福知山線廃線跡ハイキング
シルバーウイーク中のこの日、JR福知山線の旧線廃線跡ハイキングコースにお出かけ。新型コロンの緊急事態宣言が延長されてまだ発令中だが、第5波はどう見ても収束傾向。
新三田行きの各駅停車に乗ると、乗り換え無しで生瀬まで一気に行ける。ただし1時間少々の乗車時間、子どもらが飽き始めるのをなだめる必要はあり。駅から廃線跡まではしばらく国道176号線沿いの狭い歩道を進む。その国道もいまパイパス用のトンネル工事の最中だった。
実はこの廃線跡に来るのは初めてではなく、だいぶ昔にマラニックのイベントか何かで来た記憶がある。このブログに記載がないということは、載せ忘れでもない限り20年近く前のことであろう。
かつては、1986年の福知山線新線付け替えにより廃線となったJRの管理用地に、自己責任で勝手に入り込むという建てつけだったが、2016年からはハイキングコースとして(自己責任には変わりないのだが)一般に開放されるようになったとのこと。前に来たときと比べて、柵が設置されているなどだいぶ整備されたようである。武庫川の雄大な流れを右手に見ながら進む。
このハイキングコースには途中にトンネルが6箇所ある。かつては残された枕木のデコボコでとても歩きにくかった(ましてや走るなどとても無理だった)記憶があるが、へこみ部分が砂利でだいぶ埋められていてかなり歩きやすくなっている。
トンネル内は、当然ながら照明は一切無く、長いトンネルでは文字通り真っ暗闇となる。
この日は他にも行き交うハイカーがそこそこいて、それらの懐中電灯の明かりがあったので完全な漆黒の闇を経験することはなかった。
何個目かのトンネルを抜けると、武庫川を渡る鉄橋に差し掛かった。
これもかつては枕木が渡してあるだけで隙間だらけ、抜ければ川に転落待った無しの怖い箇所だった記憶だが、現在は歩道橋として整備され、床板は隙間無く敷き詰められて両脇にも柵がきちんと施してある。
広場のように整備されている空間があって、そこで昼食休憩。置かれている石碑や案内表示も、ごく最近作られたように見受けられた。
川のすぐそばまで降りられるようになっており、子どもらと一緒に石を投げて水切りに興じた。
武田尾側の廃線終了箇所も、やたらきれいに整備されてBBQレストランまでもがあった。
チャンスがあれば武田尾温泉にも寄ってみたいところだが、残念ながらコロナ禍のためか休業中だった。
ランニングアプリの記録では全行程8.4km、鉄道用地だっただけに高低差はわずか171m。
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