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二度目に挑む

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甲子園球場のプロ野球観戦は年1回と思っていたら、意外にも前回から1ヶ月も経たずに再度訪れる機会を得た。これまた某所から、行くつもりだったのに急遽行けなくなった、残念、代わりにどうぞ、ということで譲ってもらった1塁側アルプス席のチケットである。対広島戦、何と気づけば首位攻防戦(しかも現時点で阪神が単独首位)。今回は私と長男の2人で観戦することにした。階段を3階まで上がる、かなり高い位置にある席だ。

170507_25月5日からこの日までの3連戦は、こどもの日にちなんでキッズデーと位置付けられているそうで、小学生以下の子供には先着順で特製Tシャツがプレゼントされる。長男坊ももらったのだが、着ようとせず、これとは別に予め用意していた黒のタイガースシャツも着ようとしない。まったくノリの悪い性質である。

ところで、スコアボードをよく見ると、全ての選手名がひらがなで表されていた。これもキッズデーの一環ということか。

170507_3選手が登場する際の紹介もひらがなで出てくる。しかも、各選手ごとに、子供のころ憧れていたヒーローの名前が紹介されていた。アニメのキャラクターとかは、なるほどそうだねと納得だったのだが、一人「城島健司」を挙げている選手がいて愕然。城島氏、引退したとはいえ私よりも年下。それを「子供の頃」に憧れていた野球少年が現在はプロ野球選手となっているわけね。ずいぶん歳を取ってしまったものだ。

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さて試合展開の方は、先発投手の能見が、初回こそ満塁のピンチでどうなることやらの立ち上がりだったが、結局無失点のまま切り抜けて投げ続け、打っては4回裏に鳥谷のタイムリーで先制、追加点も重ねて優位の展開。この試合の前日には9点差で負けていたのをひっくり返す大逆転勝利を収めた勢いそのままに攻める。

そうした試合展開を長男は全く意に介していないようだったが、ジェット風船飛ばしだけはやりたいらしく、準備してやった。しかし、放すタイミングが早すぎて、ファンファーレが終わる前に飛んで行ってしまった。何で待てなかったのかを聞くと、風船を押さえておく力がなくなって飛んでしまったと泣く。また、事前に膨らます段階で、周囲のあちこちでバンバンと破裂させてしまうケースが続出して、風船怖い、次はやらないと言い出す始末。いいか息子よ、2回飛ばせるチャンスはそうそうないのだぞ。

170507_5最後には藤川投手が出てきて、完封リレーで試合終了。6-0の完勝である。ヒーローインタビューは鳥谷と福留。このブログでの記録が確かならば、実に2011年以来6年ぶりの六甲おろし凱旋唱和。長男は3回目の観戦にしてようやく初勝利。というか、自分は子供生まれて以降、球場での観戦では一度も勝ってなかったのね。

170507_6さて初勝利を味わった長男はというと、やはり何とも思っていないようで、試合の最中もおもちゃで遊ぶか、それに飽きるとタブレットでひたすら動画を見るばかり。アイスクリームが食べられるからと食べ物で釣られて来ただけなので仕方ないといえばそうなのだが。最初着なかったタイガースシャツも、かき氷を食べていたら寒くなったというのでようやく着せられた次第。

そういえばこの試合で大活躍だった鳥谷、それと同じ背番号1を前回買ったご利益があったなと思って背中を見ると、まだ空白のまま。背番号はまだ貼られることなく家に置いたままだった。

帰りは阪神甲子園駅が大混雑している感じだったので、歩いてJR甲子園口駅まで向かったが、思いのほか遠かった。しかも、長男が疲れて眠ってしまったので、約14kgの重い荷物を担いでの大変な移動。そういえば前も同じような経験をして、今度はケチらずに阪神バスに乗ろうと思い至ったような気もするが、めったに来ないものだから、そのことをすっかり忘れてしまったようである。

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