湾があり、ここで採れる水が茶の湯に適していたことから秀吉もよくここで茶会を開いていた、ということらしい。

その青湾自体は、後に埋め立てられてしまい現存していないとのこと。

1000006123さてその後は、天満橋駅付近で昼食にラーメンを食らうが、その話は別項にまとめることとして飛ばし、昼食後のラン再開から。

続いては土佐堀川沿いを西方向に向いて走る。当初は左岸側、つまり南側を行くつもりだったが、そちら側に川沿いキワキワを走れる道がなく、やむなく右岸、中之島側に移る。

すると、高い台の上に立つ女性像が現れた。「緑の讃歌」と書かれており、ここに載せた画像では向かう最中に撮ったので一人しか見えないが、この裏側でやや低い段にもう一人女性像がある。このほかにも、川沿いに複数の銅像や石像などのアート作品が点在していた。

1000006124土佐堀川から安治川沿いへとコースをスイッチ。倉庫のような建物が増え、堤防沿いにゴミなどが放置されている、だいぶ荒んだ雰囲気の道が続く。

そんな中、見覚えのある秘密基地のような建物に出くわす。おお、これは安治川を渡るトンネルの入り口にあるエレベータではないか。拙ブログでも2017年及び2010年にここを通ったとの記録が残っている。

1000006125そしてようやくこの日の目的地、「天然温泉テルメ龍宮」に到着。

なお、温泉編も別の記事として独立して作成。

1000006113今回の走行ルートをStravaでプロットした画像は左のとおり。

Googleマップの最短距離で行けば30kmほどだったようだが、やや直線最短コースより遠回りするので、結果は36kmほどの距離を走った事となった。

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コスパ3時間耐久リレーマラソンと新世界

1000006048春分の日の祝日、ヤンマースタジアム長居の陸上競技場で開催される「コ・ス・パ3時間耐久リレーマラソン(第11回)」に参加。珍しいことにチームメイトは高校の同窓生6名。

高校同窓会は今でも毎年忘年会を開催する程度のつながりはあり、ゴルフコンペなどは時折やっているようだが、走っている面子もそこそこおり、何か一緒に大会に出ようやということでこれが対象となった次第。

1000006049スタート前のセレモニー。どこかの大学チームがゲストランナーとして走る、という紹介をされていたようだが、スマン、あまりよく聞いてなかったので覚えていない。

1000006050そして今回もバナナの着ぐるみで参戦。もはや仮装なしでは走れない体となってしまった。同チームの他のメンバーは特に仮装はしないので、第一走者で走らせてもらうことに。

コースは、競技場を出てそのすぐ外周りを通って戻って来る1周1kmのレイアウト。ただし最初の1周だけはトラック1周が追加されており1.4km。草大会だからそんなガチで走る奴はおらんと思っていたが、いざスタートしてみると周りもメチャクチャ速い。

競技場のすぐ周りの道は途中坂道で2階のレベルまで登って、しばらく水平の後また地上レベルに下る。そんなの知らんかったので登りで脚が売り切れそうになる。落ちたペースを挽回すべく下りはノーブレーキで突っ込む。1周目、5分ちょうどぐらいでリレー。キロ4分は切れてるだろう。

1000006051その後、自分以外の5人は1周ごとで交代だが、自分だけわがままを言って2周走ってからの交代とさせてもらった。1kmだけだとしゃかりきで走らなアカンのでしんどいと思ったからだ。

ところがどっこい、他のメンバーもキロ4分切りで帰ってくる者が結構いて、当初自分はキロ4:30ぐらいでのんびりペース走と思っていたのが、2kmずっとキロ4分というレペティション練習と化してしまった。

順位の方は最初の頃は19位と表示され、その後18位に順位を上げ、最終的には43周で17位と上々の成績を収めた。というか3時間で42km超えてるので表定速度サブスリーを上回ってますがな。

1000006052大会終了後はそそくさと会場をあとにして、新世界へ向かった。この界隈の訪問は久しぶりかも。

インバウンドの外国人観光客の姿がやたら多いのと、昔はそんなの無かったと思うが「射的」の店がやたら多かったのが印象的だった。串カツ屋も有名どころの店前は大行列。

1000006053そんな中訪れたのは「おやじの串や」本店。メンバーの知り合いの知り合いが社長をしているというツテで予約していたとのこと。

店内にはミニバンの外車の席もありかなりユニーク。

1000006054とにかくオッサン6人で串カツをガンガン注文してビールをかっ食らう(ノンアルもいたが)。どのネタも大変おいしくいただけた。

それで、この日はサッカーW杯の出場をかけたアジア最終予選の試合日ということで、家に帰って観たいからと飲み会は1時間1本勝負の超短期決戦で終了。早々とお開きになった。なお、その試合、日本対バーレーン戦は見事2-0で日本が勝利、世界最速で本戦出場を決めた。

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高槻クロスカントリー2025

1000005971今年も高槻クロスカントリーに家族で参加。ただし、長男坊だけ走りたくないということで当初からエントリーせず、留守番させて3人で萩谷総合運動公園へ。今回も会場の駐車場に停められた。

天気は晴れだが気温は低め、日が当たればポカポカするが陰ったり風が吹くと寒い。

1000005972まずは小学生の1kmで次男坊が先陣を切る。サッカー場発着でその周囲500mのコースを2周。

まあまあ速い方のうちに無事ゴール。

1000005973続いて自分の出番。今回も3km、今回も仮装だが今シーズンはサルからバナナにリニューアル。仮装ランナーは基本的にファミリー1kmに出るのが暗黙のルールのようで、他に仮装ランナーの姿はなくやたら目立つ。

遠慮して中段よりやや後ろに並んでいたが、スタート直後からかっ飛ばしてしまい、順位はごそっと上がったものの初っ端でだいぶ脚を使ってしまった。

本格的登りになってからは伸びがなく、若干名には抜き返される有様。下りに入って、今シーズンはもうレースもないので気にせずぶっ飛ばすものの、さほど順位は変わらず、12分27秒で総合33位、年代別(50代)で5位と入賞を逃した。昨年はこれより3秒速い12:24で年代別3位だった。ペース配分をもう少し丁寧にすべきだったな。

1000005974最後は相方氏の出番で8km。これまた昨年果たした年代別1位を狙うも、3位入賞にとどまった。

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高知龍馬マラソン2025

1000005863前項からの続き)ようやく今回の旅のメインイベントである高知竜馬マラソン2025の記事。

そもそも、なんでわざわざ高知を選んだのか、はこれ。いわゆる「マラソン国盗り」(47都道府県の各マラソン大会に出場)にあたって、長らく空白の地であった四国に今回初上陸。四国4県回るにしても、アプローチしにくそうな所から先、ということで高知を選んだのだ。

今回の泊地も、ホテルの空きがないかあってもべらぼうに高かったのでAirB&B利用のコンドミニアムのような簡易宿所。他の宿泊客もほとんどマラソン出場者。ただ、いびきやらドア開閉時のロック解除電子音やらがうるさくて気になって、ほとんど眠れず。

1000005864今や主流となりつつある、ナンバーカードは事前郵送で、前日ないし当日の受付不要なので、荷物を預けるだけでよい形。高知城近くの城西公園がその荷物預け会場だったが、前日夜から降っていた雨のため地面がぬかるみと化しており、これはいただけなかった。なお、雨は運よく朝には上がっており、極端に寒くもなく曇りという上々の天候である。

トイレに並んでいる間に自撮りをSNSで披露、今回も前回に引き続きバナナの仮装である。頭の部分のすわりが悪かった課題点は、キャップをかぶることで改善を図った。

1000005866スタート前、各ブロックに整列するが、えらく狭い路地で、こんなとこから走れるのかと思っていたら、スタート時間が近づくと徐々に移動して表通りの広い道に出た。開会式の様子も何とか見える位置。

ゲストには、瀬古利彦氏、金哲彦氏、箱根駅伝で優勝した青学のメンバー、駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏、いろいろあった広末涼子氏など結構豪華な面々。

10000058699時にスタート。これまでキロ4:30ペースにこだわっていたが、結果を見てこれではまだ速すぎるとの判断に基づき、今回のペース設定はキロ4:45〜5:00程度と一段落とした。

程なくして前方にサブ3.5のペースランナーとその集団が見えてきた。無理せずじんわりと追いつく。しばらく集団に付いて走るが、ほんとにキロ5分きっかりか数秒切る程度のペース。確かにこれで間に合う計算ではあるが、最後まで「どイーブン」でこのペースを維持する必要がある。また、かなりの大人数の集団になっており、給水が取りにくい。というわけで、賭けではあるが、この集団より少しだけ前を走ることとした。

混雑からは解消され走りやすくなったのと、バナナの仮装で沿道からはたくさんの応援をもらえるのですこぶる快調。速くてもキロ4:45までという設定がドはまりして、中間点も楽々と通過。通過タイム1時間44分09秒は、目標のサブ3.5に対し50秒ほどの貯金。結構ギリギリではある。

沿道の景色は、非常にザックリ言うと、街なかから離れ、大きなアップダウンの橋を渡ると左手に海が見えるコースに差し掛かる。画像はそのあたり、桂浜付近。前方にゲストランナーとしても参加の金哲彦氏が見えてきて、えっ、開会式では目標サブ4言うてたのにめっちゃ速いですやん、と思ったが、並走するまでは追いつけず逆に差を開けられてまた見えなくなってしまった。

1000005872前回のフルマラソンでは25kmあたりから崩れ始めたが、今回はまだ行ける。

マラソンには2つの我慢がある、一つは、前半でもっと飛ばせるところだがペースを抑える我慢。この格言の一つはまさにクリアした。もう一つの我慢は、後半にしんどくなってペースを落としたくなるところを、落とさず維持する我慢。後半の課題をクリアできるかどうか。

30km通過、2時間27分50秒。キロ5分標準で見た場合、2分10秒の貯金。ここからはキロ5:00フラットでも大丈夫だ。キロ5を切れば貯金、オーバーすれば貯金食いつぶし。

32kmあたりで折り返し。仁淀川河口付近で、晴れていれば仁淀ブルーが堪能できるそうだが、残念ながら曇り空で灰色の景色。さすがにキロ5分を超えるラップも時折出てきた。35km通過、2時間53分12秒。それでもまだ2分48秒の貯金がある。すると、このあたりで背後から大きな集団が迫ってきた。何と、ここでサブ3.5のペースメーカー集団に追いつかれてしまったのだ。

ここは踏ん張りどころと集団に1kmか2kmほどは食らいつくが、依然としてこの集団はキロ5分を数秒切るペースを維持していたのだ。恐るべきイーブンペース。だが、これは数値上イーブンペースではあっても、心理的には後半にペースアップしているのと同然だ。生理的イーブンペースは、前半の方がやや早めで、後半は疲労で若干ペースが落ちることを見越して設定しなければならない。超長距離の練習不足だった我が身では、当然ながら後半にペースアップなどできるはずもなく、やがてこの集団から徐々に置いて行かれることとなった。

気持ちはここで切れてしまった。キロ5分オーバーを連発、下手すればキロ6分近くまでペースは落ちた。40km通過、3時間20分42秒。無念。それでも前回よりはだいぶタイムが向上しているので、あとはどれだけ削り込めるかに切り替え。

1000005870ゴール地点は街なかではなく、やや山間部にある運動公園のようなところで、そこへ向けてののぼりが続く。急坂と聞いていたが思ったほどではなく、ギリギリのペースでの戦いだったら、妙見山モードをかませて勝負できたかもしれない。

そこそこ無様ではない程度の走りで、ゴール。タイムは3時間34分18秒だった。ゴール後倒れ込んでいたら、地元の新聞記者が取材に来た。おそらくは全身仮装で走っているランナーの中では相当早くにゴールした部類なのだろう。地元紙には何らかの形で載っているかもしれないが、見ていないのでよくわからない。もし地元の方で記事を目にされ、偶然このページにも検索等でたどり着かれた方がおれば、はい私がその当人であります。

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10-15k 1:14:04  24:35
15-20k 1:38:42  24:38
(HALF  1:44:09/1:50:09)
20-25k 2:02:59  24:17
25-30k 2:27:50  24:51
30-35k 2:53:12  25:22
35-40k 3:20:42  27:30
40-FIN 3:34:18  13:36
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記録 3時間34分18秒 (ネットタイム3:33:31)
総合順位 727位/7129人中(年代別 146位/1689人中)

目標である3時間30分切りは達成できなかったので、満足とは言えないが、納得のレースではあった。前回の奈良マラソンよりは改善できたが、まだ足りないのは何か、がはっきりわかって、それが次に向けた課題である。往年のベストタイムからは程遠いが、それでもやはりフルマラソンのタイム向上を図るということは、ゲームとして非常に面白い。今少し、走り続けることとしよう。

レース後、会場近くにも温泉があってランナーは無料招待とのことだったが、行き方がよくわからず、あきらめて送迎バスに乗り早々と高知駅前へ。駅近くにあった銭湯で汗を流してちょっと疲労回復。

復路は高速バスで大阪方面へ。16時半ごろ高知を出て大阪梅田が21時過ぎの到着。やはり高知は遠い。

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大正方面マラニック

1000005524再び子守当番非番となったこの日、天気もいいのでこれは走るしかないと温泉目指してワンウェイマラニックを実施。今回はゴール地点を大阪市大正付近に設定。

前回はGoogleマップのナビに全面的に従ったが、結局安威川河川敷に出るなら最初から河川敷まっしぐらに合流するルート取りでええやんと思い至り、南下の際の手慣れたコースへ。そこから淀川河川敷まではナビを頼って(といってもほぼ一直線だが)淀川堤防へ。少し上流側には赤川鉄橋が見え、今ではおおさか東線が複線で走る。かつては城東貨物線の単線で、線路がない側は歩行者が通れたのでこの橋を走って渡ったこともあった。

1000005525前回同様長柄橋で淀川を渡って天神橋筋商店街へ。前回よりはだいぶ早めに来られた。それには理由がある。

1000005526その理由は、春駒の寿司を食うことであったが、その目論見は一瞬で崩れ去った。11時半頃だったと思うが、既に長蛇の列。

何時だったら並ばずに入れるのだここは。土日祝は諦めろということなのだろうか。

1000005527仕方ないので、隣にあった居酒屋「伝助」に入ることとした。昼からやっていて、朝4時までやっているそうだ。

まだ他に客はおらず、自分一人。

1000005528普段なら飲んだあとのシメの需要に応えているであろう中華そばを注文。この店でも席ごとにQRコードが掲げられており、スマホで撮ってその先のページから注文してくださいとなっていた。

この店、ジムビームハイボールが50円と、価格がバグっている。メガハイボールでも99円。まだ走りが残っているのでここはノーマルで。赤字覚悟の牛刺しもいただく。お通しも含め最終1600円ほどにはなったが、これは中々の充実ぶりだった。で、支払いは現金かPay系のみ。クレカ・交通系ICは使えず。

店を出る頃には次々と客が入ってきてにわかに賑やかになっていた。

1000005530さてラン再開。大川を渡って、中之島公会堂。新婚カップルがここを背景に撮影をしていた。

そういえばこの日は大阪国際女子マラソンの開催日。この辺もマラソンコースとなってなかったっけ、と調べてみたが、まだスタート時間前で、長居からここまではだいぶあるので、出場ランナーと重なりそうにないと分かったので先へ進むこととした。大会スタッフらしき人たちが、ぼちぼち規制線を張ろうかな、という程度の状況だった。

1000005529扇町公園。存在は知っていたが、実際に訪れるのは初めてかも。大型の遊具が設置されていて、子どもらがたくさん遊んでいた。

その後しばらくは、木津川沿いを走る。木津川といえば八幡のあたりで三川合流して淀川になってしまうのだが、大川から分かれてまた名前が復活するのが面白い。

1000005531木津川沿い、大阪市内であるのに随分うら寂しくて人通りもほとんどない。

そうした道をしばらく走っていると、突如として賑やかな街並みへ飛び込んだ。大阪ドームのある大正付近だ。

この日のドームでは何かのイベントがあるのか、大正駅方面から大勢の人が歩いてきてすれ違う。ほとんどが女性。

1000005533ゴールの温泉は大正駅から更に南へ2kmほど進んだところ。複合商業施設が立ち並ぶ一帯のさらに先にあった。

Stravaでトレースしたこの日の走行ルートは左の画像のとおり。約29kmだった。

温泉のリポートは例によって別稿にて。

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高槻シティハーフ2025

10000054722025年も昨年同様に高槻シティハーフのファミリー2.7kmの部に次男坊のお供で参加。相方氏も前回同様エンジョイ2.7kmの部で入賞狙い。長男坊は長距離嫌だとエントリーせず。

いい天気で、日向ではポカポカと暖かいぐらい。長男坊同級生も複数出場で、スタート前に合流。

1000005473今回もバナナの仮装で走ることとした。次男坊にもサルの被り物(頭部のみ)を用意したのだが、恥ずかしいということで本番では何も被らず。

バナナの仮装、先の奈良マラソンでは頭の部分が安定せず苦労した教訓を受け、今回はキャップをかぶってその上に頭の部分が乗せて、前後どちらにもズレないようにしてみた。

100000547410時35分にスタート。晴天だったせいで競技場の砂ぼこりがひどい。前回ペース配分を誤って前半飛ばしすぎた経験を踏まえ、次男坊今回の走りは慎重。ようやく学習したか。

最後までペースを落とさずに走れた(むしろゴール手前ではペースアップできた)のに、記録を見ると17分24秒(ネットタイムでは16分22秒)と前回よりだいぶ遅くなってしまった。スタート時に並んだ場所が後ろすぎて、前を抜けずだいぶロスしたか。そして相方氏は、前回よりもタイム向上したにもかかわらず4位で入賞を逃したとのこと。

課題のバナナ仮装チェックは良好。前後にズレることなし。もっと高速、強風だった場合がどうかは要検証。

なお、ファミリーの部では仮装ランナーはほぼ皆無であり、バナナはめちゃくちゃ目立った。ハーフの出場者ではそこそこいたのだが。

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