皆既月食2011
2011年12月10日から翌日にかけて、皆既月食が見られた。天体ショーをネタにするのも2009年7月の部分日食以来だ。観測できる地域が限定される日食とは違って、月食はそのときに月が見える地域であればどこでも見られる。この日の日本では太平洋地域では結構晴れたようだ。ここ大阪でもばっちり見えた。しかし、画像で残すのはとても難しい。普通に携帯で撮ったのでは小さすぎてわからず、双眼鏡の接眼部に携帯をくっつけるというサーカスのような撮り方でようやくこの程度。シャッタースピードが遅いからどうしてもブレてしまう。
深夜前に皆既になった。日食と違い、皆既でも真っ黒にはならない。これは、完全に地球の陰に入っても、地球に大気があるため、そこを屈折して月に届く光があるためだ。おそらく、皆既状態の月面から地球方向をみたら、太陽を覆い隠して真っ暗にはなっているものの、縁の部分だけがうっすら赤い夕焼けのように光る地球が見えていることだろう。冬の月は空の高いところにあるから、見る体勢がつらい。今度はデジカメの最大望遠で撮ってみた。
しかし、そんな苦労をせずともネットでもライブ中継をしているので、記録に残すとすればその時の映像をクリップしてしまった方がよほどきれいだ。双眼鏡で見たときのイメージもこれに近い。
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