とん吉
この日は福知山へ出張。昼前に着いて昼ご飯を駅前で取ることにした。事前に調べると駅の北側すぐのところに「とん吉」というラーメン屋があるとのこと。行ってみて驚いたのは、まだ12時前だというのに行列ができていることだ。駅前や商店街は閑散としているのに、ここだけがどこから湧いてきたのかというぐらいの盛況ぶりだった。行列ができることがあらかじめ想定されているようで、外にもストーブが置いてあった。
回転は比較的早いようで、待つこと20分程で中に入れた。店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。厨房では年配のおっちゃんがラーメンを作り、おばちゃんが給仕や会計をするという状況。供給するスピードに限界があるから必然と行列になってしまうという側面はあるのかもしれない。
ここの逸品は濃厚とんこつとのことなので、それを注文。デフォルトだと麺が柔めらしいので、麺硬めでリクエスト。待つことしばし、ラーメンとのご対面。白い濃厚なスープに、これまた白くて細めのストレート麺。スープは、天下一品のこってりを凌駕する濃厚ドロドロなのだが、口当たりはまろやかで、コーンポタージュのような感じだ。濃度の濃さとは違って、味はしつこくない。具には薄切りでジューシーなチャーシューと、メンマ、青ネギ。ライスとの相性も良くスルスルと平らげてしまった。なるほど、並んででも食べたいと思わせるだけのことはある。
とんこつラーメン 650円
ライス(セット料金)100円
卓上に置かれた壺には唐辛子味噌と黒味噌が入っており、これをスープに溶かしこんで変化を持たせるのもまたよし。
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