帰宅ラン2024
ようやく秋めいてきたこの日、一念発起して職場から自宅までの帰宅ランを敢行。週末もなかなか自由時間が取れないので、平日にロング走を入れるのならこれしかない。
それで、ものすごい久しぶりの帰宅ランで、前にやったのはいつだろうと振り返ったが、今の住所になってからはおそらくやっていないようである。自らのブログを振り返っても、東京勤務時代に記録が若干あるが、大阪・高槻在住時となるともはや20年近く前となりそう。
それで、走るコースはほぼ西国街道沿いとなる。ところどころに、西国街道と書かれた石碑があったりする。たいがいは比較的新しいもの。
「向日町と西国街道」と書かれた向日市の案内看板があったので撮影(画像クリックでより高解像度画像を表示)。記載内容の書きおこしは割愛。
なお、記述の中に、京からここまでは平坦だがここから先ゆるやかな上りとあった。後でこの画像を見てそうかと分かったが、確かに微妙にアップダウンがあって、何か丘を越えているような道のりだった。
街道が小さな川を渡る橋の欄干にも、「西国街道」と書かれている。反対側には「小井川」と書かれている。
足元は比較的新しい石畳。
長岡京市との境界、小畑川を渡る「一文橋」。この橋の名前、地名にもなっている由来は、よく橋が洪水で流されることがあったので、その改修費用を通行料として一文ずつ徴収していたことだそうだ。そのことを説明する石碑。
JR長岡京駅前のフレンドマートで小休止して、その後長岡京市内をひた走る。
同市の南端あたり、調子八角という地名を表す石碑。これも新しいものだ。そもそもこの一帯は、真上を京都縦貫道が通ることにより、かつてとは様相が激変している。
大山崎町内に入り、山崎駅を過ぎるとようやく県境を越えて大阪府内、島本町に入る。島本駅前を通り、JRの線路をくぐって、進行方向左手がJR東海道線になったあたりからは、右側に山が迫っており、道もうら寂しく、だいぶ暗い。
特に、新名神高速が建設中のあたりは、道が付け替えられているようで、車が通らないとほぼ真っ暗。まだ橋脚だけが林立する風景と、徐々に沈みゆく半月と、横を通り過ぎるJRの電車を撮る。
ようやく高槻の中心部にたどり着く。これまでのうら寂しさから激変。芥川の一里塚には夜は明かりがともっていた。
この日走ったルートをStravaで地図に記録したものがこちらの画像。同アプリの記録によれば27.3km、所要時間は2時間43分。これは止まってる時間はカウントしないので、グロスタイムとしては3時間ほどかかった。思ったより長かった。
それで、あとでトレースして検証すると、久世橋を渡ったらすぐに左折しないといけないところをそのまま国道171号線沿いに進んでいた個所はミスコースだった。また、新名神建設現場付近も、実は従来からの西国街道はあって、自動車は新道に誘導されているが、徒歩なら旧街道も行けたようだ。暗いからよくわからなかった。
それで、今年3月のフルマラソン以降課題となっていた梨状筋の痛みは、時折若干の違和感があったりはしたが、時間とともに蓄積悪化ということはなく、何とか最後まで持った。これを40km以上持たせられるかどうかが今後のカギとなる。
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