« 新型コロナウイルスに感染 | トップページ | 水道記念館 »

リニア・鉄道館2022

220814_01お盆期間、当初予定では数日間の泊まりがけ旅行が計画されていたが、台風接近のため中止となってしまった。なのでその代わりとして、名古屋のリニア・鉄道館への日帰りツアーを敢行。ここは昨夏も訪問しているが、子ども達は意に介さずむしろ歓迎ムード。

昨年は渋滞に捕まったので早めに出たら、混雑らしい混雑もなくだいぶ早くに着きそうだったので、長島のサービスエリアで足湯に浸かって時間調整。駐車場が金城ふ頭だとちょっと遠いので、ネットで調べたタイムズ駐車場に行こうとしたら、既に無くなっているようで、結局は金城ふ頭駐車場まで戻るというロス発生。それでも開館時間前の到着。

220814_02鉄道ファンのボランティアグループが会議室にNゲージを設置して子ども向けの無料運転体験をやっていたので参加した。N700AとN700Sの二種類の車両があった。

Nゲージは車両こそ小さいが精巧にできており、結構なスピードで滑らかによく走る。「模型鉄」の世界があることもよく承知しているが、とんでもなく深い沼なので、敢えて近寄らないようにしている。

220814_03これも前回とは違う体験で、館の係の人の解説を聞きながら館内を回るツアー(無料)があったのでこれにも参加。ワイヤレスイヤホンを渡されて、少々離れても解説の声が聞き取れる。

ほかの参加者はほとんどが大人ばかり、解説の際に、(鉄にとっては)簡単な問題で、これは何でしょう、という提示があると、全部我が子らがしゃしゃり出て答えてしまう。それでもこれは初耳という話もあってなかなかに有意義だった。

220814_04二階の飲食可能ブースにて持ち込んだお弁当でお昼ご飯。歴史的名車両を眺めながらのランチは格別。

右端の車両は「関西急電」ともいわれた52系で、新快速のご先祖様に当たるそうだ。クリーム色に茶色(正確にはぶどう色2号)のラインを引いたカラーリングは117系にも受け継がれたし、後継の221系、223系、225系新快速の横帯にもごく細くではあるが用いられている。

220814_05企画展では、登場から30周年を記念して300系新幹線に関する展示がなされていた。東海道新幹線のフルモデルチェンジ、のぞみ初登場となる300系は、自分が大学生の頃ぐらいに走り始めたが、その頃は新幹線に乗る機会がほとんどなく、初めて乗ったのは就職活動で名古屋まで行ったときだったろうか。

現在はもう既に引退しており、あっという間に消えていった車両、という印象である。

220814_06長らく在来線の主力車両だった111系も展示されている。ついこの間までは現役バリバリで走っていた、いや、JR西日本管内では色こそ塗り変わったが今でも一部現役で走っている車両なので、歴史的展示物というにはまだ早いような気がする。

車内の見学もできるが、ボックスシートにJNRと書かれた灰皿が備え付けられているのには時代を感じた。そうそう、昔は車内で喫煙するのが当たり前だった。

220814_07100系新幹線車両も車内の一部が見学できる。自分が小学生の頃は毎年夏に帰省のため新幹線に乗ったが、当時は0系(そういう呼び方すら無かった)のみであった。100系の登場は小学校高学年の頃だったろうか。帰省では乗った覚えは無く、もし乗ったとしても二階建て車両はグリーン車だし、食堂車は値段も高いし混んでるので無縁であった。

その後、社会人となってからマラソン遠征で100系に乗った記憶がある。もちろん座席は平屋の普通車。食堂車はもう営業を止めていたような気がする。壁のところに表示された、次の停車駅まであと何キロ、は見た覚えがある。

100系引退とともにJR東海からは早々と消え、JR東日本の新幹線車両ではE1系、E4系が二階建てだったが、乗る機会もほぼなく、唯一乗ったE4系も一階部分だった記憶だ。二階部分ならさぞ見晴らしもよかっただろうな。

夕方やや早めの時間帯から帰途に就く。途中名神の大津・京都付近で渋滞に遭遇したが、それほどヘビーではなく、そこそこの時間で帰れた。

|

« 新型コロナウイルスに感染 | トップページ | 水道記念館 »

旅行・地域」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 新型コロナウイルスに感染 | トップページ | 水道記念館 »