JAXA相模原キャンパス
4年ぶりに、某業務で関東方面に出張の予定が入ったので、その経路上に近いJAXA相模原キャンパスを訪問することにした。
最寄駅のJR横浜線淵野辺駅は、発車時のメロディが標準の「Verde Rayo」ではなく銀河鉄道999(ゴダイゴの方)となっている。駅を降りると、「はやぶさの故郷 さがみはら」の看板がお出迎え。
徒歩20分弱程で、JAXA相模原キャンパスに到着。施設入り口の看板には「国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 ISAS/JAXA 宇宙科学研究所」という物々しい名称が掲げられている。
この看板、はやぶさ(初代の方)の映画でも映ってたシーンが確かあったな。
守衛所に聞いたら、見学の人は交流棟に行って受付をしてください、とのこと。受付といっても、名前を書いて、相模原市内在住か県外在住かを丸付けして、見学者用のワッペンをもらって服に貼っておいてください、という簡単なもの。コロナ禍の最中は事前予約とか色々制限があったようだが、現在は特に何も制約なくふらっと行って入れる状態。
交流棟の建物内はちょっとした博物館のようになっており、宇宙探査機のレプリカなどが展示されている。現在も任務遂行中のはやぶさ2の実物大模型が目を引く。
こちらは水星探査計画「ベピ・コロンボ」において、現時点で水星に向かって飛行中の探査機「みお」のミニチュア模型。2018年に打ち上げられ、欧州の探査機ともニコイチで飛んでおり、水星到着は2025年の予定とのこと。結構かかるねえ。
はやぶさ2がドッサリとサンプルリターンを果たした小惑星リュウグウの模型。よくもまあこんなにゴツゴツデコボコの表面に降りられたものだ。
画像ではわかりにくいがタッチダウンした地点などに赤い印が付けられている。
屋外にも展示物があって、これはM-5ロケットの実物大レプリカ。あまりにもデカすぎて画角に収まりきらない。
キャンパス内には普通に食堂があって見学者も利用可能。大学の学食や企業の社員食堂のようなイメージだ。だからお値段もごくリーゾナブル。
一番高価だったスペシャルメニューですら700円だった。せっかくの機会なのでそれをいただく。このキャンパスで普段から勤務・研究しているであろうスタッフらの中に紛れて昼ごはん。自分の人生でも、世が世ならこういうところで働くというシナリオがあったかもしれないのになあ、としみじみ思う。
これまた普通に売店があって、大学生協のそれとほとんど変わりはないのだが、ここならではのお土産もいくつか売られていたので買って帰る。フリーズドライの宇宙食で、たこ焼き、プリン、バニラアイス。いずれも、元の形に戻るわけではないが、スカスカの軽いせんべいのような固形ブロックをかじってしばらくすると、それらを食っている際の口の中の状態と同じになった。ネタとしては面白いが、毎日これではちょっと耐え難い。
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