鉄道博物館2022
シルバーウイーク前半のこの日、子どもたちにとっては念願の、自身にとっては生涯二度目となる、埼玉県さいたま市大宮の鉄道博物館を訪問した。私が以前に訪れたのは何と14年も前の2008年2月、開館間もない頃のことだった。
当時とはすっかり社会情勢も変わり、未だコロナ禍の世の中ということで、入館チケットは事前購入の前売券のみ、それも入館可能時間が決められており、当日券は売られていない。前日に購入した時点では既に10時入場券は売り切れ、11時の入場券を何とか確保という状況だった。とはいえ、未明に大阪を出て車で遠路はるばる、到着が11時過ぎだったので、それでちょうどだったのではあるが。
150年前の開業当初の1号機関車、これは開館当時からもここで鎮座していたであろう。
この他にも多数の車両があり、あちこちと駆け回る次男坊をひたすら追いかけるお守り役に徹した。
程なくしてお昼時、子どもたちには館内で販売されている新幹線の形をしたお弁当、大人チームは事前にコンビニで買った弁当。この館でも弁当持ち込み可はありがたい。
外では時折豪雨と雷鳴がとどろいていており、屋外の区間は一部封鎖されていたが、館内にいる分には特段支障なし。
2階から車両ステーションを見下ろすポジションにてパチリ。
実際の見た目はもう少し薄暗いのだが、スマホのカメラが夜景モードで対応したようで、かなり明るめに写っている。
15時に、中央の転車台にいるC57がぐるり一回転するショーが行われるので2階から見物。実際はもっとゆっくり回るのだが、タイムラプス動画で撮影してみたらコンパクトに収まって面白い。
途中何回か汽笛を鳴らすが、既に釜に火を入れることは無くなったのにどうやっているのかと思ったところ、圧縮空気を汽笛に送り込んで鳴らしているとの説明があった。
別の展示スペースでは、400系新幹線とまだ現役バリバリのE5系新幹線車両が並んでいた。
このゾーンは鉄道の未来を主たるコンセプトにしているらしい。
3階にある新幹線ギャラリー。博物館のすぐ横を通る東北・北陸等各新幹線を間近で見ることができる。
本来なら屋外のテラスに出たかったところだが、この日は台風接近に伴う悪天候で閉鎖されていた。長男も一眼レフを構えて撮り鉄に。
これは一眼ではなくスマホで撮ったものだが、ピントが手前の窓の水滴になってしまってて残念。
また別のゾーンでは、鉄道に関する科学のあれこれについて、主に子供向けに体験しながら学習するという展示がなされていた。
例えば底面ベッタリのソリとゴムタイヤの車と鉄輪のトロッコで摩擦力の違いを実感するだとか、発電機をグルグル回してオシロスコープに映し出して直流と交流の違いを見るだとか。
知ってる大人の立場から見れば、ああこれはこのことを学ばせたいのだなと痛いほどよくわかるが、実際に器具で遊んでいる子どもらがその辺を理解しているのかどうかは、かなりおぼつかない。
とこのように、閉館時間ギリギリまで居続けたあと、この日は西川口駅近くのホテルに宿泊。翌日の話や旅程全般のリポート等は別項にて。
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