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惜別・殿田のたぬきうどん

1000004841京都駅八条口から東寺道あたりまで下ったところにある「殿田」。昭和の趣を残す昔ながらの食堂で地元民にも観光客にも知る人ぞ知るの名店だったが、今月末で閉店になってしまうという情報を聞き、最後に駆け込みの訪問。

12時ちょっと過ぎだと既に外に行列ができ始めていたが、回転が速いのでそれほど待たずに入店できた。一人客は相席がマスト。インバウンド客の姿も結構ある。

1000004842名物とされる「たぬきうどん」を注文。なお、全国標準ではたぬきといえば揚げ玉が入っているものとされているが、ここ京都では油揚げに餡かけがかかるのがたぬきとされる。餡かけなければきつね。

油揚げのほかに九条ネギとおろし生姜がトッピングされている。美味いお出汁に、柔らかめのうどん。シコシコの讃岐うどんとは全く別次元の世界が広がる。

1000004843お出汁までしっかり完食。長らくの営業お疲れ様でした。

店を出る時にはさらに行列が長くなっていた。

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妙見山HE、リベンジ

100000480510月になっても異様に気温が高い日が続いていたが、この前日に寒冷前線の雨が通り抜けると一気に秋らしく涼しくなった。天気も晴れ。そして子守当番も非番。

このタイミングに走らずしていつ走る、ということで、6月にチャレンジしたがコースミスと暑さで果たせなかった、自宅から妙見山までの往復ラン「妙見山HE(Home Edition)」に再挑戦した。

まずは前回冒頭で「キリシタン自然歩道」のスタート地点が分からなくて違う道を当てずっぽうに進んだ反省を踏まえ、素直にグーグルマップの示すナビに従ってみることとした。高槻方面から走ってきた際に、安威川に差し掛かる交差点「長ヶ橋北詰」を新たなスタート地点と定め、ここから旧道での上流方向へと走り始めた。以前にスタートとしていた安威バス停だと、この交差点から一旦南に下って回り込み、かつわかりにくくなった自然歩道起点を探さねばならないこととなるので、この際設定を変えてしまおう。

1000004806程なくして「桑原橋北」という交差点に差し掛かるので、ここでナビの指示に従い、旧道茨亀線から左折。

車通りはそこそこあるが、歩道も付いているので、単独走なら問題ない。いきなりちょっとした上りとなる。

1000004807やがて山手台の住宅地に入る。従前のコースでは、住宅地の南の縁に沿うような形だったが、今回のナビでは住宅地の真ん中に突っ込む形のようだ。この方が最短距離になっているのかも知れない。

住宅街の中で従前の見慣れたコースと合流。そしてまたナビの指示どおり、途中で右折。ここは以前からもこの方が住宅街を一直線の最短距離で突っ切る形となるので了解しているコース取りだ。その先しばらくは昔と変わらぬ道、そして前回も通って覚えている新名神を渡る。

1000004808新名神を渡りきった先のT字路分岐(今回は撮ってないが前回6月の画像はこちら)の地点で、ナビの指示は右折。前回は左折で泉原バス停方面へ向かったが、今回はナビの指示どおり右折してキリシタン資料館がある方向へ進む。というか、ここまでしばらくナビを見ずに走っていたので気づかなかったが、新名神を渡る橋がもう一本東側にもあるようで、ナビではそっち側を通るように示していたようだった。

束の間新名神沿い進むと、ここで左折との指示。これは看板も出ているのでまあわかる。

1000004809キリシタン自然歩道は左折、を示す看板の拡大画像。

1000004810新名神の建設に伴い新しく造られた、自然歩道とは程遠い舗装路を進むと、この地点で右側の細い道の方へ分岐せよとのナビの指示。

土地勘が無いので素直に従う。しばらく進むと、あら不思議、以前から見慣れた最短コースでの車道に合流した。合流ポイントは復路の場所に画像を載せておく(復路側では分岐となるので)。従前は、キリシタン自然歩道を進むと途中でダートコースになると記憶しておりほとんど通らなかったのだが、新名神ができて状況が変わったのかもしれない。

1000004811府道110号線で茨木市から豊能町へ抜けるあたりは以前と変わりないのでバッサリ省略。余野の集落に出るところから。

ナビの案内を見ると、法輪寺経由ではなく野間口経由を指示してきた。どうやらその方が距離が短いようなのだ。素直に指示に従って進む。箕面ー妙見山往復の際は、復路でしか使わないルート取りなので、往路で行くと逆走している感覚がする。

妙見口の交差点で左折。ここは大きく看板も出ているので間違えないだろう。

1000004812既に妙見に向けた登りが始まっている。この区間、そこそこ車の交通量もある割には歩道もなく、若干走りにくい。そうか、だから下りになる復路でしか使わなかったんだな。

道なりにまっすぐ行くとトンネルに突っ込む手前のT字路で左折。ここも看板が出ているので間違えることはなかろう。

1000004813左折してすぐのところにある、妙見山の鳥居。復路だと下りで一気に駆け抜けてしまうが、上りでゆっくりなのでここも撮っておこう。

ザ・妙見山とも言うべき本格的上りが続く。法輪寺経由とは違い、このコースだと途中に下りはなく、このまま頂上までひたすら登る。

1000004814久々の上りを堪能することしばし、ようやく山頂の駐車場に到着。このブログでの記録によれば12年前に伴走で訪れて以来のこととなる。

妙見山よ、私は帰ってきた。

山頂のお茶屋で売られている亥の子餅はかつて1個100円だったのが今は130円に値上がりしているが、いちごサイダーと共にいただいて小休止。この日の天気ならランナーがいそうなものだったが、出会わず。ハイキング姿の人ばかりだった。

1000004815来た道をそっくりそのままなぞって帰る復路。妙見口から先では、車道沿いではなく並行する農道を進む。車道沿いにも歩道はあるのだが、やはりこちらの方が走りやすい。

1000004816再び車道に合流して程なくでファミリーマートに到着。ここで昼食の大休止。

車もたくさん停まっており、それ以外にライダーも多数集結しているようでそこそこのにぎわい。先日に寄っただいやすの寂れ具合とはだいぶ差がある。やはり品揃えやキャッシュレスなどの利便を考えると仕方ないか。

1000004817余野から茨木方面に帰る際は、その名もズバリ「余野」の交差点で左折。

そこから先は従前と変わりないのでバッサリ省略。上音羽に向けて登っていくのが、箕面への復路の際の高山登りと似ている。

途中、府道沿いの農道を通ったが、グーグルマップのナビがさらに先まで農道で進むよう指示していたが、道をロスト。ってかほんとに道があったのか怪しい。今回唯一のバッドナビ。

1000004818さて新名神を越えるあたり。ここは往路とは変えて、ナビが指示していた1本東寄りの橋で越えるルートに従ってみた。

地点名も何も示せないが、この画像のところで、左斜めの細い道へ分岐…だったかな。いや、真っ直ぐだったかも。なんでここで撮ったんだか忘れた。

1000004819続いてこのT字路で右折。確かここで曲がると新名神を越える橋につながっていたと思う。

1000004820新名神を渡り終え、このようなよくわからんところで撮っているということは、ここを真っ直ぐではなく右折ということだったかと思う。

1000004821新名神の取り付け道路を右手に見つつ平行に走って、この画像のところで左折。右手には茨木千提寺インターの料金ゲートが見えている。

この先ちょっと上りがあって、しばらく行くといつものコースに合流する。今回は画像を載せていないが、リニューアルされた周辺地図が立っているあたりだ。逆に言えば、往路ではその地点で分岐する(これまでは左に行っていたところを右に行けばこれと同じコースの裏返し)ということなのだな。

1000004822山手台の住宅地を抜けるあたり、往路では合流だから気にならないが、復路では分岐となるので気をつけるべきポイント。

ここで左に分岐する。

1000004823住宅街の中、この画像のあたりでもう1回左へ分岐。一帯を最短ルートで抜けるコース取りとなる。

この先もまだまだ長いが、下り基調なので何とか走れる。

1000004826というわけで何とか無事に帰宅。アプリのStravaでは往復で46kmを4時間53分となっているが、休憩を含めたグロスタイムでは6時間近くかかっている。往路復路とも若干ミスコースがあったので、間違えなければ44kmぐらいに短くなるかもしれない。

3月のフルマラソン以来の40km超え。梨状筋の痛みが出ないかどうかのテストが最大の目的だったところ、時折違和感が出たりはしたものの、痛みが累積して走れんくなるというようなことはなく、最後まで保ったのは収穫だった。

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帰宅ラン2024

20241010_01ようやく秋めいてきたこの日、一念発起して職場から自宅までの帰宅ランを敢行。週末もなかなか自由時間が取れないので、平日にロング走を入れるのならこれしかない。

それで、ものすごい久しぶりの帰宅ランで、前にやったのはいつだろうと振り返ったが、今の住所になってからはおそらくやっていないようである。自らのブログを振り返っても、東京勤務時代に記録が若干あるが、大阪・高槻在住時となるともはや20年近く前となりそう。

それで、走るコースはほぼ西国街道沿いとなる。ところどころに、西国街道と書かれた石碑があったりする。たいがいは比較的新しいもの。

20241010_02
「向日町と西国街道」と書かれた向日市の案内看板があったので撮影(画像クリックでより高解像度画像を表示)。記載内容の書きおこしは割愛。

なお、記述の中に、京からここまでは平坦だがここから先ゆるやかな上りとあった。後でこの画像を見てそうかと分かったが、確かに微妙にアップダウンがあって、何か丘を越えているような道のりだった。
20241010_03街道が小さな川を渡る橋の欄干にも、「西国街道」と書かれている。反対側には「小井川」と書かれている。

足元は比較的新しい石畳。

20241010_04長岡京市との境界、小畑川を渡る「一文橋」。この橋の名前、地名にもなっている由来は、よく橋が洪水で流されることがあったので、その改修費用を通行料として一文ずつ徴収していたことだそうだ。そのことを説明する石碑。

20241010_05JR長岡京駅前のフレンドマートで小休止して、その後長岡京市内をひた走る。

同市の南端あたり、調子八角という地名を表す石碑。これも新しいものだ。そもそもこの一帯は、真上を京都縦貫道が通ることにより、かつてとは様相が激変している。

20241010_06大山崎町内に入り、山崎駅を過ぎるとようやく県境を越えて大阪府内、島本町に入る。島本駅前を通り、JRの線路をくぐって、進行方向左手がJR東海道線になったあたりからは、右側に山が迫っており、道もうら寂しく、だいぶ暗い。

特に、新名神高速が建設中のあたりは、道が付け替えられているようで、車が通らないとほぼ真っ暗。まだ橋脚だけが林立する風景と、徐々に沈みゆく半月と、横を通り過ぎるJRの電車を撮る。

20241010_07ようやく高槻の中心部にたどり着く。これまでのうら寂しさから激変。芥川の一里塚には夜は明かりがともっていた。

20241014_08この日走ったルートをStravaで地図に記録したものがこちらの画像。同アプリの記録によれば27.3km、所要時間は2時間43分。これは止まってる時間はカウントしないので、グロスタイムとしては3時間ほどかかった。思ったより長かった。

それで、あとでトレースして検証すると、久世橋を渡ったらすぐに左折しないといけないところをそのまま国道171号線沿いに進んでいた個所はミスコースだった。また、新名神建設現場付近も、実は従来からの西国街道はあって、自動車は新道に誘導されているが、徒歩なら旧街道も行けたようだ。暗いからよくわからなかった。

それで、今年3月のフルマラソン以降課題となっていた梨状筋の痛みは、時折若干の違和感があったりはしたが、時間とともに蓄積悪化ということはなく、何とか最後まで持った。これを40km以上持たせられるかどうかが今後のカギとなる。

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