生駒山上遊園地
10月に入った週末、家族でお出掛けしようということで選ばれた行く先は、生駒山上遊園地。
というのも、某鉄ヲタ番組で紹介された日本最古のケーブルカー、生駒ケーブルに乗りたいから、という手段と目的が入れ替わったような状況で一路車で生駒方面へ向かう。
生駒ケーブルの開業は1918年ということで、もはや100年を超える歴史ある路線である。しかも複線化もされていて、中間のすれ違い地点ではさらに分かれるので複々線のケーブル線路がある。
もっとも、コロナ禍で客数が減っているためか、片方のみの運行となっていた。
麓の鳥居前駅から宝山寺駅で一旦乗り換え。ここから先は山上線という別のケーブルカーに乗る。
こちらのケーブルは単線だが、これも1929年の開業と戦前からの古い歴史を誇る。
遊園地に到着。入園料自体は不要だが、コロナ禍以降、要予約となっている。まあよほどの混雑でもない限り入場制限はされないと思うが、そのことを知らずにやって来たら大丈夫なのだろうか。入り口のその場で予約でもいいようだが、スマホを持っていることが前提だ。
入園したらもうお昼前で子供らもお腹空いたというので、芝生の広場で弁当を食べる。10月だというのに暑いぐらいの日差しだったが、木陰に入るとひんやり涼しい。さすが標高が高いだけのことはある。
10月に入ったということで、あちこちにハロウィンの飾り付けがなされている。
入園料が要らない代わりに、各々のアトラクションを利用する度に200円~500円程度の乗りもの券が必要。フリーパス券は入園予約が必要な土日祝は販売されておらず、少しだけ割引となる回数券的なチケットが入手できるのみ。
アトラクションによっては、年齢制限、身長制限があり、身長110cmに達していない次男坊は(たとえ親同伴でも)乗れないものがあり涙を飲むシーンも。
そうした制限の無い懸垂式モノレール状の乗り物に乗り込む。
やや高いところから場内を見回すような形になる。ケーブル山頂駅と生駒、奈良方面が見える。
反対側の大阪方面にも回り込む。画像では分かりにくいかもしれないが、あべのハルカスや梅田の高層ビル郡なども見えた。
これまた日本最古と言われる飛行塔のアトラクションはそこそこの行列。チケットを節約するため子供ら2人で乗っておいでと言ったのに、ようやく順番が回ってきた土壇場に次男坊は乗りたくないと言い出して、長男坊だけが搭乗。
先ほどのモノレールよりもさらに一段高いところを回るので、さぞや良い眺めかと思い感想を聞くと「怖かった」のみ。
これに限らず、この後も、長男と次男で乗りたいというアトラクションがバラバラで、家族全員で並んで待っても乗るのは1人だけという非効率な場面が何度か。お前ら、まとめて乗ってくれよ。
ボート状の乗り物で水路を進んで、最後は坂道を勢いよく下って水面にバシャンのアトラクション、急流下りには母子3名で参戦。これもそこそこの行列。
一眼レフカメラを託されたので、遠めでも望遠で撮れた。
最後はゴーカートに長男坊が一人で挑戦。いっちょまえにエンジンが付いて自走するタイプ。無論、クルマとほぼ同じ幅で両脇にガイドの壁がずっと続いており、ハンドル操作を誤ろうがコースのとおりにしか進めないようになっている。
待っている間に観察してると、大人でも女性等操作に慣れてなさそうな人が上り坂ヘアピンカーブで往生してるケースを散見したが、長男は難なくクリア。
そろそろ夕方も近くなり、乗りものチケットもちょうど使いきったので、これにて退散。帰りのケーブル下りは結構な混雑だった。
| 固定リンク
「育児」カテゴリの記事
- 阪急レールウェイフェスティバル2023春(2023.05.28)
- 高槻クロスカントリー2023(2023.03.12)
- 京都鉄道博物館2023_1月(2023.01.21)
- 京阪プレミアムカー(2023.01.09)
- 京都鉄道博物館2022_12月(2022.12.29)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- たいわん紀行(グルメ編)(2023.08.06)
- たいわん紀行(鉄道編)(2023.08.05)
- たいわん紀行(温泉編)(2023.08.04)
- たいわん紀行(総括編・2)(2023.08.05)
「鉄道」カテゴリの記事
- たいわん紀行(鉄道編)(2023.08.05)
- かながわいちびりツアー・鉄道編(2023.06.23)
- ロマンスカーミュージアム(2023.06.23)
- 阪急レールウェイフェスティバル2023春(2023.05.28)
- さらばキハ85、ようこそHC85(2023.03.30)
コメント