門戸厄神
阪急の土日用回数券310円区間が余っていて1月末で期限が切れてしまうため、その運賃で行けるところに行ってみようと探していると、門戸厄神が該当していた。そういえば自分は厄年だったっけと調べてみると、昭和48年生まれは今年数えで42歳、本厄ど真ん中ストライクだった。
というわけで阪急電車を乗り継いで門戸厄神駅へ。降りた客のほとんどが門戸厄神へ向かうようだ。思った以上に人が多い。ちなみに門戸厄神とは通称で、正式名は松泰山東光寺という高野山真言宗の別格本山だそうだ。
ひとまず護摩木を納めて厄除けのお札を授かった。特別祈祷もやっているのだが、あまりの行列の長さに断念。普通にお参りして寺を後にした。
帰りはふと思いつきで宝塚経由で帰ってみた。小説「阪急電車」の舞台になった路線、窓の外を注意していると、物語の中で出てくる河原に石で「生」と大書きされた風景を見ることができた。
さらに宝塚線急行に乗ると、最新鋭車両の1000系に当たった。静穏性も特徴の一つと言うことだが、停止直前にギューーーッ、ドン、という、今までのVVVFインバータ車では聞いたことのないような音が鳴ったのが不思議だった。
帰宅してみると、手袋を片方なくしているのに気がついた。厄を落としに行ったのだが、手袋を落としてしまったようだ。
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