高槻天然温泉 天神の湯
正月休みも最後、この日は今年初の温泉ということで、地元の高槻天然温泉「天神の湯」を訪れた。昨年夏の開業前に会員登録だけ済ませていたのだが、なかなか行く機会がなく、今回ようやく初めて訪問することとなった。
JR高槻駅と阪急高槻市駅の間のセンター街商店街に面したホテルの一部が温泉施設となっている。ホテルのフロントと共用となっている受付で腕に巻くタグをもらう。精算は退出時に行う。このタグがロッカーのカギにもなっていて、非接触型で近づけると施錠・解除が行われる仕組みとなっている。昨年8月に開業したばかりとあって、館内の施設は真新しい。街中のビル内という制約もあり、1フロアに1つの浴槽、途中階に洗い場という構造で3階分の高さを移動しなければならない。当然カラン・シャワーも新品で、シャンプー、リンス、ボディーソープは備え付け。
肝心のお湯の方だが、一番下のフロアにあった浴槽は塩素臭のする特段の特徴の感じられない湯。2段目のフロアにあった湯は人工の炭酸泉となっており、泡つきはよい。一番上のフロアにあった浴槽のうち1つだけなぜか塩素臭が少なかった。最上階は露天風呂もあり、そこに源泉かけ流しと示された浴槽もあったのだが、塩素臭が若干少ないかなという程度で、無色透明無味。掲示によれば、低張性-弱アルカリ性-低温泉の単純温泉で、加温あり、循環あり、消毒ありとあまりパンチ力はない感じだ。
料金はこの日は平日扱いで会員料金だと900円。駅近で、朝9時から空いているという利便性を考えても、リピーターを得られるかどうかはかなり厳しいのではないだろうか。泉質では摂津峡の祥風苑ほどのインパクトはなく、値段ならば駅近銭湯の錦温泉もある。今後相当の努力が必要だろう。
★★★☆☆ かなり★2つに近い3つ。岩盤浴や貸切の家族風呂もあるが今回は利用せず。
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