京都鉄道博物館2022_3月
この日もまた、京都鉄道博物館を訪問。ジュニア達が真っ先に向かったのはここ。車輪の形とその意味を説明するコーナーである。何回訪れてもここには必ず立ち寄る。
2本のレールが坂道状に敷かれており、そこに車輪の模型を転がしたらどうなりますか、となっている。
車輪はいくつかのパターンに分かれている。円筒状のもの、外側が細くなる円錐状のもの、逆に外側が太くなるもの。
解説のパネルがこちら。って、縮小したら何も読めなくなったので画像クリックで拡大画像を表示。
要は、カーブを曲がる際、内側と外側で移動距離に差が出てしまうが、円錐状の車輪とすることで、自然とカーブ外側にて直径が大きい側で転がるようになるためスムーズに曲がれる、ということだ。
ただし、このパネルでも説明は不十分で、正確には「円錐形」ではなく、「樽」のような形の両端を切り取ったのが車輪の形となっていること、そして脱線を防ぐために帽子の鍔のような出っ張り(フランジ)が付けられていることにも注目しておく必要がある。
先ほどの模型では、黄色と青色のそれが車輪の形は同じだが、フランジが付いているかどうかの違いがある。このため、フランジが無い黄色の車輪は、最初のカーブぐらいならうまく曲がれるが、ズレが大きくなってくるとレールを踏み外して途中で脱線する。
屋外展示スペース、営業線からの引き込み線上に、森の京都QRトレインが止まっていた。昨年から投入された223系6000番代のラッピング車両で、山陰線を走っている現役の車両だ。
中に乗り込むことができて、何と小学生以下は無料・整理券不要で車掌のアナウンス体験ができるのだとか。これは行くべし。
というわけで、現役・本物のマイクを握ってアナウンス。館内にも車掌体験のマイクは常設展示されているのだが、やはり本物を触れるのは貴重だ。俺にもやらせろというのをグッとこらえて、見守る。
体験後に記念品としてもらえたのが、数量限定の記念硬券。昔のきっぷはこんなに厚くて硬かったというのはジュニア達は知らんのだろうな。
というか、今やICカードの普及で紙のきっぷを手にすることすら無くなってきた。
さてその後向かったのはSLスチーム号乗り場。本日のメインイベントである、ウメテツキッズ・アンバサダーのお役目、SLスチーム号車掌のお仕事体験である。応募したら当選したそうだ。
制服・制帽に着替えて、実際に勤務されている本物の車掌さんと一緒に記念撮影。
まずは乗車前に、改札のお仕事。きっぷならぬ乗車整理券を箱に入れてください、と呼びかけ。
何だいこの子供らは、という感じでお客さんから見られる。
そしてスチーム号の車内マイクで車掌アナウンス。おお、さっきQRトレインで体験したのがいい予行演習となったではないか。
たどたどしいながらも、大きな粗相は無く、お客さんらからは暖かい拍手をいただく。
スチーム号車内、結構たくさん乗っていた。寒いし時折強い風や雨が降り込むなど天候はかなり厳しかった。
無事任務完了。お疲れ様。
| 固定リンク
「育児」カテゴリの記事
- 亀岡キャンプ(2023.09.24)
- 阪急レールウェイフェスティバル2023春(2023.05.28)
- 高槻クロスカントリー2023(2023.03.12)
- 京都鉄道博物館2023_1月(2023.01.21)
- 京阪プレミアムカー(2023.01.09)
「鉄道」カテゴリの記事
- 亀岡キャンプ(2023.09.24)
- 東海道・北陸大回りツアー(2)(2023.09.14)
- 東海道・北陸大回りツアー(1)(2023.09.13)
- たいわん紀行(鉄道編)(2023.08.05)
- かながわいちびりツアー・鉄道編(2023.06.23)
コメント