近鉄特急あをによし
某日、昼前に京都駅に降り立ち、ふと近鉄京都線のホームを見やると紫色の高貴な車両。やや、これは2022年にデビューした観光特急「あをによし」ではないか。
というわけでわざわざ入場券180円(だいぶ高くなったな。初乗り運賃も同額だった)を奮発して購入しホームに乗り込んだ。
こちらは駅構内の列車出発案内表示板。これもかつては物理のボードがパタパタ回っていたものだが、ずいぶん前から電光ディスプレイに変わっている。
車体側面には正倉院の宝物である螺鈿紫檀五絃琵琶の花柄をイメージしたラッピングが施されている。
なお、方向幕は電光掲示ではなく、昔ながらの物理の幕を巻く形式である。
こちらはサロンカー。ゆったりとした座席だ。
なお、この「あをによし」19200系車両は、新造車ではなく、かつて12200系特急車両(通称「スナックカー」)として多数走っていた車両(2021年引退)を種車にして魔改造したものである。ちなみに往時の12200系も、エリザベス女王や昭和天皇もご乗車された由緒ある車両だった。
後で料金表見たら、そんなにぼったくるような値段ではなかったので、今度は乗ってみたいものだ。
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