くずはモールと京阪電車
(前記事からの続き)温泉から樟葉駅前に到着、折角の機会なのでくずはモールに立ち寄った。一部区画リニューアル工事がなされているようで、来月3月22日グランドオープンと書かれた看板もあった。
それで、名前だけは聞いたことのあったくずはモール、入ってみてその広さにびっくり。イオンモールの大規模なところにも引けを取らない広さで、また大勢の客が行き交っている。こんなに繁盛しているとは知らなんだ。
それで、ぜひ見たかったのが、某鉄オタ番組でもロケ地となっていた、往年の京阪電車車両が置かれた場所。くずはモールに入ればすぐわかるかと思ったが、上の画像の建物には無くて、道路を挟んだ別の建物、南館ヒカリノモール1階のSANZEN-HIROBAに鎮座していた。
初代3000系の特急車両、テレビカー。2013年引退とのことで結構最近まで走っていた、というか学生の頃に通学で時々乗った覚えがある。既に8000系の新型特急車両も登場していたので、こちらが来たらハズレという印象だったが。テレビも地下だと映らないのよね。
「特急」の列車種別表示幕と、「テレビカー」と書かれた車両側面。
一帯はちょっとしたイベントスペースになっていて、このときは淀屋橋駅延伸60周年記念の展示がなされていた。
そう、かつて京阪の大阪側終点は天満橋駅で、当時の京阪特急の歌の歌詞が「天満橋から三条へ」となっていた、というのは件の某鉄オタ番組の問題で出てたやつだ。
そして、車両以外に何と運転シミュレータも設置されているのを発見。前方に映し出される風景はCGではなく実写の映像を速度に合わせて表示するタイプ。以前ロマンスカーミュージアムでやったのと似ている。料金300円と比較的良心的のようだが、並んで待ってまではやらんでもよいかということで今回はパス。
2600系車両、ただしこれは先っちょの運転室の部分まででぶった切られたもの。背後は絵で描かれている。
この車両は現時点でもわずかながら現役で走っているものも残っているそうだ。
5000系車両。準急のヘッドマークが掲げられているが、これは見た覚えはない。
5000系の特徴は、何と言ってもこのラッシュ用ドア。通常の3扉の間にあって、ラッシュ時には座席の部分が上に収納されてドアが開く。
この車両も学生の頃たまに乗った覚えがある。さすがは技術の京阪、という感じだ。2021年に営業運転終了とのことで、つい最近までは現役だったが、もう今は走る姿は見られない。
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