京都鉄道博物館2022_1月
もはや何回来たのか正確な数も忘れるほどの京都鉄道博物館に、この日も子供らを引き連れて訪問。
今回のミッションは、子供らが同博物館の「ウメテツキッズ」として登録されており、そのメンバー限定の特別体験イベントにアサインされたことによるもの。それは何と運転士体験。まずは子供用の制服に着替えて記念撮影。
運転前に、運転士のお仕事についてレクチャー。
運転士が持っている大きな鞄には、その日一日の乗務予定が記された札と、直近に運転する列車の運行表(いわゆる「スタフ」)のほか、非常時の電車関係のマニュアル、旧型車両用のブレーキハンドルなどが入っていて結構重い。近年はマニュアルは電子化されてモバイル端末に入って入るようになってきたそうだ。
そしていよいよお待ちかねの運転シミュレーター。通常の来場者用に複数台設けられている運転シミュレーターとは違い、同コーナーの奥にある、何と本物の運転士訓練用シミュレーターを操作させてくれるのだ。
出てくる画面は来場者向けと同様の架空の場面だが、マスコンハンドルや計器類は本物仕様。また、加減速時に座席がガクッと動くようになっていて、加速度を擬似的に感じるようになっている。俺にもやらせろと言いたいのをグッと我慢して撮影に徹する。
運転方法の指南は、横に現役の運転士が付いて細かく指示してくれるので、初心者にありがちな大幅オーバーランとかもなく無難にこなしていた。ついつい某電車でGOと比べたくなるが、やはり同ゲームでのブレーキノッチよりも強めに入れているように見受けられた。
体験終了後は例によってひとしきり館内をめぐる。もはや常設展示は既に見尽くしているので、この日期間限定で運び込まれていた「伊予灘ものがたり」の車両を見物。キハ47を魔改造した観光列車だ。
中に入っている人もいたが、どうやらこれは整理券獲得者限定のようで、自分らは外から眺めるだけ。今春からまたリニューアルされるそうだ。
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