延羽の湯 鶴橋店
(鶴橋ひとりマラニックからの続き)マラニックのゴールに定めた、延羽の湯・鶴橋店。隣にあるパチンコ店資本が経営するスーパー銭湯で、これの本店にあたる羽曳野の一号店には何と13年も前に訪れたことがある。
まずは玄関の下駄箱に靴を入れ(100円玉は不要)、フロントで下駄箱の鍵を預けて引き換えにロッカーの鍵を受け取る。ロッカーの番号は指定されており、入浴料も含め料金精算はすべて退出時。クレジットカード、電子マネー等利用可。岩盤浴もあるそうだが、今回は風呂利用のみ。土日祝料金だと960円。
更衣室のロッカーが探しにくく、風呂へ行くルートも迷いながらで、いよいよ入湯。スーパー銭湯としての洗い場やシャンプー・ボディーソープ等は標準的に装備されている。まず内湯の浴槽に浸かったら、塩素臭がキツくてげんなり。
すると、露天風呂エリアの奥の方に「立湯」と書かれた浴槽があり、これは源泉掛け流しだそうだ。深さ130cmとかなり深い。
この浴槽で、この温泉が薄いコーヒー色であることが判明。湯が流れていく床面には黒い析出物がペンキでも塗られたかのように広がっている。
泉質の書かれた掲示を確認し損ねたが、各所で得られる情報によれば、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、加温あり。薄コーヒー色、無味(だったと思う)、微かに金気臭。ヌルヌル感はなし。この立湯はややぬるめの温度設定となっており、いつまでも入っていられる。
そういえば今回は久々の一人温泉。家族で温泉に行くと、最近は必ず息子たちを連れて入らねばならない(相方氏らに女湯で面倒を見てもらえる年齢ではなくなった)ので、自分の好きなようには過ごせなくなった。というか、子供らはどこかの浴槽に入っても1分も経たないうちにまたどこか別のところへ行ってしまう。かといって、各自で行動させるにはまだ幼く、ついて行かざるを得ない。やっぱり温泉は一人で入るに限る。
というわけで、子連れではもはや利用不可能なサウナにも入り浸る。勢いに乗ってロウリュウまでチャレンジしたら、あまりの激アツぶりに悲鳴が出た。肌がうっすら赤くなって、やけど寸前状態。サウナ、水風呂、そして源泉の立湯のローテですっかり整う。いやあ、温泉って、ホントにいいですね。
★★★★☆ 立湯のおかげで評点大幅アップ。
お風呂の後は腹ごしらえ。鶴橋駅付近まで歩いていくと、駅周辺はかなりの人出で混雑している。新型コロナ蔓延防止措置もちょうど切れるタイミングだった。
昼食のピークタイムは過ぎたはずなのに、覗く焼肉店はどこも混んでいる。経済が回るのは結構なことではある。
ようやくわずかに空きがあった焼肉店にお一人様で滑り込む。「鶴橋七輪」というお店。
ホルモン定食をいただく。タン塩にホルモン6種類と一品も付いて1300円とリーゾナブル。ビールもお代わりしてしっかり経済を回しておいた。
そして、3時間ほどかかった道のりを、電車に乗って1時間足らずで帰途に就いた。
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