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お宿 ひさ家

220210_s1今回のハチ北高原スキーツアーで泊まった「お宿 ひさ家」のリポートについてここにまとめる。

そもそもこの宿を選んだ理由は温泉にある。スキーツアー立案に当たり何かリクエストはあるか意見を求められた際、温泉のある宿を求めたのはこの私。正直スキーはそれ程好きじゃないので、せめて温泉ぐらいは楽しませてほしいのだ。

となると野沢温泉あたりが有名だが、ちと遠い。ハチ・ハチ北にもないかと探すとヒットしたのがこの宿だった。同宿のページによれば、先代当主が一念発起して50年ほど前に掘り当てたらしい。

220211_s1ではまずその温泉の見聞録。増改築があったからかちょっと迷路のように入り組んだ先に大浴場、カランは5個ほど、ボディーソープ等備えあり。内湯の浴槽と露天風呂の浴槽がそれぞれ1つ。

画像は朝風呂に行った際、他に誰もいなかったので撮った露天風呂だが、暗くてわかりにくい。そばを川が流れており、川向かいの裏山には雪が積もっていて風情がある。

泉質は、掲示によれば単純泉放射能低温泉、低張性弱アルカリ性低温泉。四要素の表示が見つからなかったが、源泉温度27℃とのことで少なくとも加温ありは確実。無色透明無味無臭、いや微かににおいがするのは消毒の塩素臭だろうか、弱アルカリ性だがヌルヌル感はなし。

★★★★☆ というわけで3年ぶりぐらいの温泉評価スケール。

220211_s2温泉以外の話も記録。「里山コーナー」という共同利用のリクレーションスペースがあり、卓球台やストレッチマシーン、マンガなどが置かれている。

チェックアウトした日も宿に車を置いたままスキーに行って16時までなら追加料金無しで入浴可と、大変ありがたいサービス内容である。

また、食事については、大広間ではなく、利用グループごとに仕切られた、いわば個室居酒屋のような部屋でいただく形式。おそらくはコロナ禍以降の対策で改造されたのかもしれない。宿の所々に手指消毒液が置かれ、精算時も非接触のセルフレジ(カード利用可)となっており、コロナ対策は相当配慮されていると言っていいだろう。

食事の話に戻ると、地元で穫れた蛇紋岩米に、卵も但馬の卵「クリタマ」を使っているそうで、朝食の卵かけご飯はおかわり自由という太っ腹。自家製たくわんも滋味。派手さはないがボディブローのようにじわじわ来るうまいものというのが渋い。

建物については、木造の旧館の奥に鉄筋コンクリの新館を追加したようで、その行き来が迷路のようにややこしい。また、旧館の方が少し安めだが、木造で階下にミシミシと振動と騒音が伝わってしまうのでお静かにとの掲示。子供らを大人しくさせるのに一苦労だった。

個人的には定宿にしてもいいんじゃないかという感じ(えっ、来年も行くの?)で、そのことを反映してか平日夜の泊にも関わらず結構な埋まり具合だった。

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コメント

その後ご無沙汰しております。
「ひさ家」は子供がまだ小さい頃のスキー旅行で泊まったことがあります。
当時も食事は相撲の升席ぐらいの狭さの個室でした。
その後毎年のように案内ハガキが来ていました。
さすがに何十年も経つと途絶えましたが。

投稿: まこてぃん | 2022/02/16 19:19

まこてぃんさん、コメントありがとうございます。以前のご訪問時も既に増築・温泉開削後ということのようですね。当時から食事どころが枡席状態というのは、コロナ対策としては幸いしたようですね。多くの宿では大広間で相席が一般的ですので。

投稿: くりりん | 2022/02/24 05:58

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