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ばっこ志

20230625_1大阪・十三界隈の飲食店はどこも驚くほど安いということで、家族で昼飲みすることとなった。

相方氏はウルトラマラソンの練習も兼ねて上新庄の温泉まで走っていき、私はジュニア達を連れて阪急で十三へ向かって合流。

ところがどの居酒屋に行っても喫煙可の店ばっかりで、子連れでは入店を断られてしまった。健康増進法の精神のかけらもないヤニカスの巣窟。店探しに疲れたジュニア達がもうミスドでいいと言い出して、それならわざわざ十三に来た意味ないやん、ということで、私一人切り離して単独行動OKの許可をもらい、居酒屋以外にも目移りするラーメン店への緊急スクランブル発進と相成った。

そこで目標としたのは、十三駅東口にある「ばっこ志」。店内は狭く、カウンター席が数席程度だが、日曜日かつ既に昼のピークを過ぎた時間帯ということで先客はまばら。先に食券を買うスタイル。

20230625_2初見参の店ではメニュー筆頭がセオリーだが、今回はつけ麺に非常に惹かれるものを感じたのでそれを注文。待つことしばしでご対麺。

つけ汁が、加熱された石製の鉢に入れられており、その周りを陶器の鉢で囲う形で登場。要するにめちゃくちゃ熱い汁とその熱をキープする機構となっている。麺は自家製らしくやや茶色みの強い中太平打ちストレート麺。とろみのあるつけ汁とよく絡む。トッピングは棒状にカットされたチャーシューにカボチャなど、そして刻みネギと板海苔。つけ汁は見た目のとろみ具合からすると意外なほどにクリーミーな豚骨スープ。

つけ麺  850円
瓶ビール 450円

締めの小盛りご飯も付いていて、スープを少し割って薄めて茶漬けのようにぶっ掛けていただく。
ちなみにこの後家族と合流し、子連れ可の居酒屋を見つけて仕切り直し。だったら最初からその店でよかったやん、という話だが、おかげでラーメンパトロールを1件得られたからよしとしよう。

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かながわいちびりツアー・鉄道編

20230622_t1かながわいちびりツアー、鉄道関係を一記事にまとめようと思ったら前項ロマンスカーミュージアムだけでたっぷりになったので、それ以外を本稿で記載。

まずは関東遠征初日の6月22日、泊地である町田駅でたまたま赤いロマンスカーGSEに出くわしたので何とか撮影に成功。できればこれに乗る機会を窺っていたが今回は叶わず。

20230623_t1これ以降翌日6月23日分。相武台前駅だったか小田急相模原駅だったか、通過するロマンスカーEXE。

20230623_t2こちらは小田急の通勤用車両。あまり詳しくはないが白地(というかステンレスの無地)に水色のラインが基本カラー。

普通電車はなぜか「本厚木」行きが多い。なお、読み方は「もとあつぎ」ではなく「ほんあつぎ」。

20230623_t3ロマンスカーミュージアムの最寄り、海老名駅。

なぜか発車メロディーに「いきものがかり」の「SAKURA」がオルゴールで流れる。後で調べたところ、このあたりの出身なのだそうだ。

20230623_t4帰路に場面は移って、同じ海老名駅ではあるが、こちらは相鉄こと相模鉄道の方。相鉄本線の終端駅であり、ここから横浜駅まで本線が貫いている。

ところがつい最近になって新線が追加され、新横浜を経由して東急にそのまま直通して渋谷方面にも行けるようになった。おかげで乗り換えなしの一直線で新横浜にアプローチできる。

実は、本当は小田急ロマンスカーで小田原まで行って新幹線に乗り換えを目論んでいたのだが、小田原駅での接続が絶望的に悪く、線形的には一旦遠ざかる方向となる新横浜経由の方が圧倒的に早く帰れるというオチであった。

20230623_t5相鉄といえばあまり馴染みは無いものの、ニュース等でチラッと見かけるこの20000系というイケメンの車両(2019年ローレル賞受賞)に乗れるものだと楽しみにしていたら、残念ながら行き先が違うので乗れず。っていうかJRの新宿駅行き、と表示されており、いったいどこをどう通って行くのか訳がわからない。

20230623_t6新横浜まで向かうのはこちらの東急の車両に乗ることに。これも行き先が高島平となっており、都営三田線の路線上の駅だ。全くもってどこをどう通ればそうなるのか訳がわからない。

せっかくの機会だからと先頭車運転台後ろにかぶりついて見たが、運転席後ろに最初から遮光カーテンが引かれており、全然前面展望は見られなかった。

20230623_t7そんなこんなで程なくして新横浜駅に到着。だいぶ手前からずっと地下を走っていた。この駅も地下駅だ。

相鉄の管轄はここまでで、ここから先は東急の管轄となる。相鉄区間は「特急」という種別だったが、東急区間では同じ直行列車なのに「急行」に変わる。これも訳がわからない。

20230623_t8訳がわからないトドメがこの列車行先案内。乗ってきた高島平行きは都営三田線乗入れ。

画像がややピンボケで見にくいが、次の列車は赤羽岩淵行き。これは東京メトロの南北線に乗入れ。その次は池袋行きだが、これはおそらく東急から渋谷経由で東京メトロ副都心線に乗入れ。えええ、でも海老名で見かけたJR新宿行きは埼京線経由だからそれでも池袋まで行けるんとちゃうのか、やっぱりサッパリ訳がわからない。

20230623_t9新横浜からは一路西へ。ここは狙いすましてN700Sの車両が当たるようにEX予約済み。

なお、20年近く親しまれた車内メロディ「Ambitious Japan」も翌月からは別の曲に変わることとなったそうで、今回がその聞き納めとなった。来年、機会があれば「会いに行こう」。

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ロマンスカーミュージアム

20230623_03かながわいちびりツアー、後半戦は小田急線海老名駅にあるロマンスカーミュージアムを訪問。

ここは2021年に開設された、小田急電鉄の博物館である。関西からはなかなかアプローチしにくかったので、この機会をずっと伺っていた。

20230623_04古い時代の小田急電鉄の車両。奥の映像コーナーでは小田急電鉄の歴史を紹介している。会社としての設立は今年でちょうど100年となるようだ。

20230623_05企画展示か何かで、小田急ロマンスカー以外にも、類似するコンセプトの私鉄車両でブルーリボン賞を受賞したものを紹介していた。

小田急3000形は1958年にブルーリボン賞を受賞。ってかこれがブルーリボン賞制定の初代受賞車両らしい。

その隣は小田急3100形で1964年の同賞受賞。

20230623_06白いロマンスカー、小田急50000形VSEは2006年にブルーリボン賞を受賞。唯一これだけは2008年に乗っている。まだまだ新しく美しい車両にも関わらず、既に引退同然となっているのが実にもったいない。

20230623_07名鉄パノラマカー、京成スカイライナーといった名車が掲げられている。いずれも残念ながら乗った記憶はない。

20230623_08実物の車両展示に戻ってこちらは小田急10000形HiSE。これも1988年のブルーリボン賞受賞。

20230623_09ロマンスカーHiSEの車内。パノラマシート先頭席はさぞや絶景であろう。

20230623_10そしてロマンスカーの代名詞ともなった特徴的な連接台車。

乗り心地はいい反面、メンテナンスが大変でコストもかかるため、先のVSEも早々と引退を余儀なくされた要因であった。現時点で最新の赤いロマンスカーGSEは連接台車ではなくボギー台車となっている。

20230623_11小田急20000形RSE。JRにも相互乗り入れして特急「あさぎり」として運用されていたのだったっけ。これも1992年ブルーリボン賞受賞。

20230623_12別のフロアでは部屋一面にジオラマが設置され、模型の電車が走る。一定時間になるとプロジェクションマッピングと組み合わせた演出が上演される。


演出がされているときの様子を動画でも記録。「箱根湯本」という投影も一瞬出てくるが、ここのジオラマ自体が、新宿から箱根湯本までの小田急沿線をデフォルメして形作られており、主要駅に模型の電車が差し掛かるごとにこのように表示される。

20230623_13屋上のフロアからは海老名駅のトレインビューができるようになっている。

特急の時刻表も掲示されているので、直近の列車を狙ってみたが、残念ながらEXEだった。30000形EXEも立派なロマンスカーではあるが、いまいちプレミアム感が薄い。

20230623_14そしてついに運転シミュレータを発見。入館料とは別に整理券を500円で購入し時間指定となっている。この日は平日だったためガラガラで直ぐに入手できた。

まずは先客の様子をうかがいながら予習。運転席(7000形LSE当時のそのもの)の前に(CGではない)実際の走行時の映像が投影されている。


静止画ではわかりにくいので動画でも少し。後ろから離れてギャラリーしてると前方スクリーンが小さく見えるが、運転席だとスクリーンにかなり近づくので、それなりの没入感はある。あと、動画では記録できなかったが警笛もリアルに鳴って結構デカイ音が出る。ただしミュージックホーンではなくタイフォンである。

20230623_15いよいよ自分の順番が回ってきた。シミュレータでは、難易度設定が3段階ぐらいに分かれているようだが、某電車でGOでの経験をタテに無謀にもいきなり最高難度の設定を選択。その設定だと前方の風景スクリーンには何もガイド表示はされず、制限速度等も投影される風景の信号や標識を見て判断しなければならない。

ただし、実はシミュレータ用に増設された小さいディスプレイ(運転台右側)にも現在の制限速度と、その先の制限予告は表示されるので、それを見ながらの運転となった。運転区間も3通りほどあるようだが、最も線形がよく最高速度110km/hが出せる区間を選択。いざ出発。

マスコン(ワンハンドル式)のクリック感がイマイチで、いま何ノッチに入っているのかがわかりにくい。特に力行を終えて惰行に入ったつもりが、手を離しても自動的にニュートラル位置には戻らないのが非常にやりにくい。さらには、制限速度も結構頻繁に変動して対応が大変。勾配も結構あって、最大で20パーミルぐらいの上り下り(シミュレータ用のディスプレイに制限速度とともに勾配も表示)があり、上りで力行入れるのが遅れてせっかくの110km/h区間にもかかわらず80km/h台まで落ちてしまうこともあった。

そんなこんなでようやく区間終端に到着。途中駅はすべて通過で、停車は最後の1駅のみである。ここも電車でGOで鍛えた腕前の見せどころだったが、停目手前で停まってしまう痛恨のミスを連発。構内再加速を何度かやらかしてしまった。初見でランカーブもわからんままやったらそらそうなるわな。

最高難度の場合、終了後に運転評価が表示されるが、100点満点中の40点と惨憺たる有様。だが、係の人の話では、最上級難度での評価は激辛で、下手すれば0点とかも平気で出まくるところ、初めてで点数が出せるのはまだマシな方だそうだ。これは修行して出直しだな。

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野天湯元 湯快爽快 ざま

20230623_01
関東遠征の任務翌日は、一足早く夏季休暇1日分を行使して、かながわいちびりツアーを敢行。前段の予定は何も考えていなかったが、移動見込みの経路上に温泉があるとわかったので、行き当たりばったりで訪問。小田急小田原線の相武台前駅から歩くこと20分弱ほど、野天湯元 湯快爽快 ざまに到着。

平日なので料金は800円だが、精算は退出時にまとめて行うらしい(キャッシュレス可)。下駄箱の鍵と交換でバーコードの記されたリストバンドを渡される。

脱衣場を出て内風呂、カラン等はややくたびれた感はある。ボディーソープ等の備え付けあり。人工の高濃度炭酸泉もあるようだがそれはすっ飛ばして露天エリアの天然温泉浴槽へ。おお、黒い。久しぶりのコーヒーだ。黒褐色でダシのような薄めの塩味、わずかに金気臭、若干のヌルヌル感あり。いかにも温泉らしさを感じさせてくれるいい湯、これぞモール泉だ。
20230623_02後で館内に貼ってあった成分表によれば、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉、低張性・弱アルカリ性・温泉ということのようだ。この露天ゾーンの素晴らしいところは、源泉かけ流しの浴槽とその源泉を加温した浴槽がとなりあっており、加温浴槽で温めてはぬる湯からやや水風呂に近い低温の浴槽に移る交互浴が源泉のみで味わえることだ。もちろんサウナや水風呂も内湯に完備されているが、それに頼らずとも、ホットコーヒーとアイスコーヒーのお代わりで整う、極楽仕様なのだ。

★★★★★ 他にも食事処や休憩スペース等あるようだが、それらをチェックするまでもなく露天風呂の冷熱源泉コンボで文句なしの星5つ。

なお、温泉のすぐ近くにイオンモール座間があり、そこから小田急相模原駅とを結ぶバス(直行便)があるので、極力歩きを少なくしたいならその方がベスト。小田急江ノ島線の南林間駅に向かうバスもあるとのこと。

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さくら家

20230622_10関東遠征の業務終了後の夜は、小田急線・相模大野駅近くにある和食屋・旬菜料理「さくら家」に一席設けていただき、FRUN関東のメンバー数名で集まった。前回4年前は横浜だったが、今回は念願のこの地。

というのも、FRUN関東メンバーが時折ここで宴会を開いており、いつも素晴らしい料理や酒を目にして一度は行ってみたいと思いつつも、なかなか訪れる機会がなかったためだ。

20230622_11早速その料理の一部を紹介。お通しで出てきた五種類の小鉢。サザエにホヤもあり、日本酒を飲めとばかりの勢いだが、最初は生ビール。中ジョッキといいながらジョッキがデカい。これは大ジョッキでは。

20230622_12その後も何品か出たあとに、さらにフォトジェニックなお造りのお出まし。これで一人分である。何人かでシェアするのではない。

20230622_13締めのご飯に相当する一品も、マグロの握り寿司。お腹いっぱいである。既にビールから日本酒に移行して、だいぶ頂いたにも関わらず驚きのお勘定。これで利益が出ているのかこちらが心配になるレベルだ。

なるほど、場所的には(特に都心からは)ややアプローチしにくいのに、これだけしばしば宴席が行われるわけだ。なぜ人はさくら家に集うのか、謎解きの一夜だった。また行きたいなあ。

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JAXA相模原キャンパス

20230622_014年ぶりに、某業務で関東方面に出張の予定が入ったので、その経路上に近いJAXA相模原キャンパスを訪問することにした。

最寄駅のJR横浜線淵野辺駅は、発車時のメロディが標準の「Verde Rayo」ではなく銀河鉄道999(ゴダイゴの方)となっている。駅を降りると、「はやぶさの故郷 さがみはら」の看板がお出迎え。

20230622_02徒歩20分弱程で、JAXA相模原キャンパスに到着。施設入り口の看板には「国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 ISAS/JAXA 宇宙科学研究所」という物々しい名称が掲げられている。

この看板、はやぶさ(初代の方)の映画でも映ってたシーンが確かあったな。

20230622_03守衛所に聞いたら、見学の人は交流棟に行って受付をしてください、とのこと。受付といっても、名前を書いて、相模原市内在住か県外在住かを丸付けして、見学者用のワッペンをもらって服に貼っておいてください、という簡単なもの。コロナ禍の最中は事前予約とか色々制限があったようだが、現在は特に何も制約なくふらっと行って入れる状態。

交流棟の建物内はちょっとした博物館のようになっており、宇宙探査機のレプリカなどが展示されている。現在も任務遂行中のはやぶさ2の実物大模型が目を引く。

20230622_04こちらは水星探査計画「ベピ・コロンボ」において、現時点で水星に向かって飛行中の探査機「みお」のミニチュア模型。2018年に打ち上げられ、欧州の探査機ともニコイチで飛んでおり、水星到着は2025年の予定とのこと。結構かかるねえ。

20230622_05はやぶさ2がドッサリとサンプルリターンを果たした小惑星リュウグウの模型。よくもまあこんなにゴツゴツデコボコの表面に降りられたものだ。

画像ではわかりにくいがタッチダウンした地点などに赤い印が付けられている。

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屋外にも展示物があって、これはM-5ロケットの実物大レプリカ。あまりにもデカすぎて画角に収まりきらない。
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キャンパス内には普通に食堂があって見学者も利用可能。大学の学食や企業の社員食堂のようなイメージだ。だからお値段もごくリーゾナブル。

一番高価だったスペシャルメニューですら700円だった。せっかくの機会なのでそれをいただく。このキャンパスで普段から勤務・研究しているであろうスタッフらの中に紛れて昼ごはん。自分の人生でも、世が世ならこういうところで働くというシナリオがあったかもしれないのになあ、としみじみ思う。
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これまた普通に売店があって、大学生協のそれとほとんど変わりはないのだが、ここならではのお土産もいくつか売られていたので買って帰る。フリーズドライの宇宙食で、たこ焼き、プリン、バニラアイス。いずれも、元の形に戻るわけではないが、スカスカの軽いせんべいのような固形ブロックをかじってしばらくすると、それらを食っている際の口の中の状態と同じになった。ネタとしては面白いが、毎日これではちょっと耐え難い。

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天然温泉 満月

20230618_1父の日のこの日、子守当番は「非番」で単独自由行動OKとなったので、久々に温泉目指してのワンウェイマラニックを敢行。

出発時間がお昼前と中途半端になってしまったので、昼ご飯をランの途中でいただくことにした。安威川河川敷に出てしまうと店がないため、その手前の道路沿い、茨木市鮎川にあるとんかつ店「大富士」を訪問。まだ12時少し前だったので他の客はおらず。老夫婦2人で切り盛りしているようだ。

20230618_2とんかつ定食(1200円)をいただく。やや強気の価格設定だが、それに見合うだけの品質はある感じだ。デミグラスソースも旨い。画像では取りそこねたがお吸い物も付いていた。

20230618_3さて昼食後にランニング再開で、定番の安威川河川敷を走るが、他に走っている人の姿が皆無。梅雨の中休みで、しかもカンカン照りではなく曇りで、走るにはちょうどよい気候だったのだが。

それで、距離表示のあるランニングコースの終点を過ぎてもずっと左岸側を走っていったら、途中およそ道とは言えないほどに雑草が茂る区間に何度も突っ込む。今さら引き返すのも癪だからそのまま前進強行。半袖半パンで走ってたので脚や腕のあちこちが雑草で擦れてかぶれたようにもなってしまった。最後はほとんどアドベンチャー状態になりつつ、中環とぶつかるところでようやく歩道に復帰。やはり距離表示終わったあたりで左岸から右岸に移らないとアカンようだ。

目指すは阪急京都線上新庄駅だが、これも河川敷から阪急沿いにピタリと沿う道が無いようで、かなり回り込んでの到着。アプリ計測によれば15kmほどらしい。

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本日のゴールは「天然温泉 満月」。上新庄駅すぐ近く。2016年頃のオープンだそうでまだ比較的新しい。看板に書かれた字がやたら下手くそに見えるのは敢えてそういうデザインなのだろうか。運営会社は東亜観光となっているが、パチンコ屋経営の会社とはたまたま同名の別物なのだろうか。後で調べてもよく分からず。

玄関の靴箱はコイン不要で鍵をかけてその鍵と脱衣所ロッカーの鍵を交換する形式。料金は土日祝で790円と近年にしては比較的リーズナブル。券売機は現金のみ。

脱衣所ロッカーは番号が指定されている形となる。脱いで素っ裸になってから階段を上がって2階が浴場となっている。おそらく敷地が狭いので同一フロアにできなかったのだろう。

内湯の洗い場のそばに天然温泉の浴槽あり。カラン等の設備はまだ新しさを保っている。ボディーソープ等も備え付けあり。そして泉質はほぼ無色透明無味、わずかに塩素臭。弱アルカリ性・低張性・低温泉とのことで若干のツルヌル感あり。

露天エリアにも天然温泉浴槽があったが、何と緑色。入浴剤を入れているようだ。これは残念。他に人工の高濃度炭酸泉もあったが、かなり狭い。4、5人が浸かるともう満杯だ。サウナもやや狭い。水風呂はとても冷たくてGood。

★★★☆☆ せっかくいい湯を掘り当てたのに、もうちょっと何とかならなかったものか。弱アルカリ性は美肌の湯ということで、かぶれてた腕や脚の皮膚の回復も心なしか早かったような気がする。

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鶏白湯そば 純

20230614_1この日は京都市街地中心部に出張ありでそこでのランチタイムとなった。昼飯処をリサーチすると、最近オープンしたラーメン店があることが判明したので、パトロールに急行した。

地下鉄丸太町駅のすぐ近く、京都市中京区東洞院竹屋町東入ルにある鶏白湯そば 純という名の店で、2022年に開店したとのこと。

20230614_212時すぐぐらいに入店したのでまだ満席にはなっていなかったが、先に外にある券売機で食券を買ってくださいとのこと。

初顔合わせではメニュー筆頭を選ぶのがセオリーのところ、数量限定の丼ぶりもセットのメニューを推されたし人気ナンバーワンだそうなのでそれを選択。それにしても、ラーメン単品でも1000円超えは中々強気の設定だ。

20230614_3店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。厨房内には3人の従業員がいて、調理と接客を分担しているようだ。

ラーメンの食べ方指南のメモが渡された。20秒以内で写真を撮れというのには苦笑い。SNS用に「ばえる」写真を撮ろうと時間をかけすぎて麺が伸びないようにというところか。味変用のアイテムとしては、レモンの切り身が小皿に置かれているのと、卓上調味料の中に煮干し酢なるものも用意されていた。

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待つことしばし、鶏白湯そばとのご対麺。まずはスープの白さが目を引く。ホームページ記載によれば、ブレンダーで徹底的に乳化させているそうである。

スープの味は、そのとろっとした感触からすれば意外なほどに上品で、コテコテ・ギラギラはしていない。例えるならフレンチのコース料理で出てくるポタージュスープのようである。これもホームページ記載をそのまま借りると「鹿児島県産の鶏をメインに少しの宮崎・大分の豚骨を強火で煮込んだ濃厚鶏豚スープに、国産醤油ダレのキレがうま味をアップデート」されたものとなっている。

麺は中太のストレート麺。モチモチとした食感は事前予告どおりである。他には鶏チャーシュー、味玉、刻みネギ、玉ねぎスライス、水菜がトッピングされている。

セットの丼は鶏か肉かが選べるそうだが、鶏がおすすめとのことでそちらを選択。サイコロ状にカットされた但馬鶏の真ん中に、赤みの強い卵の黄身が載っている。よく混ぜてから食すべしとのこと。かけられている醤油ダレが底の方に溜まっているのに気づいたのはだいぶ食べ進んでから。一番底までかき混ぜる必要がある。

鶏白湯そば・但馬鶏丼or肉めしセット 1380円

強気な値段設定に応える素晴らしい逸品。美味しゅうございました。

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