鳥取マラソン2018
鳥取マラソン当日朝。鳥取駅前からシャトルバスで会場へ。鳥取砂丘の近くがスタート地点となっている。会場には鳥取マラソンのロゴやタイトルが刻まれた砂のオブジェが鎮座しており、多くのランナーがスマホのカメラを向けていた。
そもそも何で今回の鳥取マラソンに出ることになったかというと、高校の同窓生からお誘いがあったから。1学年上の先輩から話があったそうで、自分の学年で4名、1つ上で6名と結構な数が集まった。
それで、予想通り結局練習もろくに積めなかったので、予想通りサルの着ぐるみで走ることにした。既にこれがユニフォームとなりつつある。仮装ランナーは他にもいて、まず同級生が馬に乗ったカウボーイ、他にはカオナシや子泣きじじい、目玉おやじなどがいた。仮装している者同士、妙な連帯感が醸成される。
当日の天気予報は晴れだったのだが、スタート時刻が近付くと曇りはじめ、時折小雨もぱらつくような肌寒い天気となった。ポジション取りは無難に4時間程度のブロックにした。ピストルが不発で拍子抜けしながら、午前9時スタート。
序盤はウォーミングアップ代わりにゆっくり入り、そののちキロ5分少々ぐらいの巡航速度で進んでいく。サルの仮装のおかげで応援でも声をかけてもらいやすい。沿道の、特に小さい子供の応援に精一杯の愛想をふりまきつつ走る。
練習できていないからどこかで落ちてくるだろう、と思ったが、意外とペースは落ちない。30km手前あたりで、隣を走っているランナーから、これだとどのぐらいのタイムでゴールするかと尋ねられた。若干落ちたとしてもサブフォーは行けそう、と答えると、ついて行ってもいいか、と聞かれたので、どうぞどうぞと歩を進める。そのランナーはまだマラソンを始めて間もない様子で、生徒に駅伝の指導をするので自分でも走ってみたということだそうで、いろいろな話を交わしながら走る。
どうもこの2人組での走りがハマったのか、ペースは落ちるどころか、むしろキビキビと5分ひとケタ台を維持。さらに順位を上げていく。落ちてもサブフォーどころか、このまま行けば3時間50分も切れる、3時間45分も切れる、と、どんどんゴール予想タイムが繰り上がって、最後は3時間42分58秒というタイムでゴール。サルで4時間切り、「サル4」を達成。
ゴール後はサル姿故か地元テレビのインタビューも受けた。地元新聞のネットサイト動画でも、ちらっとだけ映っていた。
最近はほとんどマラソンの途中経過など気にも留めていなかったが、今回は自分でも驚きの内容だったので、5kmごとの経過も含め詳しく振り返る。何と、前半1時間54分、後半1時間48分の驚異的なネガティブ・スプリット(前半タイムより後半タイムの方が速いこと)を達成。順位も全区間で上昇していき、スタート地点以降、最終的には949人を抜きサルこととなった。
SPLIT LAP RANK
Start-0 0:01:54 00:00 1387
00-05k 0:31:40 29:46 1354
05-10k 0:58:01 26:21 1159
10-15k 1:24:10 26:09 987
15-20k 1:48:49 24:39 847
(HALF 1:54:26/1:48:32)
20-25k 2:14:16 25:27 742
25-30k 2:40:15 25:59 644
30-35k 3:05:35 25:20 547
35-40k 3:31:33 25:58 450
40-FIN 3:42:58 11:25 438
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記録 3時間42分58秒 (ネットタイム3:41:04)
総合順位 438位
この鳥取マラソン、昔は「日本海マラソン」という大会名で鳥取にて開催されており、自分も13年前に出場していた。実はその際もネガティブ・スプリットでのサブスリーを達成していた。鳥取という地はネガティブ・スプリットに縁があるのだろうか。
(くりりんの問わず語り「日本海マラソン」にトラックバック)
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