祝・新名神高速道路 高槻~川西間開通
この日は、新名神高速道路の高槻ジャンクションから川西インターチェンジまでが開通ということで、これを記念したウォークイベントが開催された。現地は駐車場がないので、自転車(当然アシストなし)で、子供を前後に乗せて会場へ向かった。2人分合わせての重量は22kg。家から高槻IC入り口付近までの往路のルート取りを、何を勘違いしたか、いったん名神の北側に出てから名神に並行して東方面へ進んでいった。このルートだと、芝谷あたりからぐんぐんと上り坂となり、しかもせっかく上ったのに日吉台方面に向けて下り坂となった。要するに高槻駅のすぐ北側、天神あたりまで山の尾根が張り出している地形をわざわざ横切った形になる。やっとの思いで会場近くにくると、運動場が丸々駐輪場になっていて、しかもそれがほぼ埋まっている盛況ぶりだった。
駐輪場から高槻IC付近までも既に歩いて向かう人たちが大勢。高槻駅からはこの付近のバス停まで臨時便が出ており、そこから降りてきた乗客も加わってさらに混雑が増す。ぞろぞろ歩く人の流れに従って、インターの出口を逆走する形で、高速道路の本線にアプローチしていく。
ようやく料金所付近まで到達。車だとあまり気にならないが、歩くと結構な急坂だ。
記念式典が行われている会場付近に、「はにたん」のほか沿道のゆるキャラたちが集結していた。周りの人だかりがすごくてなかなか近づけなかったが、箕面の「滝ノ道ゆずるくん」を何とかカメラに捉えた。箕面市にも、箕面とどろみICが設置され、箕面有料道路を通じて新御堂筋に直結することとなる。
さらに進むと、イベント用のゲートが設置されているところに来た。「開通御礼 高槻JCT・IC~川西IC」と書かれており、ゲートの真ん中にはくす玉がぶら下がっている。
さらに先へも進める。というか、まだこのあたりは取り付け道路で、本線ではない。目の前にまだ建設中の巨大なコンクリートの橋脚が2本突き出ているのが現れた。今回の開通部分東端は名神と合流しておわりだが、本当の本線はさらに南東方向へ進み八幡付近を通り、さらには草津から東の方で既に開通している新名神部分とつながっていくことになる。
ようやく本線とIC出口が分かれるところまでたどり着く。高所作業車などの展示もされていた。川西方面へは、この付近でほぼ北向きになっている進路がぐるっと左を向いて、先週通った神峰山寺の下をトンネルでくぐり、茨木千提寺IC、箕面とどろみICと経て川西ICで終わる。今のところここが開通してもあまりメリットはない。さらに西の方、神戸JCTまでつながれば、あの渋滞の名所・中国道の宝塚トンネルを通ることなく中国道や山陽道に抜けられるので、だいぶ変わるのだが。ただし、その工事区間では、以前に国道176号線の上に架かる橋げたが落下する大事故が起きているので、開通まではまだだいぶかかりそうである。
ウォークできる区間はもう少し先まであったが、そろそろ開放時間の終了が迫ってきたので途中で折り返し。長男をほとんどの区間自分が肩車し、次男は相方が抱っこしていたので、かなりの重労働だった。
復路の自転車は、いったん南下してから旧西国街道に沿って進んだ。行きとは打って変わっての平坦ぶり。まあ、だからこそ大昔からの街道筋だったわけであるが。悲しむべきは、往路のルートの方が短いと思っていたのに、調べてみると逆で、復路の方が1kmぐらい短かったことである。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- さどしま紀行(総括編・3)(2024.08.03)
- さどしま紀行(総括編・2)(2024.08.02)
- さどしま紀行(温泉編)(2024.08.03)
- さどしま紀行(グルメ編)(2024.08.03)
- さどしま紀行(総括編・1)(2024.08.01)
コメント