福島県・郡山へ
お盆まっただ中のこの時期に大阪空港へ。ただし帰省ではなく翌日からの仕事のためである。さすがにこの日の空港はだいぶ混雑しており、手荷物預けの受け付けや保安検査はかなり行列して待たされた。
大阪-福島というマイナーな路線ゆえ、機材は小さいボンバルディアCRJ。以前に大阪-大分で乗ったことがある。お盆にもかかわらず満席ではなかった。50分ほどで福島空港に到着。空港リムジンバスの発車がすぐだったので福島空港の中は何も見ず素通り。空港から郡山駅前まで40分ほど。
バスを降りてから、宿泊予定のホテルについてから重大なトラブルに気がついた。ポケットに入れていた携帯電話がないのだ。バス乗り場、荷物をちょっと入れ替えた駅のコンコース、ホテルに預けた荷物自体も探してみたが見当たらない。公衆電話から携帯に電話をかけると、つながるが留守番電話となって誰も出ない。
一番可能性のある、空港リムジンバスの座席に忘れたというケースを考えて、駅前のバス案内所で尋ねてみたところ、どんな携帯かと聞かれたので、黒のドコモだと答えると、これですかと出されたのはまさに自分の携帯であった。いやあ、助かった。普段はもちろんだが、こうした出張の際に携帯がないと、窒息しているも同然のような不便、不安を感じる。それぐらいに携帯に依存した生活になってしまっているということを改めて痛感した。
さて一件落着して昼もだいぶ過ぎていたので昼食を取る。近くにラーメン店があったので入ってみた。詳細は別項にて。そのあとは、若干駅からは離れているが天然温泉のスーパー銭湯があるのでそこまで行ってひとっ風呂。これも詳細は別項にて記述。
晩御飯は、あえて外食で散在して地元経済の売上に貢献しようということで、「旬膳 くしぜん」という居酒屋を訪れた。串カツが主力の店のようなので、特製味噌ダレの串カツをいただくと、これがすこぶるうまい。酒もすごい数の焼酎、日本酒、リキュールが取りそろえられている。
ただ、震災の影響も影を落としており、食材については主に県外産、県内産でも原発から遠く離れており安全と確認されたもののみ使用している、とメニューに断り書きがしてあった。こちらではどうすることもできないので、せめてもの景気づけに、おかわりの酒は郡山産の日本酒「笹の川・辛口」をいただいた。これまたすっきり辛口でうまかった。
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