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ぐるりん切符

120822先日から相方が出張に行っているのだが、その目的地が、初日は東京(品川)、翌日に金沢、そして帰宅という設定だそうで、切符をどう買ったらよいかという話になった。即座に思いついたのは、これらをぐるっと回る通しの乗車券を1枚買うことだ。JRの料金設定は、距離が長くなるほど1kmあたりの単価が安くなるので、往復切符を買うよりもぐるりん切符を買う方が安くなる(参考サイト)。というか今回のルートだと、往復するよりも本当にぐるっと回って帰ってくるのが最も合理的だろう。

というわけで相方が切符を買いに行ったのだが、摂津富田→摂津富田という切符は買えなかった。というのも、今回のルート(東海道線-東海道新幹線-上越新幹線-北越急行ほくほく線-北陸本線-湖西線)だと、山科で往路と重なってしまうため、ここで打ち切りとなるのだそうだ。大回りのぐるりん切符は、経路が一筆書きになっていないとけない。さすがにそこまで気がついていなかった。まだまだ修行が足りない。

それで、切符は摂津富田→山科となるかと思いきや、山科駅は京都市内のゾーンに入るため、終端は「山科」ではなく「京都市内」となる。このゾーン内が終端の場合は、ゾーン内のどの駅で降りても料金は同じだ。というわけで、ゾーン内で最も摂津富田に近い桂川駅までこの切符で到達可能で、最後は桂川から摂津富田までの切符を別に用意すればいいということになる。

駅員にとってはかなり手間だったと思うが、結果このぐるりん切符が発行されたとのこと。券面には摂津富田→京都市内14,390円というとんでもない表記。経由が、東海・京都・新幹線・東京・新幹線・越後湯沢・上越・六日町 とあるが、長すぎてこの先は印字できず手書きで追加され、ほくほく・犀潟・信越・北陸・湖西と書かれている。めったに乗る機会のない上越新幹線や電車でGo!(シミュレーションゲーム)では何度も乗務した特急はくたかに乗れる垂涎のルートなのだが、相方にとっては、仕事だもの、それがどうした、という感じであった。

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コメント

おしい もぅひとがんばりして 京都 山陰線 福知山線 大阪で出社してから 摂津富田下車~~

投稿: たけした | 2012/08/23 15:42

僕も以前、東京都区内→東京都区内 という10,820円の乗車券を買ったことがあります。

http://shigeo.cocolog-nifty.com/800/2008/04/post_3eee.html

投稿: しげおっち | 2012/08/23 20:30

コメントありがとうございます。
たけしたさん:
一筆書きだと京都はもう通れません。敦賀から小浜線で東舞鶴に行って、舞鶴線で綾部へ、綾部から山陰線で福知山へ、そこから福知山線ならば最後摂津富田まで引けますが、おそらくは時間とお金の無駄になるかと

しげおっち:
その記事は見た覚えがありますね。経由の切れた先は書いてくれなかったんですね。

投稿: くりりん | 2012/08/26 17:55

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