さどしま紀行(総括編・3)
(総括編・2からの続き)
旅程三日目、最終日。この日は早めの時間のフェリーで本土に戻るため、あまり遠くへは行けない。というわけで、小木港から車ならすぐ近くのところにある、宿根木の集落を訪ねて行った。
ここは昔の漁村の雰囲気がそのまま残っている地域だそうだ。井戸があって、ポンプを動かすと水が出てまだ現役バリバリだ。水が冷たくて気持ち良い。
宿根木公會堂、と書かれた、町内の集会所のような建物か。
他にもいくつかの民家は中を見学できるようになっていたが、時間節約のためと有料だったのでパス。
集落の中に。「宿根木の歴史」と書かれた看板。中世鎌倉時代あたりから集落ができ始め、その後どんどん家が増えて拡大、江戸末期ぐらいが最盛期だったようだ。
集落の中にあった神社。「白山神社」と書かれた石碑が立っている。
海沿いに出てきた。海の沖のすぐのところにゴツゴツとした岩があちこち突き出ている。こうしたところで漁をする際に、たらい船が便利だった、ということらしい。
「宿根木のはんぎり」(はんぎり、とはたらい船のこと)としてここでも観光客向けにたらい船に乗せる営業がなされていた。
集落の上の方にある現在の車道まで上がると、宿根木集落全体を見渡せる展望台があった。
かつては漁業で栄えたこの集落も、今は往時の歴史を伝える観光名所としてひっそりと生き続ける。
さて本土へ帰るフェリーに乗るべく、振り出しの小木港へ戻る。行きしに到着した時間帯で折り返すとこの10時半出港というタイミングになるようだ。
お土産などを買い足して、乗るべき船「こがね丸」の勇姿を収める。行きの直江津港では通路が手前にあって船の全貌が見渡せなかったが、こちら小木港ではしっかりと見渡せる。帰りの海路も穏やかで有り難い。
そして折り返し6時間以上、交代交代で運転して夜に帰宅。お疲れ様でした。
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