祝・高槻駅新ホーム開業・はるか停車
今日からJR西日本のダイヤ改正が行われ、高槻駅の外側線に新ホームが設けられることとなった。新快速と特急はるかの一部がこちらのホームを使って乗降することになる。はるかの一番列車停車に合わせて式典が行われるというので、ミーハーではあるが出かけて行くことにした。
外側ホームに降りるエスカレーター。
6番線外側ホームに降りてきたところ。
ホームの電光掲示板。ほとんどが通過列車となるため、接触や転落を避けるよう普段は可動式ロープで仕切られている。
はるか到着に合わせて出発式が開催されるのだが、既にたくさんの人だかりで正面から見られず、後ろから眺めることとなった。この日一日駅長を務める高槻市長と、はにたんとイコちゃんがいた。
いよいよ最初の停車となる、はるか1号関西空港行き(06:02高槻発)が到着。
写真では撮り損ねるおそれがあったので、動画で記録しておいた。停車とともにロープが上がると、「おー」というどよめきが起こり、出発時には万歳三唱が起きた。
出発式も無事終わり、ようやくはにんたんとイコちゃんを正面で拝むことができた。
ちなみに、新ホーム運用開始に伴い、新快速と各駅停車がこれまで同一ホームで乗り換えできたのが、今後は乗り換えるのにいちいち階段を上がってホームを移動しなければならなくなり、新快速乗り換えユーザーにとってはかえって不便となる。やれやれ。
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コメント
このホーム増設で不便になった人の方がむしろ多いのでは??新ホームは階段が2つしかなくて、これまでよりも2階に上がるのに時間がかかります。さらに中央改札口まで遠いです。また、高槻で乗り替える人はほとんど新快速⇔各駅だとおもいますので、ほとんどの乗り換え客が階段で移動しないといけなくなりました。
唯一期待したいのは、従来、朝以外の京都方面行の快速が高槻到着が遅れた時には、後の新快速が追いついたり抜かしてしまい、高槻手前で快速が高槻を出発するのを待っていました。今後、新快速が待たずに高槻駅に入れるようになれば多少改善と言えるかもしれません。
投稿: | 2016/03/30 01:23
コメントありがとうございます。
そもそもの高槻駅新ホーム開設の発端は、利用客が多いにもかかわらずホームが狭いため危ない、ということでした。
本来であれば島型2面4線のままで島を太くすればよかったのですが、技術的に難しかったため、外側通過線の更に外側にあった待避線を潰して新たなホームにし、外側線の列車を外側の新ホームに止める、という奇妙な策が採られました。
新快速乗降者と快速・各駅停車乗降者を分断することで、ホーム利用者の密度は一見下がるように思われますが、京都寄りの各駅から、あるいは大阪寄りの各駅から高槻で新快速に乗り換える(またはその逆向き)という需要は多く、それらの客は既存の島ホームと新設外側ホームの両方を利用するため、密度を下げる効果は減衰されます。むしろ乗り換えを焦ってホームの階段を駆ける、外側線ホームは新快速以外の特急、貨物列車の高速通過に至近距離で晒されるなど、かえって安全性が損なわれたのではないかとすら思えます。昇降式ロープ柵は高速通過での接触事故を避けるための苦肉の策(柵?)だったわけです。
このように大いに不便を被る高槻駅ユーザーの懐柔策として、はるかの一部停車が与えられたのかなと勘繰ってみたくもなります。
投稿: くりりん | 2016/04/04 23:27
溜飲の下がるコメントありがとうございます!
高槻からはるかに乗るのは海外渡航の時ぐらいですから、増えた不便に比べれば恩恵は非常に少なそうですね。
最近気がついたのは
1.新快速が高槻に停車した時に扉が開く前の柵の昇降がすごく時間がかかる
2.2つの階段のうち一つはエスカレーターなので階段の幅が実質半分に減ったのと同じです。さらに速度がとても遅いので、夜はエスカレーターに乗るだけでこれまで以上に長い渋滞が発生します。
3.2F渡り廊下も渋滞
エスカレーターを上がったところでもうひとつの階段からの客と合流して細めの渡り廊下を歩くのでそこも混雑します。
改札まで時間がかかるようになったストレスはもちろんのこと、混雑の中で割り込んだとか身体が当たったとかで、そのうちケンカでもおきないか心配です。エスカレーターの速度だけでも上げて欲しいところです。
一方西口も少々不便で慣れが必要です。電光掲示板を見てホームまでの移動時間を逆算して新快速の改札に行くか、快速の改札に行くかを判断しないといけません。ですが、そもそも電光掲示板の傍になぜか時計がありません。これだけたいそうな工事してどうして時計ひとつここに付けられなかったのかともどかしいです。
これから乗客の声を聞いて少しずつでも良くなっていってくれればと願って止みません。(長文失礼しました)
投稿: | 2016/04/09 16:49
高槻駅新ホームは「改悪」ではなかったかを憂える同志がおられることを心強く思います。
今更言っても遅いのですが、もっと拡幅方法について知恵を絞るべきではなかったかと思います。例えば、旧外側待避線を外側通過線(本線)に付け替え、旧外側通過線を内側線副本線(島型ホーム外側)に出来るよう付け替えた上で、旧内側線副本線の上に仮設のホームを増設拡幅(これは一晩でやらないといけませんが)して、その後仮設ホーム下に埋もれた旧線を撤去、仮設ホームの制式改修という順番でやればやれんことはなかったのではないでしょうか。
更に言えば、そもそもの高槻駅利用者増加は、遡れば新快速の終日停車が大きな要因となっています。昼間の時間帯は別に危ないことはないわけで、朝夕ラッシュ時の新快速ー快速・各停乗り換えが問題であれば、ラッシュ時だけ各停を高槻止まりにせず、全て京都方面に延伸する、更に大胆な案としては各停の車両も高槻ー京都間を快速運用するパターンを用意すれば、乗り換えのためだけに高槻でホームに降りる客を減らせたかもしれません。
投稿: くりりん | 2016/04/10 08:53
阪神尼崎駅などに見られる方式ですね。
そうすると外側本線の特急に速度制限が設けられ、
大幅な速度ダウンとなってしまいます。
また、内側線副本線に当駅止まり・始発の普通を停めなければ、利便性は向上しませんが、
現在、折り返し線が内側本線の内側にあるので、
普通を内側副本線に入線させるとなると、
ダイヤが組みにくくなります。
(遅延時分を増加させる原因になります。)
もともと、新快速と快速が同じホームを使うことによる、内外両線間での遅延の影響低減の意も込められたホーム増設(第一は混雑解消ですが、)ですのでね・・・。
まあもともと高槻市の要求は、
ホーム”拡幅”だったんですけどね。
まあ技術的な面も・・・。
三ノ宮・芦屋の相互乗り継ぎ廃止に見られるような、新快速の混雑解消が今回のダイヤ改正の目的だったことを考えれば、改悪とは言い切れませんがね(笑)
投稿: | 2016/05/09 22:46