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阪急レールウェイフェスティバル2023春

20230528_1この日は、阪急正雀工場で開催された、阪急レールウェイフェスティバルにジュニア達を引き連れて参加。コロナ禍以降オンライン開催が続いていたが、今回からようやくリアル会場も4年ぶりの復活となった。4年前の春秋にも参加していたが、ジュニア達は覚えていない模様(覚えとけよ)。

事前抽選は相変わらず必要で、もはやファンクラブも退会してしまっていたが、運良く当選。入場時間帯も30分単位で区切られていて、会場入場者数が過密にならないよう手を打たれていた。

20230528_2入場のみならず、会場内で参加可能なアトラクションも事前抽選で当選した人しか参加できない、とされているものが相当数あった。

唯一当選してたのはミニトレインの乗車のみ。これは時間指定はなかったが、運転シミュレーターなどはアトラクションの参加時間も指定されているようだ。まあ、コロナ禍前でもこれらは当日の整理券配布で時間は決められていたものだが。

20230528_3特段の抽選等は不要で並びさえすればOKというものもある。これは電池式機関車(BL)。

正雀車庫付近での車両の牽引等を行うのが任務なので、たとえ営業終了後の夜中でも本線上で見かけることはできない。

20230528_4さっきのミニトレインで走っていたのと同規格の車両で本日は非番だったものも展示されていた。

これは二代目の京とれいん雅楽。鉄道模型とするにはかなりデカい縮尺だけあって、かなり精巧に作られている。

自動連結器の体験も並べばOKのアトラクション。左右のレバーを上げ下げすることで、連結器の連結・解放を観察する。動画にて記録。

プシューっと圧縮空気の大きな音が出るが、これは実はよく見ると連結器を動かすための動力として利用しているだけのようだ。それで、連結時に勢いが足らないとロックが掛からず失敗となる。ある程度強い力で突入する必要があるのだ。かと言って、力任せに突っ込むと、連結する側もされる側の両方の車両とも大きな衝撃を受けることとなる。乗客を乗せたままの状態で連結併合する際の運転にはいかに細心の注意が必要かが理解できる。


20230528_5続いて洗車体験で、線路を渡って車両に乗り込む。櫛状に分岐した線路の先にもマルーンの車両がズラッと並んでいる。

20230528_6待機しているのは初代京とれいん6300系。最近は定期運用から外れてしまっており、久々にお目にかかる。

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立ち見客が出るまでたくさん詰め込んでから出発。車両の両脇を、緑色の回転ブラシが通過していく。

正確には、ブラシは固定されていて、そこを列車が自力で移動していくのであるが。その様子を動画でも記録。


20230528_8車両貫通扉上部に貼られた京とれいんのエンブレム。2011年に改造されてその10年後の2022年に記念して貼ったようだ。

現時点では全検を通していないようであり、それ故にもう本線を営業運転していない。このまま全検受けないとなると廃車まっしぐらだが、今後の処遇はどう考えているのだろうか。

20230528_9降車際に、魔改造された方のシートにも座ってみた。畳となっておりオシャレだが、結構座り心地は硬かった。

むしろ従来のシート流用でカバーだけ張り替えた方が柔らかい。さすがはデビュー当時ブルーリボン賞を受賞しただけのことはある。
回れるアトラクションも限りがあるので、午前中いっぱいで退散。

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京都競馬場&サントリー京都ビール工場見学2023

20230507_1連休最後のこの日、子供の保育所同窓生つながりのイベントで、当初は天王山ハイキングを予定していたが、あいにくの雨のため、傘番組として京都競馬場ツアーに差替えとなった。

阪急西山天王山駅から直行バスで淀川を渡り、案外時間もかからず到着。この京都競馬場、2020年からしばらく改修工事が行われており、先月2023年4月にグランドオープンしたばかりという状況で、連日満員だったそうだが、この日は雨のためだいぶ閑散。

入場料が必要(子供は無料らしい)で、現金払いだと200円だが、会員登録してキャッシュレス決済だと券売機にも並ばず100円で済むとのことでその場でスマホ手続きを(相方らが)したのだが、UIが分かりにくいのかだいぶ手間取る。

20230507_2実は京都競馬場に来ること自体は初めてではなく、2009年に訪れた記録が残っている。それもレース観戦ではなく、人間自身がコース上(ダート)を走る特別イベントに出場したのであった。というわけで、馬券を買ってレースを見るのはこれが初めてとなる。

初心者向けに無料で馬券の種類や買い方をレクチャーしてくれるコーナーがあったので、そこで説明を聞いてからトライ。マークシート式の購入用紙に、レース番号、馬券の種類、投票する馬の番号をマークして、販売機に投入。子供らもめいめいマーク(※当然ながら未成年者が馬券購入はできないので、子供らは予想・マーク塗りつぶしまでで、購入は大人が行う)。

そしていざ外に出てレース観戦。コースはめちゃめちゃ広くて、ゴール地点からだとスタートの様子は全然見えず、巨大なオーロラビジョンに映し出される映像で見る。いったんスタンド前を通過して、向こう側に回るが、第三コーナのあたりはだいぶ坂になって登っているのがわかる。これが淀の坂といわれるこのコースの特徴らしい。そして再びスタンド前に戻ってきてラスト勝負。閑散気味の観客とはいえそれでも周囲から大きな声援、歓声が沸き起こる。
20230507_3何レースか予想して買って観戦して、を繰り返したが、自分は全然当たらず、ビギナーズラックすら無し。まあ、単勝とか簡単な種類ではなく、いきなり三連複とかの難しめの種類をチャレンジしたのが無謀なわけだが。連れの子供らが買った、じゃなかった、予想した馬が勝ったケースもあったようで、えらく大はしゃぎだった。嗜む分には大いに結構だが、どハマリすることの弊害も職業柄よく知っているため、自分はやや冷めた目で見てしまう。やはり馬券よりも株券・証券を買うほうが性に合っているようだ。

イマイチ没入できない理由にはもう一つ思い当たる節があって、かつて自分がマラソン全盛期で入れ込んでいた頃に看破した、(特にタイムを追求するタイプの)マラソンとは、競馬馬を育成するゲームであり、その際ランナーは、馬主・調教師・騎手・馬自身の一人四役をこなしてレースに臨んでいる、という理論である。馬券を買って観戦するのは、そうした努力を他人(他馬?)が行ったことのレース結果を単に予想して見るだけ、ということになり、若干の物足りなさを感じてしまうのであった。

昼食は競馬場建物内のフードコートで購入したが、牛丼もやや高めの観光地価格、スキー場ほどのボッタクリではないというレベル。これで天気が良ければ、きれいだし広々として緑も多いし、屋台も出ていて賑やか(この日は閑散)なのだろうけれど、もし晴れていたら超満員で子供らを引き連れての場内移動は困難を極めただろうし、そもそも好天ならハイキングに行っているわけだから、ここにはいなかっただろう。

20230507_4さて、競馬場を後にして、この日のメインイベントである、サントリービール京都工場へ向かう。ハイキングも競馬場も実は前座だったのだ。競馬場からの直行バスではなく、京阪淀駅から出ている路線バスに乗ると、ビール工場近くのバス停で降りることができる。

これも雨のためか、自分らの予約した時間帯での見学者は少なめで、我々保育所同窓生チームの他に一組のグループ程度であった。
20230507_5ビール工場見学自体は、生涯成績でいえばもうとうに2桁に達しているが、コロナ禍以降の訪問はおそらくこれが初めて。

製造工程の基本は変わらないのだが、展示内容や演出の方法などちょっと以前と変わったなというところがいくつかあった。見せ方も徐々に進化しているということだろう。
20230507_6一通り見学を終えたあとはお楽しみの試飲タイム。これも前と違うなと思ったのは、最初の1杯目はスタンダードのプレモルを受け取って、その次はテイスティング用の小さなグラスが3つセットになった状態で、スタンダード、香るエール、マスターズドリームの3種類を飲み比べた上で、最後に3つの中から一番気に入ったものを1杯リクエスト、という形になっていた。

自分はマスターズドリームを選択。感覚としては、一番最初に香るエール、中盤はスタンダード、終盤にマスターズドリームで締めたいという気がする。ところが、飲み比べ用のシート解説を見ると、アルコール度数がそれぞれ香るエール6.0%、スタンダード5.5%、マスターズドリーム5.0%と、意外にも一番濃くて重いと感じるマスターズドリームが一番度数は少ないのだった。

試飲時間は20分間しかなく、結構ペースを上げないと時間切れとなる。現に同行者でラストの1杯を頼めないまま終わった人がいた。
20230507_7今回の見学で感心したことの一つが、配られる冊子の中に、お酒は適量に控えましょうと呼びかけるものが入っていたこと。以前から私もことあるごとに述べている、アルコール処理能力は遺伝で決まっているのだから飲めない人に飲ませたらアカンということも解説されていた。また、飲める体質だとしても程々の適量に抑えましょうと推奨していた。

お酒を売って儲ける企業でありながら、飲め飲めとけしかけるのではなく、適正量を勧めるという姿勢は好感が持てた。というか、その昔試飲タイムで上限規制が無かった頃、ラン仲間で見学に押しかけて、試飲時は何杯お代わりができたかの数を誇っていたという行為は、今にして思えば恥ずべき蛮行だった。酒量を競い、度数の高さを自慢するのは今や野蛮人である。安酒を浴びるように飲むのではなく、いいお酒を少しずつ嗜むというのが大人というものだ。
20230507_8さて、試飲時の僅かな時間では話足りないということで、河岸を変え、JR山崎駅前のカフェにて二次会に突入。チキン南蛮が評判だそうだが、ここはあえてスタンダード鶏唐揚に角ハイボール。ちょい飲みセットとして加えられた惣菜の一品がまた美味。こうして充実した連休最終日を終えたのであった。

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高槻ハイキング&ジャズスト2023

20230504_1今年も、昨年同様に高槻周辺のハイキング(走らない)と高槻ジャズストリート鑑賞のイベントを開催した。といっても、いつもの首謀者H氏からは連絡がなく、どうしたもんだろうと思っていたところ、今年はやらないんですかの声があり、じゃあ前年同様でやりましょかと直前になって企画し、当該首謀者に意向を尋ねたところ、走れなくなっているので声掛けを遠慮していた、とのこと。で、ご都合を聞いたらたまたま空いていたので参加と相成った。

というわけで、今回は事前の案内が間際となってからだったので、参加者は自分を含めても4人とこじんまりしたパーティーになった。

高槻駅から関大方面のバスに乗るつもりが、少し早い時間の塚脇方面循環系等に乗ったので、ハイキングのスタート地点は塚脇バス停となった。我々の他にもハイキングと思しき利用者もちらほら。

通るルートも昨年同様だが、昨年と違ったのは自分の体調。前日の飲み会でベルギービール飲み放題で調子こいて飲みすぎて、のっけから二日酔いでしんどい。

20230504_2萩谷総合運動公園では、今回はMちゃんの都合も合わず、我が家のジュニアたちも別件で出かけたため、ラン友の家族連れ1組と遭遇したのみ。それでも公園はたくさんの子供らでにぎわっていた。まだ二日酔いの抜けない私は、昼食大休止でもお茶しか飲めず。

萩谷公園からは林道へ。林道への分岐ポイントがこれまで画像でチェックできていなかったのでここに記しておこう。「犬の学校」と書かれた看板があるところが目印。ここでバス通りを分かれて右折だ。

20230504_3上ノ口バス停付近まで戻っているとボサノバの音楽が流れてくる。早くも高槻ジャズストリート鑑賞がセッション。中心市街地からはだいぶ離れてるが、摂津響Saal(ザール)というスタジオも演奏会場の一つとなっているのだ。

20230504_4さてバスで高槻駅まで戻ったあとは、お風呂はパスしてそのまま高槻ジャズストリート鑑賞に移行。

まだ体調が完全復調してないので、缶ビール片手に、ではなく、昼食で手をを付けられなかったおにぎり片手に鑑賞。ようやく食欲は戻ってきた。ここでもボサノバが奏でられていた。

20230504_5場所を阪急高槻市駅高架下会場に移して引き続き鑑賞。音量もパンチもある上手い男性ボーカルグループだったが、ジャンルはポップス。

自分は音楽だったら何でもOKとは思っているが、同行者からは「全然ジャズじゃないよねえ」との声も。

20230504_6さらに南の方を目指して移動。今年できたばかりの高槻城公園芸術文化劇場南館をのぞいてみたが、どこも満員長蛇の列だったので、断念して隣の第一中学校グラウンドへ。

ここではギタリスト中心のクインテット、ようやく本格派のジャズと遭遇。テーブルと椅子が並んでいて、周囲には飲食の屋台も立ち並び、飲み食いしながらジャズが聞ける野外スポットだ。長机の向きがすべて舞台に向けて縦方向となっており、要するに飲食物は席の左右いずれかに置くこととなり舞台に背を向けて座る席が発生しない、という細かいながらも心憎い設定に感心。

20230504_7さて、ダメ元で再度芸術文化劇場南館に突入。肝心の外観の画像を撮ってなかったのでここに掲載。

かつて高槻城があったということで石垣のある底面に、木材を多用した直方体の組み合わせ構造で、若干城郭も意識したデザインとなっているようだ。

20230504_8運よく大スタジオの次の講演、残り残席僅かのところに滑り込み成功。

ここは撮影禁止のため画像では紹介できないが、韓国系の超実力派ユニットの圧巻のジャズを堪能。これだよ、これがジャズだよと大満足。来年もぜひ来日したい旨、英語でのスピーチだったが満場の拍手喝采。

20230504_9さてジャズを離れて晩飯をということで、高槻市駅付近に戻るが、どこも混んでいる感じ。そこで連れのS氏から知っている店があるとのことで訪問したのが、居酒屋つかさというお店。メインストリートからはわずかにそれているため空席あり。

この店の驚くべきはコストパフォーマンス。3品1000円(税込1100円)セットというのがあり、アルコール(一部対象外あり)、食事メニューよりどり3品でどれでも1100円。生ビールも、焼酎(それもグレード高めの銘柄も含む)も含まれており、こんなので利益出せるのかというぐらいのお得さであった。こんな穴場があったとは、長らく高槻に居ながら知らなかった。ようやくアルコール受付も運転再開できる体調に戻ったので、飲み食いとも十分に満足してのお開きとなった。

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