鶏白湯そば 純
この日は京都市街地中心部に出張ありでそこでのランチタイムとなった。昼飯処をリサーチすると、最近オープンしたラーメン店があることが判明したので、パトロールに急行した。
地下鉄丸太町駅のすぐ近く、京都市中京区東洞院竹屋町東入ルにある鶏白湯そば 純という名の店で、2022年に開店したとのこと。
12時すぐぐらいに入店したのでまだ満席にはなっていなかったが、先に外にある券売機で食券を買ってくださいとのこと。
初顔合わせではメニュー筆頭を選ぶのがセオリーのところ、数量限定の丼ぶりもセットのメニューを推されたし人気ナンバーワンだそうなのでそれを選択。それにしても、ラーメン単品でも1000円超えは中々強気の設定だ。
店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。厨房内には3人の従業員がいて、調理と接客を分担しているようだ。
ラーメンの食べ方指南のメモが渡された。20秒以内で写真を撮れというのには苦笑い。SNS用に「ばえる」写真を撮ろうと時間をかけすぎて麺が伸びないようにというところか。味変用のアイテムとしては、レモンの切り身が小皿に置かれているのと、卓上調味料の中に煮干し酢なるものも用意されていた。
待つことしばし、鶏白湯そばとのご対麺。まずはスープの白さが目を引く。ホームページ記載によれば、ブレンダーで徹底的に乳化させているそうである。
スープの味は、そのとろっとした感触からすれば意外なほどに上品で、コテコテ・ギラギラはしていない。例えるならフレンチのコース料理で出てくるポタージュスープのようである。これもホームページ記載をそのまま借りると「鹿児島県産の鶏をメインに少しの宮崎・大分の豚骨を強火で煮込んだ濃厚鶏豚スープに、国産醤油ダレのキレがうま味をアップデート」されたものとなっている。
麺は中太のストレート麺。モチモチとした食感は事前予告どおりである。他には鶏チャーシュー、味玉、刻みネギ、玉ねぎスライス、水菜がトッピングされている。
セットの丼は鶏か肉かが選べるそうだが、鶏がおすすめとのことでそちらを選択。サイコロ状にカットされた但馬鶏の真ん中に、赤みの強い卵の黄身が載っている。よく混ぜてから食すべしとのこと。かけられている醤油ダレが底の方に溜まっているのに気づいたのはだいぶ食べ進んでから。一番底までかき混ぜる必要がある。
鶏白湯そば・但馬鶏丼or肉めしセット 1380円
強気な値段設定に応える素晴らしい逸品。美味しゅうございました。
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