阪急レールウェイフェスティバル2023春
この日は、阪急正雀工場で開催された、阪急レールウェイフェスティバルにジュニア達を引き連れて参加。コロナ禍以降オンライン開催が続いていたが、今回からようやくリアル会場も4年ぶりの復活となった。4年前の春と秋にも参加していたが、ジュニア達は覚えていない模様(覚えとけよ)。
事前抽選は相変わらず必要で、もはやファンクラブも退会してしまっていたが、運良く当選。入場時間帯も30分単位で区切られていて、会場入場者数が過密にならないよう手を打たれていた。
入場のみならず、会場内で参加可能なアトラクションも事前抽選で当選した人しか参加できない、とされているものが相当数あった。
唯一当選してたのはミニトレインの乗車のみ。これは時間指定はなかったが、運転シミュレーターなどはアトラクションの参加時間も指定されているようだ。まあ、コロナ禍前でもこれらは当日の整理券配布で時間は決められていたものだが。
特段の抽選等は不要で並びさえすればOKというものもある。これは電池式機関車(BL)。
正雀車庫付近での車両の牽引等を行うのが任務なので、たとえ営業終了後の夜中でも本線上で見かけることはできない。
さっきのミニトレインで走っていたのと同規格の車両で本日は非番だったものも展示されていた。
これは二代目の京とれいん雅楽。鉄道模型とするにはかなりデカい縮尺だけあって、かなり精巧に作られている。
自動連結器の体験も並べばOKのアトラクション。左右のレバーを上げ下げすることで、連結器の連結・解放を観察する。動画にて記録。
プシューっと圧縮空気の大きな音が出るが、これは実はよく見ると連結器を動かすための動力として利用しているだけのようだ。それで、連結時に勢いが足らないとロックが掛からず失敗となる。ある程度強い力で突入する必要があるのだ。かと言って、力任せに突っ込むと、連結する側もされる側の両方の車両とも大きな衝撃を受けることとなる。乗客を乗せたままの状態で連結併合する際の運転にはいかに細心の注意が必要かが理解できる。
続いて洗車体験で、線路を渡って車両に乗り込む。櫛状に分岐した線路の先にもマルーンの車両がズラッと並んでいる。
待機しているのは初代京とれいん6300系。最近は定期運用から外れてしまっており、久々にお目にかかる。
立ち見客が出るまでたくさん詰め込んでから出発。車両の両脇を、緑色の回転ブラシが通過していく。
正確には、ブラシは固定されていて、そこを列車が自力で移動していくのであるが。その様子を動画でも記録。
車両貫通扉上部に貼られた京とれいんのエンブレム。2011年に改造されてその10年後の2022年に記念して貼ったようだ。
現時点では全検を通していないようであり、それ故にもう本線を営業運転していない。このまま全検受けないとなると廃車まっしぐらだが、今後の処遇はどう考えているのだろうか。
降車際に、魔改造された方のシートにも座ってみた。畳となっておりオシャレだが、結構座り心地は硬かった。
むしろ従来のシート流用でカバーだけ張り替えた方が柔らかい。さすがはデビュー当時ブルーリボン賞を受賞しただけのことはある。
回れるアトラクションも限りがあるので、午前中いっぱいで退散。
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