うちなー紀行(総括編・1)
この週末、にわかに沖縄に行くこととなった。急ごしらえのツアーだったので、航空機も宿もほとんど選択肢が無く、やむを得ず金曜日夕方から関空発という選択となった。これまでは大手航空会社しか利用していないのだが、今回は初めてスカイマークを利用した。1日前までの予約・支払いで片道1万円という料金は魅力である。
いわゆるLCC(ロー・コスト・キャリア)を利用するのは初めて(※ちなみにスカイマークがLCCなのかどうか明確に定義はされていない)で、どんな不便を強いられるのかと不安であったが、ネットで座席指定まで含めての予約が可能、支払いを済ませるとあとは当日空港で支払いに使ったクレジットカードを使えば搭乗券が出てくるというスムーズな流れ。機材はB-737に統一されており、機内もまだ新品できれいだ。席も特段狭いとは思わなかった。当然ながら機内のドリンクサービスはなく有償での提供、ヘッドフォンでの機内放送サービスもないが、別に困ることではない。
あえて不満を述べるとすれば、機内誌の記事が少ないので、すぐに読み終わってしまい、他に暇つぶしするものがないということ。せっかく窓際の席を予約しても、すぐに外は真っ暗になってしまい景色は楽しめず。ちなみにその機内誌には、スタッフへの苦情は受け付けないといった、以前にも物議をかもした注意書きが記されているのがご愛敬。サービス削って安くしてるのだから文句を言うな、というスタンスが如実に表れている。
那覇空港に20時過ぎについて、すぐにゆいレールでこの日泊まる宿に移動。ゆいレールのドア開閉音を聞いていると、なぜか東京にいた頃を思い出す。これ確か都営地下鉄か東京モノレールか何かと同じ音だったような気がする。
さてこの週末は、ネットでの宿の予約が全然取れず難儀した。何か巨大なイベントか何かがあって、ありとあらゆる那覇市内のホテルが満席となっているようだった(後に、商工会議所青年部の全国大会が那覇で行われていたようだということが判明)。というわけで、シティホテルが全滅だったので、仕方なく民宿のような安宿を予約した。
県庁前駅から徒歩10分ほどの松尾という町名のところにある「民宿月桃」(げっとう)にたどり着いた。外界写真は翌朝のものだが、見た目はアパートのような感じである。1階部分に宿の主がいて、宿泊者共有スペース(ゆんたく、というらしい)があるが、部屋は個別に独立していて鍵をかけることができる。まさにアパートを一晩だけ借りるという感じだ。
室内は和室のワンルームといったところ。新品からはかけ離れているが、寝泊まりするだけならこれで十分だ。LANも無料で提供されており、パソコンを持参すればネットにもつなげる。ただし、エアコンがコイン式の有料となっている。今回の部屋はシャワー室・トイレが部屋毎についているが、バストイレ共同となる部屋もあるようだ。残念ながら金曜の夜しか空いておらず、翌日は満室だった。これで2人で一泊素泊まり6000円とは非常にリーゾナブル。
当然宿には食事は付いていないので、近くの居酒屋に繰り出した。グルメ編はまた別項でまとめることとする。
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