« 天然のクールスポット | トップページ | 五山送り火2012 »

この日を巡る中韓の動きから徒然と考える

67年目の終戦の日を迎えて、周辺2ヶ国の動きが気になる。

まずは韓国だが、李明博大統領が突如竹島を訪れたり、天皇陛下の韓国訪問には謝罪が必要と述べるなど、やりたい放題、言いたい放題の行動に出た。ただ、これは比較的単純なからくりで、最近李大統領の支持率が低迷しており、さらには親類や側近が汚職で逮捕されるなどの身の危険が迫っているので、韓国世論の目をそらすために仕掛けたというのが実情だろう。ただ、その簡単なからくりすら見抜けず、簡単に乗せられて独島、独島などと喜び勇んで唱和する韓国国民も、その程度の認識力しか持っていないということの現れだろう。

次に中国、というよりか今回は香港の活動家だそうだが、尖閣諸島に強行上陸を試みた。かなり事前にわかっていたはずなのに阻止できなかったのは情けないが、日本の法律に基づき粛々と対処するしかないだろう。またぞろ中国近海で日本の漁船が拿捕されたり、在中の邦人ビジネスマンが言われなき拘留をされないことを祈るばかりである。

ちなみに尖閣諸島については、個人所有となっている土地を東京都が買い取ろうとしているが、このタイミングが実に絶妙で、いま中国では温家宝首相から次期首相の習近平氏へ権力委譲が図られる段階であり、あまりむちゃくちゃな外交はできないという状況で、売却自体を阻止する正当な手段を実は持ち得ていないので(そりゃそうだ、法的には日本の国土なのだから)、なんとかこすい方法でもいいから抵抗を試みているというのが実情ではなかろうか。

これも中国国内では魚釣島、魚釣島とさかんに叫ぶ中国世論はあろうが、かわいそうなことに彼らには中国政府そのものを批判する自由は認められていないので、ガス抜きとして踊らされている、抗議の矛先を政府に向けられないように操られているのであろう。この点、日本では野田政権をどんなに批判しようが逮捕されることもない。独島は韓国のもので、魚釣台は中国のものと主張するのもまた自由である。言論の自由のすばらしさである。ところで韓国ではどうなのだろう。竹島は日本のものだと主張して逮捕されることはないにしても、世論から袋だたきに遭うのだろうか。

さて、こうしたどさくさ紛れの中韓の汚い動きに対しては、毅然たる、かつ大人の、したたかな外交で対処することは必要だが、それはそれとして、先の大戦での日本の末路については、引き続き目を背けず検証することが必要だ。

最近になって戦前戦中当時の政策の流れなどが深く解明されてきつつあるが、どうも方針のはっきりしない、したたかさの欠ける日本外交が国際的な孤立を招き、組みたくもなかったナチスドイツと組まざるを得なくなった、また大陸への占領政策については、是非とか正当性以前の問題として、すでに占領下での経済が成り立ってしまい、経済界とのしがらみが強くてやめるにやめられなくなったので、大東亜共栄圏などの屁理屈を後付けしただけ、そんな構造だったのではないかという気がしてきた。

これは今の日本の原子力政策と非常に似た構造を持っているようで気にかかる。太平洋戦争では負けるにしてもなるべく早めに手を打って被害を最小限にすべきだったのに、ずるずると続けて傷口を大きくした。福島第一原発の事故は、原子力政策におけるミッドウェー海戦ではなかろうか。大損害を受けたのに、大本営発表では大したことはない、むしろ勝利だと言い続けるところも酷似している。

|

« 天然のクールスポット | トップページ | 五山送り火2012 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: この日を巡る中韓の動きから徒然と考える:

« 天然のクールスポット | トップページ | 五山送り火2012 »