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せんぼく紀行(グルメ編)

150919_g1秋田旅行での食べ物関係をこの記事でまとめて記載。

まずは初日の昼食、角館の街で立ち寄った「むら咲」という郷土料理の店。きりたんぽ鍋御膳をいただいた。きりたんぽの他に、鯉の甘露煮や山菜、いぶりがっこ等秋田らしい食べ物が並んでいた。

150920_g12日目、マラソンの後、遅めの昼食に田沢湖高原にあるアルパこまくさ内の食事処こまくさにて稲庭ざるうどんをいただく。注文時に、天ぷら付きだと30分ぐらい時間がかかると言われたが構わず待った。そんなに大きい店でもないのに何でだったのだろう。つけダレの色がとても薄くて透明感があり、ダシを効かせている感じだった。

今回わが子はほとんどの料理に手を付けずイヤイヤを繰り返していたが、この稲庭うどんだけはパクパクとたくさん食べていた。

150921_g1ちょっと番外編だが、秋田独特のスイーツ「バター餅」もいただいた。餅の中にバターと砂糖が練りこまれていて、餅がずっと柔らかいままキープできるのだそうだ。土産物屋でも売っているが、普通にコンビニでも平積みされている秋田のソウルフードのようだ。

さらに余談だが、「たけや製パン」というパンのメーカーが秋田ではメジャーなようで、コンビニに売られているパンも多くがこのたけや製パンだった。写真には撮りそこねたが、「学生調理」なる惣菜パンも秋田独自のものらしく、パンに魚肉ソーセージカツとキャベツサラダ、スパゲティが挟み込まれた学生向けガッツリ系の品物だった。

ちなみに、今回の旅行記のタイトルに「せんぼく」を用いたが、これは田沢湖、角館、乳頭温泉などが全て仙北(せんぼく)市に収まることによるものである。「あきた紀行」でもよかったのだが、それでは範囲が広すぎるし、「たざわこ紀行」では範囲が狭すぎるので、ちょうどいい範囲がこれだったのだ。

なお「仙北市」という名前に馴染みがないが、これは平成の大合併で生まれた新しい自治体名である。合併協議の際、「角館」「田沢湖」のいずれの名前を残すか、あるいは併記するにしてもどちらが先かで大モメとなったため、妥協策として、どちらの地名も含まない、旧「仙北郡」の群名から取って両者痛み分けとなったそうだ。大阪の人は「せんぼく」と聞けば「泉北」(泉州の北)をすぐに思い浮かべるが、これと関係はない。

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せんぼく紀行(温泉編)

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若干時系列が前後するが、今回浸かった温泉をこの記事にまとめる。

まずは宿泊に利用した、田沢湖高原温泉にある「民宿ルーム」。男湯と女湯が分かれていて、男湯は玄関からさらに地下に階段を下りる形になっている。施設の老朽化が著しく、カランはむき出しの配管で2ヶ所、床もレンガが敷いてあるような感じ。木製のやや小さめの浴槽が2つあり、一つは白濁の浴槽、もう一つも白濁だが少し色の薄めの浴槽になっている。乳頭温泉から引き湯をしているそうであり、源泉かけ流しで、温度は水を入れることで調整する。

泉質はとても濃い目の白濁、芳しき硫黄臭、無味、ヌルヌル感はなし。成分が濃いためか、浴槽の底に湯の花がうっすらと堆積している。久々の極上白濁泉だ。いつもは風呂で浴槽に長くは浸からないわが子に、もう上がろうかと言っても、まだ入ると言わしめる程であった。

★★★★☆ 泉質は文句なしの★5つだが、施設状況のいただけなさと、女湯が狭くて不満とのことで減点。

150921_s1旅行最終日に秋田駒ケ岳ハイクの後に訪れたのが、乳頭温泉郷である。いくつかの施設があるが、混浴露天風呂があることで有名な鶴の湯温泉を目指した。一部未舗装区間もある山道をしばらく車で進むと、駐車場にたどりついたが、とても多くの車が止まっていて混雑しているのがわかる。

かやぶき屋根の建物が並ぶ道を奥へ進むと、受付があってそこで日帰り入浴の料金500円、幼児は100円を支払う。いくつかの温泉の建て屋があり、雰囲気は草津温泉や野沢温泉の外湯のような感じである。が、とにかく人が多すぎる。脱衣所にはかごしかないので、貴重品等があればコインロッカー(100円有料)を使う。

思っていたのと違ったのは、混浴露天風呂が、そこへ向かう道から丸見えのところにあり、またあまりにも利用客が多いので広く感じなかったということである。女性がこの風呂に入る場合は、隣にある別の建て屋の脱衣場を通って、女性用の出入り口から入ってくるようになっているそうだが、その出入り口付近にも男性客があふれているため、とてもじゃないが気軽に入れる状況にはなかった。相方には無理してちょっとだけ入りに来てもらったが、すぐに退散した。

露天風呂のある「白湯」の泉質は白濁、硫黄臭、無味、ヌルヌル感なし。温度はぬるめで入りやすい。もう一つ別の源泉の「黒湯」の方にも入ってみたが、内湯で浴槽が狭く2人ほどしかつかれない。色は黒ではなく少し薄めの白濁湯。こちらは湯の温度が高めだった。

★★★★☆ すごい期待していたのに、あまりの混雑に興ざめ。人が少なければ文句なしなのだが。

「秘湯」として有名だが、こんなに人が集まるようではもはや秘湯とは言えないなあ。ゆっくり浸かるなら宿泊利用するしかないようだ。

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せんぼく紀行(観光編・2)

150920_05秋田旅行2日目と3日目をまとめて記載。田沢湖マラソンの後、夕食まで中途半端に時間が空いたので、同じ仙北市内にある「抱返り渓谷」という景勝地を訪れた。田沢湖線の神代駅が最寄りとなる。抱返り渓谷は東北の耶馬渓と称される紅葉の名所だそうだ。遊歩道が整備されていて、片道30分程度の未舗装散歩道を行く。子供が寝そうだったのでベビージョガーに乗せたが、何とか行けた。普通のベビーカーだと難しいだろう。

150920_06遊歩道の先には「回顧(みかえり)の滝」が現れた。結構間近まで寄れるので迫力がある。本来は、もっと先まで道が続いているそうだが、現在はここで通行止めとなっているので折返した。

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最終日は天気もよかったので、秋田駒ケ岳を目指す。8合目まで車で行けるのだが、マイカー規制がかかっているので、田沢湖高原にある「アルパこまくさ」という施設から出ているバスに乗り、山道を揺られていく。バスを降りてからは、歩き。子連れなので、山頂まで行くのは体力的にも時間的にも厳しいと考え、途中の片倉岳展望台というポイントまで行くことにした。

わが子は全然歩こうとしないので、ずっと抱いたまま汗だくになりながら片倉岳展望台に到着。山の稜線に半分隠れているが田沢湖を眼下に見下ろせる。

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山頂方向を見やると、ややこんもりとした形の峰と、手前には早くも紅葉が始まった低木の丘が連なっている。

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下りはわが子もいくらかは歩いてくれたので助かった。時間も早かったので多くの登山客とすれ違い、そのたびに、ちっちゃいのに頑張って登ったねえ、と誉められていたが、登りは全部だっこしてもらったので称賛には値しない。

この後、乳頭温泉郷に向かうが、それは別項にて。結果的には、アルパこまくさにも温泉施設があるのでそちらを利用した方が正解だった。

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田沢湖マラソン

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田沢湖マラソン(20km)に初参加した。会場に車で向かうと、湖畔につながるメインルートはすでに規制がかかっていて入れなかった。係員には元来た道の途中にあった臨時駐車場に停めてシャトルバスで来るよう言われたが、それでは遠すぎるので、脇道からアプローチすると規制はなく会場に近づけた。しかし、会場に近い駐車場は満車だったので、2キロ程離れた駐車場に停めた。これなら歩いて行ける距離だ。

今回最大の課題は、自分も相方も走るので、その間子供をどうするかということ。それならば一緒に走ってもらうしかない、というわけでベビージョガーの出番となった。だからシャトルバスに乗るような遠い駐車場はNGだったのだ。ただ、大会ルール上子連れベビーカーOKとは言えどこにも書いていない。正面切って聞いたら断られてビジョン崩壊という恐れがあったので、黙って強行することにした。幸い仮装OK、むしろ仮装歓迎でその方面の表彰もあるそうなので、いざとなれば仮装だと言い切ろう。

150920_02スタートは午前10時。フルも20kmもスタート地点は異なるが同時スタートである。気になっていた天気も、予想より早く晴れに変わったようで、雨に振られる心配はない。ベビージョガーで迷惑をかけないよう、最後尾から走り始めた。後ろには仮装ランナーが集まっていて、オバQ、ポンデライオン、NOMORE盗撮のカメラ男、武士、スパイダーマンなどがいた。

150920_0320kmのコースは田沢湖湖畔を左手に見ながらちょうど一回りする。木陰も多く走りやすい。道路は完全規制ではなく、反対側の車線は対向する形で一般車両も通行している。序盤は相方と一緒にキロ7分ぐらいのペースで走っていたが、先に行ってよいということになり、スピードアップ。一気にキロ5分を切るぐらいに上げたのでごぼう抜き状態。

距離表示はフルマラソン用しか出ていないので、引き算して推測するしかない。コース前半はほぼ平坦だったが、フルでの35km地点、つまり13kmあたりからキツめの登りが続き、練習不足(というよりも皆無)かつベビージョガーで走る身にはかなり大変だった。これでペースはキロ6分程度まで低下。アップダウンはその後2つほどあった。

150920_04やがて会場のアナウンスの音が聞こえてくるとゴールは間近。ゴール手前でゲストランナーの高橋尚子さんが皆をハイタッチで迎える。自分に対しては「これで走ってきたんですか?すごいですねー」と声を掛けてくれた。タイムは2時間4分58秒、目標は2時間ぐらいだったので、スタートロス約2分半ほどを差し引けばまあこんなもんだろう。ちなみにわが子は6km地点あたりから眠っていて残り5kmあたりから起きた。途中2回ほど給水を飲ませてやり紙おむつがおしっこでパンパンだったがまあ無事にゴールまで付いてきた。

ゴール後の会場はかなりごった返していて、ベビーカーを引きまわしての移動はかなり困難だった。足早に会場を離れ、収容バスで帰ってきた相方と合流して駐車場に向かった。会場を出る車でも渋滞が発生しており、会場近くに停めたら出る際の混雑にも注意が要るだろう。

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せんぼく紀行(観光編・1)

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シルバーウィークの初日、伊丹空港から秋田空港まで向かう。8時発の飛行機なのに出遅れて、モノレールで空港に着いたのが7時半。連休ということもあり、手荷物預けも保安検査も大行列だったのだが、何時発のどこどこ行きの方はこちら、と案内している係員に申し出て行列をすっ飛ばし何とか定時出発に間に合った。子連れの旅行でそんな早い時間の便にするなと相方から散々非難される。

大阪を飛び立って1時間半、ボンバルディアのプロペラ機は雲間を突っ切って秋田空港に着陸。タラップから降りて、47都道府県のうち最後に残っていた未踏の秋田県に足を踏み入れた。

空港からはレンタカーに乗って移動。高速は使わなかったのだが、国道でない下道でも整備状況はよく、車の数も少ない。道の駅協和を経由して角館の街を訪れた。ここで昼食を取る。本当なら武家屋敷を見て回るのがお約束なのだが、早朝から叩き起こされて寝不足で不機嫌なわが子と相方には応じてくれる余地もなく、すぐに出発した。

150919_02道はやがて田沢湖線と並行して走るようになる。そこで、沿道にある無人駅で秋田新幹線をわが子に見せてやろうと、角館駅と田沢湖駅のちょうど中間あたりにある神代(じんだい)駅に立ち寄った。待つことしばし、現れたのはローカル線の普通電車だった。まあこれはこれで滅多に見られない標準軌専用の在来線だ。ただ、通過待ちすることなく去ってしまった。

150919_03さらにしばらく待つと、ついに秋田新幹線E6系こまちの登場。通過かと思いきや、待避線側に停まった。ということは反対側からもこまちが来るぞと待ち構えると、来た。高速通過だと身構えたが、これも減速してきて一旦停止。おかげでじっくり観察できたが、何だかちょっと拍子抜け。まあ、これでわが子も機嫌を直してくれたようだ。

150919_04田沢湖畔に着いて、翌日の田沢湖マラソンの受付をする。駐車場の整理がされておらず停めたもん勝ちという状況だった。田沢湖の周りをぐるっとドライブし、たつこ像に立ち寄る。湖岸で魚の餌をやっていると、鰻養殖の食事シーンのように魚が群がって食いついていた。田沢湖はかつて強酸性の玉川の水を引いたため水質が変わりクニマスをはじめとする魚類は死滅したと聞いたのだが、一部残っている魚もいるようだ。(クニマスについては以前の記事で記述あり)

150919_05次にはちみつ屋に寄って、色々な種類のはちみつを試食。はちみつ果実酢も試飲できるが、わが子が何度もおかわりをせがむので、止めるのが大変だった。そしてはちみつソフトクリームをいただく。

150919_06今回の宿は田沢湖から少し標高の高いところに上がった田沢湖高原にある民宿。基本はスキー宿のようだが、かなり年季が入っていて要するにボロい。自分には許容範囲内だったが、相方はかなり引いていた。夜中に結構雨が降っていたようで、翌日の天気が気になった。

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2015視覚障害者陸上記録会

150906大阪・ヤンマースタジアム長居で開催された視覚障害者陸上記録会に参加した。2年前は走らずに実況中継のみの参加だったが、今回は50m音響走を伴走でなく単独走で走った。

音響走とは、ゴール地点からスピーカーで音を出しているので、そこをめがけて走る競技だが、その際は目隠しをしなければならない。スタート地点でスタンバイ直前まではゴール方向を見て確認できているのに、いざアイマスクをして走り始めると、ものすごい恐怖心が襲ってくる。特に、ゴールが近くなるほど音が大きくなり、かえってこの方向でいいのかがわからず不安になって、ゴール手前でスピードを緩めてしまった。結果は9秒77。晴眼者の中で2番目のタイムだったが、ブラインドランナーは6人も自分より速いタイムだった。参りました。その後1500m走の伴走をして午前の部は終了。

午後からはゲストにエリック・ワイナイナ氏(男子マラソン・アトランタ銅メダル、シドニー銀メダル)を招いてレースなどを実施。ブラインドチーム200m×7組のリレーとワイナイナ氏1400m単独走の対決と、1600mハンデ走(某TBS系特番でやっているミニマラソン方式)が行われ、自分は実況中継を担当。1400mはワイナイナ氏余裕の勝利だったが、1600mでは1分50秒のハンデが大きすぎたか、一番手スタートのちびっ子3人が先にゴールし、ワイナイナ氏4位という番狂わせがあった。今秋の某特番でもまた走るのだろうか、最近は上位には絡むも優勝が久しくないので頑張ってもらいたいところだ。

天気は秋雨の続く時期ではあったが、昼前ぐらいにやや雨に降られた以外は、曇りかごく弱い雨でやり過ごせた。

ちなみに調べてみると、ワイナイナ氏は自分と同い年であることがわかってちょっとびっくり。ずいぶん歳を取ったものだ。

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