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さらばキハ85、ようこそHC85

202303022023年3月18日のダイヤ改正で、大阪発着の特急ひだ(通称「大阪ひだ」)の運用車両が、ディーゼル気動車のキハ85系から、新造ハイブリッドディーゼルのHC85系に置き換わることとなった。名古屋発着のそれは以前から置き換わっていたので、キハ85系で走る勇姿も拝めるのはあとわずかとなった。

そこで何度か通い詰めて、最後の力走を何日かにわたって記録に収めることとした。

20230307上りのひだ25号だと、先頭車両は貫通扉がある側になってしまうので、貫通扉のない後尾車側も撮影。高速で去る車両の後ろを撮るのは難しい。これもだいぶタイミングが遅くて小さかったが、トリミングでごまかす。


ラストラン1日前には動画でも記録。ベストポジションには先客がいたため、ちょっと横にズレた場所から撮ると電柱が邪魔になってしまった。

一瞬だけ車内の様子も垣間見えるようだが、混み合っている感じだった。

ダイヤ改正当日は土曜日で、家のことをほっぽらかしてまでは取りに行けず、改正後数日経ってからの撮影。颯爽と現れたHC85系ひだの走行動画。やはり音が静かだ。
20230330画像でも収めたが最初に撮った日の分は痛恨のミスでピンボケだったため、改めて後日撮り直しの一番。

そもそも、ひだ25号と遭遇するのは、子供の保育所送迎でいつもの出勤時間より少し遅れたときというものだった。その次男坊もいよいよ春から小学生となり、長男坊から足掛け9年続いた保育所通いもついに卒業。ひだに遭遇する機会もおそらくはこの日で最終。

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祝・開業 大阪駅地下ホーム

20230321_01飛び石休日のこの日、先日ダイヤ改正で開業したての大阪駅地下ホームを見に行くぞということで、家族で繰り出す。

わざわざ新大阪駅でおおさか東線に乗り換えて、新線でのアプローチを目論む。新大阪駅の駅名看板も、以前は次の駅が「西九条」だったのが、しっかり「大阪」に書き換わっている。

20230321_02おおさか東線の本数はさほど多くないので、先に現れた関空特急はるかを撮影。

これも、ダイヤ改正前の新大阪駅では、同一ホームに上り下り双方の列車が止まって、乗り間違えると真逆の方向に行ってしまうというトラップ運用だったが、改正後は上り下りでホームが別となったようだ。

次男坊が一眼レフカメラを抱えて激写。

20230321_03ようやくおおさか東線の電車が到着。以前は黄緑色の201系使われていたが(過去ブログ記事あり。2008年及び2019年)、その後は221系運用に置き換わっている。

列車全体としては大して乗客は乗っていないが、運転台後ろのかぶりつきスペースだけは人だかりができている。誰も皆考えることは同じ、か。子供らだけは前の方に張り付かせてもらって、自分はやや下がって前方を見る(よって映像・画像なし。他の誰かが散々アップされてるはず)。淀川は従来どおり鉄橋で渡って、東海道本線から少し右に離れたあたりから地下に潜り込んで行った。

20230321_04そして大阪駅地下ホーム到着。開発時は「うめきた新駅」と呼ばれ、駅名も「北梅田」になるのではないかとも言われていたが、結局「大阪駅」で既存の地上駅と同一扱いとなった。東京駅の総武・横須賀線や京葉線の地下ホームのような存在だろう。

次の駅は「西九条」となっているが、そこまで走っていくのは特急のはるかかくろしおのみで、普通列車は無いため、残念ながらこの先はかぶりつき鑑賞はできない。

20230321_05さっき乗っていたおおさか東線の列車は折返しで久宝寺行きに変わっている。その向こう側には、直通快速の奈良行き。

この直通快速は、おおさか東線を通って放出、久宝寺と経由して大和路線に入って奈良へ向かう。一方で、地上の大阪駅でも、環状線を回って天王寺から大和路線に入って奈良、終点加茂まで行く大和路快速も存在しており、同じ大阪から奈良でも違うホームで途中ルートも異なる列車が存在するのは混乱を招かないか、やや気がかり。

20230321_06さて、ホームからコンコース階に1フロア上がると、「ファンタジーアクアリウム」という、壁一面にプロジェクション・マッピングで水族館の水槽のような映像を映し出している一郭があった。

画像は水槽表示ではなくタイトル画面表示に移ったときのもの。

20230321_07壁の横には巨大なタッチパネルで、当該アクアリウムの説明や、何種類かある表示モードを選択したり、記念撮影用のフレームを表示させたりができるようになっていた。

「うめきた・光の水景」と記されていたのでこれがこのコーナーの正式名称だろうか。

20230321_08としばらく時間をつぶしているうちに、関空特急はるかが入線する時間になったので、ホームに戻る。

報道等で見かけていた、世界初のフルスクリーン式ホームドアってやつがこれだ。全面ガラス張りのホームドアで、戸袋になるであろう部分には板一面が液晶パネルで到着する列車やこの先の停車駅案内を表示している。

なお、2面4線ある地下ホームのうち、ホームドアが設置されているのはこの1線だけで、残りの3線は何もなしのプラットフォームだ。


百聞は一見にしかず、実際にはるかが到着してドアが開くまでを動画で記録。戸袋になるスクリーン部分自身も左右にスライドするのがキモだ。これで、ドア位置が異なる車両が来ても適宜合わせられるのだそうだ。
20230321_09このあとは、列車に乗った状態では(特急以外では)通れない、地下の大阪駅から地上に出てきてなにわ筋と平面交差する「浄正橋踏切」を目指す。これは大阪環状線福島駅のすぐ横にある。

その前に、環状線に乗り換えるべく、大阪駅地下ホームから、既存の大阪駅地上ホームに移ったが、かなりの深さがあることを実感。それで、以前は大阪駅地上ホームの西端は行き止まりだったのが、その先に連絡通路が伸びており、そこで地下ホームと繋がっていることがわかった。同一駅扱いだがだいぶ遠い。京葉線の東京駅地下ホームよりはマシという程度。

それで踏切の方に話を戻すと、連絡線地下化をしても、環状線と合流する福島駅付近ではどうしても一旦地表レベルを通らざるを得ないため、この踏切は無くならなかった。しかも、地下からの勾配の関係で従前より線路面を低くしなければならず、ダイヤ改正に先立つ2023年2月に、なにわ筋も終日全面通行止めにして路面を掘り下げる工事が行われていた。踏切だけ見ても違和感はないが、ガード下の歩道部分を見たら、従前あったであろう地平面より削られて下がったなとわかる箇所があった。

20230321_10踏切から地下の大阪駅方向を見る。どんどん下がっていってトンネル入り口となるところが見える。従前の地上を走っていた頃は、手前で左の方にそれていた。

この線路切り替え時も、踏切工事と同じ日に、終日はるかを運休にして切替工事を行ったのだそうだ。

20230321_11大阪駅からはるかが走ってきた。

ちなみに、この地下大阪駅に潜ってまた上がる区間の勾配がかなりキツイため、貨物列車の一部はプッシュプル式、つまり普段は先頭で機関車が引っ張るのみだが、最後尾に後ろから押す補機の機関車が連結されるのだそうだ。できればその姿も見たかったが、日中時間帯で見られるのはごくわずからしい。


地上に出てきて踏切を通過するはるかの様子も動画で記録
現在建設中の「なにわ筋線」が開通すると、地下大阪駅からそのままなにわ筋地下を通ってJR難波につながる予定なので、将来ははるかがこの踏切を渡ることもなくなる見込みだ。
20230321_12お昼ごはんにはやや早い時間だったが、お腹が空いてきたので昼食へ。せっかく福島まで出てきたのだから美味しいものをということで、なにわ筋を少し歩いて中之島に近くなったところにある「浪花天丼 天喜」を訪れた。

まだ12時前だったが、テーブル席の空きは残り1つだけで家族4人滑り込みセーフ。

20230321_13天ぷらと唐揚げがセットになった天唐定食をいただく。そして昼間っからビール。子供らは天ぷらうどん。リーゾナブルでウマい。

ちょうどWBA(ワールド・ベースボール・クラシック)の準決勝、日本対メキシコ戦の時間帯で、ガラケーのワンセグで見ていたら、サヨナラ勝ちになった。同時に、岸田首相がウクライナ電撃訪問のニュース速報テロップが流れて二度ビックリ。

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高槻クロスカントリー2023

20230312_1久しぶりに、高槻クロスカントリーに参加。コロナ禍もあって4年ぶりの開催のようだが、元々毎年参加していたわけではなく、ブログの記録によれば、直近の参加は2017年で自分としては6年ぶりの会場訪問となる。

今回のエントリーは個人ではなくファミリーの部(1km)に家族全員でエントリーしたのだが、この日の朝になって次男坊が嘔吐に発熱の体調不良。出場取りやめやむなしかと思ったが、実家で次男を預かってもらえることとなったので、自分と相方氏、長男坊の3人での出場へ。

車で向かったが、ファミリーの部はスタート時間は遅いこともあり、萩谷総合公園駐車場は満車とのことで、手前の関大敷地内の臨時駐車場に停めさせられる。前回はここから会場まで歩いた記憶があるが、今回長男もいるので200円(大人のみ。高校生までは無料。なお往復でこの料金)払って会場までのシャトルバスを待つ。結構待たされたので歩いて行っても対して時間は変わらなかったかも。

20230312_2公園内で昼ごはんに弁当を食べてからのスタート。ファミリーの部はスタート時間を2つに分けて行われる。自分らは後の方。先にスタートした方を見ていると、一家で仮装をしているランナーもチラホラ。仮装に対する表彰もあったようなので、仮装してくりゃよかったねと話す。

そして我々もスタート。当然ながら長男のペースに律速されるわけだが、曰く1kmは長すぎる、とのことで全然ダッシュしない。どアホが、1kmなんてマラソンランナーにとっちゃ極超短距離だぞ。長男のかけっこはそこそこ得意のはずなのに、チンタラ歩くような速度でほぼ最後尾。サッカー場周囲を2周するコースの最後の方にちょっとだけダッシュして8分20秒ほどか。

長男はこのあと公園の遊具で遊びたいというので、相方氏に任せて、自分は一足先に、次男を預けている実家まで走る。3〜4kmぐらいはあっただろうか、下り基調だが上りもあって、こちらの方がよほどクロカンとしての走り応えがあった、というオチ。

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