みやまい紀行
8月末、夏の家族旅行第二弾で京都府北部方面へ車を走らせる。金曜日にそちら方面の出張予定があり、仕事が終わってから別働隊の家族と合流の予定だったが、出張予定のイベントが中止になったために最初からの参加となった。
まず向かったのは綾部市天文館パオ。以前からその存在は知っていたが、今回ようやく初めて訪れることができた。
シンボルでもあるドームの中には95cmの天体望遠鏡が鎮座しており、見学させてもらえた。昼間でしかも曇天時折雨という天候だったので、星を観ることはできず。
館内にある展示物を見て回る。こぢんまりとしており全体的に古め。というか置かれていたパソコンがPC98シリーズなのにはビックリ。更新する予算も付かないのだろうなあ。天文系の展示や資料以外にも、手作りおもちゃなどがあり、子供らはそちらの方に関心を寄せる。また、屋外には結構長いローラー滑り台もあって、そこでひとしきり遊んだ。
その後は宮津方面へ向かい、晩御飯は富田屋に寄りたかったのだが、あいにく満員。仕方なく泊地のホテルまで行ってホテルの居酒屋で晩御飯とした。
今回泊まったのは、ホテル&リゾーツ 京都 宮津。元々は「宮津ロイヤルホテル」という名前だったが、経営主体である大和リゾートのブランディングリニューアルにより改称となっている。高層階からだと、栗田湾を挟んで天橋立を見ることができる。
このホテルにも温泉があるので一応リポート。大浴場の一般的な設備の中の一部に温泉の浴槽がある。露天風呂も温泉水。サウナ・水風呂はもちろんある。由良の浜から汲み上げた「宮津の湯らゆら温泉」が使われているようで、とすれば泉質はナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉であろう。無色透明塩味無臭だった。
★★★☆☆ 温泉については可もなく不可もなくといったところ。
なお、このホテルでは「小さなお子様のいるご家族に優しいホテル」もコンセプトに掲げているようで、今回利用した宿泊プランも、和室で何名泊まっても全部で一室1万円(素泊まり)というものだった。
チェックアウト後には、ホテル内に併設されているプールを利用。宿泊客は割引価格となる。
当初の天気予報は曇時々雨だったが、予想外に良い方向へ外れて、プール日和となった。既に夏休みは終わっている日程のため、客は少なく、というか最初は貸切状態だったが、その後次第にうちと同じような子連れも含め他の客もちらほら現れた。ガラ空きのプールでプチリゾート気分を満喫。
昼ご飯は、前日の晩御飯断念していた宮津駅前の富田屋に再度挑戦、今度は入れたので、うなぎ定食をいただく。それにしてもここはいつも混雑している。
しばらく車を走らせると、宮津の地酒の看板を見つけたので立ち寄った。ハクレイ酒造、漢字では「白嶺」と書く。
地酒の試飲もさせてもらえた。ハンドルキーパーは申し訳ないが相方に委ねて、私だけいただく。お土産に1本と酒粕もいただいた。
さらに進んで舞鶴市に入り、「エル・マールまいづる」という施設を訪れた。ここは関西電力のPR施設で、元々は船だったものを改造してミュージアムにしている。
原発マネーで作られた施設だから、さぞや原発ゴリ推しの展示内容かと思ったが、意外とそうでもなく、メインのプラネタリウムのシアターと、船に関する展示、舞鶴の歴史等に関する展示、そしてエネルギーに関する展示と抑揚が取れていた。(まあ、原発礼賛の基本スタンスは変わらないのだが)
そしてプラネタリウム上映の時間が回ってきたので鑑賞。今度は義母が気を使ってくれて次男坊を連れて外で待機してもらえたので、グズられて退場という心配もなし。富士山の四季と星空のコラボの美しい映像を鑑賞できた。
(本記事は、だいぶ後になってからの投稿のため、相当記憶が薄れており、そんなことがあった、という記録程度の内容となっているのでご了承願います)
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