ポンポン山&ジャズスト2017
今年もポンポン山マラニック&高槻ジャズストリート鑑賞を開催した。例年は5月3日の実施だが、今年は4日にスライド。理由としては、銭湯の休業曜日を避けたことと、例年伴走者の確保に苦労しており、(伴走者が取られやすい)武庫川ユリカモメとは異なる日にしたことが挙げられる。
こうして今回は昨年のような伴走者勧誘工作もしなくていいやと油断していると、当日朝の集合場所の高槻駅で伴走が足らないことに気がついて愕然。元々伴走は1名余裕があったのだが、先月の伏見名水マラニックの際に1名ブラインドランナーから口頭での参加申し込み、その場でいいよと答えていたのをすっかり忘れて、開催直前にもメールでまた別のブラインドランナーから参加申し込み。これにもいいよと答えてしまったのがチョンボだった。ブラインドランナー4名、伴走可能な晴眼者ランナー3名。さあ、どうする。
救いだったのは、ブラインド4人のうち1人は弱視で、前を走る人の後ろにぴったり付いて行くなら何とか単独でも走れるので、ひとまず舗装路はそれで走ってもらうことにする。トレイル区間については、その場で考えよう。
往路コースの定番、芥川河川敷のこいのぼりは、非常にいい天気で、青空に映えていた。
なお、今回の小さな改善点として、従来頂上で取る軽食はスタート時に買っていたのだが、コース途中にあるスーパー「ピーコック松が丘店」に寄って買うことにした。こうすれば持って走る距離を少しだが減らすことになる。
7名全員本山寺までは到達。さてここからのトレイルコースをどうするか。これまで、トレイル区間では「電車ごっこ方式」のタンデム伴走(2013年の記事参照)をしてきたが、今回は1組を3人で編成し、3人縦一列で並んで走ってみることにした。先頭が私、2番目に全盲のブラインドランナー、最後尾に弱視のブラインドランナー。試してみると、スピードを出さなければ何とかなりそうだ。慎重に足を運んで、無事全員ポンポン山山頂までたどり着くことができた。
山頂付近は連休中ということもあり多くの登山客でにぎわっていた。それほど寒くはなかったが、時折強めの風が吹いて砂埃が舞い上がるのには閉口。
復路も3人一組伴走で無事トレイル区間を走破。これを「三重連伴走」と名付けることにした。あくまで非常手段なので、今後はこうならないよう気をつけねば。なお、時間の都合により、神峯山寺口から市バスで高槻駅までワープ。こんなこともあろうかと障害者手帳も持って走ってもらったので、介助者は半額の110円でよい。運転手に申し出たら交通系ICでの支払いもできた。
銭湯で汗を流した後は、若干のメンバー入れ替わりをしつつ、後半戦の高槻ジャスストリート観賞へ。まずは阪急高槻市駅高架下会場近くで、買い込んだ弁当を食べながら聴く。
次は高槻現代劇場大ホールに移って鑑賞。待ち行列が長かったが無事入り込めた。当初予定の演者が急に出演できなくなって、なぜかセイン・カミュ氏が出てきてお詫びのあいさつという一幕もあったが、別の演者がピンチヒッターで登場。さすが大ホールを務める演者にはハズレがない。ピアノとベースのたった2つだけの楽器なのに満員の観客を魅了。合間のMCも大いに笑わせてくれた。その次の演者も女性ボーカルとピアノだけだったが、これまた圧倒的な演奏を聞かせてくれた。津軽弁で歌うジャズなんてのも初めて聞いた。
会場を後にして、小腹が空いたのでラーメンで締めてからの解散となった。
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