« くまもと紀行(鉄道編) | トップページ | 博多ぶらりグルメ »

博多ぶらり歩き

120115_01旅行2日目は福岡近辺での自由行動。福岡は何度か来たことがあるので、ここは単独行動で主に社寺を歩いて回ることにした。参考にしたのは「博多・天神まち歩きマップ」。ツアー参加時に最初からもらっていたものだが、観光案内所など各所でも無料配布されているそうだ。以下あまりにもたくさん回ったので単なる羅列になってしまったが、記録として残しておく。

まず博多駅から向かったのは「九州鉄道発祥の地」の碑。SLの動輪が置かれている。最初に出来た博多駅は、今とは違ってこの出来町公園のところにあったのだそうだ。碑そのものよりも、この公園にたくさん住まわれているホームレスの方々のブルーテントが印象的だった。

120115_02次に向かったのは若八幡宮。厄除けで慕われているようなのだが、神社から並ぶたくさんの行列にびっくり。どうやら厄除けの祈祷を受けるための順番待ちのようだ。敷地を出て優に100m以上は行列が出来ていた。お参りだけならこんなに並ばなくてもよい。

120115_03禅宗の寺、承天寺。一般拝観は受けていない。通用門を入ったところに饅頭発祥の地の碑があった。ほかにもうどん、そば、山笠の発祥の地でもあるそうだ。

120115_04これまた禅宗の聖福寺。栄西が創建した日本で最初の禅寺で、境内の庭は国の史跡だそうだ。

120115_05真言宗の寺、東長寺。左手に立派な五重塔が建っているが、これはごく最近に建てられたものだそうだ。

120115_06龍宮寺。とても小さい寺だが、人魚の骨がまつられているそうだ。

120115_07博多町家ふるさと館。博多の主に江戸期以降の暮らしを展示している資料館である。入場料200円。ボランティアガイドのおじさんの話では、博多の町と福岡の町はそれぞれ商人の町、武士の町としてもともとは別に出来てきたものだそうだ。今でこそ行政区分では福岡市となっているが、かつてはここの市名を福岡にするか博多にするかで激しく争ったのだとか。結局1票差で福岡市という名前になったそうだ。というわけで、今回の記事名は博多に敬意を表してそちらを使わせていただく。

山笠やどんたくに関する展示もあった。やはり人の集まる町には何かのソウルフルな祭りがあるものだ。

120115_08すぐ近くにあるのが櫛田神社。ここが博多祇園山笠の追い山スタート地点なのだそうだ。しかし、山笠は一度も見たことがないな。

120115_09動いてはいないが、境内に山笠が飾られていた。かなり縦に細長い山車である。

120115_10街中を歩いていると煉瓦造りの建物を発見。福岡市赤煉瓦文化館だそうだ。

120115_11これも街中にぽつんと現れる神社。水鏡天満宮といって、菅原道真がまつられている。この神社こそ、この周辺地域が「天神」と呼ばれるようになった由来だそうだ。

120115_12公園の中に建っているのは旧福岡県公会堂貴賓館。中にも入れるようだが(有料240円)、今回は外から眺めるのみ。

120115_13これまた市街地中心部のビルに囲まれた中に、広い敷地で神社の境内がある。警固(けご)神社という。

120115_14天神から博多駅方面へ戻る道すがら、キャナルシティ博多の近くにある灯籠。かつて商人が自力で建てたのだそうだ。

と以上のように散々歩き通した。ラーメンももちろんいただいたがそれは別項にて。まだ書き終えられん。

|

« くまもと紀行(鉄道編) | トップページ | 博多ぶらりグルメ »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 博多ぶらり歩き:

« くまもと紀行(鉄道編) | トップページ | 博多ぶらりグルメ »