鶴橋ひとりマラニック
三連休最後のこの日、相方氏は子供らを連れてママ友家族と一緒に日帰りスキーに出掛けることとなり、スキーがすきーでない私は同行せず、1日お一人様フリーとなる機会を得た。
というわけで、久しくやっていなかった、ワンウェイでゴールを温泉とする長距離マラニックを敢行することとし、目標地点を鶴橋あたりに定めて、午前の早いうちから自宅を出発した。
まずは南下して安威川河川敷に出る。このコースは私のマラソン人生のスタートコースでもある。そういえば、安威川沿いをひたすら走って神崎川に名前が変わって大阪湾に注ぐところまで走ったこともあったな。以前に整備された距離標識は、長年経つ間に幾たびもの洪水による浸食を受け、すっかり荒れ果ててしまった。100mごとに地面に記されていた表示はそのほとんどが剥がれ、500m置きにあった鉄製の標識も損傷激しく、下流側終点の大きな板も、もはや何も読めない状態になっていた。月日の流れとは残酷なものである。
安威川を離れて、今度は淀川へ。仁和寺大橋あたりから淀川河川敷をひた走る。
長距離は取れるが、やたらだだっ広くて変化に乏しく飽きてくる淀川沿い。今回走った右岸側は、摂津淀川マラソンのコースにもなっていたっけ。川向こうの対岸は枚方ハーフや門真ハーフのコース。いずれもずいぶん昔の話となってしまった。
ようやく豊里大橋が見えてきた。これを渡って進路は南よりに変わる。
ここから先は、今まで通ったことのない未知の領域。事前に地図を下調べしたところ、太子橋今市の交差点から少しだけ西に進んで、そこからほぼ真っ直ぐ南下して千林駅をくぐり、さらに南の方につながる道があるようなのでそれを進む。
タブレットを持って走っているので、現地でも確認しながら進める。紙の地図を折り畳んで持って走った頃に比べたら各段に便利になったものだ。
阪神高速森小路あたりからは、川が南北方向に流れてるようなのでその川沿いにスイッチ。城北川という名前のようだ。見込んだとおり、遊歩道のようになっていて、車は通らず安全に走れる。ただし、交差する道路や橋をアンダーパスするためのアップダウンが繰り返されるので、既にいっぱいいっぱいの脚が悲鳴を上げる。
寝屋川を越えると、川の名前は平野川分水路と変わり、遊歩道ではないもののまだ川沿いを走れる。それにしてもこの一帯、川の水面に比べて結構周囲の土地の標高も低い。天井川とまではなっていないものの、洪水時に堤防が決壊したら大変だ。また、津波がここまで遡って来たりはしないのだろうか。少し心配になった。
千日前通にぶち当たったらそこで右折、今里の五叉路を越えて鶴橋駅少し手前、スーパー銭湯の延羽の湯・鶴橋店がゴール。温泉リポートはまた別項にて。
走っている最中にトレースさせていたランニングアプリStravaでの地図表示がこちら。基本的に川沿いを利用しつつ、その間もスムーズにつなぐ。なかなかに美しくコース取りができたと思う。
走行距離25km、所要時間2時間40分。久々に充実したランニングとなった。やはり自分はスキーよりもマラソンだ。改めてそう確信した。
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