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六地蔵めぐりマラニック

120610_01この日はH氏主催の京都の六地蔵を巡るマラニックに参加した。六地蔵とは、京の街から各地への街道とつながる出入り口6ヶ所に設置されているお地蔵様のことだそうで、毎年8月22、23日の地蔵盆の日には各所で授けられる御札を集めて回るというイベントもなされているのだそうだ。

まずは京都駅を出発して、南へ向かう。既に梅雨入りしているが雨は降らず、曇っていてちょうど走りやすい天気だ。九条旧千本の辺りの小さな公園に、羅城門跡があった。かつての京のメインストリート、朱雀大路の南端に京の都の正面玄関として建てられた羅城門は、816年に倒壊し、一度は再建されるも980年に再び倒壊、以後再建されることはなかった。今ではごく地味な石碑がその跡地であることを示すのみである。

120610_02120610_03旧千本通りをさらに南下したところに、鳥羽地蔵こと浄禅寺がある。ここは大坂方面に向かう鳥羽街道(今でいうなら国道1号線)の上鳥羽口にあたる。地蔵堂の隣にはたくさんのお地蔵様の石像が並んでいた。

120610_04次は西寄りに進路を変えて、桂離宮の近くにある桂地蔵こと地蔵寺を訪れた。ここは山陰道(今の国道9号線)の丹波口にあたる。JR山陰線にも丹波口駅があるが場所は違っており、むしろ阪急の桂駅が最寄りである。寺の建物自体は大変新しく、最近立て直したばかりのようだ。境内には水琴窟があった。

120610_05桂川沿いを北上し、太秦方面へ向かう。このあたりは細かい道ばかりで、地図を見てもルートがよくわからないところだが、参加者に地元のMさんがいて、すいすいと道案内。そして住宅街のさなかに突然古墳が現れた。

蛇塚古墳という名のこの古墳は、府内でも最大級のものだそうだ。解説によれば前方後円墳とのことだが、周りを囲う前方も後円も既に住宅街に変わってしまい、中心にあった石室だけがむき出しの状態で存在している。

120610_06嵐電の常盤駅近くにある常盤地蔵こと源光寺に着いた。ここは周山街道(国道なら162号線、京北方面)の清蔵口にあたる。この寺は黒く塗られたお堂となっており、しかも「唯一全国地蔵尊霊場会総合本部」と仰々しい肩書きが何とも微妙なへたうま字体で書かれていて、一種独特の雰囲気があった。

ここから太秦天神川駅まで走って、地下鉄東西線に乗って六地蔵まで一気にワープ。東西線の端から端まで乗る機会はそう滅多にないものだ。さすがに30分程はかかった。

120610_07六地蔵駅の近くにある大善寺に到着。この一帯の地名にもなっている六地蔵はまさにこの寺から由来している。ここは奈良街道(今の国道24号線)の伏見口にあたる。そして六地蔵の発祥自体もこの寺が最初である。寺に掲げてあった案内文をアーカイブ。
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大善寺

法雲山浄妙院と号する浄土宗の寺院で、「六地蔵」の名で知られている。
奈良時代以前の慶雲2年(705)に藤原鎌足の子、定慧によって創建されたと伝えられている。
地蔵堂(六角堂)に安置する地蔵菩薩立像(重要文化財)は、平安時代の初め、小野篁(おののたかむら)が、一度息絶えて冥土へ行き、生身の地蔵尊を拝して蘇った後、一木から刻んだ六体の地蔵の一つといわれている。当初、ここに六体の地蔵が祀られていたため、「六地蔵」の名が付いた。
その後、保元年間(1156-1159)に平清盛が西光法師に命じ、都に通じる主要街道の入口に、残り五体を分置したことから、これらの地蔵を巡拝する六地蔵巡りの風習が生まれた。地蔵が安置されている各寺で、毎年8月22・23日に授与される六種類のお札を玄関に吊すと、疫病退散・福徳招来にご利益があるといわれている。境内には、徳川二代将軍秀忠の娘・東福門院が安産祈願成就の礼として寄進した鐘楼がある。
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時間はお昼を回ったので、momoというショッピングセンター昼食。今度は山科川沿いをひたすら北上する。この道を走るのは初めてだったが、川沿いに舗装された歩行者・自転車専用道が整備されていてとても走りやすい。天気はこの頃からだんだん晴れて暑くなってきた。途中のスーパーマーケットでアイスをかじって休憩。

120610_08山科駅の南側、旧三条通の四ノ宮あたりに、山科地蔵こと徳林庵があった。ここは東海道(もちろん今なら国道1号線)の粟田口となる。重要街道の休憩ポイントということで井戸があり、人康親王と蝉丸禅師の供養塔もあった。

120610_09山科駅から再び地下鉄ワープで北大路駅へ、あえて目的地から行き過ぎているのだが、そこから鴨川河川敷を南下して出雲路橋までラストラン。最後の六地蔵ポイント、鞍馬口地蔵こと上善寺に到着した。ここは鞍馬街道(鯖街道にもつながっている)の鞍馬口となる。約28kmほどのマラニックが無事終了した。後はその名もまさに鞍馬口駅から地下鉄烏丸線に乗って振り出しの京都駅に戻った。

120610_10汗を流しに京都駅近くの銭湯を訪れた。京都駅八条口のすぐ南、新都ホテルの東側の新町通(南行き一方通行の狭い道)を下がったところに大正湯がある。ターミナル駅のこんな近くに銭湯があったとは。中はごく普通の銭湯。サウナに水風呂もあって、ラン後に十分使えそうだ。営業時間は15:30から23:00まで、水曜日定休。

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