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亀岡キャンプ

20230923_01まだ9月の記事も書ききれていないので駆け足で記録。最近のこの時期は舞洲のグランピングに行っていたが、コロナも収まったせいか値段がだいぶ上がったので、別のキャンプにしようということで急遽手配されたのが、京都・亀岡市にある七谷川野外活動センター

亀岡市の郊外にある半官半民のキャンプ場のようで、直前でも空きがあり滑り込み。テント泊のスペースもあるが今回利用したのはツリーハウス。キノコのような形をした簡易ロッジで、下からトラップドアのように押し上げて入るのが秘密基地感満載である。なお、ツリーハウスに装備されていた火災報知器が電池切れか何かで、夜中も一定時間ごとに警告メッセージが流れるのが煩わしくてろくに眠れなかったことを付記しておく。

20230923_02その名のとおり七谷川が敷地内を流れており子供らで川遊び。

食事は持ち込んだ食料でBBQ。今回は二家族合同での利用で、キャンプ慣れしたファミリーにおんぶに抱っこで美味い肉などにありつく。

20230923_03敷地内にはアスレチックゾーンもあって、宿泊者は無料で利用できる。

20230924_01翌日。亀岡市内をぶらり観光。まずは並河駅すぐ近くにある並河鉄道歴史公園。0系新幹線の先頭部分(カットされており1両丸ごとではない)やDD51ディーゼル機関車が静態保存されていた。

かつては北陸新幹線の口丹波ルート(敦賀から先、小浜、場合によっては舞鶴を経由して、亀岡を通って新大阪に至るルート)も候補に上がっていたそうだが、今や誰にも顧みられることはなくなった。

20230924_02続いて立ち寄ったのが亀岡運動公園。広大な敷地で駐車場も周囲に複数ある。

子供らは園内にある噴水で水遊びを始めて、結局ずぶ濡れに。ここまでの着替えは想定しておらず、昨日来ていたものを再登板させる事態に。

20230924_03最後に立ち寄ったのは大石酒造。見学もできるようになっている。

20230924_04酒造りの機材などを展示している部屋に一人場違いなマネキンが。これはだいぶ以前の某探偵ナイトスクープで採り上げられた、一目惚れされたマネキン(後に「フォーマル・ハウト」氏と名付けられる)だそうである。

お土産ここの酒造の地酒を購入して、本件イベントは終了。

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丹後ウルトラ応援ツアー

20230917_01この夏はイベント目白押しで記事掲載が遅れに遅れている。故にダイジェスト版であっさり目の記録に留める。

相方氏が、レースの予定を入れないと走らないから、と、以前無謀にもフルを飛び越し初ウルトラとなる丹後ウルトラマラソンの60kmの部にエントリーしており、この日まで地道に練習を重ね本番の日を迎える。単独で車運転して日帰りではさすがに辛かろうということで、義母も含めた家族総出で応援ツアーとして同行した。日曜日の早朝に出発して、久美浜のスタート地点へ。まだ朝なのにすでに暑い。相方氏を含む60kmの部参加ランナーのスタートをお見送り。

20230917_02釣り道具も持参しており、応援がてら釣りもしようと車を走らせるが、なかなかいい場所が見つからない。画像の箇所では結局何もせず。ただ、いい天気で久美浜湾の風景は美しい。

その後、別の場所で1回だけ釣りを試みたが、何も釣れず。

20230917_03釣り場探しにかまけすぎたのと、コースを勘違いして100kmの部参加者しか通らないところまで行ってしまうなどのミスもあり、まともに応援できたのはレースも後半の道の駅てんきてんき丹後付近のみ。

その後、日も沈んでトワイライトタイムとなった頃に、ゴール直前で再び応援成功、要するに相方氏は何と完走。この日は異様に暑く、完走率もだいぶ低かったようなので、その中で走りきったのは見事。

20230917_04レース後は、その日の泊地、京丹後市網野町の夕日ヶ浦木津温泉街にある民宿へ移動。

民宿のすぐ隣が居酒屋だったのでそこで完走祝い。料理も酒もとても良かった。酒処 たどり月というお店だった。

20230918_01翌朝。宿の温泉で朝風呂。泊まったのは「岬別館 岩城」という民宿。今回は素泊まりでの利用だったがもちろん食事付きのプランもある。

それで肝心の泉質の方はだいぶ時間が過ぎてからの記事執筆で忘れてしまったが、成分表示を撮った画像記録によれば、低張性弱アルカリ性高温泉、無色透明無味微硫化水素臭、ph8.47。

20230918_02次男坊は前日のボウズが不満だったらしく、朝早くからリベンジの釣りで義母らとともに出掛けたが、それには付き合わず戻ってきてからの観光でスタート。

まず立ち寄ったのは丹後ジャージー牧場・ミルク工房そら。ジャージー牛が飼われており、ジャージー牛乳のアイスクリームをいただく。

20230918_03次に立ち寄ったのは丹後王国「食のみやこ」。ここは確か以前は「丹後あじわいの郷」という施設だったはずだが、いろいろ訳あって現在はこのような形になっているようだ。

昼食はこの園内にある卵かけご飯食べ放題の店「KUIYA918」でいただく。卵かけご飯だけにしてはかなり強気の価格設定。店先で延々と流れ続ける卵かけご飯の歌にすっかり毒されてしまった。

20230918_04園内にはほかにゴーカートなどのアトラクションもあり、利用の都度料金を払うというスタイル。若干遊園地的な要素もある感じ。画像の方は斜面でそり滑りをするアトラクション。

この後雷雨に見舞われるが、かろうじて車に乗り込むのに間に合う。そして帰路に就いた。他にもちょこちょこ細かい話があったかもしれないが、割愛。

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東海道・北陸大回りツアー(2)

20230914_01前編から続く)
上野に泊まって翌朝の上野駅。乗車予定の列車まではまだ若干時間があるので、構内を見て回る。

常磐線のホームに止まっていた特急車両は、ひたち・ときわで運用されるE657系のようだ。ずいぶんと吊り目の見慣れないやつである。

20230914_02通勤電車のホームは二段重ねになっており、二階部分の床が線路で切れているので、それをいっぺんに眺めることができる。

上野東京ラインが通っているので直通しているものだと思ったが、上野でこの行き止まりホームを発着する列車もあるのね。

20230914_03新幹線ホームに移動。新幹線の上野駅ホームは地下にある。ずいぶん昔はここが始発駅だったこともあり、確か高校の修学旅行で東北方面に向かった際にここを利用したはずである。

今は東京駅が始発なので、ぶっちゃけ人も少なく寂れている。上野通過の列車もあるぐらいだ。

20230914_04そしてやってきた北陸新幹線かがやき・E7系車両に乗り込む。

20230914_05北陸新幹線は以前に金沢富山間で利用したことがあるので初めてではないが、東京方面はこれが初か。いや、以前長野新幹線と呼ばれていた頃に長野までは乗ったことがあるはずなので、初めて通る線路は、長野から富山まで、ということになろうか。

画像は長野県内、千曲川沿いを走っていたときの車窓風景だと思う。

20230914_06そして終点の金沢に到着。駅名看板のデザインが見慣れたJR西日本仕様に変わっている。

なお、「終点」と呼ばれるのも残りわずかで、来春2024年春には、北陸新幹線は敦賀まで延伸となる。今は空欄のこの看板の右下には、次の駅「こまつ(小松)」が書き足される。

20230914_07超ベタではありますが、金沢駅前の鼓門。

てっきり、北陸新幹線が金沢まで開通した2015年に合わせて作ったものだと思いこんでいたが、鼓門自体は2005年から存在してるらしい。

20230914_08駅から歩いて、これまた超ベタですが近江町市場へ。平日でもそこそこの人出がある。

20230914_09昼食をいただくべく「じもの亭」というお店に入る。平日12時前にもかかわらず既に満席、先客待ちとなっていた。

20230914_10
ネットで事前リサーチしていた、こに店の数量限定激レアメニュー「本まぐろ中落ち定食」(税込1500円)に幸運にもありつけた。いやあ、超巨大なマグロの骨部分が皿からはみ出している。

スプーンで自ら中落ち部分をすくって食べる。手が脂で汚れるので、ポリエチレンの手袋も支給される。ご飯は普通の白米と酢飯を選べるが、ここは酢飯だろう。だいぶ長時間格闘して無事完食。
20230914_11続いて訪れたのは金沢城公園。金沢城そのものは現存しておらず、城跡であるが、いくつかの門や櫓などは復元したものが建っており、比較的新しくてきれいである。無料で中を見学できるものもあった。

20230914_12公園から敷地が続いている兼六園にも足を伸ばす。言わずとしれた日本三大名園の一つ、よく中継で見かけるのと同じような感じで風景を切り取ってみた。ベタベタのベタであるが、おそらく人生で初訪問なので見ないわけにはいかないだろう。

それで、訪れてみて意外だったのは、兼六園は平地にあるものとばかり思っていたら、周囲の土地より一段高い丘のような地形に位置しているのだった。だがそれだと池の水はいったいどこから調達しているのだろう。

20230914_13駅からはだんだん遠ざかる方向へ歩いて行って、さすがにこの暑い中同じ距離を歩いて戻るのは厳しいので、バスに乗って金沢駅まで戻る。

お土産を買い込んだら、特急サンダーバードで出発。金沢始発で走るのも残り少なくなってきた。金沢発で乗るのはおそらくこれが乗り納め。北陸新幹線が延伸したら、敦賀ー大阪間だけで走るのだろうか。それじゃあサンダーバードというよりも短(タン)ダーバードやな。更には交直両用も要らんがな。いろいろと将来が気がかり。

20230914_14車窓からは、付かず離れずで並行して走る開業前の北陸新幹線の高架が見えた。この風景も間もなく見納め。

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東海道・北陸大回りツアー(1)

20230913_019月某日、東京方面に出張の用事が入った。この機会をとらまえて、以前から一度はやってみたいと思っていた鉄道いちびりツアーを敢行することとした。

端的にいえば画像のきっぷ。京都市内から京都市内となっている。肝心なのは経由の記載。東海・東京・新幹線・金沢・北陸・湖西と記されている。これは、大回りきっぷといって、一筆書きで一度通ったところを再び通らないルートであれば、1枚のきっぷで全区間を通して利用できるという若干マニアックな技である。

ここで重要なのはその運賃。乗車券の運賃は、基本的には距離が長ければ値段が高くなるのは当たり前だが、長距離になるほど、距離の伸び率程には運賃が上がりにくくなるという性質を持っている。具体的には、京都市内から東京都区内までの片道運賃は8360円だが、今回のこの大回りきっぷは、東京から北陸新幹線、北陸本線を経由しておりその総距離は明らかに倍以上になっているにもかかわらず、8360円の倍である16720円よりも安い14080円で済んでいるのである。

ちなみに、JRの場合片道の営業キロが601キロを超えると、往復で切符を買えば1割引となるが、京都ー東京間は600キロに届かないので往復割引の適用はない。

20230913_02前置きが長くなったが旅程初日。京都から東海道新幹線で東京へ向かう。車内メロディは「会いに行こう」に変わっていた。

途中で富士山の姿も拝むことができた。

20230913_03もう一つ果たすべきミッションがこれ。車内販売のワゴンでアイスクリームを買うこと。時代の流れもあり、今年10月いっぱいで東海道新幹線での車内ワゴン販売は終了するのだそうだ。そして新幹線名物とされるこれは「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正確には半角カタカナ表記)と呼ばれ、スプーンも折れるほどの硬さが特徴なのだ。

だから購入してすぐに食べてはだめで、しばらく置いてとけて柔らかくなってから食するのが作法らしい。購入するのはこれが最初で最後となってしまった。よく考えれば、車内販売を利用すること自体めったになかったので、終了してしまうとしても仕方がないことなのかも知れない。

20230913_04東京駅に到着。すぐに駅からは出ずに在来線のホームに移る。東海道線の特急サフィール踊り子が止まっていたので御尊顔を拝する。

関西で暮らしているとなかなかお目にかかれない。増してや乗ることは更に難しい。これの先代車両のスーパビュー踊り子も結局一度も乗ることなく引退してしまった。

20230913_05さてその日の仕事を終えて、上野に移動。本当は東京駅近くで泊まりたかったが、どこも高くてやむなく上野のカプセルホテルとしたのである。

先述の大回りきっぷは、東京で一旦途中下車、そして再び東京から再入場して上野東京ラインで上野途中下車。自動改札機を通すのはドキドキだが、切符は回収されず、途中下車と赤字の印字が付け加えられて出てくる。

そしていったん宿に荷物を置いて、トワイライトタイムのジョギング。不忍池あたりをぐるぐる回る。ちなみにこの池、1つではなく3つぐらいに割れているので、トラックみたいな単一の周回路というのがなかった。それで道を間違えたかな、というときに池のほとりで見つけたのがこの石碑。日本の駅伝発祥の地であることを示している。スタート地点が京都・鴨川の三条大橋付近にあるのは何度も見たことがあるが、ゴール地点の不忍池にあるのを見たのはこれが初めてだったのでちょっと感動。

20230913_06今回上野の泊地としたのが、サウナ&カプセル北欧。自分は温泉好きだがサウナーというわけではないので知らなかったが、ここは「サ道」というマンガ・ドラマの舞台となった場所で、いわばサウナーの"聖地"といった存在なのだそうだ。現にそのドラマのポスターが貼られていた。

「トゴールの湯」という準天然温泉(「準」ってなんやねん)の露天風呂も擁しているが、これは天然温泉ではない。温泉評価では星2つ(★★☆☆☆)だな。

聖地と言われるだけあってサウナが2部屋あり、特に広めのサウナが超アツい。にもかかわらず、手練れのサウナーと思われる利用客が、セルフロウリュウで追い打ちをかける。しばらく頑張ったが、耐えきれず脱出。

20230913_07そして聞くところによればこの北欧ではカレーライスをいただくのがお約束らしいので、食堂でいただく。結構並んで待たされることもあるそうだが、このときはちょっと待つだけで済んだ。

おそらく人生二度目のカプセル泊だが、案の定ろくに寝られず。後編へ続く。

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