紀州口熊野マラソン
初参加となる紀州口熊野マラソンで和歌山県上富田町を訪れた。前泊した白浜から公共交通機関でどうやってアプローチするかがネックだったのだが、いろいろ調べていると白浜の温泉街から白浜駅を経由して紀伊田辺駅へ向かう路線バスがうまい具合の時間にあったのでそれに乗っていった。会場の上富田町庁舎の目の前で降りることができ、車で行って遠くの駐車場に止めさせられるよりははるかに便利だ。
それにしてもマラソンバブルはこの地にも押し寄せているようで、出場者数は過去最多(といっても3000人とかそこらの規模だが)、そのせいか知らないが貴重品預かりが大渋滞になってしまい、スタートの召集に間に合うかどうかギリギリになってしまった。今まではそのやり方で行けていたのだろうが、こんだけ増えたらやり方も改善が必要だろう。
さてレースの方は、まず天候には恵まれた。それまで連日寒波が来ていたが、この週末だけは寒さが緩んで太陽の日差し。後半からは曇ってきて少し寒かった。実に2年ぶりとなるフルマラソンだか、走り方は相変わらずサブスリーペースで行けるところまで。スタート直後は若干渋滞したが、やはり人数が知れているので、すぐに予定巡航速度をキープ。
中間点通過は1:27ほど。ちょうど女子先頭ランナーと抜きつ抜かれつ状態でモチベーションは維持できていたのだが、25kmあたりから周囲に置いていかれるようになる。おいでなすった、練習不足さんいらっしゃいである。巡航速度はキロ4:30をオーバーし、やがて5:00も超える。この時点でサブスリーは断念。3時間何分になるかの見通しもラップを刻む度に下方修正のオンパレード。一時は3時間10分オーバーも危惧されたが、最後でわずかに奮起して3時間07分25秒としょっぱいゴール。もはやサブスリーのやり方を忘れてしまったようだ。
ゴール後は足の裏に大きなマメをつくってしまい歩くのが辛い。相方のゴールを待ちつつ、会場にあった屋台でラーメンをいただく。口熊野ラーメンというものがあるのか。マラソン後にこの塩分がうまいこと。麺はとても黄色みが強く、鹹水が効いている感じだ。300円也。
帰りは会場から紀伊田辺駅まで無料のシャトルバスが出ているのだが、これまた参加者急増の影響か時間通りにバスが来ない。帰りの電車は予約済みなのでハラハラさせられた。事前に予約済みの切符を取り出すだけなのだが、紀伊田辺駅には自動発券機が置いておらず、他の切符を買う客と一緒に並んで待たされることに。これはJRのサービスが不足。
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