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京都鉄道博物館2022_3月(その2)

220327_01この月で2回目となる、京都鉄道博物館訪問。ブログのタイトルが被らないよう年月も入れていたのに、被った。

この日は子供らが半年ほど務めた、ウメテツキッズ・アンバサダーの任務終了の式典だった。他にもこんだけいたのね。ちなみにこの前日にも分けて開催してたそうだから、この2倍もいたことになる。

隊長のウメテツが登場して記念撮影となったが、子供ら多過ぎで誰が誰だか分からんわ、撮影する他の保護者らが壁のように視界を遮るので、後方の上方から撮るしかない。

220327_02アンバサダーとしての働き自体は無報酬(特別に体験できるプログラムはプライスレス)だが、ご褒美ということでスチーム号に無料招待があった。アンバサダーの一行だけで貸切の特別ダイヤだ。

この日のスチーム号機関車は、銀河鉄道999のモデルにもなったC62の2号機。縮小画像ではナンバープレートが潰れているので、画像をクリックで拡大画像が出るようにした。

220327_03乗車前に、一家族ずつ機関士と一緒に記念撮影。ここには写っていないが相方氏に撮ってもらった。

220327_04トロッコ車内に乗り込む。これも撮影が相方氏なので写っていないが、意外にも相方氏はこれが初のスチーム号乗車だそうだ。

こちらはもう何回も(というかつい先日も)乗っているので目新しくはない。というか、トロッコに乗ってしまうと、せっかくの蒸気機関車が走る勇姿がほとんど見えない。蒸汽を撮るなら乗らずに外からが鉄則である。

220327_05解散後は、昼食で弁当を食べて、いつものように館内を回る。企画展示にはチャギントンが来ていた。

そう言えばSLスチーム号でもチャギントンのヘッドマークを掲げていたし、車内アナウンスでも登場キャラクターの一人、ウィルソンの声が流れるシーンがあった。ただし、係の人から釘を刺されていたのが、撮った動画・音声をネットに掲載するのはNGということ(画像はOK)。おそらく大人の事情の権利関係でそうせざるを得ないのだろうが、これだけチャギントンをPRしたいのであれば動画・音声も含めて、積極的にネット掲載OK、ジャンジャン宣伝してね、の方が効果はありそうな気がするのだが。ガチガチに権利擁護することで、かえって得べかりしチャンスを逃すような著作権制度の硬直性は、何とかならないものか。

220327_06子供らがしつこく館内に入り浸ったのに対抗して、大人も好きにさせろということで、帰りがけに地元の蔵元、壽酒造でクラノミに立ち寄る。案外空いていた。國乃長地ビールを何杯かいただいてほろ酔い。

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延羽の湯 鶴橋店

220321_05鶴橋ひとりマラニックからの続き)マラニックのゴールに定めた、延羽の湯・鶴橋店。隣にあるパチンコ店資本が経営するスーパー銭湯で、これの本店にあたる羽曳野の一号店には何と13年も前に訪れたことがある

まずは玄関の下駄箱に靴を入れ(100円玉は不要)、フロントで下駄箱の鍵を預けて引き換えにロッカーの鍵を受け取る。ロッカーの番号は指定されており、入浴料も含め料金精算はすべて退出時。クレジットカード、電子マネー等利用可。岩盤浴もあるそうだが、今回は風呂利用のみ。土日祝料金だと960円。

更衣室のロッカーが探しにくく、風呂へ行くルートも迷いながらで、いよいよ入湯。スーパー銭湯としての洗い場やシャンプー・ボディーソープ等は標準的に装備されている。まず内湯の浴槽に浸かったら、塩素臭がキツくてげんなり。

220321_08すると、露天風呂エリアの奥の方に「立湯」と書かれた浴槽があり、これは源泉掛け流しだそうだ。深さ130cmとかなり深い。

この浴槽で、この温泉が薄いコーヒー色であることが判明。湯が流れていく床面には黒い析出物がペンキでも塗られたかのように広がっている。

泉質の書かれた掲示を確認し損ねたが、各所で得られる情報によれば、ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉、加温あり。薄コーヒー色、無味(だったと思う)、微かに金気臭。ヌルヌル感はなし。この立湯はややぬるめの温度設定となっており、いつまでも入っていられる。

そういえば今回は久々の一人温泉。家族で温泉に行くと、最近は必ず息子たちを連れて入らねばならない(相方氏らに女湯で面倒を見てもらえる年齢ではなくなった)ので、自分の好きなようには過ごせなくなった。というか、子供らはどこかの浴槽に入っても1分も経たないうちにまたどこか別のところへ行ってしまう。かといって、各自で行動させるにはまだ幼く、ついて行かざるを得ない。やっぱり温泉は一人で入るに限る。

というわけで、子連れではもはや利用不可能なサウナにも入り浸る。勢いに乗ってロウリュウまでチャレンジしたら、あまりの激アツぶりに悲鳴が出た。肌がうっすら赤くなって、やけど寸前状態。サウナ、水風呂、そして源泉の立湯のローテですっかり整う。いやあ、温泉って、ホントにいいですね。

★★★★☆ 立湯のおかげで評点大幅アップ。

220321_06お風呂の後は腹ごしらえ。鶴橋駅付近まで歩いていくと、駅周辺はかなりの人出で混雑している。新型コロナ蔓延防止措置もちょうど切れるタイミングだった。

昼食のピークタイムは過ぎたはずなのに、覗く焼肉店はどこも混んでいる。経済が回るのは結構なことではある。

ようやくわずかに空きがあった焼肉店にお一人様で滑り込む。「鶴橋七輪」というお店。

220321_07ホルモン定食をいただく。タン塩にホルモン6種類と一品も付いて1300円とリーゾナブル。ビールもお代わりしてしっかり経済を回しておいた。

そして、3時間ほどかかった道のりを、電車に乗って1時間足らずで帰途に就いた。

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鶴橋ひとりマラニック

220321_01三連休最後のこの日、相方氏は子供らを連れてママ友家族と一緒に日帰りスキーに出掛けることとなり、スキーがすきーでない私は同行せず、1日お一人様フリーとなる機会を得た。

というわけで、久しくやっていなかった、ワンウェイでゴールを温泉とする長距離マラニックを敢行することとし、目標地点を鶴橋あたりに定めて、午前の早いうちから自宅を出発した。

まずは南下して安威川河川敷に出る。このコースは私のマラソン人生のスタートコースでもある。そういえば、安威川沿いをひたすら走って神崎川に名前が変わって大阪湾に注ぐところまで走ったこともあったな。以前に整備された距離標識は、長年経つ間に幾たびもの洪水による浸食を受け、すっかり荒れ果ててしまった。100mごとに地面に記されていた表示はそのほとんどが剥がれ、500m置きにあった鉄製の標識も損傷激しく、下流側終点の大きな板も、もはや何も読めない状態になっていた。月日の流れとは残酷なものである。

220321_02安威川を離れて、今度は淀川へ。仁和寺大橋あたりから淀川河川敷をひた走る。

長距離は取れるが、やたらだだっ広くて変化に乏しく飽きてくる淀川沿い。今回走った右岸側は、摂津淀川マラソンのコースにもなっていたっけ。川向こうの対岸は枚方ハーフや門真ハーフのコース。いずれもずいぶん昔の話となってしまった。

ようやく豊里大橋が見えてきた。これを渡って進路は南よりに変わる。

220321_03ここから先は、今まで通ったことのない未知の領域。事前に地図を下調べしたところ、太子橋今市の交差点から少しだけ西に進んで、そこからほぼ真っ直ぐ南下して千林駅をくぐり、さらに南の方につながる道があるようなのでそれを進む。

タブレットを持って走っているので、現地でも確認しながら進める。紙の地図を折り畳んで持って走った頃に比べたら各段に便利になったものだ。

阪神高速森小路あたりからは、川が南北方向に流れてるようなのでその川沿いにスイッチ。城北川という名前のようだ。見込んだとおり、遊歩道のようになっていて、車は通らず安全に走れる。ただし、交差する道路や橋をアンダーパスするためのアップダウンが繰り返されるので、既にいっぱいいっぱいの脚が悲鳴を上げる。

寝屋川を越えると、川の名前は平野川分水路と変わり、遊歩道ではないもののまだ川沿いを走れる。それにしてもこの一帯、川の水面に比べて結構周囲の土地の標高も低い。天井川とまではなっていないものの、洪水時に堤防が決壊したら大変だ。また、津波がここまで遡って来たりはしないのだろうか。少し心配になった。

千日前通にぶち当たったらそこで右折、今里の五叉路を越えて鶴橋駅少し手前、スーパー銭湯の延羽の湯・鶴橋店がゴール。温泉リポートはまた別項にて。

220321_04走っている最中にトレースさせていたランニングアプリStravaでの地図表示がこちら。基本的に川沿いを利用しつつ、その間もスムーズにつなぐ。なかなかに美しくコース取りができたと思う。

走行距離25km、所要時間2時間40分。久々に充実したランニングとなった。やはり自分はスキーよりもマラソンだ。改めてそう確信した。

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京都鉄道博物館2022_3月

220306_01この日もまた、京都鉄道博物館を訪問。ジュニア達が真っ先に向かったのはここ。車輪の形とその意味を説明するコーナーである。何回訪れてもここには必ず立ち寄る。

2本のレールが坂道状に敷かれており、そこに車輪の模型を転がしたらどうなりますか、となっている。

220306_02車輪はいくつかのパターンに分かれている。円筒状のもの、外側が細くなる円錐状のもの、逆に外側が太くなるもの。

220306_03解説のパネルがこちら。って、縮小したら何も読めなくなったので画像クリックで拡大画像を表示。

要は、カーブを曲がる際、内側と外側で移動距離に差が出てしまうが、円錐状の車輪とすることで、自然とカーブ外側にて直径が大きい側で転がるようになるためスムーズに曲がれる、ということだ。

ただし、このパネルでも説明は不十分で、正確には「円錐形」ではなく、「樽」のような形の両端を切り取ったのが車輪の形となっていること、そして脱線を防ぐために帽子の鍔のような出っ張り(フランジ)が付けられていることにも注目しておく必要がある。

先ほどの模型では、黄色と青色のそれが車輪の形は同じだが、フランジが付いているかどうかの違いがある。このため、フランジが無い黄色の車輪は、最初のカーブぐらいならうまく曲がれるが、ズレが大きくなってくるとレールを踏み外して途中で脱線する。

220306_04屋外展示スペース、営業線からの引き込み線上に、森の京都QRトレインが止まっていた。昨年から投入された223系6000番代のラッピング車両で、山陰線を走っている現役の車両だ。

中に乗り込むことができて、何と小学生以下は無料・整理券不要で車掌のアナウンス体験ができるのだとか。これは行くべし。

220306_05というわけで、現役・本物のマイクを握ってアナウンス。館内にも車掌体験のマイクは常設展示されているのだが、やはり本物を触れるのは貴重だ。俺にもやらせろというのをグッとこらえて、見守る。

220306_06体験後に記念品としてもらえたのが、数量限定の記念硬券。昔のきっぷはこんなに厚くて硬かったというのはジュニア達は知らんのだろうな。

というか、今やICカードの普及で紙のきっぷを手にすることすら無くなってきた。

220306_07さてその後向かったのはSLスチーム号乗り場。本日のメインイベントである、ウメテツキッズ・アンバサダーのお役目、SLスチーム号車掌のお仕事体験である。応募したら当選したそうだ。

制服・制帽に着替えて、実際に勤務されている本物の車掌さんと一緒に記念撮影。

220306_08まずは乗車前に、改札のお仕事。きっぷならぬ乗車整理券を箱に入れてください、と呼びかけ。

何だいこの子供らは、という感じでお客さんから見られる。

220306_09そしてスチーム号の車内マイクで車掌アナウンス。おお、さっきQRトレインで体験したのがいい予行演習となったではないか。

たどたどしいながらも、大きな粗相は無く、お客さんらからは暖かい拍手をいただく。

220306_10スチーム号車内、結構たくさん乗っていた。寒いし時折強い風や雨が降り込むなど天候はかなり厳しかった。

220306_11無事任務完了。お疲れ様。

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