まぜそば 凜々亭
まだまだネタが尽きないので郡山駅前のラーメン行脚を続ける。アーケードの中に開店祝いの花輪が掲げられたラーメン店があった。ほんの数日前にオープンしたばかりの「まぜそば 凜々亭」という名前。後から調べたところでは、どうやら以前同じ場所に「味噌蔵めん吉」という店があったのではなかろうか。
オープンしたばかりということで店内はとてもきれいである。カウンター席が10数席、厨房では男性店員2名ほどで調理にあたっていた。和を意識したインテリアで、店内に流れる曲も太鼓や三味線など和風のものばかりである。先に食券を買う形式になっていて、何列かあるボタンのうち最上列のメニューを選ぶ。並、大、特とあり並と大は同じ値段だったので大を選択。麺の種類がストレートと縮れが選べるとのことで縮れ麺を選択。
カウンターから調理の様子を見ていると、容器に何種類かあるタレを入れていき、そこへ茹であがった麺をいれて混ぜる。これが「まぜそば」と名づけられたものだそうで、スープというよりタレを絡めていただくのである。隣に小鉢が置かれるがこれはつけだれではなくお口直しのスープとのこと。したがってつけ麺でもない。
味付けは魚介のダシが効いておりまさに和風である。麺は極太の縮れ麺、よく見ると細かい茶色の粒々があるので、全粒粉を使っているのだろう。コシがある硬めの茹であがりで食べ応えがある。ただこの食感、ラーメンでもつけ麺でもなく何だろう思ったら、パスタに似ていることに気付いた。いわばスパゲティボンゴレをラーメン風にしたらこんな感じであろう。
さらに、店のおすすめとして、3分の1ぐらい食べたところで、酢とラー油を入れて混ぜ、味の変化を楽しんでもらいたいとのこと。やってみたら、ボンゴレビアンコからペペロンチーノに変化した。これはやはりパスタラーメンとでも呼ぶべきだろうか。斬新でいいアイデアだ。ただしトッピングのチャーシューはちょっとパサパサしておりいまいちなのが惜しい。
まぜそば(大) 700円
郡山本店とあるが今のところ他に系列店はなく、ここ郡山で始めて拡げていくつもりらしい。さて郡山発祥の新名物となるか、今後のお手並み拝見。
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