安威川・神崎川ひとりマラニック
この週末も、相方氏が子供らを連れて他のママ友家族とともに公園に出かけるということで、終日自由行動の身となったので、温泉ゴール目指してのワンウェイマラニック2回目を実行した。
今回もまずは安威川沿い、そして次に神崎川沿いを走るルート取り。摂津市に入ったあたりで、「全国伝統地名(旧国名)市町村いろいろ」という銘板が埋め込まれていたので足を止めて撮影。縮小したら字がつぶれて読めないので、画像クリックで縮小前の高解像画像を表示。
確かに、この摂津市の「摂津」は、今の大阪府北部や兵庫県南東部にまたがる旧摂津国の名前でもあった。現在の都道府県名では旧国名を受け継いだものは一つもないが、市町村名にその名を残しているところはいくつかある。銘板では、そうした市町村が連携して街づくりをしようということで、昭和61年に全国伝統地名(旧国名)連絡会議が発足した、とある。
なかなかに面白い点で着目した集まりではあったが、時は流れ、平成の大合併を経て、近くを見るだけでも丹波町は京丹波町に、丹後町は京丹後市に、山城町は木津川市に、近江町は米原市に、それぞれ編入されてしまった。今もこの連絡会議は残っているのだろうか。この銘板のあるあたり一帯に、各参加自治体の名前とひとことPRの書かれたポールが等間隔に立ち並んでいた。
河川敷は川に近い低い方と堤防の上の高い方双方を走れる区間があったが、今回は高い方を進む。既に桜の時期は過ぎてしまったが、ソメイヨシノだけが桜じゃない、八重桜あたりはこれからが満開だし、そもそも桜ばかりが花じゃない。
そうさ僕らは世界に一つだけの花、なんて歌もあったなと思いながら歩を進める。
吹田市の領域に入り、架かる橋は阪急千里線かなと思ってみると、平行して新しい橋を作りかけの様子であった。新しい道とかは無いしなと思ったら、その橋の延長線上に作りかけの高架コンクリートも見えてきた。
なるほどこれは、阪急淡路駅付近の高架事業の一環で、淡路からこのあたりまでも高架にすると橋の高さも合わないので、これに合わせたより高い橋に掛け替え中ということだったのか。それにしても莫大な費用のかかることよ。
阪急千里線をくぐるとその次はおおさか東線。ここも元々は城東貨物線だったところで、17年前に神崎川沿いを走った際にも通っているし記録もあるだろうとスルーしたが、後で振り返って見ると、おおさか東線の新大阪から南吹田までの間は、アプローチの都合上、城東貨物線とは別に新線を敷設して、トラス式の鉄橋が大きくカーブしながら神崎川を跨いでいるのだった。しかも以前の記事では城東貨物線自体の記録もスルーしており、結局このブログには画像なしということになってしまった。
その先は東海道本線をくぐり、新御堂筋もくぐって、大きく左へ湾曲した後、阪急神戸線の三国駅付近にてゴール。20kmを2時間少々かけての旅路だった。このあたりにあるスーパー銭湯「あるごの湯」に立ち寄るが、そのリポートは別項にて。
帰路は阪急三国駅から電車に乗る。三国駅の利用はおそらく初めて。
三国駅といえばaikoの歌「三国駅」で有名だが、その歌詞に出てくる同駅は高架化される前のものをイメージしているそうで、現在のそれとは異なる。
高架化前の三国駅は構内で急カーブがあったそうだが、高架化後は線形改良によりわずかに曲がっている程度。
また、高架化に伴う再開発により、歌詞にあった「変わらない街並み」は今やすっかり変わっているそうだ。
なお、同じく歌詞に出てくる「ボウリング場」は、一旦は閉鎖されたが、建て替えられて、あるごの湯に隣接する複合遊技施設にて再オープンしている。月日が経つとはそういうことだ。
| 固定リンク
「ランニング」カテゴリの記事
- 妙見山HE、ならず(2024.06.16)
- ポンポン山往復2024年5月(2024.05.26)
- 枚方方面マラニック(2024.05.12)
- いばきたマラニック(2024.04.29)
- わか練(大阪城練習会)(2024.04.14)
「鉄道」カテゴリの記事
- 京都鉄道博物館とチンチン電車2024(2024.04.07)
- 近鉄特急「ひのとり」とリニア・鉄道館2024(2024.03.31)
- 佐賀訪問2024(鉄道編)(2024.03.23)
- くずはモールと京阪電車(2024.02.11)
- 近鉄特急あをによし(2024.01.10)
コメント