« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »

箱根ツアー2022(その2)

その1からの続き)
夏の家族旅行・箱根ツアーの後半戦。今回泊まった宿の記録から。
220730_01泊地は「リ・カーヴ箱根」というホテルで、強羅駅から車で10分ほどの仙石原というあたり、ホテルやら別荘やらが点在する一帯に建っている。

北館と南館の2つの建物となっており、フロントやレストランは南館に、大浴場は北館にある。泊まった部屋は和室と洋室の折衷で、和室に布団3組、ベッドは2組があってかなり余裕があり広々と使えた。

220730_02前日は遅れて到着、晩御飯の時間を後ろ倒しにしてもらい、それでも時間がないなか子連れで慌ただしく風呂に浸けるだけだったので、朝風呂は一人静かに入って久々の温泉パトロール。

今回泊まったのが北館側だったので、風呂へは上下移動だけでアプローチしやすい。脱衣場のロッカーは銭湯にあるのと同様に鍵がかけられる。

内湯は、カランにシャンプー等備え付けあり、整備度合いはまあごくふつう、サウナ・水風呂もあるが、浴槽は全部白湯のようだ。露天風呂エリアにつながる中間のような一角に、やや小さめの天然温泉の浴槽があった。白濁、無味、硫黄臭。うむ、しっかり、ガッツリ温泉である。これもあの大涌谷から引いているのだろうか。現地での掲示を撮れなかったので、同ホテルHP掲載内容によれば、硫酸塩泉/塩化物泉/カルシウム・マグネシウム硝酸塩泉。源泉高温のため加水あり、消毒・循環は無しの掛け流しとのこと。

★★★★☆ やはり白濁硫黄臭はいかにも温泉と感じられて満足感高し。

220730_03食事は、レストランで摂ることもできるが、今回は部屋食を選択。昨夕の到着時も、レストランはかなりごった返していたので、これで正解だろう。

画像は朝食時のものだが、お節の重箱のように入れられて提供。これだと量が少ないかなと思ったが、何の何の、結構なボリュームで、自分の割り当て量はもちろん完食したが、他のメンバーが残した分までは食べきれなかった。

220730_04さて2日目の観光も予めのプランは特になく行き当たりばったりだったが、まずはホテル近くにある「箱根湿生花園」へ向かった。

ここは、湿原をはじめとする川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園とのことである。

220730_05期間限定イベントとして、世界の食虫植物展を開催しており、それの顔出し看板が置かれている。これって食われる側の虫の立場で顔出してることになるよなあ。

220730_06ハエトリグサ、ウツボカズラなど名前は聞いたことがあるが、現物を見るのは初めてかも。現物は思ったより小さめ。ハエトリグサのパチンと閉じるのは何度もやると疲れて枯れてしまうそうなので、触らないでとなっていた。実際に虫が捕らえられるのも滅多にないので、ビデオも併設されており捕食シーンは画面で見る。

この他にも園内には遊歩道が張り巡らされていて結構広い。一番遠いところでは湿原がそのまま山の方につながっているようになっていて、箱根にこれほど自然が残っているというのが意外だった。そして予想どおりだったのが、子どもらはすぐに飽きてしまったこと。長男に至っては勝手にほっつき歩いているうちに誤って湿原に落ちて靴を泥だらけにしていた。

220730_07次に向かったのは芦ノ湖方面。一帯はかなり高低差があるようで、まっすぐにアプローチできず、曲がりくねった道を進む。

湖畔に無料で停められる駐車場もあったが満車。しばらく粘ってようやく停車。

220730_08芦ノ湖といえば箱根駅伝の往路ゴール地点。そこには石碑が建っている。さっき止めた駐車場も、駅伝の際はゴール会場として使われるわけだ。石碑のすぐとなりに、箱根駅伝ミュージアムがあるので入館(有料)。歴史や、ユニフォーム、ビデオなどが展示されている。

箱根駅伝の歴史は長いが、現在のように日本テレビ系列で全区間生中継が行われるようになったのは1987(昭和62)年からと、意外と近年になってからである。お正月に他に大したコンテンツも無い中、筋書きのないドラマは恰好のエンタメ対象となり、箱根駅伝自体が目標となるような本末転倒の事態となっている、という課題(いわゆる「感動ポルノ問題」)はこのブログでも触れたところ。そして目下の課題は子どもらがここでも早々に飽きてしまったということだった。

220730_09子どもらが興味を示したので、箱根町港から海賊船に乗ることにした。結構なお値段だったので、片道だけ、大人は私だけで子ども2人を引き連れ、残りの大人は桃源台港へ車で向かう。

結構大きな船で、甲板上も入れると4フロアぐらいある。子どもらは落ち着き無く上へ行ったり下へ行ったりとじっとしていられない。カメラはニコンの一眼レフをメインで撮っていたため、手元のタブレットでは船内にあった現在位置を示すマップぐらいしか撮れてなかった。

220730_10桃源台港で無事合流し、箱根シリーズは終了。帰路の途上で三島のうなぎを買って帰りたいとなり、国道1号線で三島方面へ。「うなぎ桜家」という店の前で、道路沿いだが車を止めてていいようなのでテイクアウト。店内には入らなかったが、店から換気扇で出てくる排気がうなぎのいいニオイだった。

復路は沼津ICから東名経由で後は行きの折り返し。かなりの遠距離だが20時過ぎ頃には帰り着いた。やはり高速道路は偉大だ。

| | コメント (0)

箱根ツアー2022(その1)

220729_01今年の夏の家族旅行第一弾は、7月最後の週末、金曜日も休みを取っての箱根ツアーとなった。以前から子ども達が「箱根登山鉄道に乗ってみたい」とリクエストしてきたのがようやく実現。朝5時に自宅を車で出発した。

さすがに金曜のその時間だと高速道路も順調そのもの、名神、新名神、伊勢湾道、新東名と渋滞も無く乗り継ぐ。最後新東名の一部で渋滞があったので東名に乗り換えて御殿場ICで降りる。高速道路は箱根の山々を北側に迂回するので、位置的には箱根湯本より強羅の方が近いため、強羅駅に車を停めて観光に移った。下道の山道でジュニア達は車酔い。

220729_02綿密なスケジュールまでは組んでいなかったので、ひとまず大涌谷へ行こうとなって、ケーブルカーに乗り込む。

私も十数年前に強羅までは来たことがあるが、そこで折り返していたのでケーブルカーは初めて乗る。ジュニア達はケーブルカー自体がこれが初めての体験。

220729_03ケーブルカーにしては珍しく、途中駅がいくつかある。ただ、上り下りの車両が頂上の滑車で繋がれている関係上、駅の位置はよく考えないといけないはずだ。駅のないところで止まって待たされるということはなかったので、そこは調整されているみたいだ。

220729_04ケーブルカーの頂上、早雲山駅で今度はロープウェイに乗り換え。これも金曜日ということもあって行列も待ち時間もほとんどなくすぐに乗れた。

南の方向には湘南の海も見えてきた。そしてなぜか「大」の字が書かれた山もある。

220729_05そして一山越えると、荒涼とした谷筋が広がる。おお、これが大涌谷か。テレビ等で映像は見たことがあるが、やはり直接見るのとでは迫力が違う。しかも、ロープウェイはその谷の真上を飛び越えていく。スリル満点。

大涌谷の駅に着いて、最初に箱根ジオミュージアムに入る。料金は大人でも100円と良心的。それほど広くはないが、箱根一帯が出来上がった歴史や、温泉、そして温泉黒たまごの話などが解説されている。写真を撮り損ねたのが悔やまれる。そして大人はもっとじっくり見たかったが子どもらはあまり興味なし。ブラタモリを見てたから、あの大涌谷で噴き出す火山性ガスに水を通すことで効率よく安定して温泉の源泉となっていることは知っていたが、改めてスゴイこと思いついたもんだなと思う。
(参考リンク:箱根温泉供給株式会社より)

220729_06名物の黒たまごもいただいた後、お昼もだいぶ回っていたのでここで昼食。ついうっかり赤池地獄の黒ラーメンなんかを頼んでしまったものだから、辛くてむせて大変だった。画像では写っていないが麺は黒色。

220729_07改めて展望台から大涌谷の噴出口を見る。こりゃあ確かに地獄だと思うわな。

画像ではわからないけれど、常時「シュー」っという噴き出し音が聞こえてくる。硫黄臭も漂っている。それで、あちこちに「危険の際はどこどこの建物へ避難、何メートル」と書かれた注意看板があり、今はこれだけ近づいて見られるけれど、ひとたび牙をむくととんでもない危険地帯であることが感じられた。
(画像クリックでオリジナル高精細画像表示)

220729_08さて、折り返しロープウェイ、ケーブルカーの乗り継いで強羅駅まで戻る。ここでようやく、子ども達の待ちに待った箱根登山鉄道に乗車。夏休み期間中ということもあり、3両編成でやってきた。

1000形車両「ベルニナ」は、1982年ブルーリボン賞受賞。

220729_09車内の路線案内図、停車駅等案内表示板。スイッチバックする箇所までご丁寧に記されている。

なお、画像縮小したら文字がつぶれて全然読めない。画像クリックでオリジナル高精細画像表示。

220729_10箱根湯本まで降りてきて、さらに小田急の車両に乗り換えてふた駅ほどの風祭駅で下車。

小田原といえばかまぼこが名産であり、鈴廣かまぼこというメーカーがかまぼこ博物館を開放しているので見学。無料。そこでは、かまぼこ食品サンプルにいろいろ飾り付けも接着してオリジナルキーホルダーを作る子ども向けイベント(これは有料)をやっていたので我が子らも参戦。

かまぼこについてのいろいろも展示解説されており、参考になった。かまぼこなんて魚をすり潰して蒸したらしまいだと思っていたが、すりつぶした後何回も水にさらして色や不純物を落とすという大変手間のかかる食品だった。また、小田原名産となったのもシログチというお誂え向きの魚がよく穫れ、豊富な地下水でさらすことができたからという地の利があったからだそうだ。

結構ここで時間を使ってしまったので、また強羅駅に引き返して車に乗り、宿に着いたのは予定よりだいぶ遅くなった。(その2)へ続く。

| | コメント (0)

祇園祭後祭宵々山2022

220722_01週末金曜の終業後、たまたま家の都合により晩御飯フリー、一人でどこかで食べてきて、となった機会をとらえ、何年かぶりに祇園祭(後祭)の宵々山に繰り出すこととした。

そもそもコロナ禍で山鉾巡行自体も3年ぶりの復活だが、それより前から曜日のタイミングや時間休も取りづらい等の巡り合わせの悪さで、自分としては2017年以来5年ぶりの訪問となる。

先週の前祭では待ちわびた人々で大混雑だったようだが、あまりの混雑では山鉾をじっくりゆったり眺める余裕もないので、敢えて後祭を選ぶのが通というもの。地下鉄の出口から外へ出たら何と夕立の大雨。しばらくしたら小止みになったので折り畳み傘を差しながらのそぞろ歩きとなった。まずは大船鉾からスタート。

220722_02山鉾だけでなく、所々の町家で屏風などの美術品も飾られている。いわゆる屏風祭だ。これも見逃さず鑑賞したい。本来なら美術館・博物館に置かれていてもおかしくない代物が個人宅所有ってんだからやっぱりスゴイ。

220722_03こちらは八幡山の御神体。巡行前なので、路地奥の町会所に鎮座している。幾分かの行列をなして、お詣り状態である。

220722_04南観音山。このあたりまではおなじみの山鉾。

220722_05そしてちょっと人が多いかなというあたりで、鷹山の登場。何と今回の巡行から実に196年ぶりの復帰となるそうで、前後祭合わせても最大級のトピックスとなる。

で、予想どおり粽は売り切れ。以前大船鉾が復活した最初の年もそうだった。そんなこともあろうかと大船鉾で粽は入手済み。

220722_06山に近づくと、本日の搭乗券も売り切れ、大変な人気ぶりである。

220722_07そして巡行用の山。当たり前だが、部材の木が真新しい。埒も新品。掛けられている懸想品は昔からのものだろうか、新調したのか、そこまではわからず。

復活に意気軒高だからか、お囃子も一番元気で賑やかだったように感じる。

220722_08そしてこちらは御神体。鷹匠、犬飼、樽負の御三方で、中納言在原行平様が光孝天皇の御幸で鷹狩りをする場面を現しているそうだ。これは200年前も使っていたものだろうか。(画像クリックでオリジナル高精細画像を表示)

220722_09鯉山の山の方。御神体の方は行列がだいぶ長くなっていたのでパス。

220722_10黒主山の御神体の方。謡曲「志賀」を題材にした、大伴黒主が志賀の桜を眺める様子とのこと。相当の年季物だ。

週末ということもあり、さらに人が増えそうだったので、早めの退散。

| | コメント (0)

« 2022年6月 | トップページ | 2022年8月 »