DEEPEST OSAKA
泉州国際マラソンの打ち上げは隔年で「遊郭オフ」と銘打って鯛よし百番で行われる。まずはその前に風呂に入りに行くが、これがまたあいりん地区内にあるという大変ディープな世界である。道すがらにある自動販売機は、何とペットボトルも含めて50円。勇気あるラン友が買っていたが、モノ自体は変ではない。しかし賞味期限を見ると残り2日しかなかった。この辺が安さのからくりだったのだなと納得。
新今宮から歩いてすぐぐらいの所にある銭湯「入船温泉」。まあ普通の銭湯である。といっても、利用客の中にごく普通に入れ墨をした兄ちゃん、爺ちゃんがいるのが普通かどうかはわからないが。水風呂もあるのでラン後のケアには十分事足りた。
そしていよいよ飛田新地の「鯛よし百番」へ向かう。途中、飛田新地内のまさにディープなところを通っていく。この辺は撮影禁止だそうなので、関心のある方は適宜ネットで確認いただければいいだろう。ちなみに今回通ったのは青春通りだったそうで、年齢は結構若かったらしい(謎爆)。
鯛よし百番は、かつては本物の遊郭だったが、戦後は形式上ではなく実際に料亭として営業されている。完全予約制とかなり利用するには大変だそうだが。それで、建物自体が文化財に登録されている。というわけでこれは撮影OK。
店内も趣のある装飾が残されている。陽明門があり、眠り猫までいるという芸の細かさ。ちなみに料理自体はお造りに点心に鍋料理と飲み放題で約5000円弱とごく良心的な値段である。宴会解散後、もちろんまっすぐ帰宅したのは言うまでもない。
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コメント
鯛よし百番!おぉ!うらやましい。ぐるなびにも掲載されていて、確かに値段も許容範囲。ぜひ一度ご一緒したいものです。で、宴会の後は、、、、
因みに、京都の銭湯では背中の綺麗なお兄さんは普通にいましたよ。舎弟?的な若い人と一緒の二人組には、上下関係の厳しさを垣間見させてくれました。
投稿: トリック | 2012/02/22 12:42
コメントどうも。鯛よし百番は、必ず予約をせねばならず、また人数の変更も一切できないという融通の利かない不便さがあるそうですが、それでもかなりの人気だそうで。
背中の綺麗な方々ですが、中には風呂上がりにオムツを穿いている爺ちゃんもいたそうで、歳を取ると何かと大変だわ。
投稿: くりりん | 2012/02/23 00:02